緊急ではないけれど、重要なことを後回しにしていない?
多忙なビジネスパーソンの私たち。
ついつい、緊急なタスクを優先がちですね。
とにかく、目の前の業務をこなし続けなきゃならない。
そうしなければ、仕事がまわらなくなる。
そんな声を、研修でも耳にします。
確かに確かに、緊急な業務をとりあえずこなさなければならないのが、現状でしょう。
でも、ここでちょいと立ち止まって考えてみてもいいのではないでしょうか。
例えば、
・この業務は、本当に重要なのだろうか?
・・・もしかして、客観的に見てみると、重要でもなければ、緊急でもないかもしれません。
・この緊急で重要だと考える業務は、自分が担当しなければならないのだろうか?
・・・ついつい、責任感の強い自分は、自分がやらなければならないと考えてしまう。
けれど、実は、部下などに委ねてもいいのかもしれない。
部下に任せたら、部下の向上や自信につながるかもしれない。
・この業務は、本当に緊急なのだろうか?
・・・客観的に見てみよう。もしかして、今すぐやらなくてもいいかもしれない。
などなど。
そして、今日、言いたいことは、
そんな緊急で重要なこと(と思い込んでいること)を優先しがちな昨今、
実は緊急ではないが重要なことを後回しにしていないか、ということです。
もしかして、それは緊急ではないと、自分で思い込んでいるかもしれません。
実は実は、それは、非常に緊急で重要なことかもしれません。
それは、人間関係です。
もちろん、顧客との人間関係、信頼関係構築は、必要だという認識は高いでしょう。
が、社内の関連部署との信頼関係も、この経営環境の変化が激しい時代、大切です。
さらには、グループ会社、つまり子会社との関係。
なおざりにしていませんか?
自分たちがあるのは、子会社の人たちがあってこそのものです。
さらにさらに、部下。
部下のやる気、意識、モチベーション。
また、キャリアビジョン。
気づいているけれど、後回しにていませんか?
ぜひとも、重要だけども緊急ではない、と思っている事。
思い込んでいる事。
このさい、見直してみませんか?
私が心配しているのは、放置している部下のことです。