教訓
「潮目を読む」潮目が変わったことに、気づけるか?

今年の1月中旬以降、
オミクロン株によるコロナ感染者の拡大がとまりません。
今も増加傾向にあり、ピークはいつか、ピークアウトになるのはいつか、
と気をもむ日々です。
そこで誰もが一番気になるのが
「政府の対策」
なのではないでしょうか?
先日(1月27日)の「BSフジ プライムニュース」
(出演者と議論テーマによって、すごく興味深くて楽しみな番組です)
では、橋下徹さんと橋本五郎さんによる
岸田政権のコロナ対策などについて白熱議論をしていました。
(例のヒトラー投稿についても話していましたが)
この番組では、他の報道番組やバラエティ番組では見せない
真剣討論が繰り広げられます。
特にその日、橋下徹氏が熱かった。
というか、ずーーーっとしゃべりっぱなし。
そこで、
「ああ、この番組の視聴者を見据えて熱くなっているんだな」とか、
「橋本五郎さんにも安心して間髪入れず反論しているんだな」、
なんて思いました。
・・・なんでもかんでも、反論していたし・・。
内容は、やはり政権のコロナ対策への容赦ない指摘でした。
こうした議論で、いつも出てくるのが
「それでも支持率は落ちない」というお話。
そこで橋本五郎さんは
「潮目がかわってきている」とおっしゃっていました。
一小市民の私も、「そうかもしれない」と感じる今日この頃です。
■潮目がかわるとは 物事の流れが変わるという意味。
「潮目」には「速さの違う潮の流れがぶつかり合う場所」という意味や、
「情勢が変化するその境目」という意味がある。
日常会話で使われる「潮目が変わる」は、後者の方を指す。
状況がこれまでと変わってきたときに使う。
そうなんですね。
1月上旬まではコロナが治まっていて、他の政策もそれなりに
(報道を見る限りですが)様々な対応策がとられていると思われました。
前政権や野党よりもいいよね。
声も大きいし。
なんて思っていたら・・・。
オミクロン株による感染拡大が止まらないこともあり、
ワクチン接種の右往左往、PCR検査・抗体検査の右往左往、
まん延防止対策、尾身会長の発言とのズレ、
などなど、マイナス要因ばかり目につきます。
答弁も会見も、???的な。
ネット記事(Yahoo!のJBpress)には
「ついにオミクロン株が爆発した。
ある程度予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めている。
これまで岸田政権に徹底的に甘かった大マスコミも
いよいよその矛先を向けてきた。
当然である。
たどたどしい答弁で大臣としての資質が問われだしている
堀内詔子ワクチン担当相。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないことである。
『2回目接種から8カ月後』などと悠長なことを言っている間に
ウイルスの本格伝播が始まった。
ワクチンの在庫は国内に十分あるにもかかわらず、だ。」
なかなか厳しいですなあ。
が、その通り、とも思いますが。
1月に入って、やはり「潮目が変わってきた」のではないでしょうか。
さて、そこで今週の教訓です。
「潮目を読む」そして
「潮目が変わったのを察知したら、どう動くか?」政界もそうでしょうが、業界でも、社内でも、部署内でも
いろいろな潮目が変わることがあるのではないでしょうか?
自分以外の要因で潮目が変わることもシバシバです。
「目を読む力、
潮目が変わったことを感じたら、スピーディーに対策を打つ」
トップに問われる大きな能力です。
さあ、政権は、どう乗り切り、日本を納め、前進させるのでしょうか?
興味津々です。
でもまあ、世の中、
不思議と自然に治まっていくこともあります。
それが「運」というものでしょうね。
posted by suzumura at 09:56|
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