2019年08月30日

無用な怒りは「不合理な信念」から


不合理な信念、持っていませんか?

2019826夕方.JPG

最近、アンガーコントロールを学んでいます。
通信教育ですが。

興味深いテーマが多いです。

その中で今日は怒りを誘発させる「不合理な信念」
をご紹介します。


■ 不都合な信念とは

だれにも自分なりの価値観がありますね。
基本的にはどんな価値観を持っていても大丈夫。
人それぞれですから。

ところが、「不合理な信念」には気をつけなければなりません。

それは「イラショナル・ブリーフ(irrational beliefs)」
と呼ばれるもので、
「それにこだわっても
自分にとって何のプラスにもならない合理的ではない信念」
のことです。

なかには一見「立派なもの」「理想的なもの」と
感じられるものもありますが、
これを放っておくと「怒り」のトリガーになりかねません。
注意が必要です。

代表的な10の不合理な信念をご紹介します。


■ よくある10の不合理な信念

1.私はすべての人から好かれ、認められなければならない。
2.私は常に成功しなければならない
3.人生は公平でなければならない
4.常に用心しなくてはいけない
5.自分の身に起きることは自分ではどうにもできない
6.問題があっても、そのうち消えてなくなるだろう
7.今の自分がこうなのは、これまでの人生のせいだ
8.みんな同じ行動規範に従うべきだ
9.人生は退屈で、満たされないものだ
10.自分には信頼できる誰かが常に必要だ

いかがでしたか?
自分に当てはまる、共感できるといったものが
少なからずあると思います。


■ 自分の不合理な信念の合理化ワーク

「不合理な信念」は誰もが持っているものですが、
かといって放置しておいていいものでもありません。

そこで「不合理な信念」を「合理的な信念」に
置き換えることで、「怒り」や「相手への攻撃」
あるいは「自分を苦しめる」ことから解放されます。

そんなワークをご紹介します。
ぜひ、やってみてください。


1.上記の10の不合理な信念を参考に、
自分が特に強く感じている「不合理な信念」を
3つ選んで書き出してください。

2.選んだ信念から引き起こされる、
自分の行動を書いてください。

3.書き出した行動をもとに「不合理な信念」を見直し、
合理的に書き換えてみましょう。

<例>
1.不合理な信念・・・「私は常に成功しなければならない」
2.行動・・・・・・・「必死になって仕事に没頭し、
            上司や顧客、部下にもヨイショをし、
            パワハラにならないように気を遣い、
            身も心もボロボロ」
3.合理的な書き換え・・「失敗から学べることも多くある」


■ まとめ

「不合理な信念」は、アメリカの有名な臨床心理学者
「アルバート・エリス」先生が創始した認知行動療法の一つです。

エリス先生は、
「性格は変えられない、それでも人生は変えられる」
と言っています。

いい言葉ですねえ。

自分が持っている「不合理な信念」によって、
怒りや焦り、自信喪失につながるものです。

もしかして、あの「あおり運転」の人も、
彼特有の「不合理な信念」を持っていたのかも。

たとえば、
「(自分以外の)走っている自動車は絶対自分に道を譲るべきだ・・・」
なんてね。

自分の不合理な信念を確認、理解することで、
自分自身のことや周りの人のことも、
理解、共感できるようになるでしょう。

できたら、自分のチームメンバーでこの「不合理な信念」を
案がえるワークをし、共有できると
お互いを理解でき、距離も縮まると思いますよ。


posted by suzumura at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり
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