2020年01月21日

給料アップは嬉しいけど・・・


お給料だけが幸せ!とはいえないらしい

2020121夜明け前.JPG

そのキャッチ―なタイトル「科学的な適職」と、
帯の「天職、独立、副業を考えているあなたへ」や
「もう迷わない!後悔しない!」などのフレーズに興味を持ち、
購入しました。

サイエンスライター鈴木祐著『科学的な適職』
(クロスメディア・パブリッシング)

人生100年時代、70歳まで働かなければならない時代、
自分の職業をどうデザインしていくのか?
定年後を見据え、どんな職業に就いたらいいのか?、
など、働き方が、最近の私のテーマの一つです。

様々な興味深いテーマが掲載されています。
ご紹介は、またいずれ・・・。

で、一番納得したのがこれです。


■ 給料の効果

職業を選ぶとき、やはり「給料」の額もポイントですね。

書籍には、年収と満足感についての内閣府の調査結果が引用され
「年収が400万〜430万円を超えた場合、
そこからさらに幸福度を5%高めるには
追加で年に400万〜430万円が必要になる」
と紹介されています。

更に、給料アップと幸福度についても言及されています。

「年収に限って言えば、給料アップによる幸福度の上昇は
平均して1年しか続きません。
3万3500件の年収データを分析したバーゼル大学の調査によれば、
たいていの人は給料がアップした直後に大きく幸福度が上がり、
その感覚は1年まで上昇を続けます。

しかし、給料アップの効果が得られるのはそこまでで、
1年が過ぎた後から幸福度は急降下を始め、
それから3年もすればほぼもとのレベルまでもどっていくようです。
給料から得られる喜びは実に短命です」


・・・確かにそうですね。

ただ、毎年の昇給はビジネスパーソンにとって楽しみの一つですね。
こんなに頑張っているので、もっと給料を上げてほしい、
と、誰しも思っています。

が、今年、昇給して喜んでいても、
来年も、絶対もっともっと給料をアップしてほしい、
って思ってしまいます。

これは、
有名な「ハーズバーグ」の二要因理論(動機付け要因・衛生理論要因)
が思い出されます。

簡単に説明すると。

仕事の満足に関わるのは、「動機づけ要因」である。
「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」
「責任」「昇進」などが満たされると満足感を覚えるが、
欠けていても職務不満足を引き起こすわけではない。

一方、「給料・作業条件」などは「衛生要因」とされ、
不足すると不満を感じるが、
満たしたからと言って満足感につながるわけではない。
単に不満足を予防する意味しかもたない。

ということで、給料アップの効果は限定的という訳ですね。

 
■ おわりに

書籍では、給料と幸福について次のように結んでいます。

「数パーセントの幸福度を上げるためにあくせく働くのをやめて、
最低限の衣食住を満たしたあとは
空き時間を趣味に費やすというのもひとつの生き方でしょう。
すべてはあなたの選択次第です。」
と。

確かに確かに。

ここで考えたいのは、
「自分にとって幸福とはなにか?」
「どんな状態であれば、幸福を十分感じることができるか?」

働き方、生き方も、ますます多様化していますね。
要は、自分の選択次第、ですねえ!



posted by suzumura at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方
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