2020年02月25日

六つの帽子で考えてみる



アイデアを出すための六つの思考法

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物事に行き詰ったとき(今がそう?)、
参考になるスキルがあります。

有名な「シックスハット法」です。
ご存知の方も多いでしょう。


■ シックスハット法とは?

エドワード・デ・ボーノによって開発された思考法。
著書「Six Thinking Hats」で
「会議が変わる6つの帽子」として紹介されています。

デ・ボーノ博士は水平思考(ラテラルシンキング)の提唱者として
知られており、
シックスハット法も水平思考をベースに考案されています。

水平思考とは、問題解決のために既成の理論や概念にとらわれず
アイデアを生み出す方法。
したがって「水平思考の六つの帽子」ともよばれています。

六つの帽子は、六つの思考方法を表しています。
「白、赤、黒、黄色、緑、青」
それぞれの帽子をかぶって、
一つの問題をさまざまな視点から考えていきます。

それぞれの帽子の解釈はいろいろありますが、
簡単な考え方をご紹介します。


■ 六つの思考法

・白い帽子(事実認識)
白い帽子をかぶったら、客観的に事実を受け入れる。
データをもとに考えるときも、この帽子をかぶる。
事実、数字、情報、ニーズに注目する。

・赤い帽子(直感)
赤い帽子をかぶると「直感」を自由自在に働かせることができる。
ここでは、自分の直感、気持ち、感情に注目する。
事実の裏づけは必要ない。

・黒い帽子(批判・リスク思考)
黒い帽子をかぶったら批判的な見方をしてみる。
考えられるリスクは何だろう?
また、慎重、理性的に判断してみる。

・黄色い帽子(楽観、プラス思考)
事実をプラスの面でとらえてみる。
事実の中から、価値のあるものを見つけ出す。

・緑の帽子(創造的思考)
他の方法や提案、おもしろそうなものを自由に考える。

・青の帽子(全体整合)
全体を俯瞰する。プロセスを総括する。


■ 会議で使う

この「シックスハット法」は、会議で使うことでも有名です。

あるテーマに対し、参加者全員が同じ色の帽子をかぶって、
それぞれの思考方法からアイデアを出したり、判断したりしていきます。


■ おわりに

あえて、六つの帽子をかぶって、それぞれの思考方法で考えてみる。

たとえば、今の「新型コロナウィルス」に関して、
自社、自部門がとるべき対策について
アイデアを出し合ってもいいかもしれませんね。

ちなみに「コーチング」でも、
クライアントの思考を広げるために、この「六つの帽子」を使うこともあります。




posted by suzumura at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスコーチング

2019年11月18日

3分間・1分間のコーチング


1分でも3分でも部下と向き合おう


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コーチもしている私は、
日本の大手コーチングファーム「潟Rーチ・エィ」
のメルマガを登録しています。

参考になる記事が満載です。
興味のある方は、登録されてはいかがでしょう。


先日、そのメルマガに
「3分間でコーチする  2019/11/14記述
桜井一紀 株式会社コーチ・エィ  2019年11月13日」

がありました。

コーチングといえば、40分から1時間かけて、
クライアントの目標達成や行動変革などについて話し合います。

組織においても、
上司が部下に対し、ある程度の時間を割いて、
コーチングをすることが推奨されています。

が、現実的には多忙の中、
メンバー全員に長時間をかけてコーチングすることは無理
という声が多いことも確かです。

そこで登場したのが「3分間コーチング」という訳ですね。

3分間でいいので、
部下と定期的に向き合う・・・
大切なことですね。

ということで、
コーチ・エィさんのメルマガから
「3分間コーチング」のコツを引用します。


■ 部下に変化をもたらすコーチングのポイント
(コーチング研究所調べ)
1位 定期的にすること
2位 次のセッションまでの行動を明確にすること


■ 部下に効果的なコーチングができていないコーチの特徴
1位 定期的にしない
2位 指示・アドバイスする


つまり定期的に行わないと、部下の変化を引き出せない
ということですね。
確かに「半期に1度」程度では、部下に行動変革を
期待することはむつかしいでしょう。

また、上司として、ついやりがちな「指示、アドバイス」も
よくないようです。
部下は、自分で考えないし、自分から行動しなくなるでしょうから。


■ コーチングの成果を確実にするための3つの要素
メルマガには、上記結果を踏まえて、
成果をもたらすコーチングの要素をあげています。

・定期的に行うこと
・次のセッションまでの行動の明確化を行うこと
・指示やアドバイスをしないこと


この3つの要素は、部下と面談するときにも使えますね。
「部下を変えたい」と思うならこの3点を実践する。
できそうですね。

その上で「3分間コーチング」を提案しています。


■ 3分間でコーチする
メルマガには次のように書かれています。

通常、コーチングは「30分間」「1時間」などの単位で
セッションを定期的に実行します。
30分以上にわたって相手の目標達成に向けて
様々な角度から「質問」して「聞く」ことに徹すること
ができるようになるには、
通常1年前後の専門的なトレーニングを受ける必要があります。
しかし、「質問」することも、「聞く」ことも、
私たちが元々持っている能力です。

30分間のコーチングは難しくても、
3分間のコーチングであれば、トレーニングをしなくても
今の力でできるかもしれません。

前述の「コーチングの成果を確実にするための3つの要素」を
シンプルにまとめ、
3分前後の短い時間で行うコーチングを
「3分間コーチ」と呼んでいます。

■「3分間コーチ」を実際に始めるための手順とポイント
・「3分間コーチ」について説明し、理解してもらう
・「3分間コーチ」を一緒にやってみよう!と誘う
・1〜2週間に1回以上の頻度で行う
・時間を区切る(3分間、5分間、あるいは1分間、など)
・テーマは目標達成
・コーチは「質問」して「聞く」ことに徹する
・正解を求めない
・アドバイスをしない


■ まとめ

この「3分間コーチ」の手法は
コーチングのみならず「1on1ミーティング」にも
使えそうです。

コーチングのテーマは「目標達成」と
明確です。

その「目標」とは、
業績目標に限らず、本人の行動変革や問題解決など
本人に目標を設定してもらえばいいですね。

最近は、「1分間面談」なる方法も目にします。

忙しいなか、1分でも3分でもいいので、
部下と1対1で向き合い、話を聞く時間をとりたいものです。

「3分間コーチング」、上記コツを踏まえて
テスト的にやってみませんか?

たとえば、1ヵ月間、週一でやってみるとか・・・。
きっと効果がでると思いますよ・・・

posted by suzumura at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスコーチング