2019年03月20日

「マウンティング」されてる?してる?


見下し「マウンティング」回避  
優勢アピール 真に受けず

2019329.JPG

先日(2019/3/19)の日本経済新聞の夕刊に
興味深い記事が。

「マウンティング」という優位性アピール心理を
特集したものです。

要は、会話の中で何気なく自分の優位性を示すこと。
その結果、聞き手の中には自分に自信がなくなり、
疲弊してしまう人も出てくるというのです。

私は、この言葉、始めて耳にしました。
というか、
もしかして「すでに目にしていた」かもしれませんが、
スルーしていた。
・・・その時の状況で、入ってくる情報(自分が選択している情報)は、
異なるのですなあ。
これを「選択的知覚」というそうです。

ということで、ご紹介します。


■ マウンティングとは

記事によると
「本来マウンティングとは、サルが他のサルの尻に乗り、
群れの中での序列を確認する行為。

その言葉が転じ『自分の方が、立場が上』だと、
言葉や態度で示すことをさす。

自慢しているようにも映るが、
自慢話と異なるのは、
相手を自分より下に見る何らかの意図が語り手にあること」
のようです。

そして
「何気ない会話で自分の優位性を相手に示すマウンティング。
実力差のない若手社員や昨今の序列意識が薄れた職場で起きやすい」

つまり、
近年増えている、職場の序列意識が薄れ、
横並び関係、フラット関係にある職場において、
自分の方が上だというアピールをしたがる人が増えている
ってことのようです。

さらに
「SNS上で同期が自分の仕事ぶりを見せつけるような
『マウンティング』表現を見て、疲れてしまうことも」
とし、
やたら自分が優秀である、自分が認められているということを
手軽にSNSでアピールする人もいるようです。

まあ、昔から、
ちょこちょこ言葉の端々に、
自分が優れていることをアピールする御仁、
いましたよね。

それが、最近増えているのでしょう。


■ マウンティングする心理と標的者

記事には
「する側の心理については
『根本にあるのは自己承認欲求』と分析。
コンプレックスなど負の気持ちを
相手を見下すことでみたそうとしているのだ。

だから、標的になりやすいのは、
言い返さず優しく話を聞いてくれる人や控えめな人」

ああ、確かに。
例の「承認欲求」の強い人ほど、
自己アピールをしがちですね。

一方ターゲットとなるのは、
そんな話を聞いてくれて、言い返さないような
大人しめの人といえるでしょう。


■ 対処法

記事には
「マウンティングされない人になる」とし

マウンティングされても
・相手を立てたり、ほめたりしない
・自慢されても悔しそうにしない
・リアクションをうすくする
・口角をあげてほほえみ、諭すように聴く

・相手にしない
 心の中では無視。自分に非はないので傷つかない

・話題を変える

・相手にわざとマウンティングの話を振ってみる
「あ、これが最近はやりのマウンティング!?」
とネタにする
「マウンティングされてて〜」と相談してみる

・何度もしてくるなら・・・
マウンティングの具体的な事象をメモし、
傾向を知ってその分野の話を振らないなどの対策をする

とあります。

・・・私的には、以上のような対処法で効くのかなとやや疑問。
私なら相手が同期や同僚でも、上司でも
「はいはい、わかりましたよ。あなたはすごいんですよね」
てな具合で聞き流すでしょう。

同期や後輩なら、度がすぎると
「それ、マウンティングって言うんだよ。
言いすぎると引かれるよ」
って、言ってしまうかも・・・。
まあ、正直私は、大人しめではない方なので、
マウンティングをされる心配はないかもなあ。


■ おわりに

以前、初対面の女社長が集まった人たちに、
何度も何度も「私ってすごいでしょ。私ってがんばってるでしょ」
とアピールをしていたことを思い出しました。

「ああ、承認されたいんだな。
認められたい、ほめられたいんだな」と思い、
「すごいですねえ」と言ったものでした。

誰にでもあるのが承認欲求です。

書籍「ビジネス心理学」で著者の榎本博明氏も
「匂わせ過剰症候群」と命名していました。

だれかに自慢せずにはいられないので
さりげなく自慢話を匂わす、
というもの。
同様に、SNSで目立ってきているとのこと。

おっと、もしかして
私も、講義中やブログで「匂わせて」いるかも。


あなた自身は、どうでしょう?

だれしも、
さりげなく自慢話や、
自分の優位性をアピールしたいものです。

が、それが過剰になると
「鼻につく」ことに。

気をつけたいものですね。
反省・・・。


posted by suzumura at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり
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