ふりかえりの効果
ネットで調べものをしていたら、参考になるフレームを発見しました。
「4行日記」でその日の出来事をふりかえるというもの。
まずは「ふりかえり」の効果を確認してみます。
「4行日記」は後日解説いたします。簡単ですよ!!
■ ふりかえり(リフレクション)が次のステップに繋がる
自分に起きた出来事や自分の行動、経験、感じたことなどをふりかえることは、
出来事を思い出すだけではありません。
取り組んだ仕事や物事の意味、自分の考え方を理解することにつながるのです。
また、自分が設定した目標が達成できたかどうかの確認にもなり、
どこが良かったのか、あるいは良くなかったのかが明確になって、
計画や目標、進め方を練り直すことに役立ちます。
とはいえ、最初のうちは、ふりかえりがうまくいかない場合が多いでしょう。
というのも、多くの人は、日常業務の様々な出来事、経験に対し
あまり意識をしていないからです。
特別な日ではなくとも、日々必ず何かしらの出来事(客観的事実)があり、
そこに意識をもっていくことで発見につながります。
従って、意識しなければ「ひらめき」や「気づき」といった発見はありません。
ふりかえりを実践することで、日常の様々な出来事を意識するようになります。
とはいえ、
過去の失敗をふりかえり、原因を追求する「反省」だけで終わってしまっては、
学びや向上、成長にはつながりません。
特に仕事におけるふりかえりは、失敗の原因追求のみを目的とするのではなく、
事前に目標を設定し、
その目標に対して今後どうすれば目標を達成できるのかを考えることが重要です。
設定した目標の進捗状況などをふりかえることは気づきにつながり、
学びを生み、工夫、改善、成長をもたらします。
■ ふりかえりのフレーム
ふりかえりには以下のようなフレームがあり、
フレームにそっていけば、簡単に継続につながります。
・YWT
・KPT
・PDCA
・経験学習モデル
・4行日記
これらは、後日ご説明します。
■ おわりに
これまでをふりかえることは、最初はとっつきにくいかもしれません。
が、続けることによって身についていきます。
ぜひとも、ふりかえりを続けてみませんか?
おっと、以前からアップしている「ポジティブになるスキル」の
「いいこと」や「感謝すること」もふりかえりの一つですね。