OJT担当者として必要な資質を確認する
(2026年7月16日 天白公園の青々としたエゴノキの実です)
多くの組織で定着している指導方法OJT。
OJTは新入社員や若手社員を対象に仕事を通じて必要な知識や技術を教える手法です。
どちらの企業でも浸透していると推察しますが、おざなりになっている部分もあるかもしれません。
今日は、OJTを指導する側の人たちを対象としたOJTの基本を確認するセルフチェックをご紹介します。
■ OJTとは(おさらい)
OJTとは「On-the-Job Training」の略。
日常の仕事を通じて必要な知識・技術・技能・態度などを意図的・計画的に指導する手法です。
一般的に対象は新入社員や若手の新人社員とされ、OJT指導者(OJTを指導する人)は
若手の先輩社員とされています。
OJTを実施することは、OJT対象者やOJT指導者はもちろん、
チームにとっても様々なメリットがあります。(OJTの詳細は後日)
■ OJT指導者セルフチェック
今の自分に当てはまると思われる項目にチェックをつけてください。
1.会社の理念・方針などの理解
( )1. 会社の理念や方針を理解している。
( )2.会社の理念や方針を自分の言葉で語ることができる
( )3.会社の歴史やビジョン、ミッションを部下・後輩に説明できる
( )4.自部署のミッションや役割を理解し、部下・後輩に説明できる
( )5.会社や自部署の目標や行動方針を部下・後輩に説明できる
2.リーダーシップ
( )1. 仕事に対する熱意・情熱は誰にも負けないと自負している
( )2. 情報を整理して限られた時間で最適な決定を行う決断力がある
( )3.必要に応じて関係者を巻き込むことができる
( )4. 緊急事態に直面しても、冷静さを失わずに対応できる
( )5. 常に自分が手本となるように心がけている
3.人材育成
( )1. 人材育成やOJTの意義を理解している
( )2. 計画に照らして評価し、改善を指導している
( )3. 部下・後輩に対し、やるべきこと・やってほしいことを5W1Hを使って伝えている
( )4. 仕事を任せても任せっぱなしにはせず、進捗状況を随時報告させている
( )5. 仕事の成果やプロセスのふりかえりを行うよう促している
4.コミュニケーション
( )1. 自分から挨拶したり、率先して声掛けをしている
( )2.部下・後輩を承認することに努めている
( )3.部下・後輩の、仕事に対する考え方や価値観を理解している
( )4、相手の話は最後まで傾聴するようにしている
( )5.必要に応じて、適切に叱ることができる
( )自身の中にある答えに気づかせる働きかけをしている
5.執務態度
( )1.就業規則やコンプライアンスを理解し守っている
( )2.社会人として必要なルール、マナーを守っている
( )3.好き嫌いや気分で仕事をしたり、他者に接してはいない
( )4.誠実に仕事に取組み、周りの人にも誠実な態度で接している
( )5.結果に謙虚に向き合い、約束を守る姿勢がある
6.OJT体制
( )1. OJT計画策定では、目標項目・達成水準・期限・方法を明確にしている
( )2. 上長にOJTの状況を逐次報告している
( )3. 部署・チームも巻き込み、多くの人が育成に携わる機会を設けている
( )4. 次年度のOJT計画策定に向け、引継ぎができる準備を整えている
( )5. PDCAサイクルによるOJTを実践している
■ 設問「OJT指導者セルフチェックを終えて」
1.特に自分ができている項目はどれですか?その理由は
2.できていないと思われる項目はどれですか?その理由は?
3.このチェックを終えて気づいたことはなんですか?
4.改善点はなんでしょう?
5.明日から取り組むことはなんでしょう?
■ おわりに
いかがでしたか?
少々細かい内容もありますが、OJT指導者として必要な項目といえます。
自部門の状況に合わせて取捨選択したり、変更したりしてもいいでしょう。
なお、チェックだけに留まらず「設問」に回答することをお勧めします。
より具体的な気づきにつながります。
チーム内などで他者と共有してもいいでしょう。
他者の見解は大いに参考になります。
また、いつも言っていますがこうしたセルフチェックは定期的に実践することもお勧めです。
