見方を変えると、短所も長所に
自分の短所に悩んでいることや、
他者の弱点ばかりが気になってしまうこと、
ありますよね。
やがてストレスやイライラが溜まってくる。
そんなときは、「リフレーミング」スキルを使って、
前向きに、あるいは心の安定につなげましょう!
■ リフレーミング(reframing)とは
元々は心理学でも「家族療法」の用語。
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事に対し、
その枠組みをはずして、
違う枠組みで見ることを指す。
心理的枠組み(フレーム)によって、
人や物事への印象や意味を変化させ、
有効な状態にしていくことができる。
つまり、
今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、
視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりし、
意図的に自分や相手の生き方を
ポジティブなものにしていくこと。
ともいえます。
このリフレーミングスキルは、
誰もが潜在的に持っている能力であると言わています。
だから、あなたもわたしもすぐに使える!
■ 弱点を強みに言い換えてみる
たとえば、
多くの人が弱点と考えている性格を
強みへとリフレーミングしてみます。
・飽きっぽい ⇒ 好奇心が旺盛
・いいかげん ⇒ こだわらない・おおらかな
・面倒くさがり ⇒ おおらかな
(ちなみに、上記の3つは、
私が担当した研修で20代受講者のほとんどが挙げている性格です)
アルアルかも。
他には
・意見が言えない ⇒ 協調性がある
・いばる ⇒ 自信がある
・浮き沈みが激しい ⇒ 心豊かな
・怒りっぽい ⇒ 感受性豊かな
・おとなしい ⇒ 穏やかな
・気性が激しい ⇒ 情熱的な
・口下手 ⇒ うそがつけない
・計画性がない ⇒ 応用力のある
NETには、「リフレーミング辞書」
あるいは「ネガポジ辞典」なるもの、
いっぱい出ていますよ。
確か、お笑い芸人の「エド・はるみ」さんも
「ネガポジ」系の本を出版されているようです。
■ おわりに
物事は中立で、
その物事に意味づけをするのが、
その人の心理的枠組み、つまりフレームなのである。
確かにそうですよね。
ということで、
まずは自分の弱点を強みに言い換えてみませんか?
そして、あなたのまわりの人の気になる弱点も、
リフレーミングして捉えてみましょう。
ちょっと前向きになりませんか?
さらに、リフレーミングは
問題や停滞といった行き詰った状態から、
新たな選択肢に気づき、
理想に向かって有効な状態にしていくことも期待できます。
例の、有名なコップの中の水のお話し、
「もう三分の一しか水が残っていない」
を
「まだ、三分の一も水が残っている」
とリフレーミングしてみるとか。
リフレーミングで、
あなたの毎日や人生が、もっと明るくなるはず、
です!