2018年07月30日

ハラッサーになっていない?


グレーソーンのパワハラ

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日経Associéの2018年5月号に
興味深い記事が載っていました。

5月号のテーマは「職場の今どきマナー」

マナーも時を経て変わっていきますものね。
今まで良かったことが良くないことに。
特に「ハラスメント問題」は、顕著ですね。
昔は許されていたことが、今では訴えられることに。
いつどこで録音されているかもわからない時代ですし。
十分に注意しましょう。

ということで、
今日は「パワハラ」をご紹介します。

■ ハラスメントのグレーゾーン

ハラスメントは、
確実に認定される「OUTゾーン」だけに注意すればよい、
という訳ではないようです。

踏み込むのが危険な「グレーゾーン」の行為も、
ハラスメントとして問題視されることがある。


確かに、誰もが「ハラスメントだ」と認識できる行為以外にも、
実は被害者が深く傷ついていることもあるものです。


■ グレーゾーンの職場では異変が起きる

グレーゾーンのパワハラが行われていると、
職場の雰囲気も悪くなるようです。

・職場でこれまでになかったミスが増える
・職場の雰囲気が重くなる
・「疲れた」「きつい」という言葉をよく耳にするようになる
・体調を崩す人や、欠勤・遅刻者が増える
・仕事以外の会話が減る


・・・昔、ある営業支社で毎朝1時間以上、朝礼と称した説教が
支社長からあったという話を耳にしました。
当然その支社の雰囲気はよくなかったようです。
あなたの職場、大丈夫ですか?


■ 職場のパワハラとは

同じ職場で働く者に対して、
職務上の地位や人間関係などの職場内優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて、精神的、身体的苦痛を与える、
または職場環境を悪化させる行為



■ パワハラのグレーゾーン

1.指導の名を語った「能力否定」
(何で?どうして?と追い込まないこと)

<しては(言っては)いけないこと>
・こんな簡単なことがなんでできないの?
・無理なことは言っていないよね
・これまで一体何を学んできたの?
・これはあり得ないでしょ!

<改善ポイント>
・自分の価値観や基準を押しつけない
・具体的に問題点を指摘して改善法を提示する

2.「見せしめ」のようなミスの共有
(ミスを憎んで人を憎まず)

<してはいけないこと>
・同僚がいる前で、大声でミスしたことを叱りつける
・メンバー全員へのCCメールでミスを指摘する
・「○○さんのミスがどうすればなくなると思う?」
 とメンバー全員に改善案を求める

3.細かすぎる進捗管理
(相手をもっと信頼する)

<してはいけないこと>
・「さすがに○○はやっているよな」
・「まだそれしかできていないのか」
・「こんなペースで終わるの」

<改善ポイント>
・相手を信頼し、管理しすぎない
・相手を疑うような質問はしない

4.気遣いのふりをした仕事の取り上げ

<してはいけないこと>
・「嫌ならやらなくてもいいよ」
・「誰か代わりを探すから」

<改善ポイント>
・「代わりがいない」ことを伝える
・つらいときは、声をかけてもらうようにする

5.24時間体制のメール対応要求

<しては(言っては)いけないこと>
・家でもスマホでメールを確認できるよね
・朝起きたらメールをチェックするように

<改善ポイント>
・「自分都合」でメールのやり取りをしない
・メールも「仕事」であるとしっかり認識しておく


■ おわりに

「完全アウト」なパワハラ行為だけでなく、
上記のようなちょっとした行為や発言もパワハラと受け取られかねません。

細かい時代になった、と嘆くより、
相手の気持ちを思って、改善するようにしましょう。

そして、愛をもって部下を指導することも
大切ですね。


posted by suzumura at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスマナー
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