まず、なにから変えてみる?自分は変われる。いつなんどきでも
「こうあるべき」「こうすべき」という思い込み、
あるいは「ずっとこうやってきたので・・・」という今までのやり方への固執。
このように、無意識のうちに思い込んでいること、あるのではないでしょうか。
こうした状態は、その場を難なくやり過ごすことができるでしょう。
しかし、状況が激変している今、無意識のうちに同じようにやり続けていることで、
実は効率が悪くなっていたり、変化に対応できなかったり、
新しい価値を生み出す機会を失っていることもあるのではないでしょうか。
私事ですが、以前から、このような自分の思い込み、固定観念を払拭するべき
と意識してやってきました。
確実に実践できているかどうかは別ですが。まだまだ私、頭固いので。
さらに、最近、
マインドセットとかマインドフルネスといった概念が注目されるようになり、
より意識しています。
最近読んだ「ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室」
ジェレミー・ハンター著 プレジデント社
からも、強く影響を受けている私です。
最近、その意識、
つまり「思い込みからの脱却」が実現したことがあります。
私事ですが。
私は、早寝早起きが信条です。
若いころから、朝早いことは苦にならず、朝のテンションは高い方です。
早寝早起きは無意識に私のパターンになっていて、
「早寝早起きがいいに決まっている」、
「心身の健康は早寝早起きから生まれる」などと思っていました。
というか、ずーーーと思い込んでいて、疑うことなく実行していました。
ところで、
ここ数年、「冬型うつ」を感じるようになりました。
年末年始から春にかけて、夜明けが遅く、日照時間も少なくなり、
寒さを感じたりすることで心身に不調をきたすというものです。
やる気が出ない、疲れがたまる、身体が重いなど、しんどい状態が続きます。
それをカイゼンするために、まずは太陽の光を浴びようと思う訳です。
そんな今年の1月末。
ふと、暗い朝に目覚めるのはイヤだ。
太陽の光を感じて目覚めたい、と強く思いました。
ならば、夜遅くまで起きていれば、夜明け頃、
つまりいつもより遅く目覚めることができ、太陽の光も感じられると、考えたのです。
家での仕事はあるものの、外出仕事のない日が続いていたので、
思い切って、夜遅くまで起きていることにしました。
これまでは、飲酒もあり9時30分には眠くなっていました。
が、ガマンして12時、1時すぎまで起きていて、
本当に眠くなったときに眠るようにしました。
とうぜん、朝、6時、あるいは7時ころ目覚めます。
これ、すごくいい。
目覚めはスッキリし、「よく寝た〜〜!」と大満足です。
この「深夜12時頃に眠りにつき、朝6時過ぎに目覚める」というパターンは、
若い頃以来のことです。
早寝早起きが40年近く定着していたので、
身体や精神が大丈夫かいな、とやや心配でしたが、
遅寝遅起きにチャレンジしてみると、これが、できる。
「ぐっすり眠れる」という効果のほかに、良い結果も。
1.夕方から深夜の時間が、有効に使える。
夜のTVのお気に入り番組を楽しむのもいいのですが、
寝るまでの時間が長いので、仕事などに取り組めるのです。
特に、興味のないTVをつけっぱなしにしておくという習慣はなくなり、
TVを消して、ヒーリングミュージックを聴きながら
読書したり、まとめたり、仕事をしたりすることができるのです。
・・・ちなみに、このブログも、夜の9時ころからまとめ、
今、upしています。
この「夜の仕事mode」は、初めてといっていい経験です。
2.昼間、夕方ウォーキングを楽しめる。
これまで、早朝ウォーキングが一番!と思い込んでいましたが、
この遅寝遅起きにより、昼間や夕方に歩くようになりました。
太陽を浴びて歩くことができ、
ちょっとした買い物にも車をやめ、歩いて出かけることができます。
一方、デメリットも。
1.午前中が、使い物にならないことが多い。
元気ではありますが、昨夜の仕事modeの残滓を感じ、仕事modeになれません。
もちろん、切迫した仕事がある場合は否が応でも取り組まなければなりませんが。
■ おわりに
言いたいことは、
「早寝早起きがベストだ!」という私の思い込みから脱却することができた。
ということ。
「いくつになっても、自分を変えることができる」、
とちょこっと自信になりました。
朝は得意だけど夜は苦手、という思い込みも払拭できたようです。
ちなみに、この「遅寝遅起き」習慣は、初夏頃には戻そうと思っています。
つまり、「夜明けとともに目覚める」を一義にするという訳です。
自営業ならではの特権ですね。
でも、会社員であっても、
リモートワークにより通勤時間をさけることができるならば、
この遅寝遅起きもできそうですが。
・・・子供さんへの示しがつかない、かもしれませんが・・・
ということで、「思い込みを払拭できた」私でした。
さあ、次はどの思い込みから脱却しようかしら。
可能性が拡がるかも・・・
あなたも、いかがですか?
思い込みから、脱却しませんか?