2022年04月01日

新入社員へのシンプルアドバイス


新入社員へのワンポイントアドバイス


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4月がはじまりました。
新年度のスタートです。

企業では新入社員の入社式が執り行われたことでしょう。
その後は、新入社員研修が続きます。

昨今は、入社式も新入社員研修もリモートで行うお会社もあるのでしょうね。
ちょっと寂しい?
便利ではありますが。

職場に配属されるのはすこし後のことでしょうか。
その職場では、新入社員受け入れの準備も万端、整っていることでしょう。

そこで、上司として新入社員に伝えた方がいいと思われるアドバイスを
ご紹介したいと思います。


■ 新入社員へのワンポイントアドバイス

新入社員研修では、社会人としてのビジネスマナーをあれこれ教わります。
まあ、ほとんどはあまり覚えていないでしょうが。
そこで、こんなシンプルで効果的な3つの心構えはいかがでしょう。

1.大きめの声
2.大きめのリアクション
3.感謝と熱意


1.大きめの声で
「おはようございます」「新入社員の○○です」「よろしくお願いいたします」
など挨拶の基本はやや大きめの声を出して言いましょう。

小さな声、語尾がトーンダウンするなどは、
自信のなさ、やる気のなさ、覇気のなさとして伝わってしまいます。
大きめの声なら、やる気が伝わるというものです。

2.大きめのリアクションで
リモートでの仕事も多くなった昨今、相手の反応もわかりにくくなりがちです。
そこで、より相手に伝わるように、
「うなずき」「挙手」「お辞儀」、
あるいはわからない場合での「首を横にする」などを
大き目なアクションをすることがポイントです。

ハキハキとした反応をすることで、
自分の理解や意志がうまく伝わります。

3.感謝
感謝の言葉「ありがとうございます」「ありがとうございました」は
新入社員にとって必須ワードです。

新入社員時代は、教えてもらうことばかり。
教えてもらったこと、指摘されたこと、
すべてにしっかりと「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう。

もちろん、頭を下げる、つまりお辞儀をすることも感謝の気持ちを伝えるポイントです。


■ おわりに

シンプルだけど効果的で大切な3つポイント。
まずはこの3点に気を付けて入社後の1か月程度過ごす
というのはいかがでしょう。

人間、他者から好印象をもたれたいもの。
特に新入社員は初めての会社生活では
周りの人から好印象を持たれること大事ですね。

もしよかったら、あなたのチームに配属されてくる新人に伝えてみませんか?



posted by suzumura at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2020年07月20日

電話対応、再確認


きちんとした電話対応で好感度UP

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コロナ禍、直接会って話す機会も減っていることと思います。
一方増えているのが電話応対やメール。
これらは顔を合わせていないので、うまく伝わらない場合もあるでしょう。

今日は、電話応対について再確認してみましょう。


■ 電話応対のメリットとデメリット

まずは、電話対応のメリットとデメリットを確認してみます。

「メリット」
・素早い対応ができる。すぐに連絡がとれ、即時対応してもらえる。
・時間的・空間的にあまり制限されない。いつでもどこでも連絡できる。
・移動しなくてもいいので交通費などのコストが抑えられる。
・短時間で多くのコンタクトができる。
・非対面であるからこそ、言いにくいことがいえる。

「デメリット」
・相手の時間を奪ってしまう。
予約をしていない場合が多いので、短時間とはいえ、
突然、相手に時間を割いてもらうことになる。
・真意や意図が伝わりにくい。
視覚を用いることができず、お互いに表情や姿勢、
身振りなどが伝わらず、声だけで伝えなければならない。
・記録や証拠が残らない。
・1対1のコミュニケーションになる。
・結論が出しにくい場合場多く、複雑な話をすることができない。


■電話対応のコツ

・話し方
基本はゆっくり。相手の状況に合わせて話すスピードを調整する。
電話では対面よりもトーンが低く聞こえてしまうので、
語調をやや過剰にするなど少し高めの声を出すようにする。
伝えたいことをあらかじめメモ書きして、伝え漏らしの内容にする。

・聞き方
知らない単語や聞き取りにくい言葉は聞き返す。
ただし多すぎると相手が不快感を抱く可能性があるので注意。
主要事項は確認して、メモをとっておく。
証拠を残したい場合は、電話だけでなく他の手段(メール)を併用する。


■おわりに

電話も使いようによって便利なツールになります。
電話、メール、Zoomなど、状況に応じて使いこなすといいですね。


posted by suzumura at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2018年07月31日

ハラッサーになっていない? A


グレーゾーンのセクハラ

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昨日(7月30日)は、
日経Associéの2018年5月号に掲載されていた
「グレーゾーンのパワハラ」をご紹介しました。

日経Associéには、
さらに「グレーゾーンのセクハラ」も掲載されていました。

繰り返しますが
「ハラスメントは、確実に認定される『OUTゾーン』だけに
注意すれば言い訳ではない。
踏み込むと危険な『グレーゾーン』の行為も、
ハラスメントとして問題視されることがある」

のです。

日頃の言動、ふりかえってみませんか?


■ セクハラのグレーゾーン

1.プライベートを根掘り葉掘り
・相手が嫌がっていないかをよく見極めること
・ハラッサーの困った言い訳
「相手のことをもっと知りたかっただけ」

<言ってはいけないこと>
・結婚は考えていないの?
・まだ独身なの?
・夫婦仲はどう?
・どんな部屋に住んでいるの?
・よく行くお店はどこ?

<改善ポイント>
・プライベートな質問をするときは、相手の反応をよく見る
・相手が困っているようなら、謝ったうえでそれ以上聞かない


2.体への不必要な接触
・仕事上で身体を触る場面はない
・ハラッサーの困った言い訳
「ちょっとしたスキンシップだよ」

<してはいけないこと>
・頭をなでる。髪に触る。肩をたたく
・肩をもむ、腕をつかむ・手を握る
・腰を触る・ハグする

<改善ポイント>
・体に触れる行為はすべてNGと考える


3.アヤシイ噂話の流布
・女性間で起こりがち
・ハラッサーの困った言い訳
「みんな陰で言っているよ」

<言ってはいけないこと>
・社長とあの子は、前々から何かアヤシイよね
・あの子はしょっちゅう課長といっしょに出張に行っているよね

<改善ポイント>
・男女関係にかかわる噂話で盛り上がらない
・人の足を引っ張る言動はしない


4.出張先で異性を酒につきあわせる
・強要していなくても限りなくクロ
・ハラッサーの困った言い分
「下心なんてない。たんに部屋でリラックスして飲みたかっただけ」

<してはいけないこと>
・出張先で異性の部下を酒に誘う
・出張先でホテルの部屋に同僚を入れる

<改善ポイント>
・セクハラは特に出張先で起きやすいと意識しておく



■ おわりに

数年前のセクハラ被害も訴えられる昨今。
それだけ被害者の心の傷は深いということですよね。

ほんと、言動には気をつけなければならないですね。
距離を縮めるためとコミュニケーションのつもりで思ってやったことが、
相手は不快に感じているかも。

そんなことありますよね。
相手の反応をよく観察することが肝要です。

そういえば、ある中堅企業の社長は、
新婚の社員に「子供を早くつくるべき」と言ったり、
独身者には、早く身を固めろと言う。

いずれも男女問わずにです。
まったく、グレーゾーンのセクハラです。

本人は気づいていないけど、
言われている方は不快極まりない。
それで辞めていった人もいるそうですよ。

今や携帯で、自分の発言が録音されているかもしれません。

日頃の言葉、行動には十分ご注意を。


posted by suzumura at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2018年07月30日

ハラッサーになっていない?


グレーソーンのパワハラ

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日経Associéの2018年5月号に
興味深い記事が載っていました。

5月号のテーマは「職場の今どきマナー」

マナーも時を経て変わっていきますものね。
今まで良かったことが良くないことに。
特に「ハラスメント問題」は、顕著ですね。
昔は許されていたことが、今では訴えられることに。
いつどこで録音されているかもわからない時代ですし。
十分に注意しましょう。

ということで、
今日は「パワハラ」をご紹介します。

■ ハラスメントのグレーゾーン

ハラスメントは、
確実に認定される「OUTゾーン」だけに注意すればよい、
という訳ではないようです。

踏み込むのが危険な「グレーゾーン」の行為も、
ハラスメントとして問題視されることがある。


確かに、誰もが「ハラスメントだ」と認識できる行為以外にも、
実は被害者が深く傷ついていることもあるものです。


■ グレーゾーンの職場では異変が起きる

グレーゾーンのパワハラが行われていると、
職場の雰囲気も悪くなるようです。

・職場でこれまでになかったミスが増える
・職場の雰囲気が重くなる
・「疲れた」「きつい」という言葉をよく耳にするようになる
・体調を崩す人や、欠勤・遅刻者が増える
・仕事以外の会話が減る


・・・昔、ある営業支社で毎朝1時間以上、朝礼と称した説教が
支社長からあったという話を耳にしました。
当然その支社の雰囲気はよくなかったようです。
あなたの職場、大丈夫ですか?


■ 職場のパワハラとは

同じ職場で働く者に対して、
職務上の地位や人間関係などの職場内優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて、精神的、身体的苦痛を与える、
または職場環境を悪化させる行為



■ パワハラのグレーゾーン

1.指導の名を語った「能力否定」
(何で?どうして?と追い込まないこと)

<しては(言っては)いけないこと>
・こんな簡単なことがなんでできないの?
・無理なことは言っていないよね
・これまで一体何を学んできたの?
・これはあり得ないでしょ!

<改善ポイント>
・自分の価値観や基準を押しつけない
・具体的に問題点を指摘して改善法を提示する

2.「見せしめ」のようなミスの共有
(ミスを憎んで人を憎まず)

<してはいけないこと>
・同僚がいる前で、大声でミスしたことを叱りつける
・メンバー全員へのCCメールでミスを指摘する
・「○○さんのミスがどうすればなくなると思う?」
 とメンバー全員に改善案を求める

3.細かすぎる進捗管理
(相手をもっと信頼する)

<してはいけないこと>
・「さすがに○○はやっているよな」
・「まだそれしかできていないのか」
・「こんなペースで終わるの」

<改善ポイント>
・相手を信頼し、管理しすぎない
・相手を疑うような質問はしない

4.気遣いのふりをした仕事の取り上げ

<してはいけないこと>
・「嫌ならやらなくてもいいよ」
・「誰か代わりを探すから」

<改善ポイント>
・「代わりがいない」ことを伝える
・つらいときは、声をかけてもらうようにする

5.24時間体制のメール対応要求

<しては(言っては)いけないこと>
・家でもスマホでメールを確認できるよね
・朝起きたらメールをチェックするように

<改善ポイント>
・「自分都合」でメールのやり取りをしない
・メールも「仕事」であるとしっかり認識しておく


■ おわりに

「完全アウト」なパワハラ行為だけでなく、
上記のようなちょっとした行為や発言もパワハラと受け取られかねません。

細かい時代になった、と嘆くより、
相手の気持ちを思って、改善するようにしましょう。

そして、愛をもって部下を指導することも
大切ですね。


posted by suzumura at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2018年01月20日

あなたのビジネスマナーは、大丈夫?


資料を整理していたら、
こんな記事が。

プレジデント 2015.5.4号のもの。

当時もブログにアップしたようです。
2年以上前の記録ですが、今でも通用すると思います。
何度も確認することで確実に向上できるでしょう。

タイトルはずばり「無礼者ランキング」

「部長300人、私なら取引停止!」

部長級以上のビジネスマン300人を対象に、
アイランド・ブレイン、ベクトル、ベンチャー通信、リアライズが
2015年3月に調査

ということで、あなたには大丈夫ですか?

1.(  )身なりがだらしない
2.(  )秘書や目下の人をぞんざいに扱う
3.(  )電話応対がなっていない
4.(  )会議中・商談中にスマホをいじる
5.(  )アポイントメントの時間に遅れる
6.(  )「いい加減に名刺交換をする
7.(  )歩きながらスマホをいじる
8.(  )商談に来て一方的に話し続ける
9.(  )正しい敬語が使えない
10.(  )タバコのニオイが残っている
11.(  )挨拶ができない
12.(  )メール返信が遅い(ない)
13.(  )食事中のマナーが悪い
14.(  )上司の仕事を手伝わない
15.(  )赤信号無視などの交通法規違反
16.(  )名前や役職を間違える
17.(  )非常識な時間に電話や営業をする
18.(  )社内の人間の悪口を言う
19.(  )ポイ捨てをする
20.(  )お辞儀がきちんとできない

偉い人、それも中間管理職の人に、
ときどき見受けられる態度です。

すごく偉くなった人は、
こうしたことがありませんね。

ぜひ、参考にしてみてください。



posted by suzumura at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2017年07月20日

声のトーンを変えてみる


場面によって声のトーン(高さ)を変えてみよう

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先日、マジックフレーズを紹介しましたね。

マジックフレーズとは、会話の冒頭や後に入れて、
相手への思いやりを表したり、
ネガティブな表現をやわらげる言葉です。

マジックフレーズは、基本的に5種類あります。
「挨拶」「感謝」「謝罪」「共感」「断る」です。

今日は、それぞれのマジックフレーズに合わせた、
声のトーンをご紹介します。

とても簡単ですヨ。


■ ドレミファソの音

まず、自分の地声を確認します。
自分の地声をドレミの「ド」で言ってみましょう。
「ド」より少し高い音が「レ」です。
続いて「ミ」「ファ」「ソ」まで、
自分の声のトーンをあげていってください。

後の「ラ」と「シ」は、
あまりマジックフレーズでは使いません。
居酒屋のスタッフさんが使っているところもありますが。


■ 音の高さとマジックフレーズ
それぞれの音の高さに合ったマジックフレーズを紹介します。

・「ソ」の音
「おはようございます」や「こんにちは」「こんばんは」など「挨拶」は、
高めの「ソ」の音で、元気よく伝えることがポイント。
「いらっしゃいませ」などの接客用語も「ソ」の音ですね。

あなたの朝の挨拶は、「ド=地声」ではないでしょうね。
地声の「おはようございます」では、テンションが上がりません。
ぜひ、明日から「ソ」の声で。

ちなみに、大勢前で行う「発表」や「スピーチ」も、
内容にもよりますが基本的に、この「ソ」の音で。

以前、ある会合で、それまで低い声で話していた人が、
発表する場面になったとたん、
この「ソ」の音に見事に切り替えていました。

私の場合、
始めて新入社員研修を担当したときは、自信がなくて「ソ」の音では
ありませんでした。
相手にうまく伝わらないことがわかってからは、
がんばって「ソ」の音を出すようにしています。
ちなみに、20代までの私は人前で話すことは、チョー苦手でしたの。

・「ミ」の音
「ありがとうございます」「助かりました」「お世話になりました」
など「感謝」の言葉は、少し高めの「ミ」の音。
「感謝」の言葉も「ド=地声」では、感謝の気持ちは
伝わりにくいもの。

また「入室」する際などの挨拶「失礼します」も、
「ミ」の音がいいでしょう。

・「ド」の音
「申し訳ございません」「ご迷惑をおかけいたしました」などの「謝罪」、
「残念ではございますが」「大変失礼ですが」「申し訳ございませんが」
などの「お断り」のマジックフレーズは、地声の「ド」の音が適切です。
ゆっくり丁寧に伝えるといいでしょう。

・共感は?
「おっしゃる通りです」「確かにそうですね」などの
「共感」をあらわす言葉は、相手のトーンに合わせるといいでしょう。
楽しい話、嬉しい内容には、同じような高めのトーンで。
哀しみや怒りに共感する場合は、やや低めのトーンで。


■ おわりに

私が担当するコミュニケーション研修では、
この「ドレミファソ」を発声するワークを行っています。

日頃、人前で発表する機会の多いリーダーは、
簡単に声が上がっていきます。

一方で、うまく声が上がっていかない人もいます。
ということは、朝の挨拶が地声かも。

とまれ、否が応でも人と接する職場です。
マジックフレーズをうまく使い、
さらに「声のトーン」を工夫すること、大事ですね。

おっと、知らず知らずのうちに、
すでに声のトーンを調整している人も、
いるようですよ。


posted by suzumura at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2017年07月18日

マジックフレーズを使いこなそう


マジックフレーズでスムーズな人間関係を

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人間、ちょっとした言葉づかいで、
ほっとしたり、嬉しくなったり、許せたり、
あるいはイラッときたり、機嫌が悪くなったりするもの。

職場での人間関係を良くするために、
マジックフレーズをうまく使ってみませんか。


■ マジックフレーズとは

マジックのフレーズだから、魔法の言葉?
そうかもしれません。
マジックフレーズを会話に入れるだけで、
相手に与える印象を変えることができるのですから。

マジックフレーズとは、
相手に対する「思いやり」や「配慮」を伝える言葉といえます。

営業部門や販売部門など接客する人はもとより、
すべてのビジネスシーンで、他者との会話は不可欠ですね。
会話の最初や終わりにマジックフレーズを入れることで、
よりよい関係づくりにつながります。

また、時にはネガティブな内容を伝えなければならないことも
あるでしょう。
そんなときもマジックフレーズを使うと、
ネガティブ感が和らぎ、相手への配慮につながります。

