2023年01月10日

組織の成功循環モデル


「成功循環モデル」関係の質の向上に着目しよう

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成人の日もおわり、いよいよ本格的な仕事モードになっている、私です。
小中学校も始業式だし・・・

ビジネスパーソンの方々も、
そんな気持ちで業務に対応しておられるのではないでしょうか。

年の初め、あらためて組織運営の基本について考えてみたいと思います。

その一つが「組織の成功循環モデル」です。


■ 組織の成功循環モデル

マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授は、
組織が成果を上げるために必要な4つの要素と、プロセスを明らかにしました。

そのサイクルの回し方によって「グッドサイクル」と「バッドサイクル」
の2種類に分類したのです。

<組織の4つの要素>
・結果の質・・・成果、実績、成功。
・関係の質・・・人間関係、信頼関係。
・思考の質・・・メンバー一人ひとりの考え方。
・行動の質・・・メンバー一人ひとりの行動。


■ グッドサイクル

グッドサイクルは、メンバー相互の「関係の質」を高めることから始めるアプローチです。
「関係の質」を高めるためには、メンバー同士の相互理解や相互尊重を深めたり、
一緒に考えるなど、コミュニケーションを促進します。

こうすることで、メンバーは気づきを得たり、面白さを感じることができ、
やる気、働き甲斐を感じる「思考の質」が向上していきます。

すると、自発的・積極的に行動するようになり、「行動の質」が向上します。

その結果、成果が得られ「結果の質」が高まって、「関係の質」がさらに向上する
というように、プラスの循環が続いていく、というものです。


■ バッドサイクル

バッドサイクルは、「結果」など数字を追い求めることに意識が集まり、
目先の業績を向上させようとすることからスタートします。
上司は話し合いを避け、指示命令や強制力を発揮することになります。
このようなやり方には無理があり、
メンバーのやらされ感は高まり、対立や押し付けなど組織内の「関係の質」が低下します。

結果、メンバーたちは失敗して咎められるのを回避すべく受身的態度をとるようになり、
仕事をしても面白くないとか、心理的安全性が脅かされ不安感が膨らんでいきます。
これが「思考の質」の低下です。

その結果、自発的・積極的に行動しなくなるという「行動の質」が低下してしまいます。

結局、成果が上がらず、「結果の質」の低下のみならず、
職場のさまざまな問題の発生というマイナスの循環にはまり込んでしまうのです。


■ まとめ

では、職場の関係の質を高めるためにはどうするか。
やはり「コミュニケーションの促進」といえるでしょう。

特に上司は、部下の話をきちんと聴いたり、認めたり、
場合によってはフィードバックをするなど、
コミュニケーション力を意識することが求められます。

雑談でもいいでしょう。

さて、今のあなたのチームの「関係の質」は、どうですか?

コロナ禍でリモートワークや時差出勤などが定着し、
職場内コミュニケーションがおろそかになっているかもしれません。

ぜひ、上司自ら積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
なお、「1on1ミーティング」も関係の質を高める一つの有効な方法です。


posted by suzumura at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり
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