2018年09月11日

カッツモデル・・・3つのスキル


いくつになっても3つのスキルを磨き続けよう!

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昨日は、「ビジネスパーソンに求められる3つの能力」
として、「知識」「技能」「態度」をご紹介しました。

その中の「技能」について、
米国の経営学者「ロバート・カッツ」教授は、
管理職に必要な3つの技能(スキル)のバランスを
「カッツモデル」として提唱しました。

今日はその3つのスキル「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」
「コンセプチュアルスキル」を見ていきましょう。

様々な概念が提唱されていますが、
私の考え方をご紹介します。


■ テクニカルスキル(業務遂行能力)

業務を遂行するために必要な技能、技術のことです。

・テクニカルスキルの例
製造技術、加工技術、分析技術、パソコンスキル、プログラミング技術
財務分析、市場調査、文書作成、PDCA、TQC、5S、
語学力なども入るでしょう。

業種、業態によってさまざまなテクニカルスキルがあります。
また技術の進歩によって求められるテクニカルスキルも
変化、進歩していきます。

ビジネスパーソンとしては、今必要なものだけでなく
時代にマッチした、あるいは将来的に必要となるテクニカルスキルの
習得が必要ですね。

なお「テクニカルスキル」のバランスとしては、
カッツ教授は、
一般社員は、この割合が半分を占めるとしています。
新入社員をはじめ若手社員は、まずはテクニカルスキルの獲得と
向上に重点を置くといいでしょう。

リーダー・管理職層では、テクニカルスキルの割合が三分の一になり、
トップマネジメント層では二割程度のバランスとされています。

つまり、新入社員、若手社員のみならず、
ビジネスパーソンは、いくつになっても、地位が上がったとしても、
テクニカルスキルを磨く必要があるということです。

特に昨今の技術の進歩が速い時代では、
どの階層も常に最新のテクニカルスキルを身につける必要があります。
まあ、不得意な人は、得意な若手に一部を依頼してもいいかもしれませんが。


■ ヒューマンスキル(対人関係能力)

人間関係を良好に保ち、人とのつながりを最大限に活用するために
必要な能力のことです。

リーダーにとっては、
「統括する組織の業務が滞りなく遂行されるよう、
個人や集団を導く能力」とも言い換えられます。

・ヒューマンスキルの例
コミュニケーション能力、リーダーシップ(統率力、調整力)
コーチングスキル、ファシリテーションスキル
ネゴシエーションスキル(交渉力)、プレゼンテーションスキル(提案力)

こうみてみると、いずれもビジネスパーソンには欠かせないスキルですね。

ヒューマンスキルのバランスとしては、
一般社員から管理職、トップマネジメントまで、
すべて能力の三分の二を占めています。

つまり、どんな階層であっても
人とのよい関係を築くスキルは必要であり、
かつ向上、鍛錬し続けることが肝要なのです。

特に近年、この「ヒューマンスキル」の重要度が増していますね。

人との関係が複雑化している昨今、
様々な機会を得てヒューマンスキルを磨くことが大事です。
自分のヒューマンスキルの実態を確認することもいいでしょう・・・。


■ コンセプチュアルスキル(概念化能力)

物事の本質を捉える能力とされています。

物事の本質を的確にとらえることによって
個人や組織の持つ可能性を最大限にまで高めることができるとされる
優れた能力です。

曖昧で抽象的な正解答のない事象に対して
論理的かつ創造的に向き合うことにより、
誰もが納得する解答と鮮明な将来ビジョンを描くことができる能力であるため、
経営者や人事部など多くの経営資源を扱う立場にいる人材が
身に付けるべきマネジメントスキルとして注目を集めています。

・・・コンセプチュアルスキルの詳細は後日

カッツ教授は、コンセプチュアルスキルのバランスとして、
一般社員は五分の一、管理職は三分の二、
トップマネジメントは半分を占めるとしています。

経営トップや管理職がコンセプチュアルスキルを身につけ、
経営戦略や経営判断、事業運営に反映させるのは当然ですが、
一般社員としても、見通せない正解のないビジネスシーンでは
腕を磨き仕事に活かすことが必要です。


■ おわりに

人間、どうしても得意不得意があります。
得意分野、とっつきのいいスキルのみに注力しがちですが、
いまやそうもいっておられません。

今の自分に必要なスキルを3つで分類し、
身につけていくといいと思いませんか?



posted by suzumura at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる
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