2014年11月05日

失敗とつきあっていく「レジリエンスの鍛え方」

最近「ストレス対処」系の書籍を読みあさっています。
理由は「研修で使いたいな」と思って。

ストレス対処法については、
「ストレス・マネジメント」とか
「コーピング」とか、
様々な方法が提唱されています。

今日は「レジリエンス」について
ご紹介しましょう。

久世浩司(2014)「レジリエンスの鍛え方」実業之出版社
からの引用です。

「レジリエンス」とは?

聞いたことありますか?

私は、リンダ・グラットン先生「未来企業」の中にある、
「不確実性の増す世界において、
最も重要な能力は『レジリエンス』であるという考え方です」
を読みました。

また
NETを見てみると
なんと「内閣官房」が、
「ナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会」
を平成25年から開催しているようです。

その主旨は
「国民の生命と財産を守り抜くため、
事前防災・減災の考え方に基づき
『強くてしなやかな』国をつくるための
『レジリエンス(強靱化)』に関する
総合的な施策の推進のあり方について
ご意見をいただくことを目的として、懇談会を開催します」
とあります。

そう
「レジリエンス」とは、
おおもとの意味は「負荷がかかって変形したものが、
元の形状戻る力」のこと。
これが転じて
「ストレスからの回復力」
「困難な状況への適応力」
そして
「災害時の復元力」
といって意味合いでも使われるようになったと
リンダ先生の書籍にはありました。

そこで
「ストレスや困難な状況からの回復力」の
「レジリエンス」について調べるために、
この書籍を手にした訳ですね。

おっと、
前置きが長くなってしまいました。

久世氏は、
「あなたも持っている、立ち直るその力!」
ということで、
その「レジリエンス力」を鍛えることで、
様々な困難やふりかかってくるストレスを
乗り越えて、
ビジネスシーンで活躍しよう!成功しよう!
としています。

さて今日は
その中で「失敗と付き合っていくコツ」
をご紹介しましょう。
書籍からかいつまんで述べますネ。

組織における失敗は、
次の3種類に分類できると、
HBSのエイミー先生が述べておられるようです。
その3種類の失敗について、
それぞれどう対処するのかが記載されています。

1.「予防できる失敗」
 これは、事前の準備を怠ったがために
 起きてしまった失敗です。
 やるべきことをやらなかったことが原因となります。
 いわば、用意周到であれば避けられたミス・トラブルです。
 
 この失敗にたいしては、
 大きな失敗につながる前に原因を理解して、
 同じ失敗を繰り返さないように学ぶべきです。
 失敗の痛い体験で生まれるネガティブ感情をバネにして、
 学習のモチベーションとする切り替えが必要となります。
 痛い経験を経て学んだことは、脳に刻み込まれ、
 忘れることのない生きた知識、経験値となります。

…私にも・・・アルアルです。
相手に確認せずに、「たぶん、こうだろう」と
思い込んで行ったことが、
実は違っていて、ミスを招いてしまったこと。
後悔です。
(今でいえば、研修の企画書づくりです…トホホ)
後悔というネガティブ感覚をバネにして、
次回には「確認して、うまくいくようにしよう」
と前向きに考えることが大切、
ってことですね。

2.「避けられない失敗」
 自分を超えた大きな問題に巻き込まれた結果、
 発生したもの。
 失敗の原因は「複雑さ」にある場合が多いことが
 特徴です。
 仕事のプロセスや意思決定の手順が
 複雑になっている場合は、
 一度見直した方がいいでしょう。

 ということで、
 この「避けられない失敗」については、
 自分ではコントロールできない失敗というものです。
 従って、過度に「自責の念」や「罪悪感」を
 感じすぎないようにしましょう。

…私的には、「しかたないね」と
気持ちを切り替えること(しかない)と思っています。

3.最後が「知的な失敗」
 新しいことに挑戦した結果、起きた失敗です。
 その失敗から学び、経験を活かすことで
 自分の成長や発達につなげることができます。
 より大きく成長するための「通過儀礼」的な失敗体験だと
 考えることで、
 このような失敗を歓迎できるようになるのでは
 ないでしょうか。
 とあります。

そして
「レジリエンスのある人は、『知的な失敗』を
怖れません。
むしろ積極的にその失敗を受け入れ、
強く賢くたくましくなるための機会としています」

なるほど。
たぶん、スティーブ・ジョブズ氏も、赤崎教授も、
そして、本田圭介選手も、錦織選手も
「知的な失敗」を積極的に受け入れて、
成長、成功のための機会としていたのでしょうね。
と、思います。

更にその続きに、
「失敗を経験したときの対処のまとめ」
があります。

@失敗経験をしたら三種類の失敗に分類すること。
A不必要に自責の念を持たないこと。
B失敗の種類に応じて適切な対応をとり、
 積極的に学習すること。

なるほど。
いずれもビジネスパーソンにとって、
成長、向上のために必要な取り組み方ですね。
失敗はつきものですから。

それでは、
早速「知的な失敗」に挑戦してみますか。

おっと、
会社勤務時代、この「知的な失敗」を
結構、やらかしておりまして、
お目玉、叱責、多々あります。トホホ。
実は「予防できる失敗」だったかもしれません。
根回しとか、確認とか…。やはりトホホですね。

とはいえ、
自分のためになる「知的な失敗」。
あなたは、今から何に挑戦してみますか?

週、中日ですね。
今日も、
あなたにとって充実した一日と
なりますように!
posted by suzumura at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる
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