このマジックフレーズを覚え、使いこなすことによって、
苦手な人との関係もスムーズになるでしょう。

さらに、「できる人」と言われる人は、
このマジックフレーズを使いこなしているという説も。


■ 5つのマジックフレーズ

1.「挨拶」の言葉
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」
「お元気ですか?」「体調大丈夫でしたか?」
「良いお天気ですね」「あいにくの雨ですね」
「いつもお世話になっております」

普段からよく使っているこれらあいさつの言葉。
これもマジックフレーズのひとつなのです。
あいさつひとつで、相手への思いやりや承認、気遣いが伝わります。
まずは、積極的に自分からあいさつしましょう。

2.「感謝」の言葉
「ありがとうございます」「助かりました」「お世話になりました」
「(お心遣い)感謝いたします」「おかげさまで」
「ご丁寧に(誠に)ありがとうございます」
「勉強になります」「嬉しいです」

「ありがとうございます」は、究極のマジックフレーズですね。
プラス・ストローク(もらって嬉しい声かけ)のひとつでもあり、
相手への感謝に直結する言葉です。
「ありがとうございます」を、心を込めて伝えることで、
関係は断然良くなりますよ。

3.「謝罪」の言葉
「申し訳ありません」「申し訳ございません」
「(大変)失礼いたしました」「ご迷惑をおかけしました」
「お手数をおかけしました」「ご心配をおかけしました」
「深くお詫びいたします」「お役に立てず・・・」
「さっそく調べてお返事いたします」「さっそく対処いたします」
「今後十分注意いたします」「勉強不足でした」

ビジネスシーンでは、「すいません」「ごめんなさい」ではなく、
「申し訳ありません」ときちんした言葉をつかうことが求められます。
謝罪する場面でのマジックフレーズを身につけることは、
「しっかりしている」「きちんとしている」のみならず、
「なかなかデキる」という印象につながります。
ぜひ、身につけましょう。

4.「共感」の言葉
「おっしゃる通りです」「確かにその通りです」
「それはご心配ですね」「(お気持ち)お察しいたします」
「私にも同じような経験があります」
「お気持ち痛いほどわかります」

これら共感のマジックフレーズは、
上司や客先などに使うと効果的です。
覚えておきましょう。

5.「お断り」の言葉
「大変失礼ではございますが」「残念ではありますが」
「申し上げにくいのですが」

ビジネスシーンでは、相手の依頼を断らなければならない場合も
あるでしょう。
そんなとき、このお断りのマジックフレーズを冒頭に入れることで、
断るというネガティブな印象を弱めることができます。


■ 最後に

これらマジックフレーズを、すでに使いこなしている人も
いるでしょう。
そんなあなたは、復習の意味で再チェックし、
その腕をさらに磨きませんか。

「自分の職場では使う必要はないよ」というあなた。
とはいえ、あいさつや感謝のマジックフレーズは必要でしょう。
またいつなんどき、客先や会社のお偉いさんに
対応しなければならない機会がやってくるかもしれません。
そのときに備えて、身につけておきませんか。

私自身も、改めてマジックフレーズをうまく使っていこうと
思った今日でした。


posted by suzumura at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2017年07月07日

大人の言葉づかい、できていますか?


大人の言葉づかいがスラスラでるようになったら

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先日、とある企業。

生産部門の男性リーダーと打ち合わせ。
そのときの彼の口から、
「少々お待ちください」
「大変お待たせいたしました」
が、穏やかな笑顔とともにスラスラと出てきたのでした。

すごいなあ。
これで、私の彼への信頼度、急上昇でした。

また、とある工場の課長さん。
名古屋弁丸出しは、とても親しみやすかったのですが、
まったく丁寧語が・・・。しかたないかあ、と。

営業部門やスタッフ部門の社員なら、
ビジネスマナーの第一歩として丁寧語、尊敬語、謙譲語など
きちんと身につけているでしょう。

一方、接客する機会がない部署の場合は、
あまり身についているとは言えないでしょう。
それらを使う機会もないですし。
あるいは、「そんな言葉つかってられないヨ、
自分r何必要なのは、生産性向上だから」、
なんてね。

ではこの男性リーダーは、前職が営業系だったのかしら?

いずれにしても、
生産部門であろうと、
リーダーたるもの、大人の言葉づかいを身につけること、
必要ですね。
客先や、目上の人と会う機会が増えるからです。
敬語や大人の言葉づかいができないと、
「ビジネスマナー」ができていないと思われてしまうでしょう。

ということで、
今日は、基本的な大人の言葉づかいを再確認してみませんか?
基本中の基本です。
スラスラ出てくるようにしましょう。

■ 必ず身につけたおきたい大人の言葉づかいTOP10

・ありがとうございます
・かしこまりました(承知いたしました)
・よろしくお願いいたします
・少々お待ちください
・お待たせいたしました
・申し訳ございません
・失礼いたしました
・存じております
・ただいま参ります

他にもイロイロありますヨ。
興味ある方はネットでチェックしてみてください。


■ おわりに

いかがですか?
これらの言葉、スラスラと出てきますか?

ビジネスマナーの基本として、
丁寧語、尊敬語、謙譲語などを含めて、
大人の言葉づかい、身につけたいですね。

身につけるためには、まずは意識して使ってみることです。
トレーニング感覚で、やってみませんか!
さらに、身近で使っている人を真似てみることも効果的ですヨ。

大人の言葉づかいをがスラスラ出るようになったら、
相手は、
「できるヤツ!」「きちんとしている人」
さらに「信頼できる人」と思い、
仕事もスムーズに進むこと間違いなし!
でしょうから。



posted by suzumura at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2016年09月28日

人は見た目「米大統領討論会」で

雨が降るかなぁとやや心配しながら、
ウォーキングへGO!
(家売るオンナが終了して寂しい私です)

すると、
一瞬、素晴らしい夜明けが!!
2016928@.JPG

302号にある、とある歩道橋。
ホントに一瞬でした。
ありがとうございます。

さて。
昨日は、ここ日本でも大注目の
「米、大統領選の第一回テレビ討論会」
でしたね。

で、様々な報道がありますが、
今朝の「あさチャン!」で、
パトリックさんの解説、興味深かったですヨ。

米国では、話の内容よりも、見た目が左右すると。
まさに、「人は見た目が9割」ですねェ。

ということで、
話の内容よりも、ノンバーバルコミュニケーションに
注目してみました。

結果は、ヒラリーさんの勝利。
まずは「赤いパンツスーツ」。
健康面の不安を払拭し、元気ハツラツを想起させる赤。
また、バックの壁にも映える色というものです。

ああ、男性はダークスーツが基本で、
紺、グレーくらいだから、ちょいと不利かしら。
ちなみに、トランプ氏は、落ち着いたイメージを
表現したかったそうな。

更に、演台の高さにも注目。
背の低いヒラリーさんは、特注で自分の身長に合った、
低い演台をセットしたそうです。

更に更に、米国では、
自分専用のエアコンを用意していると。

すごいですねえ。

以前、ニクソン候補が、汗を拭いていて、
それがマイナスイメージだったとか。

それにしても、
徐々にボルテージの上がっていったトランプさんに対し、
ヒラリーさんは、
落ち着いていましたね。

にこやかな表情でゆっくり語り(かわし)、
余裕が見て取れました。

パトリックさんは、
米国の討論会は「音を消して見よ」といいます。

すると、どちらが大統領にふさわしいかが
見えてくる、
ということでしょうかね。

まあ、日本はそこまではいかないでしょうが、
最近の小池知事の表情や語り口を見ていると、
ノンバーバルコミュニケーションも大事だなぁと、
再認識する今日この頃です。

まずは、
どう見せたいか?
ですね。

あなたは、その場でどう見せたいですか?


posted by suzumura at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2016年06月09日

最近のビジネスマナー新基準

どんより雲。
まさに、梅雨ですね。

201668ユリ.JPG
今、ユリさんたちが真っ盛りです。
きれい、可憐ですね。

さて。

PCを整理していたら、
こんな記事が。

出典は、NET「週刊SPA」2015年12月ころの
記事です。

タイトルは
『職場のルール』のビジネスマナー
「許さない!の新基準・調査結果


時代の変遷とともに、
職場のルール、ビジネスマナーも、
変わってきている昨今です。

ご参考までに。
(メーカー、金融、ITの各業界100人計300人に調査)
NG判定者が66%以上=「超キケン」、
50〜65%=「キケン」、
49%以下=「セーフ」

【超キケン】
・職場の人間の携帯番号を、
 本人の承諾なしに社外の人間に教える 89%
・ゴミの分別をしない
 (紙ごみの箱に平気でペットボトルを捨てたりする) 87%
・周りへの挨拶(「お疲れさまです」)なしに、
 消えるように退社 81%
・ひどい風邪にかかっているのに無理をして出勤 79%
・風邪(もしくは花粉症)なのにマスクをしない 76%
・出社時に、周りへの挨拶(「おはようございます」)なしに
 席に着く 75%
・ペットの体調を理由に会社を休む 72%
・社員証を首から下げっぱなしで公共交通機関に乗る 71%

・・・ああ、アルアルですね。
  困ったものです。
  本人は、まったく気づいていない場合が
  多いものです。

【キケン】
・打ち合わせや会議の最中、スマホでメモを取る 58%
・議事録のノートを取らず、
 スマホでホワイトボードを撮影する 54%
・職場で私物の携帯電話やタブレットを充電する 54%

・・・この「スマホで撮影」、
  研修やセミナーでも、みられるようですよ。
  講師が黒板に書いたものや、スライド画面を
  撮影する人がいるのです。
  中には、講義を録音したり・・・。
  いずれも私は経験したことが、ありませんが。
  でもこれら、近い将来、当たり前になるかも・・・。

【セーフ】
・上司より先に退社する 16%

・・・この記事の特集は、「残業」が問題になっている昨今、
 「上司より先に退社が、よしとされるか否か」です。
 このアンケートでは、ギリギリセーフということでしょうか。
 でも、その場合、こっそりいなくなるのはNGで、
 あいさつをしっかりした上で、退社するのがマナー
 という結果です。
 「お先に失礼します」は、当たり前ですね。
 クッション言葉の「申し訳ありませんが」などを
 つけるといいでしょう。

あなたの部下、大丈夫ですか?
ビジネスマナー違反なら、
しっかり説明し、改めるように指導しましょう。
部下が偉くなる前に・・・。

今日も、
あなたにとって、
優しい一日となりますように!
posted by suzumura at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー

2015年12月25日

無礼者ランキング(プレジデント出典)

今日はクリスマス。
そして明日から(今日から?)、
世の中は、年末、お正月にGO!ですね。
お店の装飾も、
イッキにお正月モードに。
スタッフさんは並べ替えで、
大変でしょう。お察しいたします。

で、これは、
そんなお正月の実、
ご近所の「千両」さんです。
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さて。
そんな12月。
時間があれば、
書籍や雑誌の2S(整理・整頓)に余念がない私。
まだまだ、本当にイッパイあるんですよねェ。

そんなとき、
手にした雑誌「プレジデント」に
ポストイットが貼られていて、
見てみると、
これが参考にナルナル!

で、ご紹介しますね。

出典は
プレジデント 2015.5.4号
「無礼者ランキング」です。
おもしろそうでしょ!

いわく
「部長300人、私なら取引停止!」
ということで、
「部長級以上のビジネスマン300人を対象に、
アイランド・ブレイン、ベクトル、ベンチャー通信、
リアライズが2015年3月に調査」

さあ、いかがでしょう?

1位「身なりがだらしない」
2位「秘書や目下の人をぞんざいに扱う」
3位「電話応対がなっていない」
4位「会議中・商談中にスマホをいじる」
5位「アポイントメントの時間に遅れる」
6位「いい加減に名刺交換をする」
7位「歩きながらスマホをいじる」
8位「商談に来て一方的に話し続ける」
9位「正しい敬語が使えない」
10位「タバコのニオイが残っている」
11位「挨拶ができない」
12位「メール返信が遅い(ない)」
13位「食事中のマナーが悪い」
14位「上司の仕事を手伝わない」
15位「赤信号無視などの交通法規違反」
16位「名前や役職を間違える」
17位「非常識な時間に電話や営業をする」
18位「社内の人間の悪口を言う」
19位「ポイ捨てをする」
20位「お辞儀がきちんとできない」

・・・

なるほどですよね。
では、あなたは、いかがでしょう?

就活時や新入社員時代に習ったビジネスマナーですが、
ベテランさんになった今、
忘れていたり、自己流になっていませんか?

また、リーダー、監督者、部長のあなた。
人間、少し偉くなると、
ビジネスマナー面でルーズになる場合もありますよね。

再認識してみませんか?
お客様や周囲の人と良い関係を築くためにも。

ということで、
今日も、
あなたにとって
素晴らしい一日となりますように!
posted by suzumura at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー