3月末で退職、転職する人、必見!
転職が当たり前になってきた昨今、
前社をうまく辞めることも大切です。
退職後も、どんなことでお世話になるかもしれません。
ちょいと前ですが、
(2019年2月5日)の日経新聞夕刊には、
円満退職するコツが掲載されていました。
今後の参考になると思いますよ。
記事には
「より良い職場環境や処遇を求めて転職することは、
今や若い世代にとって常識となりつつある」
とあります。
確かにそうですよね。
私も、何度も関係する記事をアップしてきました。
新入社員が3年で退職する割合は、
大卒で3割とか。
ところが
「退職に伴うトラブルは増加気味」
だとか。
ということで、
円満に巣立つコツが記載されていました。
■ 今の職場に対して
・法的には2週間前までに(退職を申し出る)
引継ぎなど考え、最低でも1か月以上前に
とあります。
就業規則をチェックしておくことがとても大事です。
退職に対する規定は、確認しておきましょう。
あとで、トラブルにならないように。
・プロジェクト途中での退職は避ける
・「○○に挑戦したい」など前向きな理由を話す
・転職先の具体名はなるべく伏せる
前社、前職場での印象を良くするためにも、
上記のポイントは必須ですね。
用心深い私は、
突然退職だったこともあり、
退職理由を「心理学を学びたい」としました。
確かに退職後、心理学(NLP)を受講しました。
本音は、「休憩したい!」でしたが。
■ 新職場に対して
・前職で得た顧客情報や企業の機密情報などは話さない
・出社日は「前の会社と交渉してから」とまずは保留に
機密情報の漏洩はもってのほかですね。
新職場への出社日も、自分の意思だけでは決められない
場合もあります。
前職での都合もあるかもしれませんから。
■ 家族に対して
・妻や夫、両親などに事前にきちんと説明しておく
確かに、家族が猛反対したり、
退職できない重要な理由があったりするかもしれませんから。
■ 転職時の主なトラブル例
・有給休暇を消化させてくれない
法律上はすべて消化可能だが、
会社の状況や業務に応じて話し合いを
・損害賠償を求められて
雇用契約にそのような記載があっても、一切無効
・研修費用の返還を求められる
雇用契約にそのような記載があっても、
認められないケースが大半
・退職金がもらえない
制度があるなら請求可能。
制度がない会社もあるので確認を
いろいろなトラブルありますよね。
■ 転職についてのアドバイス
転職サービス「doda」の大浦編集長さんの
お話です。
・退職交渉には手間暇をかけること
・有給休暇の消化やボーナスの権利を主張することも一考を
ルールを振りかざしすぎないように
・退職理由は「○○に挑戦したい」など
オブラートに包む。SNSに本音を載せない
最後にこんなアドバイスも。
転職活動で青い鳥を探すように「果たしてこれでよかったのか」と
悩み続ける人がいるが、
より良い環境に近づけていく過程に過ぎない。
最初から完璧な会社を求めず、ある一定期間の自分のベストと
捉えれば納得のいく転職ができるだろう。
と結んでいます。
ああ、このアドバイス、まさに転職が当たり前で、
転職してキャリアを積んでいく、
自分にピッタリの職業を見つけていく、
っていう時代ですね。
■ おわりに
そんな、転職が当たり前になった今。
そして、転職後に元の会社に戻るケースも増えているようです。
立つ鳥跡を濁さず!
円満に退職し、円満に入社することが大切ですね。