中村天風「運命を拓く」
大谷翔平選手の活躍が止まりませんね。
すごいなあ・・・!!
その大谷選手が高校時代に熟読していたというのが、
中村天風先生著「運命を拓く」。
この話をテレビで見て早速アマゾンで購入しました。
それが今年の4月11日のこと。
いい本だなあと思いながら、完読したのがつい最近です。
どうしてそんなに時間がかかったのか?
他に読むべき本があったから・・・。(言い訳)
さて、この「運命を拓く」には、人生に役立つ言葉が散りばめられています。
ネットには天風先生の思想が載っていました。
出典:「現代ビジネス」
物事を悲観的に考えたりせず、つねに前向きでいることが幸福と成功への道である、
と天風は教える。
「天風思想のキーワードは『積極精神』です。
一度しかない人生を、積極的に明るく、朗らかに勇ましく生きれば、
自分自身が潜在的に持っている力を最大限に発揮できるのです」
(「天風会」で天風哲学の講師を務める尾身朝子さん)
天風はこう述べている。
〈どんな目にあっても、どんな苦しい目、
どんな思いがけない大事にあっても、日常と少しも違わない、
平然としてこれに対処する。
これが私の言う積極的精神なんであります〉
天風はこのような態度を「虚心平気」という言葉でも表している。
・・・
前向き、積極的がキーワードのようですね。
大谷選手は、これらを心の糧に、一生懸命、野球に、人生に取り組んでいるのでしょう。
素晴らしい!!
ちなみに、今の私が心に残っている言葉は次の通り。
1.人間の健康も、運命も心ひとつの置きどころ。心の思考が人生を創る。
2.思い方や考え方が積極的であれば積極的なものができ、
消極的なら消極的なものができる。
3.失敗したときは、「それをする心構えなり、方法なりに、
大きな間違いがあったことを天が教えてくれているんだなあ。
どこかに違っているところがあるんだ。ありがたいことだ。」と考える。
すべてのことに感謝しよう。
4.積極的なことを考えればプラス(正)の気が入ってくるし、
消極的の気分になればマイナス(負)の気が入ってくる。
5.心を健全に生かすことである。
心を健全に活かすには、いかなる場合にも、
心に積極的な態度をしっかり持たなければならない。
この本を読んでいたら、希望が湧いてきました。
目標を持ってこれからの人生を前向きに、
そして自分を信じて生きたいと思いました。
この夏休みに一読されてはいかがでしょう。