OJTは、部下育成の基本
世の中、さまざまな育成スキルが提唱されています。
そんな中、王道の指導スキルは「OJT」と言えるでしょう。
まずは復習から。
■ OJTとは
オン・ザ・ジョブ・トレーニング(On-the-Job Training)。
OJT指導者(上司・先輩)がOJT対象者(部下・後輩)に対して、
日常業務の中で、仕事を通して職務遂行に必要な基本能力(知識・技能・態度など)を
「意図的」「計画的」「段階的」「重点的」に習得させる育成方法です。
その基本は・・。
第一次世界大戦時、米国で、
造船所の従業員教育の責任者を命じられたチャールズ・R・アレンが
開発した訓練法が土台とされています。
ちなみに、人材育成の3本柱は、
OJT(職場内指導)、OFF-JT(外部研修参加など職場外研修)と、
SD(自己啓発)となっています。
■ OJTのポイント
この4つのポイントはおさえておきたいですね。
1.意図的に教える 目的をもって教える。
2.計画的に教える いつまでに、何を、どこまで身につけてほしいかなどを、計画する。
3.段階的に教える 部下のレベルに合わせ、段階的にレベルアップする。
4.重点的に教える 期限内にどうしても身につけてほしい知識や技能を、重点的に教える。
■ OJT「基本的6つのステップ」
第1ステップ「育成目標の設定」(OJT目標)
組織目標を踏まえ「育成目標(あるべき姿)」を設定する。
第2ステップ「必要能力と対象者の現状把握」
育成目標を達成するために必要な知識・能力などを
分析(棚卸)するとともに、対象者の現状レベルを把握する。
第3ステップ「育成計画の作成」
@必要能力と現状とのギャップをうめるための「課題=習得すべき事項」を設定する。
A指導方法(どうやって)と期限(いつまでに)を設定(期間は1年間、半年、3か月)。
第4ステップ「上司の承認、対象者との話し合い」
@「育成計画表」を上司に報告し、助言、承認を得る。
AOJT対象者に説明し、要望など把握する。
第5ステップ「実践」
計画にもとづいて実施する。
第6ステップ「評価」
期限が終了したら評価(対象者と指導者双方)したうえで、上司に報告する。
そして次の「目標」を設定する。
■ おわりに
指導育成の基本は「OJT」!
どなたもご存知だと思いますが、
改めてその基本を押さえておくことも、いいでしょう。
