2019年11月01日

仕事はつらく、遊びは楽しい?


仕事への考え方を変えよう!

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何度もUPしている「タル・ベン・シャハ―」先生の著書。
タル先生は、ポジティブ心理学の大家です。

著書「人生を変える授業@」だいわ文庫2010年11月には、
本当に役に立つ理論が満載です。

その中で、今日はこのテーマに着目しました。


■ 仕事への考え方を変える

かいつまんでいうと。

フロー理論で有名な心理学者「ミハイ・チクセントミハイ」と
ジュディス・フェーブルは、
「仕事と遊びの最適体験」という論文を発表した。

その中では、人は仕事より遊びを好むとしている。
しかし別の事実もわかった。

「私たちは遊びを好きだとする一方で、
仕事をしているときのほうがピーク・エクスペリエンス
(その行為に没頭し最高の結果を出し、それを心から楽しんでいる状態)
を体験できることが多い」

そこでタル先生は
「仕事はつらい努力が必要なもので、遊びは楽しいもの」
といった偏見があまりにも強く定着しているため、
人は実際に体験していることを正しく認識することができなくなっている」
と指摘します。

続けて
「たとえ仕事で楽しい体験をしていても、
思い込みでつらい体験として自動的に認識してしまっている」

ああ、そうかもしれません。
ビジネスパーソンの集うところ、いつでも仕事の不平不満が
イッパイです。

ならば、仕事をしていて幸せに感じるためにはどうするか。

「ただ楽しさを感じるだけでなく、楽しさを感じていると気づく必要がある」


■ 考えてみる

この本には、テーマごとに自分をふりかえる設問があります。

1.自分が仕事でしていることを恩恵だと感じることはできますか?
2.その中で楽しいことは何ですか?楽しんでいますか?
3.仕事を心から楽しんでいる人を知っていますか?

私事で考えてみると・・・
1.仕事で恩恵だと感じることについて
会社勤務時代、「ありがたい!」と思えたこともあります。
が、正直、最後の方ではその意識も薄れていました。
「恩恵」よりも、「自分がこんなに頑張っているのに」と言う思いの方が、
強くありました。
いまでは、トホホですねえ。

ちなみに、独立した今では、仕事を恩恵だと、心から思えています。
ありがたいですね。

2.仕事を楽しむという点では、
中堅クラスになって仕事が面白いと思えるようになりました。
しかし、やはり最後の方で苦痛になっていていました。
ああなんと、残念な日々だったでしょうねえ。

当時「仕事を楽しもう」という視点に気づけば、
もっと違ったいたかも・・・

3.そんな中、仕事を楽しんでいると思えた人がいます。
いずれも、後になって社長になった2人の方です。
思い起こせば、彼らはまさに仕事や難題を楽しんでいました。
いつも前向きで、「自分が何とかする!」という意識が
伺えました。
さすがですねえ。
尊敬しています。

一方、不満タラタラの上司は・・・つまらない会社人生だったかも・・・


■ おわりに

仕事は楽しいものではなくつらいもの。

そういった固定観念にとらわれている人は多いと思います。

けれど、
「遊びよりも仕事の方が楽しんで最高の結果を出していることが多い」
というミハイ先生たちの調査を思い出してもいいでしょう。

どうせ同じ仕事をするなら、楽しんだ方がいい。
ってことでもありますよね。


posted by suzumura at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年10月02日

仕事に必要な能力


あなたの能力、バランスとれている?

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ビジネスパーソンにとって能力アップは、
常に取り組むべき課題です。

いくつになっても、偉くなっても・・・。

さらに、転職、キャリアアップ、70歳まで働く、独立、
となると、
いつでも、人様に自信をもって紹介できるような能力を
身につけたいものです。
そして、それを磨き続ける、という訳です。

ということで、ビジネスパーソンに必要な能力を
再考してみましょう。


■ 3つの能力

仕事をする上で必要な能力は3つの要素で成り立っている、
というのが定説です。

それが、こちら。

・知識(+情報)
・技能(+技術)
・態度(+行動)


例えば、採用担当者なら
「知識」 
最新の学生情報、学校情報、他社情報、
就活エージェント情報、他社情報、
さらには、就活にまつわる様々な情報が必要です。
さらに、採用に関する法的な知識も重要ですね。
採用媒体、採用ツールの知識も必要です。

「技能」
会社説明会などでのプレゼンテーションスキル、
面談時での傾聴、承認、質問スキル、
自社情報をうまくネットにアップできるIT能力や表現力
就活生の情報を集め、整理できるPCスキルも必要ですね。

「態度」
面談時や電話応対時、メールでのやりとりなどでの
きちんとしたマナーが必要です。
さらに、相手のことを尊重するという姿勢も必要ですね。

このように、業務を遂行する能力は、
これら3つの能力の掛け算で成り立っていて、
どれか一つが欠けてもうまくいきません。

どのような業種、職種であっても、
この3つの能力をバランスよく高めることが必要です。

部下育成の観点からも
この3点をバランスよく高めていくことが
能力開発の目的となります。

今のあなたは、この3つの能力のバランスはとれていますか?

3つの能力を高める努力をしていますか?

あなたの部下たちは、3つの能力のバランスは整っていますか?


ちなみに、私、講師業として考えてみると。

「知識」
専門分野に関する様々な知識、最新情報。
トレンド情報も必須です。
依頼された分野に関する知識などなど。
書籍や、ビジネス誌、ネットなど日々、情報を得ています。

「技能」
わかりやすいテキストづくり+スライドづくり。

受講者に応じ、わかりやすく、具体的に、
納得していただけるように説明すること。
・・・いろいろな受講者がいらっしゃいますので。

場面場面に応じて、臨機応変に対応すること。
・・・受講者からの質問や、グループ討議の停滞、あるいは
大盛り上がりなど、様々な場面が発生しますから。

状況に応じて、うまく進捗管理をすること。
・・・時には、予定時間の超過、あるいは時間が余ってしまう
こともあります。
時間内に終わらせるように管理、調整することが必須です。

「態度」
これはもう、常に前向きで、真摯で、共感的態度も、
笑顔も必要です。
ときには、真剣な表情も。
最後は、感謝の気持ちでおわります。


■ おわりに

ビジネスパーソンに必要な3つの能力。
昨今は、AI導入も視野に入れて、考えることも
必要ですね。
AIにできることはお任せし、
お任せする能力とか、
自分にしかできない能力を高めるとか。

ぜひあなたも、ご自身の棚卸をしてみませんか?
そして、部下たちの能力についても考えてみましょう。

部下に質問して考えてもらい、チーム内で共有しても
とても有効だと思います。

さあ、私もせっせと最新情報を取りに行きますか・・・



posted by suzumura at 07:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年07月12日

副業が認められたら?


副業するなら、どんな仕事に挑戦したい?

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最近、副業に関する記事があれこれ発表されています。

特に、日本のトップ経済紙「日経新聞」では、
副業に関連する記事がよく掲載されます。

ビジネスパーソンにとって必読の経済紙なので、
(影響されて?)
「自分も副業したいなあ」と考える人も
多いのでは。

ところが、ここ愛知では、
副業解禁の企業は少ない。

メーカーが多く、保守的な地域でもある愛知では、
無理からぬことかも。


昨日と今日(7月11日、12日)の日経新聞(朝刊)には、
「副業時代 そろり船出」とし、
副業しているビジネスパーソンの声や、
副業解禁している企業、副業禁止の企業の声などが
掲載されています。

その記事から、
企業側と社員にとっての副業解禁のメリットや留意点を
まとめてみました。


■ 副業解禁のメリット

日本経済新聞社のアンケート調査によると
(3月末〜4月上旬東証1部上場などの大手企業に実施。121社回答)

副業解禁の利点はとして
「社員の成長やモチベーション向上」76.6%、
「自社の新規事業開発や本業の強化」44.7%、
という回答だったそうです。

記事では、
「日本型雇用の枠組みが崩れる中、
副業が生産性向上の切り札として注目を集める」
とあります。

企業のメリットをまとめると
・副業解禁によって、社員の能力アップが図れる。
・社員の自由な働き方を支援することで、
 就活生や中途人材からの人気が高まる。
・副業容認が社員の退職を食い止める効果もある。

・副業者を受け入れることによって、
 自社では賄えない即戦力を確保できる。
・フルタイム勤務が難しい優秀な外部人材を取り込み、
 事業変革や新規事業創出につなげられる。 

社員のメリットの声としては
・能力がアップし、新たな人脈もできる。
・将来のことを考えて、スキルを磨き、
 収入源を多様化することができる。

・・・双方のメリット、すごく納得できますね。


■ 副業の留意点

一方、副業解禁に関する企業側、社員側の留意点も
少なくありません。

記事には、留意点が掲載されています。
参考になりますよ。

「副業を認める企業の留意点」
・労働時間・・・副業先の労働時間の確認
・健康管理・・・労災、特にメンタル不調や過労死の責任の所在
・情報管理・・・守秘義務の徹底

「副業者を受け入れる企業の留意点」
・社会保険の確認・・・一定の労働時間と賃金を超える場合の対策

「副業者の留意点」
・健康管理・・・本業に支障をきたさないよう自己管理が重要
 副業先で事故に遭った場合は、副業先の収入が給付額の基礎になる
・税金対策・・・副業年収が年間20万円を超えると確定申告が必要


■ おわりに

記事には
「副業を禁止し続ければ『選ばれない会社』になりかねない」
という声も掲載されています。

まさに東京本社企業の声ですね。

最近、大手金融機関のリストラ策も発表されています。
どの企業も万全ではない時代、ということです。

もし、自分がリストラ対象になるとしたら、
早めに副業などで別の道を模索しておいた方がいい、
と密かに考える人も増えているでしょう。

あるいは、「生命保険の不正販売」のように、
理不尽な仕事を強要されたなら、さっさと転職した方がいい。
その準備のためにも副業をしておく、
という考え方もあるでしょう。

とはいえ、社員の副業を認めるのはまだまだ難しいという
企業も多いですね。

副業解禁企業の少ないここ愛知ですが、
将来のことを考えると、
今のうちに準備するにこしたことはありません。

これからの日本の未来を想像すると、
副業、兼業という働き方を後押しするような、
法整備も徐々に進んでいくでしょう。
社会の風潮も変化してくるでしょうし。

ということで、
もしあなたが副業するとしたら、
どんな仕事を選びますか?

今の仕事にも役立つ仕事、
自分の別の能力を試す仕事、
副収入を増やせる仕事、
人脈を広げる仕事、
将来の起業に向けての仕事・・・。

考えてみるだけで、ちょっとワクワクしませんか!

・・・副業を煽っている訳ではありませんが。

勤務先に迷惑をかけない「週末起業」という
選択肢もありますよ。



posted by suzumura at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年06月19日

上司の悪いクセの対処法(賢い部下になろう)


上司の悪いクセにうまく対応しよう!

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世の中、自分に合う上司もいれば、
自分には合わない上司もいるものです。

おや、「合わない上司ばかりだ」ですって、
それはお気の毒に・・・。

仕事はできても、尊敬できない行為、
受け容れられない言動の上司もいることでしょう。

そんな、受け容れられない上司の行動、
つまり、悪いクセへの対処方法があります。

参考になる
と思いますが・・・。


■ 上司の悪いクセと本音、そして対処方法

実は上司の悪いクセには、
それ相当の理由、つまり本音があるのです。
本音を理解すると、打開策も見えてくるかも。

1.思いつきで部下に指示を出す
・上司の本音
「湧いてきたアイデアを口にしないと忘れてしまう・・・」
「本当は、そのアイデアを実行するかどうかは
部下に任せている」

・対処方法
@仕事にとってプラスになるアイデアかどうかを選別して
実行する
Aアイデアを自分流に(現場感覚で)解釈して実行する

・・・アルアルですよね。
最近は、「直感経営」なる言葉もクローズアップされており、
まさに「思いつき指示命令」かも。
部下としては、吟味することが必要です。
なかには、ほとんどほったらかしにしている部下もいるようです。
そういう時に限って、上司から「あの件はどうなった?」と
突っ込まれることもあるのですが。

2.仕事の良いところ取りをする
・上司の本音
「組織の業績を高めることこそ上司の仕事なので・・・」
「実は、責任を取っているつもり」

・対処方法
@大人になる(気にしない)
Aその仕事の責任は、結局上司にあると心得る

・・・良いとこ取りする上司。
昔、そう言って泣いていた後輩がいましたっけ。
私なら、腹が立ちますが、
まあ、しかたないか。
「器の小さな人間だ」と、見限るしかありませんね。
そして、ビジネスライクで付き合う。

3.大事なところで責任を部下に転嫁する
・上司の本音
「上司も人の子、保身を図かりたいと思ってしまう」

・対処方法
@上司に借りを作る気持ちで、潔く受ける
A私が間違えました堂々と主張する

・・・この対処方法、できますか?
私的には@の場合、上司は部下に借りを作ったなんて
絶対思っていないし、
すぐに忘れてしまうでしょう。
私なら、責任転嫁されたことを利用して、
されに上の人などにアピールする方法を考えます。
したたかに・・・

4.行きたくないのに飲みに誘う
・上司の本音
「コミュニケーションを大事にしている」
「部下との距離を縮めたい」
「部下を大切に思っていることを伝えたい」

・対処方法
@3回に1回は同行する
A最初に「今日は○○時まで」とくぎをさす

・・・確かに、プライベートまで上司に付き合うのは
いやなもの。
とはいえ、上司との飲み会は距離を縮める方法の
一つであります。
さらに、上司の本音が聞けたり、
自分の本音や希望をこっそり伝えることもできます。
上司との飲み会、有効に使いたいものですね。
事前に時間を制限しておくのもいいですね。
ちなみに私は、上司との飲み会、大好きでした・・・

5.長々と自慢話を語る
・上司の本音
「本人は教育の一環だと思っている」
「実は、自慢話は心地よい(部下なら反論せずに聞いてくれるので)」

・対処方法
@しっかりと聞き、受け入れる
A質問して、自分のためになることを引き出す
B質問攻めにして、二度と言わなくさせる

・・・Bの方法、面白いですね。
やってみてもいいかも・・・

6.話を最後まで聞かずにすぐにアドバイスをする
・上司の本音
「経験からすぐに答えが分かってしまう」
「部下のためを思っている」

・対処方法
@とりあえずは、耳を傾ける
Aトンチンカンなアドバイスを始めたら、すごく怪訝な顔をする
B上司に話をする時、結論や目的を先に言う

・・・そうなんですよ。
上司は部下の話の途中で答えが分かってしまい、
かつ忙しいから最後まで聞かずに
良かれと思ってアドバイスや指示をしがち。

やはりBの結論や目的から話すことが肝要ですね。

7.気分屋で話しかけるタイミングが難しい
・上司の本音
「案件が多すぎ、色々な人とのトラブルで頭がいっぱい」
「心配事があり、つい顔に出てしまう」

・対処方法
@気にしないで、話しかけてもいいかを聞く
A緊急時には、かまわないから結論や目的で口火を切る

・・・仕事のできる上司に、この「気分屋さん」もいます。
部下なら声をかけるのをためらってしまうもの。
しかし、バッドニュースファストといわれるように、
悪いニュースこそすぐに上司に伝えるべき。
たとえ今以上に機嫌が悪くなったとしても。
大事になる前に知らせることが大切です。
そして、部下としても鋼の心臓が必要ですね。

8.挨拶をしても返してくれたことがない
・上司の本音
「挨拶は部下がするもので、自分からする必要はない」

・対処方法
@自分から挨拶を続ける
Aメンバー同士で楽しく挨拶をする雰囲気をつくる

・・・これだけ職場いおけるコミュニケーションの必要性が
叫ばれている今、
それでも自分から挨拶をしない上司、
部下が挨拶をしても返さない上司っているものです。

自分から挨拶をし続けるに限ります。
それも、明るく元気よく。
あるいは朝礼などで、「コミュニケーションの勉強をしている」
ことを紹介し、「自分から挨拶する上司は好かれる」
なんてことを発表してもいいかも。


■ おわりに

上司も人間です。
良い点もあれば、困った点もあるでしょう。

部下としては賢く上司と対応するに限ります。

だって、自分の評価や将来を決めるのは、
直属の上司なのですから・・・

posted by suzumura at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年06月10日

OJTの進め方


OJTのステップを参考に

2019515雲.JPG

先回、OJT習得の基本な4つの考え方
「意図的」「計画的」「段階的」「重点的」を
紹介しました。

今日は、OJTの進め方の基本です。


■ OJTの進め方

1.必要能力の分析
該当業務を遂行するために必要な能力を分析(棚卸)する。

・・・この業務の棚卸をするだけでも、
効率化の参考になります。

2.OJT対象者の能力把握
OJT対象者の現状能力を把握し、
業務遂行に必要な能力との差(OJTニーズ)を
明確にする。

・・・対象者の現能力を明確にすることも大切ですね。

3.OJT計画書作成
OJTニーズをもとに、
どの能力をいつまでにどの程度習得させるのかなど、
具体的な計画をたてる。

・・・この計画づくりがOJT成功のポイントです。

4.OJTの実施(仕事を教える)
計画書に基づいてOJTを実施する。
達成感、成功体験を感じられるようにする。
やらせっぱなしにせず、途中でフォローしたり話し合いの場を設ける。

5.評価とフィードバック
期間が終了したら、
実現できたこと、できなかったことなど評価する。
実現できなかったテーマについては原因を分析し、
対策を考える。
そして、部下(後輩・同僚)にフィードバックする。 
上司に報告のうえ、次の計画に進む。

・・・まさにPDCAですね。


■ おわりに

これは育成の基本中の基本。
参考にしていただければ幸いです。



posted by suzumura at 05:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年06月07日

OJTの考え方


OJTの考え方が役立つかも

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OJT(on the Job training)は、
開発されてから100年以上経過した今も、
企業における社員教育の一つとして活用されています。

もちろん、
解釈も、運用方法も、様々に発展していますね。

さて、
新入社員が配属され、数カ月たった今、
部下の指導に頭を悩めている上司、先輩もおられるでしょう。

そんなあなたに
OJTの基本の考え方が
参考になるかもしれません。
原点に戻って仕事の指導法を確認してみましょう。


■ OJTの歴史

第一次世界大戦が始まった米国では、
造船所作業員の増員が必要となった。
これまでは、訓練施設でのトレーニングを経て
造船所に配置されていたが、それでは間に合わない。
そこで、新人を訓練する方法として、
責任者「チャールズ・R・アレン」は、
造船所内の現場ですべての訓練をすることにした。

アレンさんは、
教育学者ヨハンの5段階教授法をもとに
4段階職業指導法を開発したのだった。

それが
やって見せる→説明する→やらせてみる→補修指導
である。

・・・これって、
山本五十六の
「やってみせ 言って聞かせて させてみて 
誉めてやらねば 人は動かじ」
に、似ていますね。
年代的には、
アレンさんが開発したのが1917年で、
山本五十六が米国に留学したのが1919年ということなので、
もしかして、知っていたかも・・・わかりませんが

話をもとに戻すと、
この現場での指導方法が、
OJTの始まりとされています。

ちなみに
日本には、第二次世界大戦後1950年ころに入ってきた
ようです。


■ OJTの基本的な考え方

OJTは、
OJT指導者がOJT対象者に対して、
仕事を通じて職務遂行に必要な基本能力(知識・技能・態度)を
「意図的」「計画的」「段階的」「重点的」に習得させる
指導育成方法です。

この4点の考え方が参考になると思うのです。


■ OJT 4つの考え方

4つの考え方を解説すると・・・

1.意図的
育成の目標や目的を明確にして、知識・技能
のみならず、意識や行動の変化を促す指導を行う。
・・・意図的、つまり「はっきりした目的をもって指導する」
ということですね。
「目的」を明確にすることは必要です。

2.計画的
指導目標、指導方法、指導期間、到達レベルを確認し、
計画をたてる。
・・・到達レベル、つまり、いつまでにどのくらいの
能力やスキルを身につけてほしいのかを明確にして、
計画することが必要ですね。
明確にしていますか?

3.段階的
相手の現状レベル、理解度、習熟度に応じて、
指導目標、指導内容をステップアップさせる。
・・・部下、後輩の理解度、習熟度に応じて、
ステップアップさせることも必要です。

4.重点的
職場で必要とされる能力を重点的に身につけさせる。
・・・職場の状況変化によって、必要とされるスキルや知識も
変わっていきます。
今即戦力となる人材に育成するために、
重点的という視点が求められます。


■ おわりに

教える側も忙しい。
そんな昨今ですが、
この4つの視点のうち一つでも
参考にしてもいいかもしれません。

私的には、今、「意図的」に重要かなあと
思うのですが・・・



posted by suzumura at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年05月21日

日経新聞「役職定年 前向きに」


役職定年をメリットにとらえる

201959雲.JPG


またまた日経新聞の記事ですが。(2019年5月11日)

タイトルは
「役職定年、前向きに」

役職定年とは、
ある年齢に到達すると役職から外れ、一般のスタッフになる、
という仕組みです。

つまり、
それまで総務部長だった人が、
ある年齢、たとえば50歳や55歳になると、
役職が外れ、肩書のない社員になる
というものです。

もちろん、責任もなくなり権限もなくなります。
これまで部下だった人が、上司になること、
は当然あります。

あなたのお会社にもそんなしくみありますか?

調べてみると社員1,000人以上の企業では、
約半数が導入しているとか。

「役職定年」については、メリットもデメリットも
指摘されています。

が、企業としては、組織の新陳代謝を促進するために
導入している企業が多いですね。

企業にとってはメリットが多いようですが、
個人としてはどうでしょう。

やはりモチベーションがだだ下がり、
であったり、
お給料が下がったりと、デメリットの方が多いかも。

そんな状況ですが、
この記事では、役職定年を前向きに考えようと
3つのポイントを提示しています。


■ 役職定年のポジティブな3つの捉え方

・資格取得
記事には
「定年後の仕事に役立つような資格をとる」
としていますが、
とはいえ
「とりあえず資格を取れば、それが仕事になる
とは考えないほうがいい」ともしています。
「ビジネスで大事なのは資格ではなく顧客だから」
との説。

私的には、国家資格でも民間資格でも、
自分が興味を持った分野を深く学ぶ、
さらに資格を取れば、役立つと思うのですが・・・。

・副業
記事には「会社が認めてくれているのであれば、
副業をやってみるのも選択肢」
その理由は
「定年後の本業に発展していく可能性がある」

確かに。
とりあえず、やりたいと思っていた仕事を休日や終業後にやってみる。
うまくいくかどうか、
失敗したとしても、それはそれで学びですから。

・コミュニティーづくり
記事には「自分が中心になって何らかの
コミュニティーを作ってみる」とあります。

つまり
自分の趣味や好きなことをテーマに
何らかの会をつくる
ということ。

たとえば、
自分が好きなことなら
・海釣りの会
・キャンプの会
・野菜作りの会
・バードウォッチングの会
・温泉めぐりの会
・バイクツーリングの会
・日本酒の会
・鍋の会
・日本文学の会
・昭和時代の洋画の会

おお、
なんでもいいですよね!!


■ おわりに

ものごとは考えよう。

役職定年も、
定年延長も、
人生100年時代も、
すべて、自分にとってよい機会だととらえ
生きぬくことが、
得策ですよね。





posted by suzumura at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年05月13日

自己啓発に投資していますか?


自己投資、絶対必要な時代です!

20195エゴノキ.JPG


先日(2019年5月11日)の日経新聞。
注目データが掲載されていました。

タイトルは
「会社員、学び直しに意欲」

「人生100年時代、
就職後も常に学び直しが求められるようになった」

確かに。

正社員になりたい人はもちろん、
転職希望の人も、
現在、安定した企業に勤めている人も、
学び続けることが求められています。

今後、何が起こるかわからない時代ですから。

自分の武器を磨いておくことは、
ムダではありません。

記事には
「厚生労働省が従業員30人以上の企業を対象に調査」

「2017年度に自学学習や勉強会・セミナーへの参加、
通信教育などの自己啓発に取り組んだ従業員は35%」

この数字、少ないと思うのは私だけ?

年齢別では
・20代・・・43%
・30代・・・40%
・40代・・・36%
(50代は40代より少ないようです。数字はなし)

自己啓発の費用は
・20代・・・28,000円
・30代・・・25,900円
・40代・・・25,200円

ちなみに、
自己啓発支援のために費用を支給する企業は28%で、
今後支援する予定はないといった企業も
5割あったそうです。

会社に頼る時代ではない、ともいえますね。

さて、
あなたは自己啓発にどのくらい投資していますか?

ある専門家は(どなたかは覚えていません)、
「月収の1割を自己啓発に投資すべき」
とおっしゃっていました。

私的には、
人生100年時代であり、
シンギュラリティ(技術的特異点=
人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、
人間の生活に大きな変化が起こるという概念)
の時代であり、
予測不可能の時代であるからこそ、
武器を磨く、
複数の武器を持つ、
ことが必要だと思うのです。

40代、50代のみならず、
60代、70代であっても、
自己啓発は、必要だというのが自論です。

好きな分野で学び、資格を得て、
独立、起業するっていうのも手ですものね。

あなたは、月収の何割、自己投資に回していますか?


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2019年05月10日

ドラッカー「5つの質問」


ドラッカーの質問にどう答える?

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稀代の経営学者であり、
経営の神様、マネジメントの父とも呼ばれている
「ピーター・ドラッカー」

2005年11月に没した後も、
彼の書籍や思想を学ぶ経営者、マネジメント層は
数多くいます。

私の出会った優秀な経営者やマネジャーは、
数冊読破しており、
さらに、書籍「365日の金言」を
毎日実践しているという方もおられます。

あなたもドラッカーの書籍、
手に取ったことがあるでしょう。

以前、コミック版でのマネジャー論の本も、
ベストセラーになりましたしね。

そんなドラッカーは、
経営者、マネジャーに対し、
さまざまな質問を発しています。

有名なのが「ドラッカーの5つの質問」です。


■ ドラッカー「5つの質問」

1.われわれの使命(事業)は何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?


ご存知の方もおられるでしょう。

多くの経営書やセミナーや講演会などでとりあげられている
有名な質問のひとつです。

経営者の方、マネジャーは
常にこれらを自問しながら事業運営の参考にし、
あるいは戒めにもしているようです。


■ 5つの質問をかみ砕いてみると

この5つの質問を私流に解釈してみました。

1.私たちチームの使命は何か?

これはリーダーとして押さえておきたいテーマです。
チームの使命が明確に掲げられていて、
期初などでリーダーから発表されています。

では、メンバーは共有できているでしょうか?
メンバー全員が理解できているでしょうか?

使命が絵に描いた餅にならないように、
メンバー全員が理解していることが大切ですね。

2.私たちチームにとっての顧客は誰か?

顧客とは、社外のお客様だけでなくて、
自社内でも該当します。

たとえば、
後工程の組織や関連する組織を「顧客」としてとらえ、
その組織に満足してもらえる仕事を
遂行することも必要です。

3.その顧客にとっての価値とは何か?

顧客、お客様にとって価値あることは何か?
これを明確にし、メンバー全体で共有しておくことも大切です。
顧客の価値が共有されていないと、
バラバラな対応になってしまう場合も出てきます。

4.私たちのチームとっての成果とは何か?

ついつい、自分の個人的な成果を追求しがちです。
とはいえ、
チームとしての成果を明確にし共有することで、
問題が発生したときの解決策に結びつきます。


5.最後は計画

上記「1〜4」を踏まえたチームの目標、目的があり、
それを達成するための計画が必要です。

短期の計画だけでなく、長期的な計画も必要です。
また、
昨今の変化の激しい時代では、
計画のすばやい変更も念頭においておきたいですね。


■ 5つの質問を個人で考えてみる

この5つの質問を
自分自身に投げかけてみることも有効ですね。

1.私の使命な何なのか?
2.私のお客様は誰だろうか?
3.そのお客様にとっての価値は何だろう?
4.私にとって、成果とは何だろう?
5.私の計画は、どういったものだろう?


■ おわりに

実は、最近、ダイヤモンド社の「ドラッカー塾」なる
パンフレットを手にしました。

ドラッカーの理論に基づいて、
マネジメントの基本と原則を体系的に学び、考え、
実践するセミナー
とのこと。

その表紙にこの「ドラッカー5つの質問」が記載され、
セミナーのプログラムも5つの質問にそって
設定されていました。

専門の講師からの教授、
そして同世代の仲間との議論。
考えるだけでやる気がでてきませんか?

ちなみに、
マネジメント基本コースは
全3回(10時〜17時)で、
定員36名。
肝心の受講料は18万円+税
でした。

会社から費用が出れば、行きたいですね。
・・・もちろん、会場は東京ですが。

セミナーに参加できなくとも、
仲間と議論することも役に立つと思いますよ。



posted by suzumura at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年04月30日

平成30年間のキャリア・グラフを描く


この30年間をふりかえって

201946薄明光線A.JPG


いよいよ平成も今日限り。

あっという間の30年間でしたね。

令和はどんな時代になるか?
自分にとって令和をどんな時代にしたいか?
そんなことをぼんやりと考えているあなたにぴったりの、
ワークをご紹介します。

自分のキャリアに重点を置いたものです。


■ キャリア・グラフ

キャリア・グラフとは、
俗にいう「ライフチャート」とか「自己分析チャート」とか
「モチベーショングラフ」というものを、
キャリアに特化したものです。

これまでの自分のキャリアをふりかえり、
かつ細かく見ていき、
自分の強みや価値観などを確認する。

すると、これからのキャリアも展望できる、
というものです。


■ キャリア・グラフの作り方

・縦軸と横軸の記入
A4サイズの紙を横に置き、  
左側に縦軸を描きます。
縦軸は、下に5pくらい開けて描いてください。

縦軸は、仕事上の充実度を表します。
上に行くほど充実度、満足度が高く、
下に行くほど充実度、満足度が低いと
見ます。

その縦軸の真ん中から左へ横軸を引っ張ります。
この縦軸は時間軸となります。

今日は平成最後の日ということなので、
平成元年から平成30年までと、
この30年間をふりかえってみましょう。

子どもだった、学生だったという人は、
アルバイトを始めたことからスタートしてください。

平成元年から今の平成30年までを5年間で区切って、
その横軸に自分の年齢を記入します。

働いた日数が少ない場合は、1年ごとで結構です。


・仕事での充実度ラインの記入
仕事で充実度や満足度の高低の流れを
ラインで描きます。

たとえば、充実していたと感じたときは高くなり、
うまくいかなくていやだったときは低くなります。

・成果や出来事の記入
充実度ラインに合わせて、
そのときに担当した仕事やキャリアに関係する出来事、
成果などをグラフに書き加えます。

充実度ラインが高いときも低いときも、
上昇のときも、下降のときにも、
何かしらの出来事があるものです。

思い出して詳しく描いてみましょう。


■ 理由の探索
 
キャリア・グラフを見るときには、
高い部分、低い部分の出来事や理由を見ることも大事ですが、
充実度の低い状態から反転して上昇に向かったターニングポイント、
あるいは高い状態から低い状態に反転したポイントも
キャリアを考える上でとても重要です。

そこで、用紙の下の空欄に、
それぞれの時期に、なぜそう思ったのか? なぜそう感じたのか?
を内省し、理由や要素を記入します。

例えば私の場合、
30年前は、充実感が高い時期です。
人事部に在籍し、仕事が覚え実践できるのが面白く、
役割を任されるようになった時期です。

自分の「成長」が実感でき、かつ周りからも「評価」も
嬉しいときでした。

しかしやがて、充実感は下降をたどります。
その理由は、「成長」や「やりがい」を感じられなくなり、
閉塞感も感じていました。


■ 価値観の明確化

充実度ラインの高低や成果、出来事、自分の思いの探索をすると
おのずと自分が価値をおいているものが見えてくるはずです。

そんな自分の価値観をキーワード化して、
一番下に書き加えます。

例えば、私の場合は「成長」「評価」「自由」でした。


■ 自分の資源の明確化

時間があれば、それぞれの時期に手に入れることができた、
自分の資源を書き加えてみましょう。

自分の資源とは「能力」「知識」「技能・技術」「資格」
などです。

例えば私の獲得した資源は「リーダーシップ」「マネジメント」
「コーチング」「プレゼンテーション力」
などです。


■ 全体の検証

このキャリア・グラフを作成して、
気づいたことはなんでしょう?

一般的な「キャリア・デザイン」では、
価値観=WILL、と資源=CAN
を明確にした上で、
MUST=果たすべき役割、目指すべき方向
を考えます。

価値観や資源が明確になると、
これからの自分の方向性も明らかになってきます。


■ おわりに

キャリア・チャートの縦軸は、今回の充実度のほか、
モチベーション、気分のポジティブ・ネガティブなどに
することもあります。

自分の書きやすい切り口がいいですね。

30年間も続いた平成。
時代は変わりました。

そしてこれからの令和も、今まで以上のスピードで
変化していくでしょう。

この連休、
これまでの自分をじっくりふりかえり、
令和の時代を充実した人生にしたいですね。



posted by suzumura at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年04月19日

視点を変える「アソシエイト・ディソシエイト」


NLPスキル「ディソシエイト」を使う

2019415緑.JPG


最近、「NLP=神経言語プログラミング」を
学び直しています。
といっても、書籍とか過去に受講したテキストを読み返す、
あるいはNETで最新情報を得る、
といった程度ですが。

NLPには、問題を解決したり、成功に導いたり、
人生を豊かにできる、様々なスキルがあります。

その中から、私のお気に入りのスキルのひとつを
ご紹介します。


■ ディソシエイトとアソシエイト

・アソシエイトとは、自分自身がそれを体験している状態。
・ディソシエイトとは、
それを体験している自分を、外から見ている状態。

NLPでは、こんな使われ方をします。

たとえば、これまでのネガティブな出来事を、
アソシエイトとディソシエイトの二つの視点で感じてみる、
というワークがあります。

その過去のネガティブな出来事を、
アソシエイト、つまり自分目線で感じてみると、
過去の出来事にも関わらず、
その時のネガティブな感情がありありと思い出され、
なんだか嫌な気分になり、
落ち込んだり、腹が立ってきたりします。
嫌な感じ・・・。

今度は、ディソシエイトで見てみてみます。
つまりそのネガティブな体験をしている自分自身を、
外から客観的に、第三者的に見ているように
イメージしてみるのです。

自分と相手、そして自分を相手を含んだ全体を
見ます。

すると、そのときの嫌な気持ちをありありと感じることは
なくなるでしょう。
ちょっとばかし、落ち着いてくるはずです。

ディソシエイトで見てみると、
客観的で、違った見方ができるようになるのです。


■ ディソシエイトの使い方

人間はつねに、アソシエイト、
つまり自分が自分の視点のみで物事を見ており、
体験もしています。
まあ、当然と言えば当然ですが。

だから、直接的に悩んだり、落ち込んだり、
イライラしたり、腹が立ったりします。

まあ、よい出来事は、自分の視点で堪能できますが。

とはいえネガティブな出来事にぶち当たったら、
ディソシエイトのスキルを使ってみるのも、
手ではないでしょうか。

何か問題が発生したとき、
解決策が浮かばないとき、
切羽詰まったときなどに、
この「ディソシエイト」の視点で
自分を含めた全体像を意識的に見てみます。

あるいは、距離を置いて見てみる。

すると、まったく別の考え方や解決策が、
湧き上がってくる。

たとえば、
人事異動で新しい職場に配転したとします。

まったく異なるジャンルの職場です。
新入社員ならともかく、リーダーとして異動したので、
誰も何も教えてくれません。
途方にくれながらも、リーダーとして責任を果たさなければ、
と焦る自分。

そんな自分を、ディソシエイトで見てみると?

一人で黙々とがんばっている自分が見えます。
そして、自分の周りには部下や上司、
机やパソコン、書類ロッカー、コピー機なども
見えるでしょう。

部下や上司は、自分をどう見て、
どう感じているのでしょうか?

たとえば、
異動したばかりだから、知らないことが多いのは
当たり前だと理解している。
・・・一人でがんばっていないで、
私たちにも訊いてください、

思っているかもしれません。

あるいは、
そう硬くならずに、
まずは気楽にコミュニケーションからはじめましょう。
あなたを信頼できるかどうかが一番ですよ、
と思っているかも。

こんなふうに、客観的に見ることができると、
次の一手も打てる、
のではないでしょうか。


■ おわりに

人間だれしも視野狭窄的状態になるもの。
かくゆう私も、すぐに視野が狭くなって、
焦って・・・疲れます。

そんなとき、
自分と自分の周りを客観的に見てみる「ディソシエイト」の視点、
ぜひ、使ってみてください。

それでもうまくいかないなら、
別の手を打てばいい。

それもこれも、人生の貴重な経験なのですから。



posted by suzumura at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年04月08日

よい目標


目標設定の基本フレーム「SMART」

成長には目標設定が欠かせない

20193サクランボの花.JPG


企業にとって、事業の継続と成長のためには、
目標設定が不可欠です。

組織やメンバーが目標を共有することで、
一丸となって進むことができます。

同様に、個人にとってプライベートでも
自己の成長のために目標設定は必要です。

目標があるからこそ、それに向かって努力を続けることができ、
その努力は自己の成長につながります。

目標がなくても成長することは可能ですが、
目標があった方が、より大きく、より効果的な
成長がもたらされます。

今日は、その目標設定に効果があるといわれている、
定番で有名なフレーム「SMART」を
ご紹介します。

ご存知の方も多いと思います。
なお「SMART」という各頭文字については、
さまざまなバリエーションが提唱されています。

今の自分にピッタリな、
あるいは自分のチームにピッタリな解釈がいいでしょう。


■ SMARTとは?

SMARTの法則を最初に提唱したのは
ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)氏です。
1981年に発表されたといわれています。
また、GE社が考案したという説もあります。

望ましい目標を設定するための5つの要因の
頭文字をとって「SMART」と呼ばれます。


■ SMARTの5つの成功因子

S=「Specific」
M=「Measurable」
A=「Achievable」
R=「Relevant」
T=「Time−bound」

・Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で表す。

たとえば、
「一流ビジネスパーソンとしての実力をつける」
という目標を立てたとしても、
「一流ビジネスパーソンの実力」とは
何かを定義できなければ、何をすれば良いのかわかりません。

一流ビジネスパーソンの実力をつけるという目標を、
「今の会社で売上1位の営業員になる」
「税理士の資格を取る」
など、具体的な目標にします。

漠然とした目標ではなく、
明確で具体的な目標を設定することによって、
パフォーマンスの向上が期待できます。

<バリエーション>
Stretch = 少し背伸びした、手を伸ばせば届く目標
Simple = わかりやすく、端的な目標

・Measurable(測定可能な)
成果が測定できる目標であること。

たとえば、
今の会社で一番の営業マンになるという目標を立てたとしても、
会社一とは売上金額、成約件数、収益額、顧客満足度など、
何で一番になるのか決めなければPDCAを回せません。

組織においては、目標の達成度合いが、
本人にも上司にも判断できるよう定量化します。

・Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、達成可能であること。

目標を設定する際にあまりにも非現実的な目標を設定すると、
うまくはいきません。
たとえば、
年間100冊以上のビジネス書を読むという目標を立てたとしても、
働く時間や寝る時間などの時間を除くと、
読書できる時間は限られてくるでしょう。
さらに、速読スキルを用いたりしても、
目を通すだけの読み方では身につくはずもありません。
突拍子もない目標ではなく、達成可能な目標設定にします、

<バリエーション>
Attainable = 目標に到達できるか
Agreed upon = 同意は取れているか
Action-oriented = 行動を促せるか

・Realistic(現実的な)
今、置かれている環境や背景との整合性があること。
あるいは、いつでもどんな場面でも有効な目標であること。

たとえば、
「今の会社の社長になる」という目標を立てたとしても、
同期や年齢の近い先輩や後輩のなかに、
自分よりも優秀な人材がいるかもしれません。
あるいは、企業のM&Aという事態もないわけではなく、
他社出身者が社長になるという可能性もあるでしょう。

<バリエーション>
Reasonable = 合理的な目標であるか
Rewarding = やりがいのある目標設定になっているか
Related = (経営目標などに)関連しているか

・Time-bound(期限のある)
目標を達成する期限を決めること。
いつまでにその目標を達成するか、その期限を設定する
必要があります。


■ おわりに

すでに、2019年度の目標は設定されていると思います。
その目標は「SMART」フレームに合致していますか?

私的には、RをRewardingとして
「やりがいのある目標」と解釈しています。

自分自身や自分のチームに合った
オリジナル解釈の「SMART」を創ることもいいですね。

ところで、
あなたの人生の目標は?


posted by suzumura at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年03月22日

あなたの「キャリア・アンカー」は?


自分の「キャリア・アンカー」を点検してみよう

2019322樹.JPG

先日、PC内の資料を整理していたら、
興味深い「問い」を発見しました。


人生100年時代、
さらに70才まで働き続ける時代が
到来しようとしています。

そんな中、
自分の「キャリア・アンカー」を確認しておくことは
必要でしょう。
何度でも・・・。


■ キャリア・アンカーとは

ご存知の方もおおいでしょう。

おさらいのつもりで簡単に、ご紹介します。

組織心理学者として世界的に高名な「エドガー H・シャイン」
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院名誉教授
が提唱したものです。

Wikipediaによると。
「ある人物が自らのキャリアを選択する際に、
最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求のこと。
また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいう」


キャリア・アンカーは、キャリアにおける(職業や職種、勤務先など)
選択をする際の「判断基準」となるものです。
「自分らしく生きる」ために、
自分のキャリアにおいて絶対に譲りたくない「最も大切なこと」
であるともいえます。

キャリア・アンカーの「アンカー」とは
船の「錨」(いかり)の意味です。

航海中の船がどんな土地に到着したとしても、
そこで自分の船の「錨」をおろすことで安心できる
といえます。

これを働く人のキャリアに結びつけました。
社会人は、
キャリアの一環として異動によって様々な職種を経験し、
また、転職して様々な会社を経験することもある。
こうしたキャリアの「旅路」がどんなものになろうと、
自分の「錨」はずっと変わることなく、
自分らしさを保つための「拠りどころ」として存在している。

そんな意味合いが「キャリア・アンカー」にはあるのです。


■ あなたのキャリア・アンカーは?

エドガー・シャインは、
その人のキャリア・アンカーを確認するために、
3つの質問を提唱しています。

自分のキャリア・アンカー、つまりキャリアに関する
自己概念(セルフイメージ)がどのようなものであるのか、
その質問にどのように答えるかでおおむねわかるといわれています。

・自分は何が得意か?(才能、技能など有能な分野は何か)
あるいは、自分の強み、弱みは何か?

・自分の主な動機、欲求、動因、人生の目標は何か?
自分は何を望んでいるのか、または何を望まないのか?

・自分の価値観は何か?
どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、
社会に役立っていると実感することができるのか?



■ おわりに

今や大企業でも、リストラや早期退職は日常茶飯事になっており、
一方で転職もオープンになってきました。

自分らしく生きるために、
自分らしく働くために、
自分の「キャリア・アンカー」を確認しておくことをお勧めします。

ちなみに、一度の確認ではなく、
節目節目で再確認しましょう。
状況、環境、役割によって、変わっていきますから。



posted by suzumura at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年03月05日

転職をスムーズに進めるには?


3月末で退職、転職する人、必見!

2月24日ツワブキ.JPG

転職が当たり前になってきた昨今、
前社をうまく辞めることも大切です。

退職後も、どんなことでお世話になるかもしれません。

ちょいと前ですが、
(2019年2月5日)の日経新聞夕刊には、
円満退職するコツが掲載されていました。

今後の参考になると思いますよ。

記事には
「より良い職場環境や処遇を求めて転職することは、
今や若い世代にとって常識となりつつある」

とあります。

確かにそうですよね。
私も、何度も関係する記事をアップしてきました。

新入社員が3年で退職する割合は、
大卒で3割とか。

ところが
「退職に伴うトラブルは増加気味」
だとか。

ということで、
円満に巣立つコツが記載されていました。


■ 今の職場に対して

・法的には2週間前までに(退職を申し出る)
引継ぎなど考え、最低でも1か月以上前に

とあります。

就業規則をチェックしておくことがとても大事です。
退職に対する規定は、確認しておきましょう。
あとで、トラブルにならないように。

・プロジェクト途中での退職は避ける
・「○○に挑戦したい」など前向きな理由を話す
・転職先の具体名はなるべく伏せる


前社、前職場での印象を良くするためにも、
上記のポイントは必須ですね。

用心深い私は、
突然退職だったこともあり、
退職理由を「心理学を学びたい」としました。
確かに退職後、心理学(NLP)を受講しました。
本音は、「休憩したい!」でしたが。


■ 新職場に対して

・前職で得た顧客情報や企業の機密情報などは話さない
・出社日は「前の会社と交渉してから」とまずは保留に


機密情報の漏洩はもってのほかですね。
新職場への出社日も、自分の意思だけでは決められない
場合もあります。
前職での都合もあるかもしれませんから。


■ 家族に対して

・妻や夫、両親などに事前にきちんと説明しておく

確かに、家族が猛反対したり、
退職できない重要な理由があったりするかもしれませんから。


■ 転職時の主なトラブル例

・有給休暇を消化させてくれない
法律上はすべて消化可能だが、
会社の状況や業務に応じて話し合いを

・損害賠償を求められて
雇用契約にそのような記載があっても、一切無効

・研修費用の返還を求められる
雇用契約にそのような記載があっても、
認められないケースが大半

・退職金がもらえない
制度があるなら請求可能。
制度がない会社もあるので確認を


いろいろなトラブルありますよね。


■ 転職についてのアドバイス

転職サービス「doda」の大浦編集長さんの
お話です。

・退職交渉には手間暇をかけること
・有給休暇の消化やボーナスの権利を主張することも一考を
ルールを振りかざしすぎないように
・退職理由は「○○に挑戦したい」など
オブラートに包む。SNSに本音を載せない


最後にこんなアドバイスも。

転職活動で青い鳥を探すように「果たしてこれでよかったのか」と
悩み続ける人がいるが、
より良い環境に近づけていく過程に過ぎない。
最初から完璧な会社を求めず、ある一定期間の自分のベストと
捉えれば納得のいく転職ができるだろう。

と結んでいます。

ああ、このアドバイス、まさに転職が当たり前で、
転職してキャリアを積んでいく、
自分にピッタリの職業を見つけていく、
っていう時代ですね。


■ おわりに

そんな、転職が当たり前になった今。
そして、転職後に元の会社に戻るケースも増えているようです。

立つ鳥跡を濁さず!

円満に退職し、円満に入社することが大切ですね。


posted by suzumura at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年03月01日

信頼される行動とは?


あなたは周囲から信頼されているでしょうか?

3月に入りました。

201928.JPG

新年度まで1ヵ月です。

多くの企業では4月1日付で
人事異動や組織改革があります。

新入社員が配属されたり、
上司が変わったり、部下も変わったりと
変化の多い時期を迎えます。

周りの人が変わるとなると、
その人たちとの信頼関係構築が大きなテーマになります。

ということで、
今日は信頼関係を結ぶために心掛けたい行動を
ご紹介します。

出典:日経Associé 2017年8月号

<信頼される13の行動>

日経Associéでは、信頼される行動を
「人格」「能力」「人格・能力」の3に分けて
示しています。

■ 人格
・率直に話す
・他者を尊重する
・透明性を高める
・間違いを正す
・忠誠心を示す

■ 能力
・結果を出す
・より上を目指す
・現実を直視する
・期待を明確にする
・説明責任を果たす

■ 人格・能力
・まずは耳を傾ける
・コミットメントし続ける
・他者を信頼する

いずれも大切なことですね。
あなたは実践できていますか?

さらに「信頼される人」になる要素も
紹介されています。


■ もう一度一緒に働きたいと思ってもらえる人の
4つの要素


「あなたと、もう一度一緒に働きたい」
「あなたの部下でよかった」
そんな風に部下や周りの人から言われるような人物に
なりたいですね。
そのポイントも紹介されています。

・結果・・・これまでどんな成果を上げてきたか?
実績やキャリアなど。
人の評判に関わる大きな要素。
ただし、結果もキャリアも過去のものであるため、
信頼に足る要素になるかどうか見定める必要がある。

・力量・・・どんなスキルや能力があるか?
知識やスキル、才能など。
結果を出すために必要な要素。
人柄はよくても「力量」が足りなければ結果はついてこない。
人を評価するときに重視される。

・意図・・・自分の考えをどれだけ周囲に伝えているか?
何かをするときの動機(根拠)や考え方、価値観など。
これらを相手に明確に伝えていなければ、
信頼関係は築けない。
(それは)「なにを考えているかわからない」からだ。

・誠実・・・周りに対してどんな誠実さを見せているか?
正直であり、謙虚であり、有言実行であること。
自分の価値観や信念に従って一貫性のある行動を取ること。
誠実さを欠くことが、信頼を最も裏切る行為となる。

記事には「意図」を伝えていない人が多いとあります。
「どんな価値観を持っていて、
どんな動機で行動する人なのか。
そこが見えてこないと全幅の信頼は置けない」
とあり
「逆に言えば、『意図』を相手にしっかり伝えることができれば、
信頼される確率はぐっと高まる」
としています。

「意図」を伝えること、とっても大切ですね。


■ おわりに

信頼関係を築くこと、大切ですね。
今も、これからも。

定期的にチェックしてもいいでしょう。

いつのまにか、
人柄が変わってしまっているかもしれませんから・・・。


posted by suzumura at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年02月28日

オートクライン


話してはじめて気づくこと

2019125夕方.JPG


悩んでいることを打ち明けたり、
不平不満を愚痴ったり、
誰かに自分の本心を話しているうちに、
何かに気づく経験、ありませんか?

私は、
友人に、上司への不満を話しているうちに
自分も悪かったことや上司の気持ちに気づいた
という経験は、多々あります。

さらに昔、
占い師に自分のやりたいことを語っていたら
「おや、自分の本心とはちょっと違うぞ」と
気づいたこともあります。

このように、
人に話しているうちに自分で気づくことを
コーチング用語で「オートクライン」といいます。


■ オートクラインとは

もともとは
「分泌された物質が、分泌した細胞自身に作用すること」
を意味する生物学用語。

これをコーチング用語として使われたのです。

つまり、
コーチングによって
クライアントがコーチに語り掛けることによって、
クライアント自身が自分の話していることを聞き、認識する。
その結果、クライアント自身に気づきが起こる。
というもの。


私たちの脳は、すごいスピードで思考をしていますが、
普段は思考を認識していません。

思考を認識するには、
会話などにより自分の思考をアウトプットし、
それを自分自身が受け取ることが必要なのです。

誰かと会話をし、言葉にしてアウトプットすることで、
アイデアが閃いたり、
自分の考えていることを認識したりすることが
できるのです。

コーチングの中で、
クライアントがコーチに語り続けることで、
クライアント自身に気づきが起こる、
という訳です。

そんなコーチングっていいですよね。
という訳でもあります。


■ 言葉に出して言う効果

私は、
人に話す効果ばかりでなく、
一人で言葉に出す効果もあると思っています。

話す相手がいる場合はいいのですが、
そんな時ばかりではありません。

あるいは、
人には話したくない内容もあるでしょう。

そんなときは、
誰もいない場所で、密かに言葉に出してみる。

たとえば、
最近、一番いいと思ったのが、
「ありがとう」です。

「ありがとう」を口に出してみる。
何度も何度も。

すると。

「ありがとう」という感謝の気持ちが
自分の中に作用し、
自分は幸せな気持ちになれる。

私的にはすごく穏やかな気持ちになれます。

ぜひ、試してみませんか?


■ まとめ

誰かに話す効果、
いろいろありますよね。

コーチでなくても、
信用できる人、
話をしっかり聴いてくれる人、
に話す。

話すことには浄化作用もあります。
気づきにもつながります。

そして、
自分一人でも口に出してみる。

オートクラインの効果をぜひ自分のものにしてみませんか。



posted by suzumura at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2019年02月21日

たとえ動機が不純でも


最近の報道で、思ったこと。

動機が不純だとしても、結果がよければ
それでよし!


2019221メタセコイア.JPG


何らかの褒賞を得たくて、
がんばることってありますよね。

その褒賞とは、
人、それぞれ。

たとえば、
若い女性たちの中の男性。
がんばります。
すごく。
たぶん、女性にいいところを見せたくて。

彼女にいいところを見せたいと、
張り切る彼氏もいます。

子供にいいところを見せたいと、
無理をする父親もいます。

企業においてはどうでしょう。

たとえば
昇給したいからがんばる。
昇進したいからがんばる。
上司にほめられたい、認められたいからがんばる。

あなたも、そうではありませんか?

これらは、心理学で「外的報酬」と呼ばれる、
心理的褒賞のひとつです。

さて、最近の報道とは。

とある国の大統領が、難しい他国との問題を解決するために
交渉を続ける。
とか、
さらには
拉致問題に協力するとか。

いずれも、
とある有名な賞をもらいたいからなのでは?
と、私なんか思っちゃいます。

でも、いいじゃないですか。

動機が不純だとしても、
その結果、うまくいけば。

翻って、
企業で働く人にとっても、
たとえ動機が不純であったとしても、
がんばれること、努力できることって
いいですよね。

自分も部下も、
それぞれの動機を持って、
明確にして、
難しい仕事に向かうことは大切です。

あなたの部下の動機はなに?
あなた自身の動機はなに?

いずれも、わかっていますか?


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2019年02月20日

課長に必要な力


これができれば出世できる?

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少し前の資料ですが。

2018年5月号の「日経Associé」には、
課長に必要な20の力が掲載されていました。

さあ、あなたもセルフチェックしてみませんか?


■ 人を惹きつける力
・目先の問題にとらわれず、部署の「本来あるべき姿」を語れる 
・自分の部署だけでなく、会社全体や世の中のために
 働く気持ちがある
・皆が諦めるような状況でも柔軟かつポジティブに前進できる
・いくつもの修羅場を乗り越え、
 「困難から逃げない人」と認められている


■ 上意下達の力
・社内各部署の機能を理解し、指示された仕事を
 「誰と」「どのように進め」「いつまでにできそうか」
 判断できる
・経営層が「重要だと思うこと」の優先順位を理解している
・部下の能力に応じて相手を理解し、
 相手が行動できる表現で指示できる
・部下に仕事を指示する際に、
 その仕事の目的や意義を理解させ、やる気を引き出せる


■ 情報を集め、報告する力
・部下との信頼関係が築け、
 「ネガティブ報告」についても報告できる空気が作れる
・報告をする際は「主観的な意見」でなく
 「客観的な事実」で会話できる
・部署の状態を常に「数字」で把握し、グラフや図を用いて報告できる
・経営層に対し「報告すべきこと」「しなくてもいいこと」
 の線引きが的確にできる


■ 社内外で連携する力
・他部署のミッションを理解し、
 目標達成を積極的にサポートする姿勢がある
・他部署の社員と積極的に話し、アンテナを広げる努力をしている
・相手との利害が対立する場合は、現実から目を背けず、
 どこまでも交渉するしぶとさがある
・守秘義務やコンプライアンスなど、
 社内外の人との連携に必要な法務の基礎知識がある


■ チームを育てる力
・部下について、仕事とプライベートの状況を把握し、
 問題があれば相談してもらえる関係を築ける
・部下が起こす「面倒なこと」は、
 自分の「コア業務」であるという覚悟ができている
・部下や同僚のお手本として、
 不器用でも新しい業務に挑戦し、勉強し続けている
・自分がなんとなく理解していること(暗黙知)を、
 言葉や文字で伝えられる(形式知化できる)


■ 係長と課長の違い

記事は、次のように説明しています。

係長は「一般社員のトップ」として
現場のまとめ役を担っている。

一方、課長は「経営幹部の末端」として
部署の「経営」を任されている。

予算管理の実質的な責任を負い、
社長を直接話す機会があり、
部下の人事査定をする権限も持つ。

係長までは努力やプロセスが評価されるが、
課長以上は「成果」で評価されるようになる。

課長と係長は、まったく次元の異なるポジションなのだ。


・・・確かに。
課長経験者なら納得ですよね。
従って、企業によっては、
課長クラスに対し、その責任の重さに合わせ
「管理職手当」などを付与しています。

責任が重くなる分、権限も大きくなるって訳ですね。

さらに。


■ 課長と上司の関係

課長に昇進するための上司との関係もあります。

実際に課長になれるかどうかは、
上司の主観で決まるのが現実だ。

上司から信頼を得られる最大のチャンスは、
上司から仕事を「むちゃ振り」されたとき。

やっかいな仕事に立ち向かう姿勢や忠誠心を印象づけられる。
「仕事のピンチ」は「出世のチャンス」ととらえて、
上司にとって欠かせない存在になることが出世の最短ルートだ。



■ おわりに

まあ、最近は、「大きな、重い責任を持ちたくない!」
などの理由で、課長になりたくないという社員も
増えているそうですが。

それでも、
今や職業環境において何が起こるかわからない時代。
課長クラスを経験して、
次へのステップアップ(転職・独立含め)につなげるのも
手だと思いますよ。


posted by suzumura at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年12月18日

その日のことを手帳にメモる


TODOノートを進化させる

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あなたは、「TODO」手帳、ノート
作成していますか?

「TODOノート」とは、
その日にやるべきこと=TO DO を
ノートや手帳に、日々、記入することです。

その日の朝や、
前日の夜に「やるべきこと」を記入することのメリットは
いっぱいあります。


■ TODOノートのメリット

事前にやるべきことを文字にすることで
・事前準備ができる
・効率よく進められる
・心の準備ができる
・優先順位が確認できる
・忘れ事や、やり残しがない

そして、
ひとつひとつの作業が終わったら、
赤線で消し込んだり、丸をつけたりする。
すると
・達成感を味わえる


自由業になった今も、
毎日この「TODOノート」を作成しています。

特に、仕事がたてこんだ日には、
すべての仕事、作業を落とし込み、書き込むことで、
効率よく進めることができます。

さらにその「TODOノート」を
進化させてみませんか。


■ 嫌なことは書いて気持ちを洗い流す

先日の中日新聞(12月17日)に、
「快調に働くための手帳活用術」が
掲載されていました。

ストレスいっぱいの働く毎日。
嫌なことを手帳に記入することで、
落ちつくことができるようです。

関東学院大非常勤講師の菊原智明さん
が、語っています。

・人から言われて嫌だったことや、反省した自分の行動を
書き留める
・締めくくりは無理にでも前向きな表現にする


「訪問先で売り込みは迷惑だと言われた」
⇒「この訪問の仕方が悪いということが分かってよかった」

・・・これも「ネガポジ=ネガティブをポジティブに変換する」
ですよね。

ということで、
TODOノートに、その日の嫌なことを書き出します。
これも「吐き出し効果」のひとつですね。

しかし最後はポジティブな表現で締めくくる。
これはとても大切なことです。
嫌な気持ちを引きずったままにしないで、
気持ちを前向きにさせることがコツです。


■ 感謝メモも

実は、
私は、「感謝メモ」にしています。
その日にあった感謝したいことすべてを
書き出しています。
どんなに小さなことでも、です。

たとえば
・無事に目覚めることができたこと
・おいしい料理を味わえたこと
などなど。

私的には、
ネガティブなことを書き出すより、
感謝したいポジティブなことを書き出す方が、
性に合っています。

あなたはいかがでしょう?


■ まとめ

TODOノートで、毎日の予定を確認することと、
そして、その日の終わりに、ふりかえることも大事ですね。

あなたなりに「TODOノート」を進化させ、
存分に活用してみませんか?

おっと、
新年からではなく、今から
です。



posted by suzumura at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2018年09月18日

コンセプチュアルスキルの基本能力


コンセプチュアルスキルを磨こう!


先週、「ビジネスパーソンに求められる3つの能力」には、
「知識」「技能」「態度」があることをご紹介しました。

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その中の「技能」について、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授は、
ビジネスパーソンには3つの必要な技能「テクニカルスキル」
「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」があるとし、
階層、役職によってそのバランスが変化していくという
「カッツモデル」として提唱しました。

つまりどんな階層であっても、3つのスキル
「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」
は必要である、ということですね。

今日はその中の「コンセプチュアルスキル」を
考えてみたいと思います。


■ コンセプチュアルスキルとは

「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」とは、
「同類となる複数の対象物の共通項を洗い出すことによって
概念といえる要素を見極める能力」のこと。

つまり簡潔にいえば、
「物事の本質を見抜く能力」となるでしょう。

コンセプチュアルスキルが高い人材は
「ひとつの経験から多くのことを学ぶ」
「合理的に業務を遂行でき、効率的に働く」
といった特徴があるとされています。

物事の仕組みに対して強い関心を持っている人々です。


■ 「コンセプチュアルスキル」に含まれる能力

コンセプチュアルスキルの説明を見ても、
わかりにくいかもしれません。

そこで、コンセプチュアルスキルにはどのよう能力があるかを見てみると、
具体的にわかるようになります。

色々な説がありますが、代表的な能力をあげました。

・ロジカルシンキング(論理的思考)
物事を理論的に整理したり説明したりする能力

・ラテラルシンキング(水平思考)
既成概念にとらわれることなく、自由に発想できる能力

・クリティカルシンキング(批判的思考)
物事を分析的に捉え、思考する能力

・多面的視野
課題に対して複数のアプローチを行える能力

・柔軟性
トラブルに対しても臨機応変に対応できる能力

・受容性
自分とは異なる価値観を受け入れられる能力

・知的好奇心
未知のものに対して興味を示し、自ら取り入れることができる能力

・探究心
物事に対して深い興味を示し、問題の深部まで潜り込める能力

・応用力
ひとつの知識・技術を他の問題にも適用できる能力

・洞察力
物事の本質を正しく見極める能力

・直感力
物事を感覚的に捉え、瞬時に反応する能力

・チャレンジ精神
困難な課題や未経験分野においても、果敢に挑戦し、行動を起こせる能力

・俯瞰力
物事の全体像を正確に把握する能力

・先見性
まだわからないことに対して、早い段階から結果を予測できる能力

上記の能力のうち、
あなたが得意とする分野はなんですか?
磨くべき能力はなんでしょう?


■ おわりに

コンセプチュアルスキルとは、
物事の本質をとらえ、先を見通せる力といえます。

今の複雑な時代、コンセプチュアルスキルは、
経営管理層ばかりでなく、中堅、若手も身につけていると
武器になります。

コンセプチュアルスキルは、トレーニングによって
伸ばすことができます。
が、短期的に伸ばすことは難しいとされています。

日々のトレーニング、
つまり業務の中で意識して、上記の能力を使うことを
心掛けるといいですね。



posted by suzumura at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる