2018年02月22日

見波利幸著「上司が壊す職場」


メンタル不調の7割は上司が原因

日経新聞の書籍広告欄をチェックして本を購入することが多い私。
いまや「Amazon」さまさまです。

最近購入したのが、
見波利幸著「上司が壊す職場」日経プレミアシリーズ850円(税抜)

2018上司が壊す職場.JPG


産業カウンセラーである見波氏が、
メンタル不調者続出に苦しむ職場の現状を分析しています。

見波氏は前に「心が折れる職場」を上梓していて、
これはベストセラーの様子。
私はまだ読んでいません。
他の著書「劣化するシニア社員」は読みましたが。
・・・これらのタイトル、アルアルですね。

では私が納得した一部をご紹介します。
興味のある方はご購入ください。


■ 7割は上司が原因

「特定の部署でメンタル不調者が続出している」


ここ数年、そんな部署、アルアルではないでしょうか。

その原因は「上司」にあるとしています。

さもあらん。

「ある人がある部署に異動になったとたん、メンタル不調になった」
という話は、以前からよく耳にします。

私自身の経験でも「ああ、あの上司が原因だろう」と
思いつくケースもしばしば。

特定の部署だけメンタル不調者が続くとなると、
その部門長?あるいは課長クラスに原因があると
考えるのが妥当かもしれません。

人事部や健康管理部は、注意した方がいいですね。

見波氏は、
そういった上司を
「キャラクターに偏りがある、問題を抱えている上司」と分析し
「危険な上司」と命名しています。

危険な上司は
「異動すると、新しい所属先で同じ問題を引き起こす傾向が強い」

これもアルアル。

そんな危険な上司は
「管理職の適性がないキャラクターの持ち主」としています。

確かに。
優秀ではあるが管理職には向いていない、
そんな人いますよね。


■ 部下の心を折る4タイプの上司

見波氏は危険な上司を4つのタイプに分類しています。

・部下の感情がくみ取れない「機械型」
・職場には敵と味方しかいない「激情型」
・自分は優秀をアピールし続ける「自己愛型」
・部下は自分の出世の道具「謀略型」


そして
「誰もが危険な上司になってしまう恐れがある」と。

最近の女性登用の動きから、
女性も「危険な上司」になる可能性があるとしています。


■ おわりに

「危険な上司」の部下になったら、
たまったものではありません。

本書には「危険な上司」を見極めるコツと、
その対処法も掲載されています。

そして、自分自身が「危険な上司」にならないよう、
注意することも必要です。
上司としての自覚と改善法も載っています。


日本では一度管理職になったら、平社員に戻すのは
難しい風土があります。
もちろん、就業規則違反の場合(パワハラ、セクハラなど)は
別ですが。

パワハラと訴えられないまでも、
メンタル不調者が続く場合や、
異動先でもメンタル不調者が出る場合は、
会社や人事部は考える必要がありますね。

ということで、「危険な上司」は他人事ではありません。
ぜひ、ご一読ください。
参考になりますよ。
読みやすいですし。


posted by suzumura at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ本
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