信頼される上司とは?
自分は部下から信頼されているか?
これはマネジャーにとっては究極のテーマですね。
いくら能力が高かろうと、知識やスキルが豊かであろうと、
戦略力、問題解決力、決断力、行動力が高かろうと、
結局、部下から信頼されていなければ、どうにもなりません。
ま、中には、
「信頼できない上司だけれど、保身のため、ま、とりあえず従っとくっか」、
と考える部下もいるとは思いますが。
私が研究講師をしているとき、
「ああ、この人は部下から信頼されているんだろうなあ」と心から思える瞬間があります。
この人の部下は、幸せ者だと。
一方、「この上司の下には、つきたくない」とか
「部下は信頼していないだろうなあ」と実感することもあります。
ことほどさように、部下たちに気持ちよく働いてもらうために、
部下たちを確実に成長させるために、
組織としてより良い結果をだすために、
部下からの信頼は欠かせません。
ということで、部下からの信頼をえるポイントを再確認してみました。
■ 信頼される人間の条件
まずは基本的なこと。
信頼される人間とは?
@ ウソをつかない
A 約束や決まり事を守る
B 他者(部下であろうと下請けであろうと)を尊重している
C ミスや失敗を隠さない
D 間違えたら正直に謝罪する
E 言い訳をしない
F 話していることに一貫性がある
G いざとなっても絶対に逃げない
H すべての責任を負う
I 自分自身のことを話す
さて、あなたは周囲から信頼される人でしょうか?
■ 部下からの信頼される上司とは
つぎに、部下から信頼される上司について考えてみました。
・言行一致である
言っていることとやっていることが同じ。
たとえば部下に書類提出の期限を守れと指示しておきながら、
上司自身は書類提出がいつも遅れているとか。
挨拶をしろとチームのルールを決めておきながら、
自分自身は挨拶をしないとか。
こんな上司なら、部下からの信頼は失います。
部下はしっかり上司の発言や行動を観察していますから。
・責任をとる
何かあった場合、たとえば不祥事とか失敗、トラブルなどが発生した場合、
それが部下の判断だったとしても、上司たるもの責任をとる。
そんな覚悟を持って仕事にあたる姿は、信頼をえるでしょう。
TVドラマでも「とにかくやってみよう。すべての責任は自分が負う」と
啖呵を切る上司が出てきます。
どのような責任を取るかはイロイロですが、
降格や左遷を含めて責任をとる覚悟をもってチームを牽引する上司は、
信頼にあたいするでしょう。
・決断力、実行力がある
昨今の変化の激しい、激動の時代、即断即決が求められます。
今や「5分で決める」ともいわれており、上司は決断すること、
そしてそれを実行することが求められます。
決められない上司は、目も当てられません。
決めても行動できない上司も同様です。
その決断が失敗に終わったとしたら、すぐさま軌道修正することも必要ですね。
・部下を信頼し大切に思っている
自分の上司は、自分を信頼しているだろうか?
自分を大切に思っているだろうか?
部下の立場からすると、考えなくても常日頃から肌感覚でわかっているはずです。
部下を大切に思い、信頼もしている。
ならば、部下の成長のために厳しいことも伝えるでしょうし、
無理難題を命令することもあるでしょう。
その根底には「愛」がある。
それが伝われば、部下は信頼して取り組むでしょう。
・組織運営や部下育成における軸を持っている
チーム運営や部下の育て方は十人十色。
状況に応じて、またその人の特性に応じて育成方法も変わってくるでしょう。
それでも、自分なりの組織運営や部下育成の軸を持つことが大事です。
ブレない軸ともいえます。
もちろん、その軸についてはわかりやすく部下に説明することも大事です。
環境変化によって軸も変えなければならない場合でも、
その都度、伝えることは不可欠ですね。
■ おわりに
マネジャーとなれば、部下から信頼されるように日々取り組んでいることでしょう。
とにもかくても部下との信頼関係、チーム全体の信頼関係の構築は大事ですね。
将来、部下だった人から
「○○さんの部下でよかった」
「○○さんの部下で働いたときは、自分にとって重要だった」
さらに「○○さんのような上司になりたい」と言われるように・・・
さあ、今、できることはなに?
