2023年09月21日

ダニエル・ゴールマンのリーダーシップ


ダニエル・ゴールマンの6つのリーダーシップ

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先日は、クルト・レヴィンの古典的リーダーシップ・スタイルを紹介しました。
シンプルに3つのスタイルなので、分かりやすいですよね。

今日は、それを発展させたダニエル・ゴールマンの理論です。


■ ダニエル・ゴールドマンの6つのリーダーシップ・スタイル

ダニエル・ゴールマンは、クルト・レヴィンから約50年ほど後に活躍した米国の心理科学者です。
1995年に発表されたベストセラー『EQ・こころの知能指数』などの著書でも知られています。

彼は、リーダーシップを下記の6つのスタイルに分類しています。
1.ビジョン型リーダーシップ(Visionary Leadership)
2.コーチ型リーダーシップ(Coaching Leadership)
3.関係重視型リーダーシップ(Affiliative Leadership)
4.民主型リーダーシップ(Democratic Leadership)
5.ペースセッター型リーダーシップ(Pacesetting Leadership)
6.強制型リーダーシップ(Commanding Leadership)

簡単に説明します。

1.ビジョン型リーダーシップ(Visionary Leadership)
共通の夢に向かってメンバーを動かしていく前向きなスタイル。
組織としての「ありたい姿」をメンバーに語りゴールを示すことはしますが、
到達までの方法はメンバーの自主性に任せます。

2.コーチ型リーダーシップ(Coaching Leadership)
リーダーがコーチ的な役割を担い、メンバーの考えや目標を尊重しながら、
個々の成長を促すことで組織を成功へ導くスタイル。
この場合、リーダーとメンバーの対話を十分に行うことが重要です。

3.関係重視型リーダーシップ(Affiliative Leadership)
メンバーと同じ目線に立ち、信頼を得ることで、
チームの人間関係を良好に保つことを優先するスタイル。
仕事を進める上では、人間関係の悪化が大きな障害になることがありますが、
そうならないようにするためのスタイルであると言えます。

・関係重視型リーダーシップの長所
メンバーのメンタルヘルス改善につながり、組織全体のモラルを高めるのに有効です。
また、一旦壊れてしまった信頼関係を修復させ、
意思の疎通を改善させたい場合に効果を発揮するといわれています。

4.民主型リーダーシップ(Democratic Leadership)
組織の意思決定にメンバー個々の意見を反映させ、
チーム全体の合意を得た上で仕事を進めるスタイル。
結果よりも、メンバーとの合意というプロセスを重視します。

5.ペースセッター型リーダーシップ(Pacesetting Leadership)
リーダーが自ら高いレベルの手本を示すことで、
メンバーのパフォーマンス向上を図るスタイル。
リーダーが示したものと同様の成果を、メンバーに目指すよう期待することで、
組織目標の達成を図ります。

・ペースセッター型リーダーシップの短所
メンバーへの期待が高くなり過ぎたり、
リーダーの思いやりが欠如すると信頼関係が損なわれます。
また、リーダーが何でも一人で行ってしまうと、メンバーの成長が阻害される懸念があります。

6.強制型リーダーシップ(Commanding Leadership)
レヴィンの「専制型リーダーシップ」と同様に、
リーダーが明確な指示を行うことによりメンバーをコントロールし、
最短で目的の達成を図るスタイル。


■ おわりに

状況が多様になった昨今、リーダースタイルにも多様化が求められているのでしょうか。

あたらめて、今の業界状況や、メンバーの状態を確認してみる。

それに応じたリーダーシップ・スタイルは、なに?

ちょいと考えさせられますね。



posted by suzumura at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーシップ
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