2019年03月05日

転職をスムーズに進めるには?


3月末で退職、転職する人、必見!

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転職が当たり前になってきた昨今、
前社をうまく辞めることも大切です。

退職後も、どんなことでお世話になるかもしれません。

ちょいと前ですが、
(2019年2月5日)の日経新聞夕刊には、
円満退職するコツが掲載されていました。

今後の参考になると思いますよ。

記事には
「より良い職場環境や処遇を求めて転職することは、
今や若い世代にとって常識となりつつある」

とあります。

確かにそうですよね。
私も、何度も関係する記事をアップしてきました。

新入社員が3年で退職する割合は、
大卒で3割とか。

ところが
「退職に伴うトラブルは増加気味」
だとか。

ということで、
円満に巣立つコツが記載されていました。


■ 今の職場に対して

・法的には2週間前までに(退職を申し出る)
引継ぎなど考え、最低でも1か月以上前に

とあります。

就業規則をチェックしておくことがとても大事です。
退職に対する規定は、確認しておきましょう。
あとで、トラブルにならないように。

・プロジェクト途中での退職は避ける
・「○○に挑戦したい」など前向きな理由を話す
・転職先の具体名はなるべく伏せる


前社、前職場での印象を良くするためにも、
上記のポイントは必須ですね。

用心深い私は、
突然退職だったこともあり、
退職理由を「心理学を学びたい」としました。
確かに退職後、心理学(NLP)を受講しました。
本音は、「休憩したい!」でしたが。


■ 新職場に対して

・前職で得た顧客情報や企業の機密情報などは話さない
・出社日は「前の会社と交渉してから」とまずは保留に


機密情報の漏洩はもってのほかですね。
新職場への出社日も、自分の意思だけでは決められない
場合もあります。
前職での都合もあるかもしれませんから。


■ 家族に対して

・妻や夫、両親などに事前にきちんと説明しておく

確かに、家族が猛反対したり、
退職できない重要な理由があったりするかもしれませんから。


■ 転職時の主なトラブル例

・有給休暇を消化させてくれない
法律上はすべて消化可能だが、
会社の状況や業務に応じて話し合いを

・損害賠償を求められて
雇用契約にそのような記載があっても、一切無効

・研修費用の返還を求められる
雇用契約にそのような記載があっても、
認められないケースが大半

・退職金がもらえない
制度があるなら請求可能。
制度がない会社もあるので確認を


いろいろなトラブルありますよね。


■ 転職についてのアドバイス

転職サービス「doda」の大浦編集長さんの
お話です。

・退職交渉には手間暇をかけること
・有給休暇の消化やボーナスの権利を主張することも一考を
ルールを振りかざしすぎないように
・退職理由は「○○に挑戦したい」など
オブラートに包む。SNSに本音を載せない


最後にこんなアドバイスも。

転職活動で青い鳥を探すように「果たしてこれでよかったのか」と
悩み続ける人がいるが、
より良い環境に近づけていく過程に過ぎない。
最初から完璧な会社を求めず、ある一定期間の自分のベストと
捉えれば納得のいく転職ができるだろう。

と結んでいます。

ああ、このアドバイス、まさに転職が当たり前で、
転職してキャリアを積んでいく、
自分にピッタリの職業を見つけていく、
っていう時代ですね。


■ おわりに

そんな、転職が当たり前になった今。
そして、転職後に元の会社に戻るケースも増えているようです。

立つ鳥跡を濁さず!

円満に退職し、円満に入社することが大切ですね。


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2019年03月01日

信頼される行動とは?


あなたは周囲から信頼されているでしょうか?

3月に入りました。

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新年度まで1ヵ月です。

多くの企業では4月1日付で
人事異動や組織改革があります。

新入社員が配属されたり、
上司が変わったり、部下も変わったりと
変化の多い時期を迎えます。

周りの人が変わるとなると、
その人たちとの信頼関係構築が大きなテーマになります。

ということで、
今日は信頼関係を結ぶために心掛けたい行動を
ご紹介します。

出典:日経Associé 2017年8月号

<信頼される13の行動>

日経Associéでは、信頼される行動を
「人格」「能力」「人格・能力」の3に分けて
示しています。

■ 人格
・率直に話す
・他者を尊重する
・透明性を高める
・間違いを正す
・忠誠心を示す

■ 能力
・結果を出す
・より上を目指す
・現実を直視する
・期待を明確にする
・説明責任を果たす

■ 人格・能力
・まずは耳を傾ける
・コミットメントし続ける
・他者を信頼する

いずれも大切なことですね。
あなたは実践できていますか?

さらに「信頼される人」になる要素も
紹介されています。


■ もう一度一緒に働きたいと思ってもらえる人の
4つの要素


「あなたと、もう一度一緒に働きたい」
「あなたの部下でよかった」
そんな風に部下や周りの人から言われるような人物に
なりたいですね。
そのポイントも紹介されています。

・結果・・・これまでどんな成果を上げてきたか?
実績やキャリアなど。
人の評判に関わる大きな要素。
ただし、結果もキャリアも過去のものであるため、
信頼に足る要素になるかどうか見定める必要がある。

・力量・・・どんなスキルや能力があるか?
知識やスキル、才能など。
結果を出すために必要な要素。
人柄はよくても「力量」が足りなければ結果はついてこない。
人を評価するときに重視される。

・意図・・・自分の考えをどれだけ周囲に伝えているか?
何かをするときの動機(根拠)や考え方、価値観など。
これらを相手に明確に伝えていなければ、
信頼関係は築けない。
(それは)「なにを考えているかわからない」からだ。

・誠実・・・周りに対してどんな誠実さを見せているか?
正直であり、謙虚であり、有言実行であること。
自分の価値観や信念に従って一貫性のある行動を取ること。
誠実さを欠くことが、信頼を最も裏切る行為となる。

記事には「意図」を伝えていない人が多いとあります。
「どんな価値観を持っていて、
どんな動機で行動する人なのか。
そこが見えてこないと全幅の信頼は置けない」
とあり
「逆に言えば、『意図』を相手にしっかり伝えることができれば、
信頼される確率はぐっと高まる」
としています。

「意図」を伝えること、とっても大切ですね。


■ おわりに

信頼関係を築くこと、大切ですね。
今も、これからも。

定期的にチェックしてもいいでしょう。

いつのまにか、
人柄が変わってしまっているかもしれませんから・・・。


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2019年02月28日

オートクライン


話してはじめて気づくこと

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悩んでいることを打ち明けたり、
不平不満を愚痴ったり、
誰かに自分の本心を話しているうちに、
何かに気づく経験、ありませんか?

私は、
友人に、上司への不満を話しているうちに
自分も悪かったことや上司の気持ちに気づいた
という経験は、多々あります。

さらに昔、
占い師に自分のやりたいことを語っていたら
「おや、自分の本心とはちょっと違うぞ」と
気づいたこともあります。

このように、
人に話しているうちに自分で気づくことを
コーチング用語で「オートクライン」といいます。


■ オートクラインとは

もともとは
「分泌された物質が、分泌した細胞自身に作用すること」
を意味する生物学用語。

これをコーチング用語として使われたのです。

つまり、
コーチングによって
クライアントがコーチに語り掛けることによって、
クライアント自身が自分の話していることを聞き、認識する。
その結果、クライアント自身に気づきが起こる。
というもの。


私たちの脳は、すごいスピードで思考をしていますが、
普段は思考を認識していません。

思考を認識するには、
会話などにより自分の思考をアウトプットし、
それを自分自身が受け取ることが必要なのです。

誰かと会話をし、言葉にしてアウトプットすることで、
アイデアが閃いたり、
自分の考えていることを認識したりすることが
できるのです。

コーチングの中で、
クライアントがコーチに語り続けることで、
クライアント自身に気づきが起こる、
という訳です。

そんなコーチングっていいですよね。
という訳でもあります。


■ 言葉に出して言う効果

私は、
人に話す効果ばかりでなく、
一人で言葉に出す効果もあると思っています。

話す相手がいる場合はいいのですが、
そんな時ばかりではありません。

あるいは、
人には話したくない内容もあるでしょう。

そんなときは、
誰もいない場所で、密かに言葉に出してみる。

たとえば、
最近、一番いいと思ったのが、
「ありがとう」です。

「ありがとう」を口に出してみる。
何度も何度も。

すると。

「ありがとう」という感謝の気持ちが
自分の中に作用し、
自分は幸せな気持ちになれる。

私的にはすごく穏やかな気持ちになれます。

ぜひ、試してみませんか?


■ まとめ

誰かに話す効果、
いろいろありますよね。

コーチでなくても、
信用できる人、
話をしっかり聴いてくれる人、
に話す。

話すことには浄化作用もあります。
気づきにもつながります。

そして、
自分一人でも口に出してみる。

オートクラインの効果をぜひ自分のものにしてみませんか。



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2019年02月21日

たとえ動機が不純でも


最近の報道で、思ったこと。

動機が不純だとしても、結果がよければ
それでよし!


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何らかの褒賞を得たくて、
がんばることってありますよね。

その褒賞とは、
人、それぞれ。

たとえば、
若い女性たちの中の男性。
がんばります。
すごく。
たぶん、女性にいいところを見せたくて。

彼女にいいところを見せたいと、
張り切る彼氏もいます。

子供にいいところを見せたいと、
無理をする父親もいます。

企業においてはどうでしょう。

たとえば
昇給したいからがんばる。
昇進したいからがんばる。
上司にほめられたい、認められたいからがんばる。

あなたも、そうではありませんか?

これらは、心理学で「外的報酬」と呼ばれる、
心理的褒賞のひとつです。

さて、最近の報道とは。

とある国の大統領が、難しい他国との問題を解決するために
交渉を続ける。
とか、
さらには
拉致問題に協力するとか。

いずれも、
とある有名な賞をもらいたいからなのでは?
と、私なんか思っちゃいます。

でも、いいじゃないですか。

動機が不純だとしても、
その結果、うまくいけば。

翻って、
企業で働く人にとっても、
たとえ動機が不純であったとしても、
がんばれること、努力できることって
いいですよね。

自分も部下も、
それぞれの動機を持って、
明確にして、
難しい仕事に向かうことは大切です。

あなたの部下の動機はなに?
あなた自身の動機はなに?

いずれも、わかっていますか?


posted by suzumura at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年02月20日

課長に必要な力


これができれば出世できる?

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少し前の資料ですが。

2018年5月号の「日経Associé」には、
課長に必要な20の力が掲載されていました。

さあ、あなたもセルフチェックしてみませんか?


■ 人を惹きつける力
・目先の問題にとらわれず、部署の「本来あるべき姿」を語れる 
・自分の部署だけでなく、会社全体や世の中のために
 働く気持ちがある
・皆が諦めるような状況でも柔軟かつポジティブに前進できる
・いくつもの修羅場を乗り越え、
 「困難から逃げない人」と認められている


■ 上意下達の力
・社内各部署の機能を理解し、指示された仕事を
 「誰と」「どのように進め」「いつまでにできそうか」
 判断できる
・経営層が「重要だと思うこと」の優先順位を理解している
・部下の能力に応じて相手を理解し、
 相手が行動できる表現で指示できる
・部下に仕事を指示する際に、
 その仕事の目的や意義を理解させ、やる気を引き出せる


■ 情報を集め、報告する力
・部下との信頼関係が築け、
 「ネガティブ報告」についても報告できる空気が作れる
・報告をする際は「主観的な意見」でなく
 「客観的な事実」で会話できる
・部署の状態を常に「数字」で把握し、グラフや図を用いて報告できる
・経営層に対し「報告すべきこと」「しなくてもいいこと」
 の線引きが的確にできる


■ 社内外で連携する力
・他部署のミッションを理解し、
 目標達成を積極的にサポートする姿勢がある
・他部署の社員と積極的に話し、アンテナを広げる努力をしている
・相手との利害が対立する場合は、現実から目を背けず、
 どこまでも交渉するしぶとさがある
・守秘義務やコンプライアンスなど、
 社内外の人との連携に必要な法務の基礎知識がある


■ チームを育てる力
・部下について、仕事とプライベートの状況を把握し、
 問題があれば相談してもらえる関係を築ける
・部下が起こす「面倒なこと」は、
 自分の「コア業務」であるという覚悟ができている
・部下や同僚のお手本として、
 不器用でも新しい業務に挑戦し、勉強し続けている
・自分がなんとなく理解していること(暗黙知)を、
 言葉や文字で伝えられる(形式知化できる)


■ 係長と課長の違い

記事は、次のように説明しています。

係長は「一般社員のトップ」として
現場のまとめ役を担っている。

一方、課長は「経営幹部の末端」として
部署の「経営」を任されている。

予算管理の実質的な責任を負い、
社長を直接話す機会があり、
部下の人事査定をする権限も持つ。

係長までは努力やプロセスが評価されるが、
課長以上は「成果」で評価されるようになる。

課長と係長は、まったく次元の異なるポジションなのだ。


・・・確かに。
課長経験者なら納得ですよね。
従って、企業によっては、
課長クラスに対し、その責任の重さに合わせ
「管理職手当」などを付与しています。

責任が重くなる分、権限も大きくなるって訳ですね。

さらに。


■ 課長と上司の関係

課長に昇進するための上司との関係もあります。

実際に課長になれるかどうかは、
上司の主観で決まるのが現実だ。

上司から信頼を得られる最大のチャンスは、
上司から仕事を「むちゃ振り」されたとき。

やっかいな仕事に立ち向かう姿勢や忠誠心を印象づけられる。
「仕事のピンチ」は「出世のチャンス」ととらえて、
上司にとって欠かせない存在になることが出世の最短ルートだ。



■ おわりに

まあ、最近は、「大きな、重い責任を持ちたくない!」
などの理由で、課長になりたくないという社員も
増えているそうですが。

それでも、
今や職業環境において何が起こるかわからない時代。
課長クラスを経験して、
次へのステップアップ(転職・独立含め)につなげるのも
手だと思いますよ。


posted by suzumura at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年12月18日

その日のことを手帳にメモる


TODOノートを進化させる

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あなたは、「TODO」手帳、ノート
作成していますか?

「TODOノート」とは、
その日にやるべきこと=TO DO を
ノートや手帳に、日々、記入することです。

その日の朝や、
前日の夜に「やるべきこと」を記入することのメリットは
いっぱいあります。


■ TODOノートのメリット

事前にやるべきことを文字にすることで
・事前準備ができる
・効率よく進められる
・心の準備ができる
・優先順位が確認できる
・忘れ事や、やり残しがない

そして、
ひとつひとつの作業が終わったら、
赤線で消し込んだり、丸をつけたりする。
すると
・達成感を味わえる


自由業になった今も、
毎日この「TODOノート」を作成しています。

特に、仕事がたてこんだ日には、
すべての仕事、作業を落とし込み、書き込むことで、
効率よく進めることができます。

さらにその「TODOノート」を
進化させてみませんか。


■ 嫌なことは書いて気持ちを洗い流す

先日の中日新聞(12月17日)に、
「快調に働くための手帳活用術」が
掲載されていました。

ストレスいっぱいの働く毎日。
嫌なことを手帳に記入することで、
落ちつくことができるようです。

関東学院大非常勤講師の菊原智明さん
が、語っています。

・人から言われて嫌だったことや、反省した自分の行動を
書き留める
・締めくくりは無理にでも前向きな表現にする


「訪問先で売り込みは迷惑だと言われた」
⇒「この訪問の仕方が悪いということが分かってよかった」

・・・これも「ネガポジ=ネガティブをポジティブに変換する」
ですよね。

ということで、
TODOノートに、その日の嫌なことを書き出します。
これも「吐き出し効果」のひとつですね。

しかし最後はポジティブな表現で締めくくる。
これはとても大切なことです。
嫌な気持ちを引きずったままにしないで、
気持ちを前向きにさせることがコツです。


■ 感謝メモも

実は、
私は、「感謝メモ」にしています。
その日にあった感謝したいことすべてを
書き出しています。
どんなに小さなことでも、です。

たとえば
・無事に目覚めることができたこと
・おいしい料理を味わえたこと
などなど。

私的には、
ネガティブなことを書き出すより、
感謝したいポジティブなことを書き出す方が、
性に合っています。

あなたはいかがでしょう?


■ まとめ

TODOノートで、毎日の予定を確認することと、
そして、その日の終わりに、ふりかえることも大事ですね。

あなたなりに「TODOノート」を進化させ、
存分に活用してみませんか?

おっと、
新年からではなく、今から
です。



posted by suzumura at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年09月18日

コンセプチュアルスキルの基本能力


コンセプチュアルスキルを磨こう!


先週、「ビジネスパーソンに求められる3つの能力」には、
「知識」「技能」「態度」があることをご紹介しました。

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その中の「技能」について、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授は、
ビジネスパーソンには3つの必要な技能「テクニカルスキル」
「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」があるとし、
階層、役職によってそのバランスが変化していくという
「カッツモデル」として提唱しました。

つまりどんな階層であっても、3つのスキル
「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」
は必要である、ということですね。

今日はその中の「コンセプチュアルスキル」を
考えてみたいと思います。


■ コンセプチュアルスキルとは

「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」とは、
「同類となる複数の対象物の共通項を洗い出すことによって
概念といえる要素を見極める能力」のこと。

つまり簡潔にいえば、
「物事の本質を見抜く能力」となるでしょう。

コンセプチュアルスキルが高い人材は
「ひとつの経験から多くのことを学ぶ」
「合理的に業務を遂行でき、効率的に働く」
といった特徴があるとされています。

物事の仕組みに対して強い関心を持っている人々です。


■ 「コンセプチュアルスキル」に含まれる能力

コンセプチュアルスキルの説明を見ても、
わかりにくいかもしれません。

そこで、コンセプチュアルスキルにはどのよう能力があるかを見てみると、
具体的にわかるようになります。

色々な説がありますが、代表的な能力をあげました。

・ロジカルシンキング(論理的思考)
物事を理論的に整理したり説明したりする能力

・ラテラルシンキング(水平思考)
既成概念にとらわれることなく、自由に発想できる能力

・クリティカルシンキング(批判的思考)
物事を分析的に捉え、思考する能力

・多面的視野
課題に対して複数のアプローチを行える能力

・柔軟性
トラブルに対しても臨機応変に対応できる能力

・受容性
自分とは異なる価値観を受け入れられる能力

・知的好奇心
未知のものに対して興味を示し、自ら取り入れることができる能力

・探究心
物事に対して深い興味を示し、問題の深部まで潜り込める能力

・応用力
ひとつの知識・技術を他の問題にも適用できる能力

・洞察力
物事の本質を正しく見極める能力

・直感力
物事を感覚的に捉え、瞬時に反応する能力

・チャレンジ精神
困難な課題や未経験分野においても、果敢に挑戦し、行動を起こせる能力

・俯瞰力
物事の全体像を正確に把握する能力

・先見性
まだわからないことに対して、早い段階から結果を予測できる能力

上記の能力のうち、
あなたが得意とする分野はなんですか?
磨くべき能力はなんでしょう?


■ おわりに

コンセプチュアルスキルとは、
物事の本質をとらえ、先を見通せる力といえます。

今の複雑な時代、コンセプチュアルスキルは、
経営管理層ばかりでなく、中堅、若手も身につけていると
武器になります。

コンセプチュアルスキルは、トレーニングによって
伸ばすことができます。
が、短期的に伸ばすことは難しいとされています。

日々のトレーニング、
つまり業務の中で意識して、上記の能力を使うことを
心掛けるといいですね。



posted by suzumura at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年09月11日

カッツモデル・・・3つのスキル


いくつになっても3つのスキルを磨き続けよう!

DSCN5584.JPG


昨日は、「ビジネスパーソンに求められる3つの能力」
として、「知識」「技能」「態度」をご紹介しました。

その中の「技能」について、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授は、
管理職に必要な3つの技能(スキル)のバランスを
「カッツモデル」として提唱しました。

今日はその3つのスキル「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」
「コンセプチュアルスキル」を見ていきましょう。

様々な概念が提唱されていますが、
私の考え方をご紹介します。


■ テクニカルスキル(業務遂行能力)

業務を遂行するために必要な技能、技術のことです。

・テクニカルスキルの例
製造技術、加工技術、分析技術、パソコンスキル、プログラミング技術
財務分析、市場調査、文書作成、PDCA、TQC、5S、
語学力なども入るでしょう。

業種、業態によってさまざまなテクニカルスキルがあります。
また技術の進歩によって求められるテクニカルスキルも
変化、進歩していきます。

ビジネスパーソンとしては、今必要なものだけでなく
時代にマッチした、あるいは将来的に必要となるテクニカルスキルの
習得が必要ですね。

なお「テクニカルスキル」のバランスとしては、
カッツ教授は、
一般社員は、この割合が半分を占めるとしています。
新入社員をはじめ若手社員は、まずはテクニカルスキルの獲得と
向上に重点を置くといいでしょう。

リーダー・管理職層では、テクニカルスキルの割合が三分の一になり、
トップマネジメント層では二割程度のバランスとされています。

つまり、新入社員、若手社員のみならず、
ビジネスパーソンは、いくつになっても、地位が上がったとしても、
テクニカルスキルを磨く必要があるということです。

特に昨今の技術の進歩が速い時代では、
どの階層も常に最新のテクニカルスキルを身につける必要があります。
まあ、不得意な人は、得意な若手に一部を依頼してもいいかもしれませんが。


■ ヒューマンスキル(対人関係能力)

人間関係を良好に保ち、人とのつながりを最大限に活用するために
必要な能力のことです。

リーダーにとっては、
「統括する組織の業務が滞りなく遂行されるよう、
個人や集団を導く能力」とも言い換えられます。

・ヒューマンスキルの例
コミュニケーション能力、リーダーシップ(統率力、調整力)
コーチングスキル、ファシリテーションスキル
ネゴシエーションスキル(交渉力)、プレゼンテーションスキル(提案力)

こうみてみると、いずれもビジネスパーソンには欠かせないスキルですね。

ヒューマンスキルのバランスとしては、
一般社員から管理職、トップマネジメントまで、
すべて能力の三分の二を占めています。

つまり、どんな階層であっても
人とのよい関係を築くスキルは必要であり、
かつ向上、鍛錬し続けることが肝要なのです。

特に近年、この「ヒューマンスキル」の重要度が増していますね。

人との関係が複雑化している昨今、
様々な機会を得てヒューマンスキルを磨くことが大事です。
自分のヒューマンスキルの実態を確認することもいいでしょう・・・。


■ コンセプチュアルスキル(概念化能力)

物事の本質を捉える能力とされています。

物事の本質を的確にとらえることによって
個人や組織の持つ可能性を最大限にまで高めることができるとされる
優れた能力です。

曖昧で抽象的な正解答のない事象に対して
論理的かつ創造的に向き合うことにより、
誰もが納得する解答と鮮明な将来ビジョンを描くことができる能力であるため、
経営者や人事部など多くの経営資源を扱う立場にいる人材が
身に付けるべきマネジメントスキルとして注目を集めています。

・・・コンセプチュアルスキルの詳細は後日

カッツ教授は、コンセプチュアルスキルのバランスとして、
一般社員は五分の一、管理職は三分の二、
トップマネジメントは半分を占めるとしています。

経営トップや管理職がコンセプチュアルスキルを身につけ、
経営戦略や経営判断、事業運営に反映させるのは当然ですが、
一般社員としても、見通せない正解のないビジネスシーンでは
腕を磨き仕事に活かすことが必要です。


■ おわりに

人間、どうしても得意不得意があります。
得意分野、とっつきのいいスキルのみに注力しがちですが、
いまやそうもいっておられません。

今の自分に必要なスキルを3つで分類し、
身につけていくといいと思いませんか?



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2018年09月10日

ビジネスパーソンに求められる能力


能力、磨いていますか?

