「脳」疲れているかも
知人の中で、「疲れた〜」が口癖の人がいます。
先日も、会ったとたん「疲れた〜」でした。
「疲れているんだなあ」と同情。
が、これって「脳疲労かも」と思ったのです。
たとえば、一日が終わると、ぐったりしてしまう。
疲れた〜が口癖。
朝も、目覚めからぐったり。
肉体労働、力仕事をしたわけでもないのに疲労感がある。
ずーーと疲労感を抱えながら暮らしている。
しかも、休息を取ったのに疲れがとれない、そんな不条理なことも。
そこで、思い出すのが
このブログでも紹介している「脳疲労」という曲者です。
身体的には疲れていない、そんなに力仕事をしたわけではない、
けれど、脳が疲れているとぐったりと疲労を感じてしまう。
その疲れの元凶は、「脳疲労」かもしれません。
脳の疲れは、心の病の原因になるともいわれています。
ということで、自分の「脳疲労」状態をチェックしてみませんか。
■ 脳疲労度チェック
(出典:キャリカレ通信教育「マインドフルネス実践講座」)
次の項目で、自分にあてはまるものにチェックをつけてください。
当てはまるものがなければチェックをしなくても大丈夫。
すべて終えたら、チェックのついた点数を合計します。
<食欲>
・好物がおいしくない(2点)
・わざわざ外食しようと思わない(1点)
<睡眠>
・夜中に何度も目が覚めて、寝た気がしない(2点)
・疲れているのに、目覚まし時計よりも早く起きる(1点)
<遊び>
・週末に遊びに行く元気がない(1点)
・何を見ても、まったく興味を感じない(2点)
<仕事>
・ケアレスミスが増えた(1点)
・上司の指示や連絡事項を忘れる(2点)
<気分・感情>
・最近、めっきり笑わなくなった(1点)
・悪いことは自分のせいだと感じてしまう(2点)
チェックのついた点数を合計します。
■ 診断結果
3点以上だと、脳の疲れがたまっているかもしれません。
5点以上は要注意。うつ病予備軍です。
これ以上、疲れをためないように、マインドフルネスを意識して
過ごしましょう。
■ おわりに
脳疲労を予防する方法や、脳疲労を解消する方法は、ネットに色々出ています。
マインドフルネス、たとえば瞑想や深呼吸は役立つようです。
マインドフルネスと同様、呼吸法も、昨今のビジネスシーンで注目されています。
マインドフルネスは実用的なスキルであり、
スキルを身につけることが今の時代を生き抜くためには必要である、
という説もあります。
コロナ禍が続く今、様々なストレスフルの日々を送っている方も多いことでしょう。
もし、自分が脳疲労だと気がついたら・・・
日常の中で、深呼吸するとか、心からリラックスできる時間を過ごすとか、
マインドフルネスを実践してみるとか、考えてみませんか。
気づくことが、第一歩ですから。