2021年12月24日

レジリエンスを鍛える!


レジリエンスを鍛えて、強靭な精神に!

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今年も時代を表す英語が、ビジネス場面にもイロイロ登場しています。
例えば、
ウエルビーイング(心身ともに健康)、
リカレント・リスキリング(再教育、再学習)、
ワークエンゲージメント(従業員のメンタル面での健康度)
アジャイル(素早く)、
パーパス(存在意義)、
アップデート(最新のものにする)、などなど。

その中で、「レジリエンス」という言葉にも注目が集まっています。
ストレスフルな世の中、レジイエンスを鍛え、
乗り越えていこうという概念です。

著名なリンダ・グラットン著の「未来企業」の中にも、
「不確実性の増す世界において、最も重要な能力は
『レジリエンス』であるという考え方です」
とあります。

端的にいえば、
レジリエンスとは「困難な状況に耐え、素早く回復する能力」
ということで、今の私たちには必要な力ですね。


■ レジリエンスとは

レジリエンス(resilience)とは、日本語訳をすると
「弾力(しなやかさ)」や「復元力」、「回復力」を意味する言葉。
仕事における負荷を「跳ね返したり、柔軟に受けとめる力」のことを指す。

もともとは物理学用語で、
「負荷がかかって変形したものが、元の形状に戻る力」。
それが心理学で使われるようになった。

ちなみに、誰でも知っているストレス(stress)という言葉も、
元々は物理学の言葉であり、「外の力からのゆがみ」と訳され、
レジリエンスと対をなす言葉。

ビジネスにおいては、
仕事における強いストレスをなかったことにするのではなく、
ストレスに直面した際、受けとめ、跳ね返したり、適応する力として
使用される。

近年、国内外でのビジネス競争が激化し、変化の激しい事業環境下、
メンタル不調者が増えるにつれ、注目が集まるようになっている。


■ レジリエントな人の特徴

レジリエントな人は、逆境に遭遇してもうまく乗り越えることができます。
 ● 考え方が多様
 ● 気持ちの切り替えがうまい
 ● 自分にも人にも優しい
 ● 周りの人と協力関係を築ける
 ● チャレンジを続ける
 ● 自分の良い面を認識している


■ レジリエントではない人の特徴

レジリエントではない人は、
仕事の上で度々訪れる逆境に対して弱いため、
通常のパフォーマンスを発揮できるレベルに回復するまで
時間がかかってしまいます。
 ● 気持ちの切り替えが苦手
 ● 考え方の柔軟性が乏しい
 ● 自分にも人にも厳しい
 ● 一人で抱え込む
 ● 対人緊張が強い
 ● チャレンジしない
 ● 自分のネガティブな面にばかり注目している


■ レジリエンスを鍛える方法

「レジリエンスの鍛え方」には諸説あります。
今日は、私のお薦めする方法をご紹介します。

1.現状を直視し自分の感情に気づく
誰にも、失敗や不運な出来事は、つきもの。
そんなネガティブなことに遭遇したら、
その現実を直視したうえで、自分の感情を確認してみます。
モヤモヤな思いを直視するだけで、気持が整理されていきます。

2.物事をしなやかに柔軟にとらえる
物事、状況のネガティブな面だけを見るのではなく、
ポジティブな面を探してみます。
どんなネガティブな出来事でも、
見方によってポジティブに捉えることができます。
例の「短所を裏返せば、長所になる」的、発想ですね。

3.合理的な思考を持つ
人間には、「思い込み」ってつきもの。
特に問題なのが、
「こうしてはならない」「こうでなければならない」というもの。
これは、心理学で「イラショナル・ビリーフ」と言われ、
「非合理的な信念」と訳されています。

自分の「イラショナル・ビリーフ(思い込み)」を
「ラショナル・ビリーフ(合理的思考)」へ転換します。
これは「論理療法」と言われています。

合理的思考への転換方法は次の3つです。
今の自分の思い込みは、
・事実に基づいているか?
・論理的や必然性はあるのか?
・気持ちをみじめにさせるとか、自己否定的ではないか?
と、客観的に捉え直してみるのです。


■ おわりに

いかがでしたか?

レジリエンスを鍛えるには・・・
1.現実を直視する。
2.物事をしなやかに柔軟にとらえる。
3.合理的な思考を持つ。

不運な出来事やストレスで押し潰されないために、
これらの中から一つでも、実践してみませんか。

今の世の中、精神的に強靭な人間の方が、
生きやすいですから。


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