2022年11月16日

アマゾ削減1万人削減


昨日(11月15日)の日経新聞、夕刊。

一面の端に、「アマゾン、1万人削減」との記事がありました。

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先日の、イーロン・マスク新社長による、Twitter社の人員削減に続き、
米国の大手IT企業の人員削減報道。

今朝の、「羽鳥慎一モーニングショー」によると、
経済学者として有名な「入山章栄(いりやま あきえ)先生」は、
・・・かいつまんでいうと
来年は米国は不況に見舞われるとの予想から、早めに手を打った、
とのこと。

まあ、好況なら採用を増やし、不況なら首を切るといった
米国の大胆な経営手法は、日本では考えられないこと。

でもそれが「米国のダイナミズムのもとである」と
入山先生は指摘していました。

そうなんでしょうねえ。

それにしても、ほんと将来が、明日が、分からない時代です。

環境、状況に対応して、生きていかなければなりませんね・・・



日本の経済学者。早稲田大学大学院経営管理研究科教授。

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2022年11月15日

断酒ではなく減酒作戦


断酒ではなく減酒


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コロナ禍も第8波に突入した模様。

そんな訳で最近は、11月に忘年会を開く人も多いとか。
年末年始は、お酒を飲む機会も増えまからすね。

まあ、酒飲みは、年中飲んでいますが・・・あたしみたいに・・・

先日、そんな私も危惧している「アルコール依存症」について、
新たな見解が日経新聞(11月12日)に掲載されていました。

いわく「断酒ではなく減酒」だそうです。

記事には、
「新型コロナウイルス禍でリモートワークへの移行が進み、
家庭で飲む酒の量が増えた人は少なくない。
健康のためにコントロールするにはどうしたらいいのか。
ヒントは新たなアルコール依存症治療の取り組みである『減酒』治療にあった」
とあります。

そうなんです、外で飲む会が減った分、家飲みが多くなっているのです。
困ったものです。

記事は続きます。
「お酒の量を減らしたい思う理由は人それぞれ。
『朝から充実した時間を持ちたい』という前向きな人もいれば
「酒が残って午前中の会議が辛い」という少し深刻な悩みを持つ人もいる。

最近では飲酒と健康との関係も詳しく解明されている。
佐賀県医療センター好生館(佐賀市)精神科の角南隆史医長は
「酒は百薬の長といわれてきたが、
アルコールは少なくても飲む量に応じて心臓血管障害などのリスクを高める」
と指摘する。


■ 飲み過ぎサイン

「厚生労働省が示す適正な1日の飲酒量は純アルコール量で20グラム程度まで。
60グラム以上は多量飲酒者となるが
『一人ではなかなか酒量を減らせない』という人は少なくない」

ということで、記事には「飲み過ぎ(依存症予備軍)サイン」が掲載されています。

・帰宅後はまず冷蔵庫を開けてビール
 ・・・これ、ほとんどの人が当てはまるのでは?
・5年前と比較して酒量が増えた
・イライラすると飲みたくなる
・友人との「飲み会」だとつい飲み過ぎてしまう
・昨夜どれくらい飲んだか思い出せないことがある
・医者に「お酒を控えめに」といわれても聞き流してしまう
・職場健診の飲酒問題を評価するテスト(AUDIT)で10点以上

◆参考 量の目安
・20g程度までが適正量
・40g以上で生活習慣病リスクが高まる
・60g以上は多量飲酒(一日純アルコール感染)

いかがでしたか?
あたしは、正直、ほとんど当てはまっています・・・トホホ

ということで、記事にはアルコール依存症治療の変化があるというのです。
かつては「断酒」で全く飲まないことを強く求めたのですが、
新たな治療は「少しでも減らせば心身によい効果が得られる」という
「減酒」が提案されているそうな。

記事にはそのコツも掲載されています。


■ 無理なく酒量を減らすコツ

1.飲む前には
・お酒の買い置きをしない
・ビールは1日分だけ冷蔵庫に
・ノンアル、微アル飲料を試してみる
・午後6時までは絶対飲まない
・家族に「酒を減らすぞ」宣言をする

2.飲むときは
・グラスは一口飲んだらテーブルに置く
・つまみや料理は早めに食べる
・飲む前にチェイサーやノンアル飲料を
・ワインなどを味わって

・・・できますか? できていますか?


■ 減酒のメリットを確認し好循環をはかる

記事には減酒によるメリットもありました。
1.まずは自分の酒量を正確に知る
2.目標を決め、毎日酒量を記録する
3.減酒のメリットを確認して好循環を図る

@まず少しずつでも酒量を減らす
➁減酒による体の変化を感じる
・よく眠れる
・頭がスッキリする
・仕事の能率がアップする
・充実した休日が過ごせる
・疲れやだるさを感じにくい
・お金に余裕がでる


■ まとめ

記事には、まずは減酒日記で毎日の飲酒量を純アルコール量(グラム)で記録し、
自分の問題点を意識することが第一歩としています。
スマートフォンのアプリでも簡単に記録できるそうです。

サクラの樹クリニック秋葉原の倉持院長は
「酒量を少し減らすだけで、頭がスッキリした、よく眠れるなど体に変化が表れる」
と指摘。
自覚することで減酒のモチベーションがさらに高まるといった好循環をもたらすという。

記事の最後には
「飲酒量を自分でコントロールする習慣を身につければ、
その先にはより快適な生活が待っている」と締めくくられています。


■ おわりに

断酒、減酒は、あたしにとっては、今や永遠のテーマ。
まあ、今年に入って酒量も増えていますが、ときには二日酔いで断酒の日も。
でも、疲れを感じるとついイッパイ。
暑くて汗をかいたら、ついイッパイ。
がんばったあとは、自分にごほうびのついイッパイ。

それでもいまのところ、肝機能の数値は平常です。
ま、他の臓器に影響がでているかもしれませんが。

ときどき、このような記事を目にして、自分を戒めることも必要ですなあ・・・。
と言いながら、ついイッパイ、なんてね。


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2022年10月07日

今年の新入社員の理想の上司?


今どきの理想の上司は?


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10月に入りました。
今年の新入社員も、入社して6カ月あまり。

今年の新入社員はいかがでしょうか?
扱いやすい?扱いにくい?

先日(9月24日)の中日新聞夕刊に、
今春の新入社員に聞いた「理想の上司」が掲載されていました。

日本能率協会が、
同会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に実施した
「新入社員意識調査」(有効回答数545人)の結果です。

それによると、今年の新入社員の理想の上司(3つまで選択)のベスト3は
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」・・・71.7%
2位「言動が一致している」・・・36.7%
3位「ねぎらいを忘れない」・・・29.4%


・・・ダントツ「仕事について丁寧な指導」が求められているのですねえ。

ちなみに、2012年の同調査結果では、
この「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」は52.4%で、
この10年間で大幅アップしたようです。

一方、「叱ってくれる」は2012年に33.7%だったのが、
今年は17.6%の大幅減です。

・・・やっぱり、ほめられたいのかな?
というか、叱られたり、注意されたりすることが苦手な若者が
ふえているのかも。

同様に
2012年「結果に情熱を持っている」は34.1%だったのに対して、
今年はたった9.5%。

・・・なんだか、冷めてますねえ。

また、「抵抗がある業務」という質問については、
「指示があいまいなまま、とりあえず作業する」が、
「どちらかと言えば」を含め82.7%に達したようです。

・・・確認や質問、しないのですねえ。できないかあ・・・。

ほかにも、抵抗がある業務として挙げられたのが
「知らない人や取引さきに電話をかける」も63.9%。

・・・知らない人への接触は苦手なんですね。

最後に、日本能率協会の担当者の言葉がありました。
「新入社員が分厚い対応を求める傾向が顕著に出た。
企業も個性を受け容れ指導していく必要がある」。

う〜〜ん。

なんか、年々、
気を遣って新入社員に対応しなければならない時代になっているのでしょうか?



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2022年09月29日

理不尽な一方的併合


理不尽な戦争


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今日(9月29日)の日経新聞の一面。

「ロシア、『併合』強行へ」

まったく。
まったくもって理不尽なお話です。

新ロ派勢力が実施したウクライナ南東部の「住民投票」。
これも、また、理不尽な住民投票。

その結果、「賛成」が多数だったと。
これも、理不尽な結果です。

ウクライナ南東部には、親ロシア派が多いといいます。
だから、きっと以前から、ロシアになりたいと思っていた人も多いのでしょうね。

そもそも、ロシアが一方的にウクライナ侵攻をしたことが、
超理不尽なことです。

その極み。
一番、理不尽だと思うのが、
ロシアに併合された州のウクライナの人たちが、
ロシア人としてウクライナと戦争をしなければならない・・・。

なんと理不尽な。


世の中、理不尽なこと、多いのですが。
その極みが、共産国家の所業でしょう。
でもそれらの国と仕事をしていかなければならない。
仕事をすることが有利でもある。

ああ〜〜。

本当に、併合された州の人たちはウクライナと闘うことになるのでしょうか。

早く、一刻も早く治まってほしいと、望むばかりです。



posted by suzumura at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2022年09月28日

新入社員にとって理想の上司とは?


今どきの理想の上司は?


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今年の新入社員が配属された職場もあるでしょう。
研修期間を経て6か月間。中には、3か月という職場もあるでしょう。
今年の新入社員はいかがでしょうか?
扱いやすい? 扱いにくい?

先日(9月24日)の中日新聞夕刊に、
今春の新入社員に聞いた「理想の上司」が掲載されていました。

日本能率協会が同会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に実施した
「新入社員意識調査」(有効回答数545人)の結果です。

それによると、今年の新入社員の理想の上司(3つまで選択)のベスト3は
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」・・・71.7%
2位「言動が一致してる」・・・36.7%
3位「ねぎらいを忘れない」・・・29.4%


・・・ダントツ!!「丁寧な指導」が求められているのですねえ。

ちなみに、2012年の同調査結果では、
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」が52.4%ということで
この10年間で大幅アップしたようです。

一方、「叱ってくれる」は2012年に33.7%だったのが、
今年は17.6%の大幅減です。

同様に2012年「結果に情熱を持っている」は34.1%だったのに対して、
今年はたった9.5%。

また、「抵抗がある業務」については、
「指示があいまいなまま、とりあえず作業する」が「どちらかと言えば」を含め
82.7%に達したようです。
・・・確認や質問、しないのですねえ。できないかあ・・・。

ほかにも、
抵抗がある業務として挙げられたのが
「知らない人や取引さきに電話をかける」も63.9%。
・・・知らない人への接触は苦手なんですね。

最後に、日本能率協会の担当者の言葉も載っていました。
「新入社員が分厚い対応を求める傾向が顕著に出た。
企業も個性を受け容れ指導していく必要がある」。

う〜〜ん。
なんか、年々、気を遣って新入社員に対応しなければならない時代になっているのでしょうか?

どうします?

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2022年07月27日

採用の決め手?


日経新聞「中小企業は『相性』を決め手に」

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私は、中堅企業での研修講師も担当しています。
それぞれの研修担当課長は、採用担当課長も兼任していて、
離職について頭を悩ませているご様子。

すると、昨日(7月26日)、日経新聞に興味深い記事を見つけました。

「就活のリアル」
雇用ジャーナリスト「海老原嗣生」さんの記事です。
(就活のリアルは、最新の採用、就活情報が掲載されているので、
 とても参考にしています)


■ 中小企業の離職率の現状と対策

かつまんでいうと。
・中小企業の離職率は大手よりも高い。
・理由は、社風や会社の方針と「合っていない」学生を採用してしまい、
 その後、社内でも上司や配属地域、担当する商品などを変更して調整する余裕がないため
 ではないか。

そこで、海老原氏は
・採用の決め手を企業と学生の「相性」とする。
・使える指標として「会社に定着するための5つの軸」をお薦めしたい。
(約20年前にリクルートが第二新卒者の調査から導き出したもの)
として、指標を紹介しています。


■ 面接時に使える「会社に定着するための5つの軸」

@周囲との関係については「競争型か協調型か」
A発想の方向性は「斬新か伝統重視か」
B意思決定要因は「情か理か」
C「行動系、思考系」どちらのタイプか。
Dスピード感は「粗いが速い、緻密だが遅い」か。

ちなみに、海老原氏は、
通常の面接は「行動観察型=応募者が過去に経験した出来事を細かく分析しながら、
人物像を把握していくというもの」。

一方提唱するのが「状況設定型」。
これは、企業が聞きたい要素を含むような状況設定をして、
それを二択の選択肢で応募者に選ばせるというもの。

それぞれを見極めるような事例を伝え、
連続質問で確認していくという流れのようです。
・・・詳細は、日経新聞のネット記事をご覧あれ。

もちろん、採用側の会社自体が、どちらのタイプかを確定しておく必要はあります。
さらに、事業によって異なる場合もあるので、ここは要注意ですね。

海老原氏はさらに
「学生も企業も『給与』や『偏差値』などのスペックではなく、
この5つの軸が合っているかどうか、面接で調べあってほしいのだ。
これで相当、『こんなはずじゃなかった』という離職は防げるだろう」
と続けています。


■ おわりに

確かに、学生さんと会社の相性って、ありますよね。

私の勤務していた会社を思い出してみると・・・。
私が長く勤務できたのも、相性が合っていたのかもしれません。

最後に海老原氏は
「こんな感じで、聞きたい話をズバリ聞き、連続質問で裏をとっていく。
慣れると、企業も学生もけっこう楽しく、それでいて人間性の把握も進む。
離職率を低下させるためにも、一度トライしてほしいところだ」
と結んでいます。


面白そうですね!

私が採用担当者なら、早速、時流に合った質問を考えると当時に、
自社分析や事業部分析をしてタイプを特定したうえで、
まずは部内で実験、質問し合って精度をあげる、でしょう。
使ってみたいなあ・・・。

ホント、相性って大切ですね。
中小企業の採用担当者様、ぜひご一読を。


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2022年03月24日

他人事ではない


まさに、日本も他人事ではない時代になりました。


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ウクライナのゼレンスキー大統領の演説。
車の中で聴いていました。

それぞれの国に合わせた内容。
有能なスピーチライターがいるのかしら?
そして、日本はどう見られているのか・・・?
イロイロな意見はありますが。

一方、ウクライナ、マリウポリの荒れ果てた映像。
心が痛みます。
ひどい、理不尽なことです。

すると、今度は北朝鮮の新型ICBM発射だとか。

先日の夜のTV報道番組で、
ゲストが「日本も他人事ではない」と言っていました。

日本も他人事ではない。

北朝鮮も、ロシアも、そして中国も、脅威ですね。

それにしても、「そもそもロシアは北方領土を返す気はない」。
本当にそうだと思いますねえ。

それにしてもそれにしても、ウクライナの国民は強いなあ。
死を覚悟して自国を守ろうとしてる。
日本ならどうだろうか?
できる支援策は?
先日、スーパー「ピアゴ平針」で募金しました。


今後、どうなるか?
コロナ禍を含め、
まさしく世界を取り巻く価値基準がガラガラを壊れていく
2020年代です。



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2022年01月25日

受診せず自宅療養容認


オミクロンパニック!?

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オミクロン株の感染拡大が止まりません。

芸能界にもすごく広がっているようで、
ネットでは「オミクロンパニック」なる言葉も登場しています。
たぶん、大勢の方が検査をするので、発見も多いのかもしれません。

ここ名古屋でも、
知人の知人も子供さんの保育園で感染が確認され、
子供さんが濃厚接触者になったとか。

それで、その知人の知人さんも、
濃厚接触者の濃厚接触者(わけわからん?)のため、
「出勤はしないように」とのお達しがあったようです。
つまり、完全リモートワーク。

それも2週間ぶっ続けか。「
仕事にならない」と、おっしゃっていたそうです。

報道では、昨日(1月24日)の月曜日からリモートワークが増えたとあります。

まあ、事業主としては、事業所内の感染拡大を防ぐために、
いたしかたない対策でしょうね。

そんな昨夜。

とうとう、厚生労働省の方針転換が発表されました。

「若年層、受診せず自宅療養も容認 コロナ、外来逼迫回避へ方針転換」

中日新聞によると
「後藤茂之厚生労働相は24日、
新型コロナウイルスの新変異株『オミクロン株』急拡大を受け、
若年層で症状が軽く重症化リスクが低い感染者は、
医療機関を受診しなくても自宅療養の開始を認める方針を発表した。

自身でウイルス検査を行い、結果を行政側に連絡する。

患者急増により外来医療の逼迫が想定される地域が対象で、
40歳未満で基礎疾患がなくワクチン2回接種済みの人らを想定
実際に運用するかは自治体が判断する」

名古屋市はどうするのかは、まだ発表されていないようです。
なんせ、昨日の夜9時過ぎの発表ですから。
たぶん、県や市の職員の方は、またまた徹夜で準備や会議をされていることでしょう。
これも大変です。
ずーーーっと、2年以上も続いていますから。

自宅療養となると、
その期間は、濃厚接触者の場合、
新型コロナウイルス感染症と接触のあった日の翌日から14日間の自宅待機が必要、
とされています。

ということは、14日分の食料とか家庭用品を備蓄しておかなければならない、
ということにもなります。
それを家族人数分か・・・

そもそも自宅療養で、自然に完治するものでしょうか?
不安でしかたがないでしょう。

記事には続いて、
「オミクロン株の特性に合わせた方針転換。
医療機関や保健所の負担を軽減するのが狙いだ。

検査結果は自宅療養者の健康観察を担う
自治体の健康フォローアップセンターなどが受ける」

保健所や健康フォローアップセンターの電話番号なども
チェックしておく必要ありますね。


一方、保育所の休園も最多のようです。

これも中日新聞によると
「名古屋市は24日時点で、臨時休園している保育施設が計138カ所に上った
と明らかにした」

また
「市は保護者に対し、家庭での保育が可能な場合には
登園自粛に協力してもらうよう求めた」
とあります。

休園、すごく多いですね。
ご近所にもあちこちに保育所があります。
そこはどうなのだろう?

しかも、その近くに高齢者施設や、高齢者用のサ高住もあります。
施設管理者も、戦々恐々としておられることでしょう。

今回のオミクロン株は、子供ちゃんたちを巻き込んでいるようです。

多くのお母さんが働いている今、大変です。
リモートワークが可能な職種ならいいのですが、そうもいかない。

昨日のTVでは、実際に家族感染した家族の大変な様子が
あちこちで報道されていました。


いずれにしても、
1月に入って「ああ治まったなあ」と思ったとたん、あっという間に感染拡大。

私自身も、予定していた研修が、
2件ともオンラインでできないかとの打診がありました。

オンライン研修は便利ですが、課題もあります。

講師の話を一方的に聞く、というセミナー形式ならいいのですが、
グループ討議や演習はなかなかうまくいかない。

ということで、
準備していた内容をオンライン向けに編集しなおすことにしています。


まさに「オミクロンパニック」な状態ですね。

なんとか乗り切りましょう!

そして、家族や自身が感染した場合や濃厚接触者になった場合のことも、
シミュレーションしておこう!!


posted by suzumura at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2021年09月28日

パナソニックの希望退職


パナソニック 希望退職
否が応でも転職は当たり前の時代?


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ちょこっとだけ前の記事ですが、
9月24日(土)の日経新聞に
「パナソニックの希望退職」がとりあげられていました。

記事によると
「パナソニックが9月末に実施する早期希望退職に、
1000人を超える応募があったことがわかった」そうな。

1000人か、多いですね。
なんでも「国内従業員数の1%以上に相当する」とか。

その理由は、
「(遅れていた)DX事業の推進を狙い、担い手となる人材の入れ替え」。

「これまでモノ売りを前提にビジネスをしてきた。
大きな変化について来られない人も出てくる」(幹部)との記事も。

ああ、「人材の入れ替え」、「大きな変化についてこられない人」か。

確かに、どの業界にも大きな変革の波が次々に押し寄せ、
それについて行けない社員、いますよね。

中には、自分はついて行けないとうすうす感じていた人もいるでしょう。
絶対いるよな。

それでも、「入れ替え」とは、ちょっと悲しい。
つまり、「もういらない」ってことですものね。
会社側のやむにやまれぬ理由もわかりますが。

対象は、「勤続10年以上の社員で60歳以上の再雇用社員も含む」
ああ、勤続10年以上ということは、新卒なら32歳からか。
彼らなら、超大手企業パナソニックでの経歴がものをいい、
若手ということから引く手あまたでしょう。
彼らにとってはキャリアチェンジ、キャリアアップの好機ですね。
自分が本当にやりたいことに挑戦することもできますよね。

一方、定年後の再雇用社員も含むとか。
もしかして「ついて来られない社員」「入れ替え」の一角かも。
それでも、パナソニックの名前と経験が生かせる企業も多いでしょう。

雇用の流動化がますます激しくなっています。
転職も当たり前。
働き方も、生き方もさまざま。
なんでもありの時代ですね。

ちなみに、
退職金は「通常の割増退職金に最大で基本給50か月分を上乗せ」。
私的に大まかに想像すると4千万円? すごいねえ。
住宅ローンにも子供の教育資金にも当てられますね。

いずれにしても、ウカウカしていられない時代です。

人生100年時代ということで、
働き続けなければならない時代とも言われています。

一般的に長く働き続けるための選択肢は、
1.今の会社でできるだけ長く働き続ける。
2.転職を重ねながら働きつづけていく。
3.個人で稼いでいく。
などが挙げられます。

でも今回のパナソニックの件を考えると、
現実的には、「今の会社でできるだけ長く働き続ける」ことは
難しいかもしれません。


そこで思い出すのが「プロティアン」田中研之輔著 日経BP社。

田中氏は本書で、現代のキャリア形成を3つの視点でとらえています。
・キャリアは組織に預けるものではなく、自分で育て、形成する
・キャリアは昇進などの結果でではなく、生涯と通じた全過程である
・キャリアは変化に応じて、自分で変えることができる。

田中氏はこれまでのキャリア論は、
「入社⇒課長⇒部長⇒引退」で一つの組織で昇進するための尺度だったとし。
現代の視点「プロティアン・キャリア論」では、
「キャリアの成否を決めるのは自分」であり、
「組織は個人の求める場を提供するもの」としています。

つまり、今の会社に長く働き続けるとしても、
転職を重ね続けるとしても、個人で稼いでいくとしても、
自分が責任をもって自主的にキャリアを形成する必要がある、
ということでしょう。

今回のパナソニックの希望退職についても、
募集がある前から、着々と新しいスキルや知識を身につける、
あるいは勉強会などで人脈を構築するなどして、
キャリアを積み重ねている人も多いのではないでしょうか。

リカレント(社会人の学び直し)と言う言葉も定着しつつあります。

自分のキャリアは、自分で育て形成するもの。
それが当たり前の時代です。
まさしく安定ではなく変化の時代。

大変な時代ではありますが、
自分なりにしっかりと働き甲斐を感じながら働き続けたいですね。

そんなことを改めて考える今日この頃です。

・・・研修内容もアップデートしなきゃ・・・


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2021年07月16日

「コロナ夏」在宅勤務のコツ



在宅勤務のコロナの夏、健康ですごそう!


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梅雨も、もうすぐ明ける模様。
特に今年は蒸し暑かったり、長雨、ゲリラ豪雨と、
変化の激しい梅雨が続いています。

やがて、暑い暑い夏がやってきます。

コロナ禍の今、
さらに出勤と在宅勤務が混ざり合い、夏バテもさらに重症化しそう。

そんな中、
日経新聞(2021年7月13日)に、参考になる記事がありました。

タイトルは「コロナ夏で体調を崩さず在宅勤務のコツ」です。


■ 在宅勤務「6つのポイント」

・出勤日と同じ時刻に自宅を出て散歩
・・・確かに、散歩は健康にとても有益。
しかも出勤日と同じ時間に出発すれば生活リズムが保たれますよね。
また「体内時計をリセットする効果がある日光を浴びる」とあり、
一石二鳥ですね。

・昼食で自律神経の疲れを抑える「イミダペプチド」を摂取
・・・イミダペプチドは、鶏の胸肉やかつおだしに含まれているとのこと。
「サラダチキン」が推奨されています。
サラダチキンはダイエットにも適していて味付けも美味しく、アレンジも抱負。
イロイロ試したいですね。

・エアコンの冷気で集中力アップ
記事には「エアコンのユニークな使い方」が紹介されています。
「疲れた脳を冷気でリフレッシュできる方法で、
30分に1回くらいの頻度でエアコンのすぐ下に立ち、
送風口から出てくる冷気を鼻から吸う」。

効果は
「疲労の抑制と集中力の向上につながる」のだそう。
・・・しかし、エアコンの送風口から出てくる冷気って、清潔なんだろうか???なんてね

また
「夏の在宅勤務では暑くてもむやみにエアコンの設定温度を下げず、
扇風機などを使ってエアコンの冷気を循環させる工夫をしたい」
ともありました。
・・・我が家には扇風機がありません。
この際、買った方がいいのかいな。

・午後の早い時間帯に、座った姿勢で20〜30分の昼寝
記事には
「仕事中の昼寝は座ったままで机に伏せたり、
椅子の背もたれを倒したりするのが基本。
首の交感神経がほどよく刺激され、気持ちよく20〜30分の仮眠がとれる」
とあります。

・・・確かに、短時間のお昼寝はずいぶん昔から、その効果が謳われています。
ちなみに私も、昨日の午後ちょっと眠くなったので、
「だったら昼寝しよう」とウトウトしたら、シャキッとなりました。
やはり10分〜20分程度のお昼寝は効果的のようです。
ぜひ、お試しを。

・1日3〜4杯のコーヒー
記事には
「昼寝の前にコーヒー、紅茶などカフェインが含まれるものを飲むと
30分ほどで覚醒効果が表れて楽に目覚めることができる。
コーヒーには自律神経を整える働きもあるとされる」
とあります。
・・・コーヒーっていいですね。でも飲み過ぎにはご注意を。

・飲酒は就寝3時間前までに
記事には
「通勤時間がないのが在宅勤務の大きなメリットだが、
酒量が増えやすいのが落とし穴だ。
晩酌をするならキュウリやトマトなど水分の多いものをおつまみにしたり、
お酒の前に水を飲んだりすると二日酔いになりにくい。
質のよい睡眠をとるためアルコール類は就寝3時間前までに切り上げたい」
・・・夕食時の晩酌以後は飲まないってことですね。お酒もほどほどに。


■ おわりに

すでに「夏バテ」を感じている人もいるかも。
私も最近そんな感じです。

暑い夏の出勤も大変で疲れますが、メリハリもあります。
一方、自宅にこもっていると生活も乱れ、息が詰まる感じも。
さらに出勤と在宅の混合の会社勤務は、ストレスも溜まります。

そこで、イロイロ工夫して、リフレッシュすることが必要。
自分に合ったリフレッシュ方法で、この夏とコロナと乗り越えたいですね。


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2021年05月31日

さすがトヨタ!


トヨタ生産方式で(ワクチン接種)協力
危機時にトヨタさんは強い!


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昨日(5月30日)、豊田市でもコロナワクチンの集団接種が始まり、
トヨタスタジアムなどでの接種風景がTVで放映されていました。

各地でワクチンの集団接種が進み、
試行錯誤しながら定着化していくのでしょうね。

そんな、今朝の中日新聞の一面。
「豊田市モデル」接種加速
「トヨタ生産方式」で協力


ああ、集団が動いて目標達成するときには、トヨタ生産方式が有効でしたね!

記事には
「トヨタ自動車などの民間企業が、
会場設営や物品輸送に協力する新たな枠組みでの
新型コロナウイルスワクチンの集団接種が三十日、愛知県豊田市で始まった。

(中略)

国内のワクチン接種に民間企業が関わる例では、
会場提供や産業医派遣など部分的な協力はあるが、
仕組みづくりから現場の運営に人員を投入して手がけるのは全国的にも珍しい。

豊田市は(中略)会場確保が難しい地区を中心に、トヨタに協力を要請した。

トヨタは、市南部にある工場の厚生施設など、四つの会場を提供。

さらに、「トヨタ生産方式(TPS)」として知られる
人や物がスムーズに流れる工場運営やものづくり力を生かし、
来場者の滞留が起きにくい会場レイアウトや案内板づくりも担った。

産業医や看護師だけでなく、会場の運営要員や通訳も含め、
十二月までに延べ五千人を無償で派遣する。一日に最大三千人が接種できる」。

やることがデカい!!

また
「マイナス六〇度以下での保管が必要な米ファイザー社製ワクチン輸送は、
ヤマト運輸が担う」。

これらを「豊田市モデル」としているようです。
「自治体や医療従事者の負担を大幅に軽減できる独自の
『豊田市モデル』として発信し、接種を促進する狙い」


どうもワクチン確保のめどはついたようで、そんな報道もあります。

あとは、場所と注射をする人材の確保ですね。


トヨタ自動車は、これまでも、事故であれ、自然災害であれ、
外国での様々な問題であれ、
危機的状況が発生した場合専門部隊を編成し、素早く対応してきました。
カイゼンを重ねて乗り越え、その経験を次に生かすトヨタ自動車。

まったくスバラシイ世界一の企業です。

ワクチンの集団接種の話があったときから、
すでに準備を始めていたかもしれません。
水面下で。

「出番だ」という匂いを感じ「何ができるか」を考え始めていた
気の利く社員もいたでしょうね。


今回のコロナ禍、
企業では未曾有の危機の中で様々なカイゼンをされていることでしょう。

それが企業の競争力強化につながる。

ワクチンも確保されたようですし(報道あり)、
日本企業の底力を発揮するのは、これからだ!

なんて思っちゃうのですが。

私自身のワクチン接種は、どうなるか?



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2021年05月20日

今日の新聞


今日の新聞
嬉しいお話やら、情けないお話やら


今日は、朝から、いや昨日の夕方から(たぶん日本国中が)
祝福に包まれています。

ガッキーと源さんのご結婚!
おめでとうございます!

共演ドラマ、「逃げ恥」は、大好きなTVドラマの一つでした。
面白かったです。

いいカップルですねえ。
ほっとします。
・・・綾瀬はるかさん、どうなんでしょうねえ?

あるいは、米国の「大谷選手」。
昨日もスバラシイ!!
まさに日本の誇り!です!!


一方で、情けないお話も。

リコール運動における偽造署名問題。

なんと、家族ぐるみで。
なんらかの理由があったのでしょうが、
愛知県民としては情けないお話です。

相撲界では、キャバクラか。
イケメンなどと、もてはやされていましたが。
どうなんでしょう。


今日のTV番組では、なにがどう報道されるのか興味津々でした。

つまり、
ガッキーの結婚は当然報道されるとして、
偽造署名運動はどうなのかなと。

やはり、偽造も報道されていました。
やはり愛知県民として、情けないです。

高須院長の秘書さんの報道も。

でも、バレることわかってるのに?


あと、箱根駅伝のスターのお話。
逮捕とか、家宅捜索とか。
監督、大学、選手たち、学生さんたち、いかばかりかと

そりゃあ、大学生と高校生は恋愛しますよ。
が、相手が不信感をもったのかもしれませんね。

いずれにしても、スターは十分な注意が必要です。


あと、ファストリの元社長「玉塚氏」がロッテホールディングスの
社長に。
まさに、転職でキャリアアップされているという印象です。
これからのご活躍に期待します。


いろいろあった、5月20日。
世間的にですが。


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2021年02月17日

知事のリコール偽装問題やら、高校自主退学やら


昨日(2月16日)の中日新聞。

一面に「署名偽造 バイト動員か」「名古屋の会社が求人」
大村愛知県知事のリコール問題です。

大スクープ!!

今日の紙面には続編が掲載されています。
今日の「編集日記」にも
「本紙スクープのリコール署名をめぐる偽造問題。
活動団体のメンバーがバイト募集を依頼していた疑惑が新たに浮上しました」

その前段には「特ダネ満載の本日朝刊。
紙面づくりに向かった編集局の士気はあがりました」

確かにね。
大スクープは、テンション上がりますよね。

新聞記者の活動を描くTVドラマが浮かんできました。
特にあの、横山秀夫著「クライマーズ・ハイ」。
佐藤浩市さんと、大森南朋さん。
思い出すなあ・・・。

佐藤さんも大森さんも、いい俳優さんですね。
大森さんは「ハゲタカ」を思い出します。
ああ、最近の「私の家政夫ナギサさん」面白かった!!


ああ、さて、本題に戻ります。

大村愛知県知事のリコール運動については、
偽造疑惑が報道されていました。

その顛末がなにやら明らかになってきた様子です。

リコール活動団体がその下請け、孫請け会社を経て、人材紹介会社を通じて
アルバイトを募集して、佐賀市の一室で・・・。

なんとも、
情けないお話です。
この件、どんな顛末になるのでしょう?

そこまでして?とも思いますし。
そもそも、私のところには、リコール関係の「はがき」は来ていないし。
どうなってるの?

それにしても、中間に三社も入っているなんて、
こういう形態、よくあるのでしょうか?

とすると、責任の所在はどうなんでしょう?
疑問ばかりです。


一方、我が愛知の星、藤井聡太二冠が、この1月末で、
名古屋大教育学部附属高校を自主退学していたとか。

将棋に専念。

すごいですねえ。
がんばって!応援しています!

ほかにも、
ワクチン接種はどう?
オリパラ会長は誰に?

イロイロある、今日この頃です。


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2020年12月15日

今年の漢字


ああ、いよいよ「GOTO」停止。
12月28日から来年の1月11日まで。
それも全国一斉。

ここ名古屋では先行するとか・・・。

厳しいですねえ。
今年の春には、寒くなる前に対策が必要としていましたが・・・。

クリスマスも年末年始も、おとなしく過ごすのですね。
職場では忘年会もないのでしょうね。

そんな昨日、今年の漢字一文字が発表されました。
「密」
さもあらん・・・

では、あなたの一文字は?
・・・私的には「耐」。
耐えること、まだまだ続きそうです。
が、前向きに耐えたいです。

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2020年12月11日

イライラしたら深呼吸



深呼吸って、万能だ!!


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今日(12月11日)の中日新聞に参考になる記事がありました。

子供ちゃんのコロナ禍でのストレス対応方法の記事ですが、
大人の私たちにも参考になると思います。


■ 落ち着くためのテクニック

1.イライラしたら
・深呼吸を3回する・・・4秒吸って6秒で吐ききる
・数字を6まで数える
・落ち着く言葉を唱える・・・例えば「大丈夫」など
・腕をクロスして自分の胸をトントン

2.リラックスしよう・・・ストレッチ
・肩甲骨がくっつくように手を組んで伸ばす。5秒キープ
・手首をそらす+手首を曲げる・・・ゆっくりと息を吐きながらそれぞれ10秒キープ
・手を伸ばしてグー、パーをゆっくり5回繰り返す
・燃焼する・・・走ったり、縄跳びをする(ジャンプ)
・集中する・・・粘土、工作、お絵かき


■ おわりに

子供ちゃんにとってもコロナ禍で、
これまでの外出や友達と会うことがままならない今。

冬休みを迎え子供ちゃんのストレスも高まるでしょう。
そんな気配を感じたら、上記の方法を伝えることもいいでしょう。

そして私たち大人も、さらなる第三波で、またもや閉塞状態に。
そんなこんなでストレスだぁ、
と感じたら身体を動かしてみるのもいいですね。

・・・いったい今年の年末年始、どうなるのでしょう???
東京にも行けないし・・・



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2020年12月10日

日経新聞「パラノイアが会社を救う」



パラノイアしか生き残れない


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昨日(2020.12.9)の日経新聞「内外時評」に興味深い記事がありました。
タイトルは「パラノイアが会社を救う」です。


■ 日経新聞によると

日産自動車やパナソニックのこれまでの低迷を例に挙げ、
経営トップの危機意識の希薄さを指摘しています。

そして、米インテルの3代目CEO故アンドリュー・グローブ氏の言葉
「パラノイアだけが生き残る」
との考え方を紹介しています。

パラノイアとは極度の心配性のこと。
危機感ともいえるでしょう。


記事には
「コロナ禍に伴う事業環境の激変を受けて、
あらゆる業種の企業が大幅な経営改革を迫られている。
各社のトップは『危機感』を連呼するが、
果たしてどこまで真摯に受け止められているだろうか。
『我が社はおそらく大丈夫』という考え方はいますぐ改めるべきだ」
とあります。

確かに。
納得ですね。
特に、今は・・・


■ おわりに

記事は
「今の環境下でも好業績を享受している企業はなおさら、
すべての事業を総点検すべきだ。
『パラノイアしか生き残れない』というグローブ氏の言葉を、
危機下にこそ見つめ直す必要がある」
と締めくくられています。

「我が社」は、「自分だけ」は、大丈夫という意識はヤバい。

大企業であっても、いつなんどき危機に襲われるかわかりません。
感染症しかり、自然災害しかり。

健康体であったとしても、いつなんどき・・・。

常に危機感をもつ。
この混乱の時代、特に必要だといえるでしょう。

危機感を持つことで様々な準備をしておくことになります。

今、想定できる最悪の事態とは?
そのために何をしておく?
いろいろ考えさせられますね。


posted by suzumura at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2020年11月19日

「冬季うつ」にご注意!


「冬季うつ」の季節


2020218冬青空.JPG


最近、夕方、すぐに暗くなりますね。
夜明けも遅くて、なかなか明けません。

暗いし、コロナ禍だし、気分も落ち込み気味。
最近は、日中が温かいから、まだいいのですが、
これが寒くなってくると・・・


そんな晩秋、気をつけたいのが「冬季うつ」です。
「季節性うつ」の一つとも言われています。

先日(11月18日)の日経新聞夕刊に、
「冬季うつ」が紹介されていました。


■ 冬季うつとは

新聞によると「秋から冬にかけて発症する症状」

その特徴は
・気分が落ち込み体調も優れない。
・やる気が出ない。
・甘いものや炭水化物が食べたくなる。
・食べ過ぎて体重が増える。
・朝起きられない。
・日中も眠気に襲われる。

そして
「中高年になって症状がはっきりし始めることがある」というのです。

つまり
「若いうちはなんとかやっていても、
年をとると症状がきつくなることもしばしばある」
というのです。

確かに、若い頃は気づかずに過ごしていること多いでしょう。

・・・中高年は要注意ですね。


■ 対策

「冬型うつは日光に当たる時間と関係が深い」

なんでも、
「冬に日照時間が短くなり高緯度地方ほど多く見られるとされ、
東京から北海道に転居して発症する例もある。

逆に東京で冬季うつだったが、
赤道に近いオーストラリアに引っ越してから症状が出ないという人もいた」

ということで対策としては
・日光にあたること
大事なのは目に日光が入ること。
ひなたぼっこや窓際で日光にあたるだけでいい。

ちなみに「無理に運動しても治療効果は見込みにくい」とも。

・・・「ひなたぼっこ」って、なつかしい響き。

・食事
冬季うつに効くとされる「セロトニン」。
その材料になるトリプトファンを多く含む
「魚、肉、豆類、バナナ」を食べることで補える。


■ おわりに

私自身、ここ数年間、「季節性うつ」を感じるようになりました。

最初は1月末〜3月ころに感じる「春季うつ」。
やる気が出なくて、気分も落ち込んで、さらに花粉症で、
最悪の春でした。

でもそれが「春季うつ」だと知ってからは、
対策をとるようになり、ずいぶん緩和しています。

たとえば。

夏場は日の出時間が速く、
早朝ウォーキングもお日様の光を浴びながら歩いていました。

ところが11月に入ると、同じ時間帯でも真っ暗の中で、
帰宅時ころに明るくなるといった感じ。

「冬季うつ」を知ってから、
出発時間を遅らせて、なるべく太陽に当たるようにしています。

さらに今年は「コロナ禍」。
さらにさらに今、第三波で、
より外出を控えたり、不安が募ったりと、うつを起こしやすい状況です。

炭水化物は控えて、肉や魚を食べて、ひなたぼっこをして、
「冬季うつ」も「コロナうつ」も乗り越えたいですね。

落ち込んでなんかいられない!!



posted by suzumura at 05:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2020年05月21日

あ〜〜あ そりゃあかん!


昨夜(5月20日)、ネットでは文春砲!

ビックリです。

日本国民が相当我慢し、医療従事者が必死でがんばっているときに、
賭けマージャンとは。

それも、新聞記者が同席。
朝日新聞は認め、産経新聞は・・・。

いろいろ考えさせられます。

気が緩んでいる。
こんな時に賭けマージャンとは、どういう認識だったのか?
そもそも誰がリークした?
咎めたい人がいたんですね。
で、記者とはズブズブ?

ああ。

報道では、朝日新聞に「辞意を漏らしている」と。

そりゃあそうでしょ。

またもや、政府の汚点ですなあ。

もし、今回の定年延長の話がなかったら、誰も気にしなかったかもしれませんが。



posted by suzumura at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2020年03月06日

「未払い残業代」急増?


転職者が増えたことで、未払い残業請求も増える

2020222@.JPG


2020年3月5日の日経新聞に興味深い記事がありました。
「真相深層」の欄です。

タイトルは
「未払い残業代払って」急増
「人手不足で増える転職者」


記事には
「企業が未払いの残業代を請求されるケースが増えている。
人手不足で転職者が増え、
新しい会社に移る前後に残業代の支払いを求める人が増えた」
とあります。

・・・ああ、確かに。
残業代が払ってもらえないことに不満を持っている人は多いですよね。
でも、在籍中に請求すると、角が立つ。
もしくは、いやがらせがあるかもしれない。
だから「退職後に請求する」という訳ですね。
退職したら、もう会社や上司とは縁がなくなりますから。

記事には、
法律事務所に未払い残業代を相談するケースが増えているとしています。


■ 2つの要因

要因について2点挙げています。

・働き方改革の本格化で当局の監視が厳しくなった
労働基準監督署の勧告を受けて残業代支払いに応じた企業数は
2018年度で1768社。5年前に比べて25%増えた。

・・・これまでも残業代が払われないケースは多くありました。
「サービス残業」という言葉があったように、
上司も部下も当たり前のように残業代を請求せず働いていました。
でも、時代が変わったのですね。

・人手不足を一因とする転職者数が増加した
未払い賃金の請求は在職中より退職後に行われることが多い。
仕事をしている間は、
人間関係や処遇が悪くなることを心配する人が多いからだ。
転職を機に働いていた職場の環境に疑問を持ち、
未払い残業代の請求に動く人が増えている。

・・・先にも述べましたが、在職中は角が立つので言いにくい、本音です。
私の経験で、一部の勇気のある社員が請求していたこともありました。
その社員を「要注意」などと言う部長も見ましたが・・・

ちなみに、記事には請求方法も掲載されています。
興味のある方は、日経新聞の電子版などでご確認を。


■ 中小で認識不足

記事には中小企業で生じやすいとしています。

「未払い残業代が生じやすいのは中小企業だ。
経営者が違法と認識しておらず、
社員から訴えられて初めて気づく場合がある。

・・・そうなんです。
世の中の動き、労働環境の変化に疎い社長って多いんですね。

そして、
「未払い分を請求された企業が支払いを拒むケースは少ない。
裁判になり企業側の対応が悪質と判断された場合は、
制裁として未払い分と同額の付加金が課される可能性がある。
『労働者側の主張がおかしくない限り、
一定額を支払って早めに和解することを勧めている』
と専門弁護士のお話も。

さらに
「専門家は4月に施行される予定の法改正の影響で、
残業代請求が急増すると懸念している。
これまでは残業代を含む未払い賃金を企業に請求できる期間(消滅時効)は
労働基準法で2年と定められていた。
これが4月以降は当面、3年になる見込み。
将来的に5年という案も検討されている。」

・・・そうなんですか。
これはこれは・・・
今、請求期限は2年間とされています。がそれが伸びるとなると・・・。
影響、大きいです。


■ 今後

記事には「未払い残業代を巡るトラブルが急増する」
との懸念も載っています。

そこで、企業側の対策をまとめると
・残業させる場合は明確に命令を出す。
・会社の許可を得なければ、設備が使えないなどの制限をとる。

・・・ちなみに「命令」したことが残るうように「書面でやりとり」をする
企業もあるようです。

記事の最後では
「働く社員も企業側も、
それぞれが効率的な働き方と労働時間の管理に向き合わなければならない局面に
さしかかっている」と締めくくっています。


■ まとめ

働き方改革が浸透してきている今でも、
「サービス残業」を黙認、あるいは強いている中小企業もあるようです。

もし、退職社員から、あるいは従業員から請求されたとしたら。
労働基準監督署に訴えたら。
さらに、裁判所に訴えたら。

一人の社員の訴えは、社員全体に浸透していくかもしれません。

最近の社員は、
この風潮をキャッチし「残業時間」の証拠をしっかりとっているようです。

となると、企業側は腹を括って対応する必要があります。
特に中小企業の社長さんの意識改革も必要な時代になりました。



posted by suzumura at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2019年12月05日

該当企業に行政指導・・・


リクナビ問題「内定辞退」利用で行政指導

20191116柿と月.JPG

とうとう・・・

昨夜のネットニュースで報道されていたあの問題。

今日の日経新聞(12月5日)朝刊一面に掲載されていました。

「内定辞退」利用で行政指導


■ リクナビ問題とは

日経によると
「就職情報サイト『リクナビ』を運営するリクルートキャリアが
就活生の『内定辞退率』を販売した問題。

就活生本人に十分な説明をせず、
個別企業ごとの「内定辞退率」を企業に提供していた」

また
「辞退率を利用する企業も、
自社を志望する就活生のデータを分析用などとして
事前にリクナビ側に渡していた」

・・・これは、いかん!

「いずれの企業も辞退率は採用の合否に使っていない」としているが
「個人情報保護委員は、
たとえ合否判断に影響しなくても内定辞退率を出すこと自体が、
就活生に不利になりえると判断」

・・・そりゃあ、そうですよ。

この問題で、すでに「リクルートキャリア」は、
政府の個人情報保護委員会から「勧告」が言い渡されていたようです。

さらに今回、利用企業に「行政指導」をしたとのことで、
個人情報保護委員会は、処分企業を公表したのでした。

企業名は、日経新聞の紙面にも記載されています。

みてみると、大企業ばかり!

・・・

確かに、
就活生としたら、自分の個人情報やら内定辞退率やらを
勝手に応募企業に伝えられているとしたら、
まあ、腹が立つでしょうねえ。
「リクナビ」に対しても、応募企業に対しても、信頼感が揺らぐ。

一方、企業の採用担当なら、
正直、こうした情報は欲しかったかも。

なんせ、内定辞退率が65%という報道もあるくらいだから、
一生懸命「ヒト、モノ、カネ、時間」を使って
苦労して内定を出したとしても、
辞退されてしまっては、元も子もない。

とはいっても、「個人情報保護法」の観点からも、
企業の倫理観としても良くないことではあります。


新聞やネットニュースに公表された企業の方々。
採用責任者を含め、経営トップの方々、
今後どのように対応されていくのでしょうか?
どうやって信頼回復をはかるのでしょうか?

一方で、
内定を出して採用しても、
3年で3割が退職するという時代です。


いずれにしても、
就活生を持つ親御さんの気苦労や、
採用担当者の激務や心痛、
お察しいたします。
厳しい世の中ですね。

もし、自分が採用担当者だったら・・・



posted by suzumura at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