2018813夜明け.JPG

ビジネスシーンでは、
絶えずメンバーの能力開発が求められています。

部下しかり、自分自身しかり。

現在の目標達成、問題解決のためのみならず、
将来の目標達成のためにも、
日頃から能力開発に努めることが大事です。

近い将来なにが起こるかわからない時代です。
今から、準備をしておくこと、
武器を研いでおくこと、大切ですね。

ということで、
今日はビジネスパーソンに求められる能力を
考えてみましょう。


■ ビジネスパーソンに求められる3つの能力

求められる能力とは「知識」「技能」「態度」です。
定番ですのでご存知でしょうが、確認してみましょう。

・知識
仕事を進めるうえで必要な基本知識や専門知識のこと。
ビジネスパーソンとして必要な基本知識としては就業規則があるでしょう。
最近では労働法関係の知識も必要ですね。
労働問題が複雑化している今、最低限かつ最新の知識はマストです。
パワハラ、セクハラを避けるためにも、対応するためにも・・・。

さらに所属部門の知識として、
たとえば商品知識や財務知識などがあります。

加えて絶えず、必要な情報を得ることも必要です。
競合他社情報、業界情報、政策情報、海外市場情報などです。

・技能
仕事を進めるためには欠かせない技能、技術。

この「技能(スキル)」については、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授が
有名な「管理職に必要な3つのスキル」(カッツモデル)を提唱しています。

ご覧になったことあるでしょう。
四角の箱を描き、その中に斜めに帯を入っている図。

トップマネジメント(経営者層)とミドルマネジメント(管理者層)、
ロワーマネジメント(監督者層)に求められる
スキルのバランスを図表で表したものです。

管理職には、3つのスキル
「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」
が必要で、役職に応じてそのバランスが異なる、
というものです。

これが拡大し、管理職というカテゴリーのみならず、
働く人全員に求められるスキルとして紹介されています。

この3つのスキルについては、
後日、詳細を説明します。

そして最後が「態度」です。

・態度
仕事をする態度、チーム内での態度、営業での態度など。
ビジネスマナーも入りますね。


■ おわりに

ビジネスパーソンに求められる3つ能力。
「知識」「技能・技術」「姿勢」

今のあなたは、その役職にふさわしいレベルの3つの能力を
保持しているでしょうか?

あなたは3つの能力を向上させる努力、取り組みを
しているでしょうか?

あなたの部下の能力を向上させる育成を
しているでしょうか。

今日は、基本に立ち返り、
自分のビジネスパーソンとしての能力を
棚卸してみませんか?


posted by suzumura at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年08月27日

あなたの知識の傾向は?


知識の傾向を知る

2018817夕焼け.JPG


資料を整理していたら、
面白いものを発見。

ちょいと古いのですが、参考になるかも。

出典:カイゾン・コーテ著「ペンタゴン式目標達成の技術」2015


ここでは、
「知識」とはひとくくりにできるものではなく、
大きく三つのカテゴリーに分けることができる。

自分の知識を使えるツールにするためには、
カテゴリーごとに自分の知識を仕分けする必要がある。


として、自分の知識の傾向を知るチェックリストを掲載しています。
おもしろそうでしょ!


■ 知識の傾向を知るチェックリスト

1.自分に当てはまることの最後の英字を数える。
・必要な資格を習得したり、学歴を積んだりすることは非常に重要だ:C
・やる気を促す自己啓発書は愛読者だ:A
・自分の関わる分野において「専門家」として活躍をしたい:C
・どんなことでも成功に必要なパターンを学べば、
 ある程度のことは達成できる:B
・情熱を維持し続けるためには、セルフコントロールが必要だ:A
・資格や免許の取得は、人生の可能性を広げるために必要なことだ:C
・様々なケーススタディに触れることで自分の方向性も明確になってくる:B
・物事には成功するための方法論が必要だ:B
・自信を持ちエネルギーを維持するための様々な方法を学びたい:A
・「自分はやればできる」と信じることは重要だ:A
・成功の秘訣は、成功した人から聞くのが一番だ:B
・どのようなことでもやる気になれば、叶わないことはない:C
・スキルを身につけるには「実践訓練」を積むことが一番大事だ:C
・成功するには、俯瞰的な視点に立った長期展望を描く必要がある:B
・成功するためには、学歴や資格よりも高い志と成し遂げる努力が必要だ:B
・身につけたいスキルや知識によって、人生の成功は左右される:C
・どのような分野でも、成功を収めるためには知識や技術の習得が欠かせない:C
・人から「こうした方がいい」と勧められたことは、素直に試す:B

2.あてはまったABCそれぞれの合計数を出す。
A=(   )個、 B=(   )個、 C=(   )個

■ 解説

先のテストはあなたがどのカテゴリーの知識に対し、
重きをおいているか、そのバランスを確認するものです。

〇の数の多かった項目ほど、
日頃から重視し好んで学んでいる傾向があるエリアです。

何を習得するためにはバランスよく学んでいることが理想ですが、
ほとんどの人に学びが偏っている傾向が見られます。

いくら勉強したところで、同じエリアの知識だけを増やしていっても、
それではその知識が十分にツールとして機能しにくい、
ということです。

これらの3つのカテゴリーを、まんべんなく学び、実際に活動し、
人生に取り入れることが成功のカギとなります。

4.3つのカテゴリー

A・・モチベーション
やる気や動機を促すための知識。
夢や目標を実現するために現在の自分に変化を与え、
モチベーションを持たせるためのノウハウを学ぶもの。

例:自己啓発全般をさす。
夢のかなえ方、やる気の出し方、アフォメーション(暗示)など。
人生を変えるための啓示的なもの。

B・・ハウツー
どこでいつ、どんなことをすれば一番成功に近づくかを
学ぶための知識。
成功するためのパターンや傾向、方法論、戦略・攻略法などを
習得させるためのもの。

例:テクニカルな学び全般を指す。
知っておくと便利な手法や手順を示したもの。
英語学習法、タイムマネジングの方法、ビジネスプランの書き方、
転職指南など。

C・・スキル
実際の技術やテクニックについての知識
 
例:大学を含む専門教育や専門学校、職業訓練所などで
得られる知識。
資格取得などもこのエリア。

■ おわりに

書籍には次のように結んでありました。

学んだことを無駄にしないためにも、
自分が習得している、あるいは習得すべき知識の「バランス」を知ることが
重要なポイントです。
バランスのよい知識を蓄積し、
その知識を実践で活かすための土台を自分の中に構築することを、
しっかりと意識しよう。


あなたの知識の傾向はいかがでしたか?
確かに、「モチベーション」も「ハウツー」も「スキル」も
仕事で成功するためには必要ですね。
いいえ、人生で成功するためにも必要なことです。

ちなみに、私は「ハウツー」は苦手です・・・。

posted by suzumura at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年08月23日

勇気をもってストレッチゾーンに


今の仕事はどのゾーン?

20187緑木々.JPG

人材開発や組織開発の第一人者中原淳先生。
2018年から立教大学の経営学部教授になられたようですね。
・・・学びたいなあ、なんてね

多くの書籍を上梓されています。
とても参考になります。

その中で最近のリーダーに必須といわれているスキル「フィードバック」
に関する書籍があります。

フィードバック(中原淳著)2017年3月3日 
PHPビジネス新書 870円(税別)


書籍の中で、部下育成のための仕事の与え方について
部下の3つの心理空間から説明しています。


■ 部下の3つの心理空間

部下が仕事に当たっているときの心理空間(心理状態)を
3つの円で解説しています。

中心が「コンフォートゾーン」、
外側が「パニックゾーン」、
その中間が「ストレッチゾーン」です。


1.コンフォートゾーン(快適空間)
3つの円の中心に位置する。

「コンフォートゾーンとは、その仕事をしていても、
さほどストレスを感じない心理状態を表しています。
何度も経験していてやり慣れているルーチンワークや、
プレッシャーのない事務仕事などをしている状態が
これに当てはまります」


2.パニックゾーン(混乱空間)
最も外側に位置する。

「与えられた仕事が(今まで経験したことがなく)
失敗するリスクが高く、
強い不安やプレッシャーを感じるような心理状態です」


中原先生の解説を簡単にいうと
「コンフォートゾーン」でいられる“ぬるま湯”の仕事を与えても、
部下は成長しない。
かといって「パニックゾーン」に陥る仕事をさせても、
成長はむつかしい。
あまりに失敗するリスクが高すぎると、悪いことばかりが頭をよぎり、
よほど強靭なメンタルを持っていない限り本来の能力を発揮できなくなるからだ。


■ ストレッチゾーン

そこで登場するのが「ストレッチゾーン」です。

部下が確実に成長するためには
「ストレッチゾーン」の業務経験を与えることだと
しています。

つまり、
「コンフォートゾーン(快適空間)」と
「パニックゾーン(混乱空間)」の
中間に位置する「ストレッチゾーン(挑戦空間)」
の心理状態になるような仕事を与えるのです。

「ストレッチゾーン」とは、
適度にチャレンジや背伸びをしているときの心理状態のこと。

できるかできなか多少の不安はあるけれど、
それよりも成長している実感や新たな仕事を遂行できる
ワクワク感の方が勝っている状態。

いいかえれば「ちょっと無理すれば何とかこなせる業務」
といえるでしょう。

中原先生は
「マネジャーは、どのような仕事を与えれば、
部下が『ストレッチゾーン』になるかを常に考えて、
仕事を割り振らなければなりません」
としています。


■ まとめ

「ストレッチ業務」や「ストレッチ経験」など、
ストレッチという言葉はよく耳にしますね。

誰しも、
「ストレッチゾーン」の心理状態になる仕事を与えられたとき、
がんばって努力し、失敗したとしてもやがて達成感や成長を
感じた経験あるのではないでしょうか。

まさに「ストレッチ経験」が自分を成長、向上させるといえます。

つまり、
上司、マネジャーは、
部下の個々の能力や意欲を見極めたうえで、
それぞれの「ストレッチゾーン」に当てはまる業務を与えることが求められる
ということですね。


■ 追記

部下への仕事の与え方は、以上です。

で、更に言及したいことがあります。

あなた自身は今、どのゾーンの仕事をしていますか?

もしかして「コンフォートゾーン(快適空間)」?

ある年齢に達すると、
もしかしたら「コンフォートゾーン」の仕事をしているかも
しれないのです。

簡単、らくちん、おちゃのこさいさいなんて。

新しい仕事に挑戦しなくなることもあるでしょう。
仕事のみならず、新しい知識・スキルなどへの挑戦に
億劫になっていませんか?

もし自分がコンフォートゾーンにいると思うならば、
ぜひ「ストレッチゾーン」へ挑戦してみませんか?

タル・ベン・シャハー先生も、
「幸福を感じるためには、勇気をもって自分の背伸びゾーン
(ストレッチゾーン)に足を踏み入れるべきだ」
とおっしゃっています。

あなたは今、どのゾーンにいますか?

・・・パニックゾーン(混乱空間)だとしたら、
今すぐ、考えるべきですね。



posted by suzumura at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年08月20日

実は仕事は楽しいものだった?


仕事への考え方を変える

長い(?)夏休みも終わりました。
気配も秋?
仕事が始まります。
そんな月曜日、こんなテーマはいかがでしょう。

2018818川の緑.JPG


ポジティブ心理学で有名な米国の「タル・ベン・シャハ―」教授は、
著書「ハーバートの人生を変える授業」で
こんな考え方を提案しています。


■ 好きな遊びよりも仕事の方が・・・

ここでは
フロー概念を提唱した心理学者「ミハイ・チクセントミハイ」たちの
論文を紹介しています。

ちなみに、「フロー」とは、
人間があることをしているときにその行為に完全に没頭し、
最高の結果を出し(ピーク・パフォーマンス)、
それを心から楽しんでいる状態(ビーク・エクスペリエンス)
のこと。

アスリートやアーティストなどは、
その作業や行為に完全に没頭することができ、
その状態に入ると最高の結果を出すことができるのです。

それは「フロー状態になる」とか「ゾーンに入る」と言われ、
そうなるためにトレーニングに励むのです。

「ミハイ・チクセントミハイ」たちは、
「人は仕事より遊びを好むとされている。
しかし私たちは遊びのほうを好んでいるにもかかわらず、
『フロー』の状態を体験するのは、仕事でのほうが多い」
といいます。

さらに
「仕事はつらい努力が必要なもので、
遊びは楽しいもの」といった偏見があまりにも強く定着しているため、
人は実際に体験することを正しく認識することができなくなっている」

とし
「たとえ仕事で楽しい体験をしても、
思い込みでつらい状態として自動的に認識してしまっている」


つまり、本当は仕事も楽しいのけれども、
仕事は面白くない、つらいものと思い込んでいるために、
仕事での楽しさを認識しようとしない、
という訳ですね。


■ 仕事への考え方を変える

ここでちょっと考えてみたいのです。

確かに「遊び」は楽しいもの。
自分の好きな遊びにはまってしまうと、
いつまでも没頭し続けますね。
この夏休みでも、遊びに没頭した人も多いでしょう。

一方、仕事ではどうでしょう?

仕事はつらいもの。
仕事は苦しいもの。
仕事はつまらない。

本当にそうでしょうか?
本当にそれだけでしょうか?

そのつらくて苦しい仕事を経たあと、
何かの楽しみや喜び、達成感、充実感を抱くこと、
ありませんか?

私自身は、
仕事は楽しいもの、楽しむものと確信しています。
たとえどんな大変でも・・・。
それを懸命にやり遂げることで、得られるものは
はかり知れません。

もしも素直に、
仕事は楽しいものだ、と認識できたなら、
どんないいことが起こるでしょう?


■ おわりに

部下に
「やる気を出せ」「前向きに取り組め」「テンションをあげてやれ」
と、叱咤激励する上司がいます。

ところが、その上司自身は、
仕事への不満タラタラで、仕事イヤイヤ感、やらされ感が
あふれ出ているとしたら・・・?

一部の力のある部下を除いて(半面教師にする部下や自らの目標を
しっかり持っている部下などですが)、
上司の気分につられてしまうものです。

まずは、上司自身、
仕事の楽しさ、フローを実感してみることが
大事だと思うのです。

困難な仕事にも向かっていき、
必ずやり遂げる努力し続ける。

そんな上司を見て、
部下たちも共感していくでしょうから。

夏休みも終わりました。
休み明けというのは区切りであり、
自分を変えるチャンスです。

仕事を楽しむ。

ちょっと意識してみませんか?
その方が、あなたにとっても大きなメリットがあります。
もちろんあなたの部下、チームにも。


posted by suzumura at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年07月19日

「これまではうまくいっていた」は通用しない時代に


最近の事件から学ぶ

2018716青空鳥.JPG


猛暑が続いています。

熱中症指数も「危険」状態が続いていますね。

ちなみに危険とは
「高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。」
というもの。

正直、外出は避けたいですね。
外出するならエアコンをつけた自動車で。
室内も、もちろんエアコンつけっぱなしです。

官庁においてもこれまでは「エコ」「節電」と称し、
28度をキープしていましたが、
今年になって改善された職場もあるようですよ。
官庁の室内で熱中症を発症したら・・・?

あなたの職場はいかがですか?

働く人、特に会社員は大変です。
どんなに暑くても、
とにかく会社までたどり着かなくてはいけない。
営業員なら客先へ移動しなければならない。
生産現場なら、エアコンのない工場で
作業をしなければならない。
道路工事の人たちも、交通誘導の人たちも大変です。

いずれもしかるべき対策をしておられると思いますが、
皆様のご苦労、痛感いたしております。
お身体ご自愛ください。
自分の身は自分で守るしかない、のですから。


そんな中、
哀しく痛ましい事故が起こってしまいましたね。
地元、豊田市の梅坪で。
だから、他人事ではない。

暑い日が続いている7月17日に小学一年生が参加した「郊外学習」。
昆虫採集や草花取りをしたそうです。

報道によると、豊田市では最高気温が39.7度だったとか。
120人という大勢の小学一年生が、
集団になって和合公園まで歩いたのですね。
暑かったろうなあ、と思います。

そこで起こった事件。
・・・「熱中症になり救急車で搬送されたが無事だった」
という顛末ならば、と思います。

親御さんや親族のみなさん、ほんと無念でしょうね。
いたたまれない気持ちでいっぱいです。

・・・

ここでちょっと気になったのが
校長先生の
「昨年、一昨年とうまくやっていたという慢心に近いものがあった」
という言葉。

そうなんです!

これまではうまくやっていた。
無事に郊外学習を終え、児童たちも喜んでいた。
・・・だから今年もいいだろう・・・

でもいまや、
これまではよかったから、うまくいっていたから、
という判断がまったく効かない時代になった!
ということではないでしょうか。

豪雨といい、積雪といい、台風といい、猛暑といい、
気候は年々、確実に変化、悪化しています。

だから「これまで」は通用しない。

気候、天候に直結する行動は、
勇気をもって中止という判断も
必要になってきました。

そして、そんな気候、天候はもとより、
技術を筆頭に、経済、社会、そして政治においても
これまでが通用しない時代ではないでしょうか。

先日の日経新聞主催フォーラムでも
「これまでは通用しない」旨の講演がありました。
(詳細は後日)

そんな今だからこそ、
私たちは日常の小さな変化を見逃さず、
しっかりキャッチしながら、
早め早めの対策、準備、そして決断が必要です。

あなたはいま、
どんな変化の兆しを感じ取っていますか?
それは今後どのような影響を与えそうですか?
最悪の事態は何でしょう?
あなた自身やあなたのチームにとって・・・。

その変化に対応するために、
今、取るべき行動、やるべきことは何でしょう?

そんな「これまでが通用しない時代の到来」を
実感させられる事件でした。

ご冥福を、心よりお祈りいたします。

担任の方も・・・・




posted by suzumura at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年07月02日

うまいプレゼンテーション


プレゼンテーション力をあげよう!

2017617青空.JPG


多くの人前で、自分の主張したいことを話す「プレゼンテーション」。

今日は、うまいプレゼンテーションにするコツをお伝えします。
朝礼などのスピーチでも使えますよ。


■ プレゼンテーション(スピーチ)とは
 
プレゼンテーションとは、
自分の伝えたいことを複数の聞き手に理解してもらい、
かつ納得、共感してもらうこと。

多くの人前で発表することを苦手としている人も
多いですよね。
・・・かく言う私もそうでしたが。

でも、せっかく
プレゼンテーションやスピーチの機会を与えられたなら、
「苦手だ」「いやだ」「ムリムリ」とネガティブに考えず、
これをチャンスととらえ、取り組んでみませんか。

プレゼン法もスキルのひとつ。
スキルなので、練習すれば必ず身につきます!!

そこで、
うまく伝えられるためには、しっかりと準備することが肝心です。


■ プレゼンテーション(スピーチ)をうまくする3つの準備

1.自分が伝えたいことを明確にする。
伝えたいこととは、主題や主張、結論のこと。
自分は何を伝えたいのか、まずはそれを明確にします。

2.構成をまとめる

伝えたいことが決まったら、
それをどう伝えるのか、つまり話の内容、構成を考えます。

話の内容は、簡潔にわかりやすくすることが大事。
構成の方法は、話す時間によって次のようになります。

<1分以内>
1分以内なら、次の2つの方法があります。
・二部構成法 「結論 ⇒ 理由」「結論 ⇒ エピソード」
・PREP法 「結論 ⇒ 理由 ⇒ エピソード ⇒ 結論(オチ)」
いずれも結論から始めます。

<2分〜3分>
・三部構成法 
「序・本・結」とも言い、「自分の経験」「意見の表明」などに適します。
「考え ⇒ 事実 ⇒ 考え」

<3分以上>
・起承転結法
有名な四段構成で文章を組み立てていく方法です。
起承転結法は、
スピーチ以外にも、エッセイや小論文、物語を作ったりするときにも
使われます。

ちなみに、起承転結法はショートスピーチなどには向かず
3分以上の長めのスピーチに適しています。

「起」⇒導入
「承」⇒起から転へ向けての接続
「転」⇒話の内容の核になる部分。核心点。
「結」⇒話の結論となる部分。オチ。

3.リハーサルあるのみ
慣れないうちは、話の内容のすべて、
つまりしゃべり言葉すべてを、そのまま書き出してみることを
おすすめします。
書き出すことで、確実に頭に入ってきます。

また、必ず声出しリハーサルを行いましょう。
声に出して話すことで、話の流れやつじつまが合っているか、
おかしな言い回しはないか、などが確認できます。
さらに声に出して練習することで、
内容が暗記できるようにもなります。

ちなみに、講師歴10年という私も、
今でも必ず事前に「声出しリハ」を行っています。
スムーズで分かりやすい話になり(と私は思っていますが)、
かつアドリブや事例、エピソードなども浮かんで頭に入ります。


■ おわりに

組織メンバーのスピーチ力を高めることや情報共有、
チームワーク醸成などを目的に、
朝礼で順番にスピーチすることが定例化している
チームも多いでしょう。

自分のプレゼンテーション力、スピーチ力を高めるためにも、
日頃から準備し、与えられたチャンスを十分に生かす場に
してみませんか。

またさまざまなニュースや情報へのアンテナも欠かせませんね。
タイムリーで役立つスピーチは、あなたの評価をアップすること、
まちがいありませんよ!!



posted by suzumura at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年06月28日

あなたの勉強法は?


勉強法であなたの年収がわかるそうです。

2018527太陽.JPG

ちょいと古い情報ですが。
出典は
「PRESIDENT(2014.9.1号)」プレジデント社

プレジデントは、
「役員を務めるビジネスマンと課長以下のビジネスマンを対象に、
個人の習慣やスキルに関するアンケートを行った」

そうです。

その結果、
役員の方たち、つまり高年収の人たちに特有な
勉強法が分かったそうです。

ではチェックしてみましょう。


■ 勉強法チェック

次の質問について点数をつけてください。
「はい=5点」「どちらともいえない=3点」「いいえ=1点」

1.あなたは学ぶことが好きですか?
2.毎日30分以上、勉強していますか?
3.きちんとした目的があって勉強していますか?
4.毎朝6時前に起きていますか?
5.セミナーや勉強会によく行きますか?
6.月に5冊以上、本を読みますか?
7.業務中の移動時間は、仕事や情報収集、読書をしていますか?
8.ビジネスレベル以上を目指して、英語の勉強をしていますか?
9.書類を毎日捨てるなどして整理していますか?
10.習慣的に新聞や雑誌の切り抜きをしていますか?
11.企画書を作るときは、多少雑でもスピードを
  優先していますか?



■ 結果判定

20点以下の人は「課長」どまり。
21点〜39点の人は「部長レベル」。
40点以上の人は役員になれる可能性あり。


■ おわりに

いかがでしたか?

つまり、役員の方たちは
このような習慣を身につけている人が多いのですね。

参考になる勉強法は、
取り入れてみてはいかが?

役員になれるかも・・・




posted by suzumura at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年06月05日

口に出してみる効果「オートクライン作用」


言葉に出してみては?

2018521空.JPG

私が担当する研修では、
受講者同士で話し合うことに時間を割いています。

ここ数年、多くの研修やセミナーでも、
受講者同士が話し合う時間をとるケースが増えてきました。

私の場合も、テーマについて概論などを説明したあと、
そのテーマについての自分の考えや、
これまでの行動をふりかえって、語り合っていただきます。

すると、これがすごく効果的なのです。
テーマと説明が自分の中に入ってくるだけではなく、
つまり講義を聞き流すのでなく確認作業になるのです。

また、他者の意見はとても参考になり、
さらには、語ること、口に出すことで
自身の気づきにもつながるのです。

もちろん、受講者同士の距離は縮まり、
楽しく研修を受けることができます。

この作用を「オートクライン」といいます。


■ オートクラインとは

そもそもオートクラインとは、医学生理学用語で
「細胞から分泌された物質が、その細胞自身に作用すること」
「自己分泌」という意味です。

コーチングでは、これをとりいれ、
「自分が発した言葉が自分自身に影響を与える」
あるいは
「自分が話すと、それを自分自身が聞くことによって、
自分が考えていたことに気づく」
とし、
オートクラインを起こすことをコーチングの目的の一つに
したのです。

人が「話す」ということは、
単に相手に情報を伝達するだけではなく、
会話をすることによって自分が何を思っているのかを
自分自身が知るという目的も含まれているのです。

つまり、相手に話しかけながら、
自分でも自分の声、自分のアイデアを聞いているのですね。

コーチングは、コーチとクライアントが話し合う場ですが、
クライアントからの考えを引き出し、
言葉に出してもらうことによって、
クライアント自身が自分の思いやアイデアに気づく、
という訳です。


■ 自分との会話

オートクライン作用は、
他者との語り合いのみならず、
自分自身との会話の中でも発生します。

たとえば、「よし、がんばろう!」とか
「やってやる!」「絶対勝つぞ!」など、
自然に自分の口から出てくること、ありませんか?
(あのアメフトでも・・・)

これもオートクライン効果で、
自分を鼓舞する言葉を発することで、
自分自身に大きな影響が与えられるのです。

私も、「くっそ、このままじゃいかん!」
なんて発することありますが・・・(口が悪い・・・)

自分が言葉を発することの効果は3つあります。

1.自分自身の説得
自分が決めたことならやるしかない。
ですよね。
だから、何か行動を起こす場合、
口に出して言ってみると、
自分を説得でき、行動に移せるという訳です。

2.自問自答による気づき
自問自答。
これも大きな効果です。
例の「セルフコーチング」です。

「このままだと、どうなる?」
「今一番大切なことはなに?」
「自分の理想の状態って、なんだろう?」

こんな自問に答えることによって、
自分の真意や問題が明らかになります。
これらの答えも、口に出して言ってみると更に効果的です。

3.背中を押す効果
自分の言葉で口に出すことで、
自分の背中を押す効果もあります。

なにかに挑戦するときは、
それを言葉に出すことで、自分の中で確信や決断が生まれ、
やってやろう、と思えるのです。


■ おわりに

オートクラインの効果、いかがでしょう。

職場でもメンバーと話し合うこと、語り合うこと、
とても大事なのです。

自分の言葉にしてみる。
それを口に出してみる。

今日は、ぜひメンバーと語り合ってみませんか?

あるいは、
誰もいないところで、
自分の決意や思いを口に出してみましょう。

オートクラインの効果、
実感できますよ!

「今日もがんばって、充実した日にするぞ!!」
なんてね。
posted by suzumura at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年04月19日

優先順位をつけて効率化


限られた時間で成果を上げる

2018419緑.JPG

2016年ころから言われ始めた「働き方改革」。
政府主導で進められていますが、
2年たった今、現場はどうなんでしょう?
残業は減ったかもしれない。
しかしマネジャーが背負っている。
なんて声も。

それはともかく、
残業が規制されている昨今、
時間内に与えられた職務を遂行し、
成果を出すことが求められます。

「業務の生産性向上」も叫ばれる昨今、
限られた時間で成果を上げるスキルが必要ですね。

少し前(3月26日)の日経新聞「丸の内キャリア塾」には、
ZUU社長「冨田和成」さんのインタビュー記事が
掲載されています。
ちなみにZUUと言う会社の事業は
「フィンテック・プラットフォーム事業、メディア・サービス、
フィンテック化支援サービス」。
・・・フィンテックとは「金融とテクノロジー」を組み合わせた
造語。テクノロジーで金融サービスを進化させるというものらしい。
今日の最先端事業のひとつですね。
・・・知らないこと多し。

本題に。
その冨田氏が紙面で提唱するのが、
「重要・緊急マトリクス」の活用です。

これはもう超有名な、業務の「優先順位」を確認するマトリクスです。

もともとは「7つの習慣」で著者のスティーブン・R・コヴィー博士が、
タイム・マネジメントに必要なツールとして
提唱したとされています。

ではおさらいです。


■ 仕事の優先順位とは?

ご存知の方もおられると思いますが、
そして私も何度もUPしていますが、
ここで再確認。

優先順位とは、担当業務を仕分けて、
やらなくてもいい業務を見つけ、それをやめること。

あるいは、一番取り組むべき業務を確認し、
それを優先して始めることです。


■ 重要・緊急マトリックス表

これもおさらい。

・十文字に縦軸と横軸を描きます
・縦軸は重要度を表します。
上に行くほど「重要である」、下に行くほど「重要でない」。
・横軸は緊急度です。
右に行くほど「緊急である」、左に行くほど「緊急でない」。

できた4つの領域に、それぞれ対応する業務を
書き出していきます。

担当する業務をこのマトリックス表に書き込むだけで、
あら不思議、業務の現実が見えてきますよね。


■ 冨田氏のタイムマネジメント

冨田氏は、2016年に「鬼速PDCA」を上梓し、
ベストセラーになっています。
・・・私は読んでいません。

紙面では、冨田氏が提唱するタイムマネジメント法を
紹介しています。
「重要・緊急マトリクス」で分類した業務を
次の3つに割り当てる訳です。
・捨てる
・入れ替える
・圧縮する

・・・トコトン効率化しようという訳ですね。

では、4つの象限と冨田氏の事例、その考え方を
紹介します。
「鬼速」からの引用のようです。

1.緊急でなく重要でもない業務
<例>
・ネットサーフィン
・家でゴロゴロする
・飲みに行くなど
⇒ 真っ先に削る

<一般的な例>
他の事例も紹介します
(ちなみに、やや古い資料なので現状に即していない
かもしれませんが、ご参考までに)
・仕事のための仕事
・暇つぶしの作業
・意味のないムダ話
・業務の待ち時間

・・・これらは即刻やめる方がいいようです。

2.緊急だけど重要ではない業務
<事例>
・上司の思いつきで振られた雑用
・先輩の愚痴を聞くこと
・会ったこともない人の冠婚葬祭
⇒ 相手の理解を得られないか見当する

<一般的な事例>
・アポなし来訪者への対応
・報告書や資料の作成
・大半の会議や根回し
・日々の電話やメール

・・・これらは時間が割かれるもののあまり成果が出ない業務です。
できるだけ効率化する方法を関係者と話し合っても
いいかもしれません。

3.緊急ではないけれど重要な業務
<例>
・営業スキルを磨く
・部下を鍛える
・結婚相手を見つける
⇒できるだけ削らない!仕組化を検討
<一般的な事例>
・自分のスキルアップ
・部下の指導や育成
・チームビルディング
・業務システムの改善

・・・自分のスキルを磨くことは、
今のビジネスパーソンにとって必須の自己啓発ですね。
リーダーにとっては部下育成もチームビルディングも
緊急業務になりつつあります。

4.緊急で重要な業務
<例>
・明日のプレゼン準備
・高熱を出した子供の看病
・毎月のローン返済
⇒他人に振れないか検討する
<一般的な事例>
・トップからの指示の遂行
・重大な事故やクレーム
・差し迫った問題の解決
・危機や災害への対応

・・・この「重要かつ緊急の業務」はストレスがかかるため、
燃え尽きてしまうという指摘もあります。
すべて自分で抱え込んでしまわないで、
できる人、力のある部下に任せることも
必要です。


■ おわりに

冨田氏のタイムマネジメント、
業務を効率化するために参考になります。

あなたのチームみんなで考えてみるのも
いいかもしれません。
チーム全体で合意の上、業務の効率化が図れると
いいですね。

それも定期的にやってみてもいいかも。
あなたの部下の中には、
知らず知らずのうちに、
実は無駄な業務を必死になってやっているかも
しれませんから。


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2018年03月20日

過去と他人


変えられるものと変えられないもの

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研修を実施していると、
どうしても上司への不満、部下への不満がでてきます。

あるいは、
「この研修に上司も参加した方がいいのに」とぼやき声も。
上司や部下の変化を求める人も多いですね。

そんなとき、この言葉を伝えます。

「過去と他人は変えられない」


名言ですね。
有名でもあります。

これはカナダの心理学者「エリック・バーン」先生の言葉。

エリック先生は、
「交流分析=TA」でも有名です。


■ 交流分析とは

簡単にいうと
「人間はみな、自分の内部に3つの自分を持っている」
という理論です。

3つの自分の状態には、それぞれ感情、思考、行動様式に一連した特徴があり、
これを自我状態と呼びます。

3つの状況とは
・幼児的な私(子供の自我状態)・・・C(child)
・大人的な私(大人の自我状態)・・・A(adult)
・親的(父親的・母親的)な私(親の自我状態)・・・P(parent)


(興味のある方はネットや書籍で)

エリック先生は、
交流分析を通して、自分の状況に気づくことが大事としています。
自己分析ですね。

一般的なコミュニケーション研修の中でも「交流分析」を実施し、
自分の状態に気づくプログラムも多く使用されています。

バーン先生は、この交流分析を通して
「相手を変えるよりも、まず自分に気づき、自分を変えることが先決だ」
と説いています。

そう、「他人は変えられないけれど、自分は変えられる」と。


■ 過去と他人

過去を変えようと思っても、変えられるものではありません。
事実として残っています。

ただ、解釈を変えることはできます。

当時はつらい思いをしたことでも、
今ふりかえってみると、自分の成長に役立ったと。

他人も変えられません。
中には、他人に影響を与える人もいますが、
一般的には無理でしょう。

嫌な上司に変わってほしい、
気がつかない部下に変わってほしい。

そう思うことは人間の常。

それでも「上司も部下も変わらない」と認識することで、
事態は好転します。


■ 自分と未来

バーン先生の言葉はこう続きます。
「過去と他人は変えられない。
しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる」


自分を変えることで状況を変える、という考え方です。

たとえば、自分の見方、捉え方を変える。
そして自分の行動を変えてみる。

たとえば捉え方を変えるだけで、
景色は随分違って見えます。

苦手な上司、扱いにくい部下であっても、
見方を変えて見てみるのです。

たとえば「苦手な上司の言動には、理由がある」と考えてみる。

すると
・実はその上の上司からきつく言われている
・小心者で、今の状態が不安でしかたがない
・転身を考えていて周りがよく見えない
・プライベートで困っている
・実は部下のことを考えての言動なのだが、うまく伝えられない

すると、少しは理解、納得できるようになるでしょう。

「部下」「取引先」あるいは「家族」に対しても、
見方を変えて見る。

自分が変わる。
それしかない、と思う私です。

そして未来も。
「未来を変えることができるのは自分だけ」

そう、思いませんか?


■ おわりに

なにかトラブルに出会ったとき、
人間関係に詰まってしまったとき、
この「過去と未来は変えられない」を思い出してみてください。
すると少しでも冷静になれ、客観的にもなれるので、
解決に向かうことができます。

さて。
政界の人、相撲界の人、レスリング界の人は、
他人を変えることはできると思っているのかな?
過去の出来事は変えられないことをわかっているのかな?
なんて思う今日この頃です。



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2018年02月19日

日経ビジネス「社員(アナタ)の賞味期限」


持て余されるプロパー社員

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最新号(2018.2.19)の日経ビジネスは
「社員の賞味期限」がメインテーマ。
社員とはアナタのこと。


副題は「増える『歳だけ重ね人材』」

納得せざるを得ませんね。

これだけ変化の激しい社会の中で、
担当している仕事、部署がいつなくなるかわかりません。
ITやAIに取って代わられることも予想がつきます。

ということで
私が興味を持った部分をご紹介します。


■ 社員の賞味期限とは

巻頭にはこんな記述が。

企業の現場で生え抜き社員が「お役御免」を
言い渡される事例が目立ち始めている。
経営戦略の修正や新規事業への進出を図るうえで、
プロパー社員に頼らず、有能な人材を外から獲得する企業が
増えているからだ。
ITやAIによる技術革新、グローバル化に伴う競争環境の変化、
専門知識の欠如・・・。


そうした時代の変化にプロパー社員は対応できない、
と指摘しています。

記事は、創造性の高い仕事をクリエーティブジョブと称し、
定型的な仕事をマックジョブと命名しています。
マックジョブとは「マクドナルドのような仕事=
低賃金で必要な技術レベルが低く将来性のない仕事」だそうで、
1993年に米科学者ジョージ・リッツァ氏が命名したようですよ。


企業が新規分野に進出する場合、
専門知識やスキルを持った人材を外部から招へいするケースが
多くなっているようです。
「プロパー社員を教育しても新しい時代に適応できる人材には
なりにくい」
と。

だから、コツコツとあるいは必死になって一つの企業で
がんばって知識やスキルを重ねても、
結局、今の時代、必要とされるとは限らないのですね。
副題の「歳だけ重ね人材」と揶揄されることに。


■ いない方がマシな人材

これも衝撃的な題ですね。

慶応義塾大学の山本勲教授と早稲田大学の黒田祥子教授が
調べたところ
「人材の流動性を高めるほど業績が改善される可能性が高い」
と結論づけたそうです。

つまり
「社員を入れ替えたり辞めさせたりするほど、業績が上昇していく」
ことになる。
「まさにいない方がマシな人材が相当数に及んでいる証拠だ」

なんとも皮肉な調査です。

理由としては
「生え抜き社員が弱体化した背景には、
社員本人の努力ではいかんともしがたい仕事の本質的な変化がある」

確かに。
ここ数年の変化は、だれも予測がつかないことの繰り返しですから。

では、そのマックジョブを生業としている社員はどうするか?


■ 非クリエーティブが進むべき道

記事は「じゃあ、わたしらどうしたらいいの?」の答えも
載っています。

・出世するか
・高級マックを目指すか


・出世する
「現場を統括する上級管理者になってしまうことだ。
苦手な創造性の高い仕事は現場に任せ、
インズからは得意な数値管理に徹する。
そこまで上り詰めれば、むしろマックジョブ向けの才能は武器になる」

ちょっと納得。


・高級マックをめざす
今の会社を飛び出して誇りあるマックジョブを見つける。

マックジョブ=定型的な仕事は、やりがいのない仕事ではない
とし、
自分の専門的なマックジョブを生かして転職し、
そこでやりがいを見つけるという手もあるようです。

記事には、
既存の産業の中ではAIが普及するほど定型業務は減る。
しかしAIは同時にこれまで人の力だけでは難しかった新産業を
創出する。
そうした新産業の黎明期には、必ずAIをサポートする
高級マックジョブが隆盛するのだ。
としています。

つまりAIが見逃したものを社員が確認するという
形態になっているというのです。


■ おわりに

人生100年時代。
企業勤務も65才まで。

長い道のりが続くわけです。https://blog.sakura.ne.jp/img/icon/icon_29.gif
しかも、大企業で働いていても安定ではない時代。

自分がこれからどう生きていくのか、
どんな仕事をしていくのか、
就活生さんだけでなく、
すべての年代の働く人が考える時代ですね。

私もこれからどうする?
と考えています。


posted by suzumura at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年02月08日

目標ではなく方向性で考えてみる


あなたの方向性は?

2018124空.JPG

今やどんな組織でも、
期首に目標を設定しそれを達成するために努力し、
期末に検証する。
そんな「目標設定・目標管理」の時代です。

仕事においても、人生においても
企業としてもチームでも、個人的にも
目標設定と計画、管理は不可欠ですね。

そんな昨今ですが、
こんな考え方もあります。

「目標」を設定すると、
それに縛られてしまう。


その結果、目標以外のことに目がいかなくなり、
可能性や創造性、柔軟性がなくなる。
そんな弊害、あるのではないでしょうか。

例えば「パイロット」になりたいという目標があるなら、
パイロットに関する情報ばかりに目がいき、
他の情報には目もくれない。
ほんとはパイロットではなく、パティシエの方が向いているかも
しれないのに・・・。
アルアルだと思いませんか?

だから「目標を設定しない」という訳です。
では、代わりにどうするのか?
なにも考えずに黙々と目の前の仕事をこなせばいいのか。
・・・そんな時代もありましたが・・・

そうもいかない。
ではどうする?
例えば「方向性を決める」という考え方があります。

目標なら、部下に対し「今期売上〜〜万円」と伝えます。

方向性とするなら、こんな伝え方はどうでしょう。

「仕事を楽しんでやってくれ。
お客様とは友達のような気持ちでつきあってほしい。
ウソをつかないで、誠実にお客様に尽くし、
約束はどんなことがあっても守る。
これがわが社の方針だ。
わが社の〜〜(商品)について
(お客様や同僚と)楽しく語り合ってほしい。
お客様に楽しんでもらおうという気持ちでやってくれ」


これは書籍「ソース」マイク・マクマナス著(VOICE)
からの引用です。

もちろん、組織では、毎期の経営戦略に基づき、
提示された目標を自分のチーム用に解釈し、割り振り、
部下に指示したり、自分自身の目標として設定することが
求められます。

それはそれとして、
目標とは別に、自分の方向性、チームの方向性を
考えてみてはいかがでしょう。
方針といってもいいですね。

最近は「人生における目標が見つからない」という
人も散見されます。
目標がないから不安という人も。

ちょっと「目標管理」が行き過ぎているかもしれません。
あるいは、
ただ単に、いつものように目標設定しているだけかも・・・。

いずれにしても目標以外に、
「生き方の方向性」
「働き方の方向性」
「仕事の方向性」という観点で考えてみてはいかがでしょう。

年収1000万円以上になる。
社長になる。
オーナーになる。
起業する。

そんな目標もいいのですが、
「じゃあ、年収1200万円になってどうするの?」
となります。
「社長になってどうするの?」です。

目標ではなく方向性として考えるなら、
「自分の強みを磨き、存分に発揮して、
顧客や会社、関係する人々の役に立ち、
頼りにされる存在であり続ける」
となるかもしれません。

漠然としていますが、どんな場面でも通用する、
軸となるものですね。

方向性、方針が決まり、
それにそって働けば、
おのずと結果(目標達成)に現れるでしょう。

その根底には、
仕事を楽しんでやる、
という精神があります。

今日はぜひ、
自分のチームの方向性(方針)を
考えてみませんか?
それを部下たちに紹介してみてはいかがでしょう。

部下たちがどうなるか?
楽しみですね。

もちろん、あなたの人生における方向性、
仕事における方向性も・・・。


posted by suzumura at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる