2025年05月14日

とうとう日産さんが


昨日すでに、テレビやnetで報道されました。

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日産自動車の合理化(再建)の記者会見です。

なんと(中日新聞によると)、
・2027年までに国内外の7工場閉鎖。
 車両生産工場を17から10に統廃。
・27年度にかけて国内外2万人の人材を減らす。
ほかにも、世界(中国を除く)の生産能力の減少。

思い起こせば、あのホンダや三菱との統合発表と白紙撤回。
厳しい経営状況だったのですねえ。

社長の「イヴァン・エスピノー氏」は、
「いま手を打たないと問題は悪化するだけだ」と。

昔は人気の車造っていたのにねえ。

私も、その昔「オースター」と「ブルーバード」に乗っていました。

それにしても、国内の工場で働く従業員の人たち、関係する業者さんたち、大変ですねえ。
いや、前々から気づいていたかもしれません。
「やばい」と。

いまなら、人手不足な状況もあり転職もうまくいくかもしれません。

CMで「やっちゃえ、日産!!」と、高らかに放映されているのに。

自動車業界は、トランプショックもあり、今、厳しい状況です。
ホンダも、7割の減益予想を発表しました。
トヨタも厳しいようです。

何とか、乗り越えてほしいものです。

それにしても、世の中が激変している今、明日は我が身、かもしれません。



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2025年03月04日

最悪の事態を想定する



最悪の事態を想定しなければならない


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米国のウクライナ支援が停止されました。
やはり、やるんだ。
やっちゃうんだ。
トランプ大統領。

そもそもは、考え方の違い。
報道では、
「決裂の背景にあったのは、ロシアとの停戦実現を目指すうえでの基本的認識をめぐり、
アメリカ側との間にあった大きな溝だ。
『あなたは停戦を望んでいない』。
口論の中でこう非難したトランプに対し、ゼレンスキーは語気強く反論した。
『もちろん戦争を止めたい。でもウクライナへの安全保障が必要なんだ』。
このやり取りがすべてを象徴していた」

なんだか、哀しくなります。

ゼレンスキー大統領は「ウクライナへの安全保障」を強く求めていました。
当然だと思います。
安全保障がなかったら、どうなるの?

が、トランプ大統領は、「停戦」を前提としていた。
どのような状況になろうと、戦争を止めさせることが一義だと。

これからどうなるのか?
この3年間の戦争は何だったのだろうか?
犠牲になった人々・・・。
ウクライナにとって最悪の事態も想定しなければなりません。


そして、世界中の人が思っているでしょう。
「もう、米国は助けてはくれない」と、
「米国に期待してはいけない」と。

台湾有事も気になりますし、日本の安全保障についても、再考せざるをえないでしょう。
激動の時代が続きます。

名古屋はこのところ雨。
岩手にも雨が降って、山火事が一刻も早く収まることを念じます。
それにしても、東日本大震災で山手へ引っ越したら、今度は山火事の被害とは。

人生、理不尽なことが続きます。

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2025年02月07日

経営統合 廃止


数日前から、報道されていた「経営統合の廃止」。

なんだかなあ。

ここ愛知では、地元の日本の製造業の雄である自動車会社に否が応でも興味があります。

なので、この報道、つまり「ホンダと日産の統合」は、すごく驚きでした。
それに、三菱も加わるとか。
それが、昨年末。

ところが、今週に入って・・・。
双方の社員の心持は、いかばかりか・・・。

それぞれが車づくりに、信念と愛をもって、取り組んでいることでしょう。

本当に、これで日産が、そしてホンダが、今後うまくいくのでしょうか?
あらゆる可能性を探っていると思います。

一方で、その記事の横に、トヨタの利益増の記事。

なんともいえませんなあ・・・

もし、あなたが、「ホンダ」、「日産」の社員なら、どう動く?



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2024年10月28日

[人望のなさ」という説


「人望のなさ」?


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昨日の衆議院議員選挙。

無党派層の私は、自分にピッタリの政党を選ぶというネットをチェックした結果、
とある政党にたどり着きました。
ああ、そうなんだと思いました。


で、
結果は「自公、過半数割れ」。

予想でも過半数いくかどうかがポイントになっていました。
が、予想以上に大敗だったようです。

なぜか?

やはり、裏金問題。
うやむやのままでしたね。

さらに、追い打ちをかけたのが、「2,000万円の活動費支給」。

今後、TVをはじめ、新聞、雑誌等でイロイロ議論されるでしょう。

そんな中、
Netでは、「人望のなさ」を指摘する記事がありました。

つまり、「それって、おかしくない?」と指摘する人がいなかった。

いや、おかしいと思う人はいたのだろうけど、それを進言しなかった。

この時期での2,000万円支給についても、
あの、集合写真についても、誰も「おかしい」と指摘しなかった。
それは、人望がないから、という訳です。

そこでしみじみ思います。
「人望」って大切だなあと。

「この人のために、精一杯働きたい」と思ってもらえ、
厳しいことも指摘してもらえる。
それがなかったのでしょうか?

組織のトップになる人には、「人望」って大切ですね。
と、改めて思う今日この頃です。

さて、これから、政局はどう動くのか?
どう手を打っていくのか?
誰もが住みよい日本を期待するだけです。

・・・処分の人を公認するってのも、はぁ?ですが。

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2024年09月19日

日経新聞「ビジョン型上司」


ビジョン型上司


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先日(2024年9月10日)の日経新聞には、
20代から50代が理想とするリーダーシップが掲載されていました。


■ 目指すは「ビジョン型」上司


エン・ジャパンが実施した調査の結果です。
20代から50代の1,800人にアンケートした結果、3割が「ビジョン型」を選んだとしています。


リーダーシップ理論は、多くの専門家が様々な理論を出しています。

今回の調査は、米国の心理学者「ダニエル・ゴールマン」の理論を
もとにしているということです。


■ ダニエル・ゴールマンのリーダーシップ・スタイル

「ダニエル・ゴールマン」は、有名な「クルト・レヴィン」の
古典的リーダーシップ・スタイルを発展させ、6つのスタイルを提唱しました
いずれも有名なリーダーシップ理論なので、覚えておいてもいいでしょう。

ダニエル・ゴールマンは、クルト・レヴィンから約50年ほど後に活躍した米国の心理科学者です。
1995年に発表されたベストセラー「EQ・こころの知能指数」などの著書でも知られています。

彼は、リーダーシップを下記の6つのスタイルに分類しています。

1.ビジョン型リーダーシップ(Visionary Leadership)
2.コーチ型リーダーシップ(Coaching Leadership)
3.関係重視型リーダーシップ(Affiliative Leadership)
4.民主型リーダーシップ(Democratic Leadership)
5.ペースセッター(先導)型リーダーシップ(Pacesetting Leadership)
6.強制型リーダーシップ(Commanding Leadership)

この分類のしかたについては、同じ心理学の考え方をベースとしていることもあり、
クルト・レヴィンの3つの類型と共通する部分があります。
50年の歳月を経て、レヴィンの考えをさらに発展させ、細分化したものであると考えられます。

では、詳細を見ていきましょう。

1.ビジョン型リーダーシップ(Visionary Leadership)
共通の夢に向かってメンバーを動かしていく、最も前向きなスタイルです。
組織としての「ありたい姿」をメンバーに語り、ゴールを示すことはしますが、
到達までの方法はメンバーの自主性に任せます。

2.コーチ型リーダーシップ(Coaching Leadership)
リーダーがコーチ的な役割を担い、メンバーの考えや目標を尊重しながら、
個々の成長を促すことで組織を成功へ導くスタイルです。
この場合、リーダーとメンバーの対話を十分に行うことが重要です。

3.関係重視型リーダーシップ(Affiliative Leadership)
メンバーと同じ目線に立ち、信頼を得ることで、
チームの人間関係を良好に保つことを優先するスタイルです。
仕事を進める上では、人間関係の悪化が大きな障害となることがありますが、
そうならないようにするためのスタイルであると言えます。

4.民主型リーダーシップ(Democratic Leadership)
組織の意思決定にメンバー個々の意見を反映させ、
チーム全体の合意を得た上で仕事を進めるスタイルです。
結果よりも、メンバーとの合意というプロセスを重視します。

5.先導型(ペースセッター型)リーダーシップ(Pacesetting Leadership)
リーダーが自ら高いレベルの手本を示すことで、メンバーのパフォーマンス向上を図るスタイルです。
メンバーに、リーダーが示したものと同様の成果を目指すよう期待することで、
組織目標の達成を図ります。

6.強制型リーダーシップ(Commanding Leadership)
レヴィンの「専制型リーダーシップ」と同様に、
リーダーが明確な指示を行うことによりメンバーをコントロールし、
最短で目的の達成を図るスタイルです。


■ エン・ジャパンの調査結果

エン・ジャパンの調査結果では、30%が「ビジョン型」を選び、一位となったようです。
エン・ジャパンでは、ビジョン型とは、目標やありたい姿を明確に定めるタイプとしています。

次に選ばれたのが「コーチング型」。
部下との対話からやる気や行動を促すタイプです。

そして、「民主型」が第三位。メンバー全員から意見を聞いて意思決定を行うタイプです。

続いて「関係重視型」が続きます。
チーム内の人間関係を重視するタイプです。

一方、リーダーが高いパフォーマンスを見せる「先導型」を選択した人は少数で、
細かく指示する「強制型」については1%に留まっているとしています。

記事にはエン・ジャパンの担当者から
「職場の心理的安全性が重要としたうえで、部下の自主性を尊重しつつ、
期限や目標は明確化するなどメリハリをもって評価する姿勢が効果的だ」
としています。


■ おわりに

あなたは、どのタイプの上司なら働きやすいですか?
今の私なら、やはり「ビジョン型」でしょうか?

では、部下たちはどう思っているでしょうか?

リーダーシップは、組織の成長、成熟度に応じて、変化していくものです。

さらに、昨今は部下たちの価値観も能力も多様化しています。

部下に合わせたリーダーシップをとること、求められますね。


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2024年07月25日

株式会社ノリタケがノリタケ株式会社に


今週は、すごくバタバタしていて、緊張感の続く日々です。

今日も、朝からイロイロあって、
新聞をチェックしたのは、先ほど(13:30頃)。

すると!なんと!
日経新聞に、私がお世話になった会社の全面広告が!!


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内容は、
これまで「株式会社ノリタケカンパニーリミテド」と称していましたが、
今日、2024年7月25日をもって、
「ノリタケ株式会社」に変わりました。
というもの。

そういえば、以前、「名称を変更する」というの記事を見ました。
よく決断したなあ、というのが率直な私の感想。

なんせ、歴史があるだけに、保守的な企業でしたから・・・


今の社長は、「東山氏」。
私が人事部時代、接する機会が多かった人物です。
すごかったです。


その前の社長も、加藤博氏。
良く存じ上げていました。
この人もすごかったです。

その前の社長は、小倉忠氏。
私の上司でした。
この方も、すごくすごくすごかったです。

その前の社長、種村均氏も、私の上司でした。。。

そのノリタケを退職して独立したのは、
15年以上も前のこと。

それでも、お世話になったノリタケの動向には常に興味を持っています。

全面広告か・・・

私が広報時代には、考えられないことです。

小倉氏、加藤氏、そして東山氏。
いずれも、並々ならぬ覚悟が見て取れます。

これからも、陰ながら、ノリタケ株式会社の動向を見守りたいと思います。

きっと、多くの卒業生が応援していることでしょう・・・


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2024年06月12日

「副業紹介」詐欺


今日(2024年6月12日)の新聞(日経、中日)に、
衝撃的な記事がありました。

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「副業紹介」19億円詐欺が

・・・ああ、流行りの「副業」でも、詐欺が行われていたのですね。
今や、イロイロな詐欺があります。
振り込め詐欺とか、国際ロマンス詐欺とか・・・
e-mailには、イロイロな方面からの疑わしい確認メールが届きます。
それも、何度も。
固定電話には出ません。

そして、今や厚労省が推奨し、ビジネスパーソンが注目している「副業」にも、
詐欺が横行しているとは・・・

私も、「副業」はいい制度だなあと思っています。

先がどうなるかわからない世の中です。
ビジネスパーソンが会社や国に頼らず、自分自身でキャリアを積んでいくためには、
副業が大きな経験になるでしょう。

その副業でも、詐欺が出るとは。
しかも、今回の詐欺の額が、2021年1月〜23年9月に、
約8,600人から、約19億円を詐取しているというのでう。

ああ、私同様、副業に興味を持つ人が多いのですねえ。
そこに付け込むとは、なんと頭のいい・・・なんて思ってしまいます。

ほんと、跳梁跋扈(悪人がはびこるさま)の時代ですねえ。

しかもその副業とは
「他人の相談に乗るだけで報酬がもらえる」というもの。

実は、私自身「こんな副業なら、私にもできるかもなあ〜〜」なんて、
思ったりして。
しかも、TVで紹介されていた記憶もあります。

まったく、この世の中、うかうかしていられませんね。
まあ、渋ちん(物や金を出し惜しみする人。 けちな人をいう俗な言葉)な私なので、
たぶん、大丈夫かも・・・
ちなみに、「国際ロマンス詐欺」には、
きっと、だまされないと思うのですが・・・

人生、なにがあるか、わかりませんが・・・



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2024年02月27日

日経新聞「転職希望1000万人超え」



日経新聞「転職希望1000万人超え」

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今日の日経新聞にも、転職に関する記事が掲載されています。

「転職希望1000万人超え」。

昨年末から、同様の記事が掲載されていたことを覚えています。

その中でも、「転職希望」は増えたが、実際に転職したのは1割強程度、
というお話。

本記事にも同様にあります。

1.就業者の6人に一人が転職を希望
・転職希望者は1000万人を超え過去最高に
・5年で2割増

・・・ここ数年、転職のハードルが下がっています。
5年間で増大したのですね。

2.収入増の機会も広がる
・年収1000万円以上の転職数は3.2倍に
・全体の35%は、転職アップ

・・・ああ、年収アップの事例も増えているのですね。
希望が持てます。

3.踏み切れない「迷子」も
・希望者の9割弱が1年後も同じ場所に
・実際に転職したのは13%に留まり、足踏み者は87%。

・・・転職したいけど、踏み切れない人もいるでしょうが、
転職エージェントに登録しても、希望の企業が見つからない人もいるでしょう。

記事の最後には、
「会社任せのキャリアにせず、自分で切り開いていくという働き手の意識改革も欠かせない」
とあります。

今ほど転職が当たり前になっている時代。
多くの人、特に若手は転職を意識しているでしょうね。
常に。

一方、企業側は大変です。
せっかく仕事を覚えてもらったのに、転職されては、元も子もない。
期待していた部下の転職も、がっかりです。

だから、今の時代、「部下は転職するかもしれない」と言う覚悟も大事なのでしょうね。
そして、自分自身も・・・

いずれにしても、
CMにあるように
「転職が天職になれば」いいですね!!


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2023年12月21日

不正、不具合



デンソーやらダイハツやら

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このところ、トヨタ系の問題が相次いでいます。

今日12月21日、日経の朝刊には
・ダイハツ、全工場停止・・・社長「経営陣に責任」
夕刊には「ダイハツ本社立ち入り」

1980年以来30年以上、不正行為が行われていたとか。
う〜〜ん・・・

担当者は知っていたのでしょうね。
知っていながら?・・・
やらざるを得ない?
上からの指示?
悪いとは思っていなかった?

そして、
ホンダの軽乗用車の事故で、デンソーの燃料ポンプの不具合が原因だったとか。

いずれも、考えさせられますね。

きっと、トヨタ系をふくみ多くの企業は、
全社に指令を出して、不正や不具合の防止を徹底していることでしょう。

結果には原因がある。
とすると、これらにも原因があるのでしょう。
それらを、解決、解消していかなければなりません。


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2022年11月16日

アマゾ削減1万人削減


昨日(11月15日)の日経新聞、夕刊。

一面の端に、「アマゾン、1万人削減」との記事がありました。

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先日の、イーロン・マスク新社長による、Twitter社の人員削減に続き、
米国の大手IT企業の人員削減報道。

今朝の、「羽鳥慎一モーニングショー」によると、
経済学者として有名な「入山章栄(いりやま あきえ)先生」は、
・・・かいつまんでいうと
来年は米国は不況に見舞われるとの予想から、早めに手を打った、
とのこと。

まあ、好況なら採用を増やし、不況なら首を切るといった
米国の大胆な経営手法は、日本では考えられないこと。

でもそれが「米国のダイナミズムのもとである」と
入山先生は指摘していました。

そうなんでしょうねえ。

それにしても、ほんと将来が、明日が、分からない時代です。

環境、状況に対応して、生きていかなければなりませんね・・・



日本の経済学者。早稲田大学大学院経営管理研究科教授。

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2022年11月15日

断酒ではなく減酒作戦


断酒ではなく減酒


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コロナ禍も第8波に突入した模様。

そんな訳で最近は、11月に忘年会を開く人も多いとか。
年末年始は、お酒を飲む機会も増えまからすね。

まあ、酒飲みは、年中飲んでいますが・・・あたしみたいに・・・

先日、そんな私も危惧している「アルコール依存症」について、
新たな見解が日経新聞(11月12日)に掲載されていました。

いわく「断酒ではなく減酒」だそうです。

記事には、
「新型コロナウイルス禍でリモートワークへの移行が進み、
家庭で飲む酒の量が増えた人は少なくない。
健康のためにコントロールするにはどうしたらいいのか。
ヒントは新たなアルコール依存症治療の取り組みである『減酒』治療にあった」
とあります。

そうなんです、外で飲む会が減った分、家飲みが多くなっているのです。
困ったものです。

記事は続きます。
「お酒の量を減らしたい思う理由は人それぞれ。
『朝から充実した時間を持ちたい』という前向きな人もいれば
「酒が残って午前中の会議が辛い」という少し深刻な悩みを持つ人もいる。

最近では飲酒と健康との関係も詳しく解明されている。
佐賀県医療センター好生館(佐賀市)精神科の角南隆史医長は
「酒は百薬の長といわれてきたが、
アルコールは少なくても飲む量に応じて心臓血管障害などのリスクを高める」
と指摘する。


■ 飲み過ぎサイン

「厚生労働省が示す適正な1日の飲酒量は純アルコール量で20グラム程度まで。
60グラム以上は多量飲酒者となるが
『一人ではなかなか酒量を減らせない』という人は少なくない」

ということで、記事には「飲み過ぎ(依存症予備軍)サイン」が掲載されています。

・帰宅後はまず冷蔵庫を開けてビール
 ・・・これ、ほとんどの人が当てはまるのでは?
・5年前と比較して酒量が増えた
・イライラすると飲みたくなる
・友人との「飲み会」だとつい飲み過ぎてしまう
・昨夜どれくらい飲んだか思い出せないことがある
・医者に「お酒を控えめに」といわれても聞き流してしまう
・職場健診の飲酒問題を評価するテスト(AUDIT)で10点以上

◆参考 量の目安
・20g程度までが適正量
・40g以上で生活習慣病リスクが高まる
・60g以上は多量飲酒(一日純アルコール感染)

いかがでしたか?
あたしは、正直、ほとんど当てはまっています・・・トホホ

ということで、記事にはアルコール依存症治療の変化があるというのです。
かつては「断酒」で全く飲まないことを強く求めたのですが、
新たな治療は「少しでも減らせば心身によい効果が得られる」という
「減酒」が提案されているそうな。

記事にはそのコツも掲載されています。


■ 無理なく酒量を減らすコツ

1.飲む前には
・お酒の買い置きをしない
・ビールは1日分だけ冷蔵庫に
・ノンアル、微アル飲料を試してみる
・午後6時までは絶対飲まない
・家族に「酒を減らすぞ」宣言をする

2.飲むときは
・グラスは一口飲んだらテーブルに置く
・つまみや料理は早めに食べる
・飲む前にチェイサーやノンアル飲料を
・ワインなどを味わって

・・・できますか? できていますか?


■ 減酒のメリットを確認し好循環をはかる

記事には減酒によるメリットもありました。
1.まずは自分の酒量を正確に知る
2.目標を決め、毎日酒量を記録する
3.減酒のメリットを確認して好循環を図る

@まず少しずつでも酒量を減らす
➁減酒による体の変化を感じる
・よく眠れる
・頭がスッキリする
・仕事の能率がアップする
・充実した休日が過ごせる
・疲れやだるさを感じにくい
・お金に余裕がでる


■ まとめ

記事には、まずは減酒日記で毎日の飲酒量を純アルコール量(グラム)で記録し、
自分の問題点を意識することが第一歩としています。
スマートフォンのアプリでも簡単に記録できるそうです。

サクラの樹クリニック秋葉原の倉持院長は
「酒量を少し減らすだけで、頭がスッキリした、よく眠れるなど体に変化が表れる」
と指摘。
自覚することで減酒のモチベーションがさらに高まるといった好循環をもたらすという。

記事の最後には
「飲酒量を自分でコントロールする習慣を身につければ、
その先にはより快適な生活が待っている」と締めくくられています。


■ おわりに

断酒、減酒は、あたしにとっては、今や永遠のテーマ。
まあ、今年に入って酒量も増えていますが、ときには二日酔いで断酒の日も。
でも、疲れを感じるとついイッパイ。
暑くて汗をかいたら、ついイッパイ。
がんばったあとは、自分にごほうびのついイッパイ。

それでもいまのところ、肝機能の数値は平常です。
ま、他の臓器に影響がでているかもしれませんが。

ときどき、このような記事を目にして、自分を戒めることも必要ですなあ・・・。
と言いながら、ついイッパイ、なんてね。


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2022年10月07日

今年の新入社員の理想の上司?


今どきの理想の上司は?


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10月に入りました。
今年の新入社員も、入社して6カ月あまり。

今年の新入社員はいかがでしょうか?
扱いやすい?扱いにくい?

先日(9月24日)の中日新聞夕刊に、
今春の新入社員に聞いた「理想の上司」が掲載されていました。

日本能率協会が、
同会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に実施した
「新入社員意識調査」(有効回答数545人)の結果です。

それによると、今年の新入社員の理想の上司(3つまで選択)のベスト3は
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」・・・71.7%
2位「言動が一致している」・・・36.7%
3位「ねぎらいを忘れない」・・・29.4%


・・・ダントツ「仕事について丁寧な指導」が求められているのですねえ。

ちなみに、2012年の同調査結果では、
この「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」は52.4%で、
この10年間で大幅アップしたようです。

一方、「叱ってくれる」は2012年に33.7%だったのが、
今年は17.6%の大幅減です。

・・・やっぱり、ほめられたいのかな?
というか、叱られたり、注意されたりすることが苦手な若者が
ふえているのかも。

同様に
2012年「結果に情熱を持っている」は34.1%だったのに対して、
今年はたった9.5%。

・・・なんだか、冷めてますねえ。

また、「抵抗がある業務」という質問については、
「指示があいまいなまま、とりあえず作業する」が、
「どちらかと言えば」を含め82.7%に達したようです。

・・・確認や質問、しないのですねえ。できないかあ・・・。

ほかにも、抵抗がある業務として挙げられたのが
「知らない人や取引さきに電話をかける」も63.9%。

・・・知らない人への接触は苦手なんですね。

最後に、日本能率協会の担当者の言葉がありました。
「新入社員が分厚い対応を求める傾向が顕著に出た。
企業も個性を受け容れ指導していく必要がある」。

う〜〜ん。

なんか、年々、
気を遣って新入社員に対応しなければならない時代になっているのでしょうか?



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2022年09月29日

理不尽な一方的併合


理不尽な戦争


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今日(9月29日)の日経新聞の一面。

「ロシア、『併合』強行へ」

まったく。
まったくもって理不尽なお話です。

新ロ派勢力が実施したウクライナ南東部の「住民投票」。
これも、また、理不尽な住民投票。

その結果、「賛成」が多数だったと。
これも、理不尽な結果です。

ウクライナ南東部には、親ロシア派が多いといいます。
だから、きっと以前から、ロシアになりたいと思っていた人も多いのでしょうね。

そもそも、ロシアが一方的にウクライナ侵攻をしたことが、
超理不尽なことです。

その極み。
一番、理不尽だと思うのが、
ロシアに併合された州のウクライナの人たちが、
ロシア人としてウクライナと戦争をしなければならない・・・。

なんと理不尽な。


世の中、理不尽なこと、多いのですが。
その極みが、共産国家の所業でしょう。
でもそれらの国と仕事をしていかなければならない。
仕事をすることが有利でもある。

ああ〜〜。

本当に、併合された州の人たちはウクライナと闘うことになるのでしょうか。

早く、一刻も早く治まってほしいと、望むばかりです。



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2022年09月28日

新入社員にとって理想の上司とは?


今どきの理想の上司は?


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今年の新入社員が配属された職場もあるでしょう。
研修期間を経て6か月間。中には、3か月という職場もあるでしょう。
今年の新入社員はいかがでしょうか?
扱いやすい? 扱いにくい?

先日(9月24日)の中日新聞夕刊に、
今春の新入社員に聞いた「理想の上司」が掲載されていました。

日本能率協会が同会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に実施した
「新入社員意識調査」(有効回答数545人)の結果です。

それによると、今年の新入社員の理想の上司(3つまで選択)のベスト3は
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」・・・71.7%
2位「言動が一致してる」・・・36.7%
3位「ねぎらいを忘れない」・・・29.4%


・・・ダントツ!!「丁寧な指導」が求められているのですねえ。

ちなみに、2012年の同調査結果では、
1位「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」が52.4%ということで
この10年間で大幅アップしたようです。

一方、「叱ってくれる」は2012年に33.7%だったのが、
今年は17.6%の大幅減です。

同様に2012年「結果に情熱を持っている」は34.1%だったのに対して、
今年はたった9.5%。

また、「抵抗がある業務」については、
「指示があいまいなまま、とりあえず作業する」が「どちらかと言えば」を含め
82.7%に達したようです。
・・・確認や質問、しないのですねえ。できないかあ・・・。

ほかにも、
抵抗がある業務として挙げられたのが
「知らない人や取引さきに電話をかける」も63.9%。
・・・知らない人への接触は苦手なんですね。

最後に、日本能率協会の担当者の言葉も載っていました。
「新入社員が分厚い対応を求める傾向が顕著に出た。
企業も個性を受け容れ指導していく必要がある」。

う〜〜ん。
なんか、年々、気を遣って新入社員に対応しなければならない時代になっているのでしょうか?

どうします?

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2022年07月27日

採用の決め手?


日経新聞「中小企業は『相性』を決め手に」

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2022/7/27UP


私は、中堅企業での研修講師も担当しています。
それぞれの研修担当課長は、採用担当課長も兼任していて、
離職について頭を悩ませているご様子。

すると、昨日(7月26日)、日経新聞に興味深い記事を見つけました。

「就活のリアル」
雇用ジャーナリスト「海老原嗣生」さんの記事です。
(就活のリアルは、最新の採用、就活情報が掲載されているので、
 とても参考にしています)


■ 中小企業の離職率の現状と対策

かつまんでいうと。
・中小企業の離職率は大手よりも高い。
・理由は、社風や会社の方針と「合っていない」学生を採用してしまい、
 その後、社内でも上司や配属地域、担当する商品などを変更して調整する余裕がないため
 ではないか。

そこで、海老原氏は
・採用の決め手を企業と学生の「相性」とする。
・使える指標として「会社に定着するための5つの軸」をお薦めしたい。
(約20年前にリクルートが第二新卒者の調査から導き出したもの)
として、指標を紹介しています。


■ 面接時に使える「会社に定着するための5つの軸」

@周囲との関係については「競争型か協調型か」
A発想の方向性は「斬新か伝統重視か」
B意思決定要因は「情か理か」
C「行動系、思考系」どちらのタイプか。
Dスピード感は「粗いが速い、緻密だが遅い」か。

ちなみに、海老原氏は、
通常の面接は「行動観察型=応募者が過去に経験した出来事を細かく分析しながら、
人物像を把握していくというもの」。

一方提唱するのが「状況設定型」。
これは、企業が聞きたい要素を含むような状況設定をして、
それを二択の選択肢で応募者に選ばせるというもの。

それぞれを見極めるような事例を伝え、
連続質問で確認していくという流れのようです。
・・・詳細は、日経新聞のネット記事をご覧あれ。

もちろん、採用側の会社自体が、どちらのタイプかを確定しておく必要はあります。
さらに、事業によって異なる場合もあるので、ここは要注意ですね。

海老原氏はさらに
「学生も企業も『給与』や『偏差値』などのスペックではなく、
この5つの軸が合っているかどうか、面接で調べあってほしいのだ。
これで相当、『こんなはずじゃなかった』という離職は防げるだろう」
と続けています。


■ おわりに

確かに、学生さんと会社の相性って、ありますよね。

私の勤務していた会社を思い出してみると・・・。
私が長く勤務できたのも、相性が合っていたのかもしれません。

最後に海老原氏は
「こんな感じで、聞きたい話をズバリ聞き、連続質問で裏をとっていく。
慣れると、企業も学生もけっこう楽しく、それでいて人間性の把握も進む。
離職率を低下させるためにも、一度トライしてほしいところだ」
と結んでいます。


面白そうですね!

私が採用担当者なら、早速、時流に合った質問を考えると当時に、
自社分析や事業部分析をしてタイプを特定したうえで、
まずは部内で実験、質問し合って精度をあげる、でしょう。
使ってみたいなあ・・・。

ホント、相性って大切ですね。
中小企業の採用担当者様、ぜひご一読を。


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2022年03月24日

他人事ではない


まさに、日本も他人事ではない時代になりました。


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ウクライナのゼレンスキー大統領の演説。
車の中で聴いていました。

それぞれの国に合わせた内容。
有能なスピーチライターがいるのかしら?
そして、日本はどう見られているのか・・・?
イロイロな意見はありますが。

一方、ウクライナ、マリウポリの荒れ果てた映像。
心が痛みます。
ひどい、理不尽なことです。

すると、今度は北朝鮮の新型ICBM発射だとか。

先日の夜のTV報道番組で、
ゲストが「日本も他人事ではない」と言っていました。

日本も他人事ではない。

北朝鮮も、ロシアも、そして中国も、脅威ですね。

それにしても、「そもそもロシアは北方領土を返す気はない」。
本当にそうだと思いますねえ。

それにしてもそれにしても、ウクライナの国民は強いなあ。
死を覚悟して自国を守ろうとしてる。
日本ならどうだろうか?
できる支援策は?
先日、スーパー「ピアゴ平針」で募金しました。


今後、どうなるか?
コロナ禍を含め、
まさしく世界を取り巻く価値基準がガラガラを壊れていく
2020年代です。



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2022年01月25日

受診せず自宅療養容認


オミクロンパニック!?

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オミクロン株の感染拡大が止まりません。

芸能界にもすごく広がっているようで、
ネットでは「オミクロンパニック」なる言葉も登場しています。
たぶん、大勢の方が検査をするので、発見も多いのかもしれません。

ここ名古屋でも、
知人の知人も子供さんの保育園で感染が確認され、
子供さんが濃厚接触者になったとか。

それで、その知人の知人さんも、
濃厚接触者の濃厚接触者(わけわからん?)のため、
「出勤はしないように」とのお達しがあったようです。
つまり、完全リモートワーク。

それも2週間ぶっ続けか。「
仕事にならない」と、おっしゃっていたそうです。

報道では、昨日(1月24日)の月曜日からリモートワークが増えたとあります。

まあ、事業主としては、事業所内の感染拡大を防ぐために、
いたしかたない対策でしょうね。

そんな昨夜。

とうとう、厚生労働省の方針転換が発表されました。

「若年層、受診せず自宅療養も容認 コロナ、外来逼迫回避へ方針転換」

中日新聞によると
「後藤茂之厚生労働相は24日、
新型コロナウイルスの新変異株『オミクロン株』急拡大を受け、
若年層で症状が軽く重症化リスクが低い感染者は、
医療機関を受診しなくても自宅療養の開始を認める方針を発表した。

自身でウイルス検査を行い、結果を行政側に連絡する。

患者急増により外来医療の逼迫が想定される地域が対象で、
40歳未満で基礎疾患がなくワクチン2回接種済みの人らを想定
実際に運用するかは自治体が判断する」

名古屋市はどうするのかは、まだ発表されていないようです。
なんせ、昨日の夜9時過ぎの発表ですから。
たぶん、県や市の職員の方は、またまた徹夜で準備や会議をされていることでしょう。
これも大変です。
ずーーーっと、2年以上も続いていますから。

自宅療養となると、
その期間は、濃厚接触者の場合、
新型コロナウイルス感染症と接触のあった日の翌日から14日間の自宅待機が必要、
とされています。

ということは、14日分の食料とか家庭用品を備蓄しておかなければならない、
ということにもなります。
それを家族人数分か・・・

そもそも自宅療養で、自然に完治するものでしょうか?
不安でしかたがないでしょう。

記事には続いて、
「オミクロン株の特性に合わせた方針転換。
医療機関や保健所の負担を軽減するのが狙いだ。

検査結果は自宅療養者の健康観察を担う
自治体の健康フォローアップセンターなどが受ける」

保健所や健康フォローアップセンターの電話番号なども
チェックしておく必要ありますね。


一方、保育所の休園も最多のようです。

これも中日新聞によると
「名古屋市は24日時点で、臨時休園している保育施設が計138カ所に上った
と明らかにした」

また
「市は保護者に対し、家庭での保育が可能な場合には
登園自粛に協力してもらうよう求めた」
とあります。

休園、すごく多いですね。
ご近所にもあちこちに保育所があります。
そこはどうなのだろう?

しかも、その近くに高齢者施設や、高齢者用のサ高住もあります。
施設管理者も、戦々恐々としておられることでしょう。

今回のオミクロン株は、子供ちゃんたちを巻き込んでいるようです。

多くのお母さんが働いている今、大変です。
リモートワークが可能な職種ならいいのですが、そうもいかない。

昨日のTVでは、実際に家族感染した家族の大変な様子が
あちこちで報道されていました。


いずれにしても、
1月に入って「ああ治まったなあ」と思ったとたん、あっという間に感染拡大。

私自身も、予定していた研修が、
2件ともオンラインでできないかとの打診がありました。

オンライン研修は便利ですが、課題もあります。

講師の話を一方的に聞く、というセミナー形式ならいいのですが、
グループ討議や演習はなかなかうまくいかない。

ということで、
準備していた内容をオンライン向けに編集しなおすことにしています。


まさに「オミクロンパニック」な状態ですね。

なんとか乗り切りましょう!

そして、家族や自身が感染した場合や濃厚接触者になった場合のことも、
シミュレーションしておこう!!


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2021年09月28日

パナソニックの希望退職


パナソニック 希望退職
否が応でも転職は当たり前の時代?


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ちょこっとだけ前の記事ですが、
9月24日(土)の日経新聞に
「パナソニックの希望退職」がとりあげられていました。

記事によると
「パナソニックが9月末に実施する早期希望退職に、
1000人を超える応募があったことがわかった」そうな。

1000人か、多いですね。
なんでも「国内従業員数の1%以上に相当する」とか。

その理由は、
「(遅れていた)DX事業の推進を狙い、担い手となる人材の入れ替え」。

「これまでモノ売りを前提にビジネスをしてきた。
大きな変化について来られない人も出てくる」(幹部)との記事も。

ああ、「人材の入れ替え」、「大きな変化についてこられない人」か。

確かに、どの業界にも大きな変革の波が次々に押し寄せ、
それについて行けない社員、いますよね。

中には、自分はついて行けないとうすうす感じていた人もいるでしょう。
絶対いるよな。

それでも、「入れ替え」とは、ちょっと悲しい。
つまり、「もういらない」ってことですものね。
会社側のやむにやまれぬ理由もわかりますが。

対象は、「勤続10年以上の社員で60歳以上の再雇用社員も含む」
ああ、勤続10年以上ということは、新卒なら32歳からか。
彼らなら、超大手企業パナソニックでの経歴がものをいい、
若手ということから引く手あまたでしょう。
彼らにとってはキャリアチェンジ、キャリアアップの好機ですね。
自分が本当にやりたいことに挑戦することもできますよね。

一方、定年後の再雇用社員も含むとか。
もしかして「ついて来られない社員」「入れ替え」の一角かも。
それでも、パナソニックの名前と経験が生かせる企業も多いでしょう。

雇用の流動化がますます激しくなっています。
転職も当たり前。
働き方も、生き方もさまざま。
なんでもありの時代ですね。

ちなみに、
退職金は「通常の割増退職金に最大で基本給50か月分を上乗せ」。
私的に大まかに想像すると4千万円? すごいねえ。
住宅ローンにも子供の教育資金にも当てられますね。

いずれにしても、ウカウカしていられない時代です。

人生100年時代ということで、
働き続けなければならない時代とも言われています。

一般的に長く働き続けるための選択肢は、
1.今の会社でできるだけ長く働き続ける。
2.転職を重ねながら働きつづけていく。
3.個人で稼いでいく。
などが挙げられます。

でも今回のパナソニックの件を考えると、
現実的には、「今の会社でできるだけ長く働き続ける」ことは
難しいかもしれません。


そこで思い出すのが「プロティアン」田中研之輔著 日経BP社。

田中氏は本書で、現代のキャリア形成を3つの視点でとらえています。
・キャリアは組織に預けるものではなく、自分で育て、形成する
・キャリアは昇進などの結果でではなく、生涯と通じた全過程である
・キャリアは変化に応じて、自分で変えることができる。

田中氏はこれまでのキャリア論は、
「入社⇒課長⇒部長⇒引退」で一つの組織で昇進するための尺度だったとし。
現代の視点「プロティアン・キャリア論」では、
「キャリアの成否を決めるのは自分」であり、
「組織は個人の求める場を提供するもの」としています。

つまり、今の会社に長く働き続けるとしても、
転職を重ね続けるとしても、個人で稼いでいくとしても、
自分が責任をもって自主的にキャリアを形成する必要がある、
ということでしょう。

今回のパナソニックの希望退職についても、
募集がある前から、着々と新しいスキルや知識を身につける、
あるいは勉強会などで人脈を構築するなどして、
キャリアを積み重ねている人も多いのではないでしょうか。

リカレント(社会人の学び直し)と言う言葉も定着しつつあります。

自分のキャリアは、自分で育て形成するもの。
それが当たり前の時代です。
まさしく安定ではなく変化の時代。

大変な時代ではありますが、
自分なりにしっかりと働き甲斐を感じながら働き続けたいですね。

そんなことを改めて考える今日この頃です。

・・・研修内容もアップデートしなきゃ・・・


posted by suzumura at 05:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2021年07月16日

「コロナ夏」在宅勤務のコツ



在宅勤務のコロナの夏、健康ですごそう!


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梅雨も、もうすぐ明ける模様。
特に今年は蒸し暑かったり、長雨、ゲリラ豪雨と、
変化の激しい梅雨が続いています。

やがて、暑い暑い夏がやってきます。

コロナ禍の今、
さらに出勤と在宅勤務が混ざり合い、夏バテもさらに重症化しそう。

そんな中、
日経新聞(2021年7月13日)に、参考になる記事がありました。

タイトルは「コロナ夏で体調を崩さず在宅勤務のコツ」です。


■ 在宅勤務「6つのポイント」

・出勤日と同じ時刻に自宅を出て散歩
・・・確かに、散歩は健康にとても有益。
しかも出勤日と同じ時間に出発すれば生活リズムが保たれますよね。
また「体内時計をリセットする効果がある日光を浴びる」とあり、
一石二鳥ですね。

・昼食で自律神経の疲れを抑える「イミダペプチド」を摂取
・・・イミダペプチドは、鶏の胸肉やかつおだしに含まれているとのこと。
「サラダチキン」が推奨されています。
サラダチキンはダイエットにも適していて味付けも美味しく、アレンジも抱負。
イロイロ試したいですね。

・エアコンの冷気で集中力アップ
記事には「エアコンのユニークな使い方」が紹介されています。
「疲れた脳を冷気でリフレッシュできる方法で、
30分に1回くらいの頻度でエアコンのすぐ下に立ち、
送風口から出てくる冷気を鼻から吸う」。

効果は
「疲労の抑制と集中力の向上につながる」のだそう。
・・・しかし、エアコンの送風口から出てくる冷気って、清潔なんだろうか???なんてね

また
「夏の在宅勤務では暑くてもむやみにエアコンの設定温度を下げず、
扇風機などを使ってエアコンの冷気を循環させる工夫をしたい」
ともありました。
・・・我が家には扇風機がありません。
この際、買った方がいいのかいな。

・午後の早い時間帯に、座った姿勢で20〜30分の昼寝
記事には
「仕事中の昼寝は座ったままで机に伏せたり、
椅子の背もたれを倒したりするのが基本。
首の交感神経がほどよく刺激され、気持ちよく20〜30分の仮眠がとれる」
とあります。

・・・確かに、短時間のお昼寝はずいぶん昔から、その効果が謳われています。
ちなみに私も、昨日の午後ちょっと眠くなったので、
「だったら昼寝しよう」とウトウトしたら、シャキッとなりました。
やはり10分〜20分程度のお昼寝は効果的のようです。
ぜひ、お試しを。

・1日3〜4杯のコーヒー
記事には
「昼寝の前にコーヒー、紅茶などカフェインが含まれるものを飲むと
30分ほどで覚醒効果が表れて楽に目覚めることができる。
コーヒーには自律神経を整える働きもあるとされる」
とあります。
・・・コーヒーっていいですね。でも飲み過ぎにはご注意を。

・飲酒は就寝3時間前までに
記事には
「通勤時間がないのが在宅勤務の大きなメリットだが、
酒量が増えやすいのが落とし穴だ。
晩酌をするならキュウリやトマトなど水分の多いものをおつまみにしたり、
お酒の前に水を飲んだりすると二日酔いになりにくい。
質のよい睡眠をとるためアルコール類は就寝3時間前までに切り上げたい」
・・・夕食時の晩酌以後は飲まないってことですね。お酒もほどほどに。


■ おわりに

すでに「夏バテ」を感じている人もいるかも。
私も最近そんな感じです。

暑い夏の出勤も大変で疲れますが、メリハリもあります。
一方、自宅にこもっていると生活も乱れ、息が詰まる感じも。
さらに出勤と在宅の混合の会社勤務は、ストレスも溜まります。

そこで、イロイロ工夫して、リフレッシュすることが必要。
自分に合ったリフレッシュ方法で、この夏とコロナと乗り越えたいですね。


posted by suzumura at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2021年05月31日

さすがトヨタ!


トヨタ生産方式で(ワクチン接種)協力
危機時にトヨタさんは強い!


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昨日(5月30日)、豊田市でもコロナワクチンの集団接種が始まり、
トヨタスタジアムなどでの接種風景がTVで放映されていました。

各地でワクチンの集団接種が進み、
試行錯誤しながら定着化していくのでしょうね。

そんな、今朝の中日新聞の一面。
「豊田市モデル」接種加速
「トヨタ生産方式」で協力


ああ、集団が動いて目標達成するときには、トヨタ生産方式が有効でしたね!

記事には
「トヨタ自動車などの民間企業が、
会場設営や物品輸送に協力する新たな枠組みでの
新型コロナウイルスワクチンの集団接種が三十日、愛知県豊田市で始まった。

(中略)

国内のワクチン接種に民間企業が関わる例では、
会場提供や産業医派遣など部分的な協力はあるが、
仕組みづくりから現場の運営に人員を投入して手がけるのは全国的にも珍しい。

豊田市は(中略)会場確保が難しい地区を中心に、トヨタに協力を要請した。

トヨタは、市南部にある工場の厚生施設など、四つの会場を提供。

さらに、「トヨタ生産方式(TPS)」として知られる
人や物がスムーズに流れる工場運営やものづくり力を生かし、
来場者の滞留が起きにくい会場レイアウトや案内板づくりも担った。

産業医や看護師だけでなく、会場の運営要員や通訳も含め、
十二月までに延べ五千人を無償で派遣する。一日に最大三千人が接種できる」。

やることがデカい!!

また
「マイナス六〇度以下での保管が必要な米ファイザー社製ワクチン輸送は、
ヤマト運輸が担う」。

これらを「豊田市モデル」としているようです。
「自治体や医療従事者の負担を大幅に軽減できる独自の
『豊田市モデル』として発信し、接種を促進する狙い」


どうもワクチン確保のめどはついたようで、そんな報道もあります。

あとは、場所と注射をする人材の確保ですね。


トヨタ自動車は、これまでも、事故であれ、自然災害であれ、
外国での様々な問題であれ、
危機的状況が発生した場合専門部隊を編成し、素早く対応してきました。
カイゼンを重ねて乗り越え、その経験を次に生かすトヨタ自動車。

まったくスバラシイ世界一の企業です。

ワクチンの集団接種の話があったときから、
すでに準備を始めていたかもしれません。
水面下で。

「出番だ」という匂いを感じ「何ができるか」を考え始めていた
気の利く社員もいたでしょうね。


今回のコロナ禍、
企業では未曾有の危機の中で様々なカイゼンをされていることでしょう。

それが企業の競争力強化につながる。

ワクチンも確保されたようですし(報道あり)、
日本企業の底力を発揮するのは、これからだ!

なんて思っちゃうのですが。

私自身のワクチン接種は、どうなるか?



posted by suzumura at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