2019年02月27日

なぜ仕事がつまらなくなるのか?


仕事がつまらないその訳は?

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■ アンダーマイニング効果

先日もご紹介した
「ビジネス心理学100本ノック」榎本博明著(日経文庫)
からの引用です。

タイトルは「なぜ仕事がつまらなくなるのでしょうか」
です。
だれにもアルアルですよね。


■ なぜ勉強嫌いな学生が多いのか

「人間は元々好奇心も成長欲求も強い」
とし、
(かいつまんでいうと)
「幼児は言葉を覚え始めると読めることにとても嬉しそうにする」

ところが、
いつの間にか勉強嫌いになってしまう。

それは「外発的動機づけ」が絡んでいるとしています。

つまり、
良い成績をとってほめられるため、
ほしいものを買ってもらうため、
試験に受かるため、
といった目的(外発的動機づけ)を意識しながら勉強することで、
勉強は他の目的のための手段になってしまい、
学ことの喜びが奪われていく、
といいます。

ああ、これ、もしかして
近年クローズアップされた「嫌われる勇気」にある
「ほめてはいけない」に通ずることかも。
つまり
「ほめられると、ほめられたいからやる」という
外発的動機づけになるから。
・・・「嫌われる勇気」を再読すると違う解釈ですが‥


■ 心理学者「デシ」先生の説

外的報酬が内発的同動機づけの低下をもたらす。
とし、
大学生さんの実験を紹介しています。

パズル好きの大学生も、
パズルを解くと金銭報酬が与えられるとなると、
パズルは報酬を得るための単なる手段になり意欲が低下する、
というもの。


■ 外発的動機づけの弊害

元々自発的にやっていたことでも、
外的報酬を与えられることで内的報酬(達成感、充実感、
やりがい、成長、向上)が機能しなくなり、
やらされるといった感じになり、
外的報酬を与えられないとやる気がなくなってしまう。

これを「アンダー・マイニング効果」といいます。

つまり
仕事そのものにやりがいを感じていた人も、
給料・ボーナスや昇進といった外的報酬を
あまり意識しすぎると
仕事はそうした報酬を得るための単なる手段となる。

ああ。
実は
会社勤務時代の私は、これにピッタリ当てはまります・・・


■ おわりに

本では、
まずは自分自身をふりかえってみようとしています。

「仕事が楽しいと言う人がうらやましいという場合は、
給料や昇進といった外的報酬を意識して
仕事をするといった姿勢をとっていないかをふりかえってみよう」
とし、
「楽しかったときの達成感、充実感を思い出してみる」
ことを推奨しています。

さらに、部下の仕事へのやる気についても、
よく見てみる必要がありそうですね。

部下のやる気について、外的報酬ばかりでなく、
内的報酬に注目し刺激することも大切です。

今のあなたは、
外的報酬?内的報酬?
どちらに重点を置いていますか?



posted by suzumura at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり
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