2020年06月01日

PM理論


リーダーシップに必要な能力

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6月になりました。

コロナ禍の中、徐々に日常が戻ってきている感もあります。
とはいえ、完全に元通りになるとも思えません。

そんな今、再度「リーダーシップ」について考えたいと思います。
今日は、有名な日本発のリーダーシップ論「PM理論」です。

■ PM理論とは

社会心理学者「三隅二不二(みすみ・じゅうじ)」は、
リーダーシップとは、Performance「課題達成能力」と
Maintenance「組織維持能力」の2つの能力要素で構成されるとしました。

1966年に提唱されました。
50年以上も前の理論ですが、言い回しをその時々の社会情勢に合わせて変え、
今なお、リーダーシップを代表する理論をされています。

P=Performance。
日本語での表現には諸説ありますが「課題達成能力」です。
チームの目標達成に向けて、計画を立案し、仕事を指示して、
成果が出るように導く能力です。

M=Maintenance。
「組織維持能力」で、メンバーのやる気を引き出し、
人間関係を良好に保ち、集団のまとまりを維持する能力です。

「P」と「M」の2つの能力の大小によって、
4つのリーダーシップタイプ(PM型、P型、M型、pm型)に分けて、
解説されています。

今日は、各項目をセルフチェックしてみましょう。

■ PM理論チェックリスト

あなたの今のの行動をふりかえってみましょう。

<P能力>
@目標を明確にし、部下に目標をたえず意識させる
A目標達成のための計画を立てる
B部署としての方針を決め、それを徹底させる
C目標達成のための方法を具体化し、
 それを部下にしっかり理解させる
D部下に役割を割り振り、それぞれの役割分担を明確にする
E部下に行動の開始や役割の遂行を促す
F仕事の進み具合について、部下から報告を求める
Gそれぞれの仕事の進捗状況を把握している
H自分が部下たちに何を期待しているのかを知らせる
I目標達成の過程で生じた問題点を明確化し
 その対処法についてアドバイスを与える
J部下の仕事ぶりに対して、気のついた点をフィードバックし
 向上を促す
K自分の方針や姿勢を、部下全員にきっちりと打ち出す
L規則やルールとして決まっていることを、部下に徹底させる
M情報源・アドバイザ―としての役割を果たすべく、
 専門知識や技能の習得に励む
Nそれぞれの部下の成果を正確に把握し、正当に評価する

<M能力>
@快適かつ友好的な職場の雰囲気の醸成・維持に配慮する
A変更があればあらかじめ部下たちに知らせる
B自分がとる措置について、その理由を説明する
C部下相互の情報交換、交流を促進する
D少数派にも発言の機会を与えるよう配慮する
E部内外でいざこざが生じたときは仲裁する
F集団の和を乱す部下に対しては適切な対処をする
G部下一人ひとりの意見を尊重し、
 自主性・当事者意識をもたせる
H部下一人ひとりの気持ちに配慮し、不平・不満に耳を傾ける
I悩みや迷いを抱える部下の相談にのる
J全員の部下から信頼を得られるように行動している
K部下たちを公平に扱う
Lチームの代表として、必要なときは他チームとの交渉を行う
M昇進や昇給など、部下の将来について気を配る
Nこのチームで良かったと思えるような、働きかけをする


■ おわりに

いかがでしたか?
コロナ禍の下、状況に合わせた能力発揮が求められます。

このチェックリストは、定期的に実施することをお勧めします。


posted by suzumura at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーシップ
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