2017年03月28日

新谷学のリーダー論


新谷編集長の考えるリーダー論


先に、新谷学著「週刊春秋 編集長の仕事術」を
紹介しました。

2017新谷.JPG

週刊誌記者という特殊な職業柄、
取材のイロハや裏話など、面白い話題がいっぱいです。

そんな中、
今日は、第四章「組織/統率」をご紹介します。

この章では、新谷氏が考えるチーム論、リーダー論が
語られています。
私が共感する項のみ伐採しました。

ジャーナリストでない、一般組織でも
参考になると思いますヨ。

■ ヒットを生み続けるチームはこう作る

・まずは一対一の信頼関係を結べ
新谷氏は、班員つまり部下との信頼関係を結ぶことを
第一に挙げています。

「1対1の人間関係、信頼関係を現場の記者と結ぶように心掛けた」

新谷氏は初めてデスクになったとき、
メンバー全員とサシで飲みにいったそうです。
その場で
自分の仕事に対する評価を聞く。
編集部への不満、将来についての希望を聞く。

・・・この書籍の全体を通して、
とにかく飲み会が多い。
部下とだけでなく、キーマンや関係あるなしにかかわらず、
とにかくいろんな人と飲みに行く。
その飲み会の場で、本音が聞けて、自分も本音を話す、
すると信頼関係が深まる。

やがて、とっておきの情報も手に入るようになるという訳です。
職場でも、上司や同僚と酒盛りをしたという逸話も。
私にも経験がありますが、
ふた昔の職場では、終業後にみんな(?)で
お酒を飲むという習慣のある職場もありました。
女子はとっとと帰っていましたが。
私は、残っていました。
今では考えられませんね。

さて。
一般企業においても、飲み会をするかは別にして、
部下との信頼関係を結ぶこと、とっても大事ですね。
さあどうやって、信頼関係に繋げるか。
あなたの腕の見せ所です。

・一緒に働きたい人間に目配せをしておく
チームでよい仕事をするためには、
「この人間と一緒に働きたいと思う人間については、
常日頃から目配せしておく」
ことが大切だとしています。

新谷氏は「こうした人材と一緒に働ければ最高だ」と。

そうですよね。
リーダーは、いや、リーダーになる前から、
誰と一緒に仕事がしたいかを、
見極めること、大切ですよね。

ちなみに
「そういう準備をずっとしてきたのが安倍晋三首相。
逆に苦手なのが、石破茂氏」だとか。

この項の最後には
「大きな仕事は決して自分一人ではできない」とあります。

納得ですよね。
あなたも、今から一緒に仕事をしたい部下や後輩を見つけて、
親しくなっておく、というのも手ですね。

・嘘をつかない。弱いものをいじめない。仕事から逃げない。
これは「新谷三原則」として決めていたことだそうです。

ジャーナリストの世界のみならず、
一般企業でも当てはまりますね。

新谷氏は
「怖いのは小さな嘘」
「小さな嘘だとスルーされてしまうことがある。
そのうちにみんながそれを信じて定着してしまう」
「いずれ大きな失敗につながる」

ああ、これは納得ですよね。
やっぱ、「ウソ」はいけません。

また
「上から目線の記事はない」としています。

週刊文春のスクープを見ていると、
私的には
「この記事によってターゲットをどうしたいというのかしら?」
と思ってしまいます。
その世界から抹殺したい?などとも。
でも、新谷氏は「とにかく事実を伝えたい」らしい。
だから、このように「上から目線」での記事は書かないようですが。
結果的には?

・ブレーキをかけるのもリーダーの仕事
この項では、状況に応じて「撤収」を言い渡す場合もあると
いっています。

「記者一人ひとりの状況を把握しておく」
「顔色や声の張り、表情などをチェックしておく」
「モチベーションや体調などを把握したうえで、
臨機応変に、『ゴー&ストップ』をかけていく。
これはリーダーの重要な役割である」

週刊誌記者の仕事は、そりゃハードワークで、
気持や体力など、相当キツイ現場でしょう。
だからこそ、リーダーは部下やその周辺をよく観察して、
手綱をとる。

これも、一般企業のリーダーに当てはまりますね。
部下の様子をよく観察して、早めに手を打つこと、
大事ですね。

・モチベーションを高める「仕組み」を作れ

「部下のモチベーションを高めるのも上司の仕事である」と、
最近、とみに言われています。
どうやって部下たちのモチベーションを高めるか。
これもあなたの腕の見せ所ですね。
人様々ですから。

■ おわりに

他にも参考になることがありますが、今日はここまで。

様々なリーダー論が出され続けています。
その中から、自分に合ったやり方、部下たちやチームに合ったやり方を
ピックアップして自分流のリーダーシップを発揮する。
期待していますよ。

新谷学氏の「週刊春秋 編集長の仕事術」。
参考になります。


posted by suzumura at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーシップ
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