2014年09月26日

「君はどう生きるのか」古森会長「叱る」

最近も、
うまく「叱る」ことができない、
といった声をよく耳にします。

「怒鳴ることはするが、叱ることはちょっと」
とか、
「どうしても、叱ることができなくて、
見過ごしてしまう」
などです。

このブログでもUPしていますが、
上手く叱れない背景には、
「叱ると相手を傷つけてしまう」
とか
「部下との関係を悪くしてしまう」
「雰囲気を悪くしてしまう」
というような、気持ちがあるようです。

最近、
富士フイルムの会長、
古森重隆さんの
「君はどう生きるのか(2014)」三笠書房
を手にしました。

面白いですよ。

富士フイルムといえば、
「フイルム」事業から見事に事業転換して、
成功している企業ですね。
あの化粧品「アスタリスク」も、
好評のようです。

海外のビジネス書にも、
事業転換の成功企業として、
取り上げられていました。

すごいですね。

そんな古森会長が、
「部下を叱ることの大切さ」
を、述べておられます。
書籍からピックアップします。

「『優しい』という言葉と混同されがちな概念に
『甘い』という言葉がある。
これは全く違うものだ。
部下を厳しく叱ることのできない上司の元では、
部下の心の中にも甘えが生まれ、
物事に徹底して取り組むことを怠るようになり、
成長がストップする」

「優しさとは、その人のことを思う気持ちである。
『育ってほしい』
『いい仕事ができるようになってほしい』
『やがて会社を支えるような人材になってほしい』
と願うのが上司の本当の優しさである。

『育ってほしい』という気持ちがあれば、
上司は部下に対して、
褒めるべきときには褒め、
励ますときには励ましの言葉が自然と出てくるはずだ。

そして、叱るべきときにはしっかり叱る。
それが優しさである」

「部下が失敗すれば激しく叱る。
これは当たり前のことだ。
部下をやっつけるために叱るわけではない。
その壁を乗り越えなければ、成長しないからだ」

「部下を叱るときは、部下に伸びてほしいと思う時だ。
部下を指導する際には、
『君はこう言うところが足りない』
『こういうことをやらないと今後伸びない』
と正しく導いてやる必要がある」

なるほど。
たぶん、古森会長は、
それは厳しく部下に対応してきたのでしょうね。
でも、
その背景には
「部下に成長してほしい!」という
「愛」があるのだと思います。

間違ったときには、厳しく叱ってほしい。
自分の成長のために、叱ってほしい。

そう思うのが、部下の気持ちでしょう。

そして、
「あのとき、上司から叱られたから
今の自分がある」
なんて、振り返ることでしょう。

私も若いころ、
上司に厳しく叱られたことがあります。
いい加減な気持ちで、
仕事を流していて、失敗したときです。
叱られたときは、へこみましたが、
教訓にもなりました。

一方、
叱られて当然というときに、
叱られなかったこともあります。

そのときは、
「私を成長させようとは思っていないな」
と感じたものでした。

叱ることのできないというあなた。
ぜひ、
部下の成長のために、
部下の誤った行動を訂正するために、
心から愛情を持って、
叱ってください。

おっと、
この古森会長の本。
他にも、役立つこと多いですヨ。
分かりやすいので、スラスラ読めますし、
ぜひ、ご一読を。

金曜日ですね。
今日も、
あなたにとって、
充実した一日となりますように!
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