2024年11月30日

今週の教訓「知らないって怖い」


今週の教訓「知らないことの怖さ」


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11月も最後。
全国で、紅葉の見ごろを迎えています。
ご近所のイチョウもメタセコイアも色づいています。

今週もイロイロありました。

ここ名古屋では、市長選で、現河村市長の後継者「広沢」氏が圧倒的に当選。
今後の活躍を期待するばかりです。

そんな中今週、大注目されたのは、あの「PR会社」のこと。
いずれのTV報道番組で大きく取り上げられていました。
専門家やコメンテーターなどから様々な意見があり、
netでもいろんな発言がなされています。

それにしても、「公職選挙法」って、解りにくいですね。
あたしにとっては、チンプンカンプン。
あんなに難しいとは知りませんでした。

たぶん、渦中の社長さんも知らなかったのでは?

ということで今週の教訓は「知らないことの怖さ」です。

他にもありました。

我が国の総理大臣のこと。
たとえば、食事マナー、プロトコール、などなど。
netを中心に指摘されています。
この件も、本人はご存知なかったのかも。

人間、いくつになっても知らないこと多いですよね。
私たち一市民は、「ごめんなさい」で済むことが多いでしょう。
が、有名人、著名人になると、それがバッシングにつながる。

大バッシングになる場合もあり、
その結果・・・。
厳しい。

となると、どうするか?

知らないことは知らない。
人間、知らないことは多い。

そこで、
それを指摘したり、教えたりする周囲とか右腕とかの存在が必要になります。
いなかったのかなあ・・・。

責任が重くなっていくにつれ、
的確にアドバイスやフィードバックしてくれるブレーンが必要。

ほんと、「知らないって怖い」。
しかも、知らないこと、イッパイある。

今一度、自分が知らないことが多いことを自覚すべき、と思う今日この頃です。

・・・著名人は、その後のフォローも必要ですねえ。


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2024年11月28日

個別面談の意義


個別面談を活用しよう!

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2024年も残り1か月余り。
2024年度の第3四半期も後半に入っています。

そんなこの頃、上司として、部下との面談の機会も多いと思います。
ここで、再度、部下との「個別面談」について考えてみましょう。


■ 職場における個別面談の目的、意義

面談の目的とは、
「互いの考えや思いを共有し、認識のズレを修正し、共通の理解を築くこと」
です。

確かに、通常の事務所内等での対話、つまり指示命令をはじめ、報連相、会話、雑談だけでは、
情報のやり取りに留まることが多く、お互いの本音を共有し合うことは難しいかもしれません。

そこで、個別面談を通してじっくりと意思疎通を図ることで
「相互理解が深まり、信頼関係もより築かれる」
という意義もあります。

上司としては、日ごろ自分の考えていることや、ビジョン、方針、価値観などを伝えることができ、
相互の認識を共有することもできます。

一方、部下にとっての意義、メリットもあります。
たとえば、
・面談を通して、上司から期待される役割を明確に理解することで、
 取り組むことが明確になり、モチベーションも高まる。
・上司との信頼関係ができることで、より仕事がしやすくなりなる。
・悩んでいること、困っていることを伝えることで、解決、解消につながる。
・キャリア目標や成長のための計画を共有し、支援を受けることができる。


■ おわりに

こう考えてみると、部下との個別面談とは、非常に意義あるものだとわかりますね。

もちろん、お互いに本音を語り合うためには、
日ごろから信頼関係を構築しておく努力が上司に求められます。

信頼していない上司に本音を語ることはないでしょうから。

ということで、今一度、部下との個別面談の目的や意義を確認しておきましょう。

いみじくも、コーチングや1on1ミーティングが注目されている昨今です。

業務で忙しいとは思いますが、少しでも時間を作ることをお勧めします。





posted by suzumura at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年11月27日

2024年 今年の重大ニュースは?


11月も末。


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2024年もあっという間ですねえ。

そこで、ちょいと考えてみませんか?

あなたにとって、2024年の重大ニュースはなに?

強いて言えば、と考えてもいいでしょう。

2024年もがんばりましたね。

それらが、自分の業績につながるといいですね。




posted by suzumura at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月24日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


はや、11月も後半に入りました。

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日曜日の今日は、セルフコーチングの日です。

今日も定番です。
「この一週間をふりかえって」

1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.うまくいったこと、うまくいかなかったことから、気づいたことはなんですか?
7.そこから学んだことはなんでしょう?


11月の残りの日々、充実して過ごしたいですね。
そろそろ年末支度も始めるころでしょう。




posted by suzumura at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月23日

今週の教訓「マナー」


教訓「マナーは避けて通れない」

今週もイロイロありました。

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驚きなのは、やはり兵庫県知事選挙。
いまや、SNS、恐るべき、ですね。
だれがどう動かしていたのか?
ここ名古屋市長選はどうなるのか?

あたしには、まったくわかりませんが・・・。

今や、勝つための必須のアイテムのようです。
それらは、専門家に任せたいところです。

一方、「机バンバン」。
会社員時代、当時、一番勢いのあった部署の中堅社員が、机を叩いて訴えていた
と耳にしたことを思い出します。
それも当たり前の時代だったのです。

そんな中、考えさせる出来事。
それは、わが国の代表者に関わるマナー問題。

例えば、「箸の持ち方」とか、ごはんの食べ方とか。
座って握手するとか、両手で握手するとか。

一般的に「外交に慣れていない」とか、報道されています。
これまで必死に頑張ってこられた。
しかし・・・。

私たちとしても、やはり基本的なマナー、プロトコールは身に付けておくべきですね。
と、痛感しました。

あるいは、指摘や指導する側近、右腕はいなかったのでしょうか。

日頃から、フィードバックしてくれる有能な側近を育てることも大事ですね。



posted by suzumura at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2024年11月22日

自身の強みと弱点を確認しよう


自分のキャリアは、自分が考える時代です。

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転職も定着しつつあります。
・・・特に、転職を奨励している訳ではありませんが、
   様々な選択肢のある時代です。
ありがたい、と思いたいですね。

キャリアを考えるときのポイントは、自身の棚卸。

これまで、どんな業務を歴任し、どんな成果を出したか。

と、同時に、自身の強みと弱みを明確にしておくことも必要です。


ときどき、ここにアップしていますが、
時間を経るごとに、
イロイロな経験をするごとに、
変化しているのではないでしょうか。

ということで、
今日は、
自分の今の「強み」と「弱点」をそれぞれ3点あげてみませんか?

ビジネスシーンにおける「強み」と「弱点」として考えてみましょう。

「強み」が活かせる、自社内での新たなポジションもあるかもしれません。


posted by suzumura at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月21日

アサーション事例


ビジネスシーンでのアサーション事例


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先日は、爽やかな自己主張「アサーション」について考えてみました。

ビジネスシーンでの人間関係から発生するストレスを軽減するためにも、
穏やかに自己主張する「アサーション」を身につけたいものです。

そこで、今日は、ビジネスシーンでよくある事例から、
アサーションの方法を考えてみましょう。

・・・ちょいと、長くなりますがご容赦ください。


■事例1
「取引先A社から無理なスケジュールの案件を頼まれたとき」

1.客観的に事実を伝える
 「大変申し訳ありません。現在、仕事が非常に立て込んでいまして、
  御社のスケジュールでのご要望に応えることはできそうにもありません」
2.自分の意見や感情を伝える
 「私としては、御社にはいつもお世話になっており、この案件も非常に興味がありますので
  お引き受けしたいと考えます。
  が、このまま引き受けてしまうと、どうしても期限に間に合いそうもなく、
  結果的に御社にご迷惑をかけてしまうことになります」
3.相手の求めているものを解決策として提案する
A案「そこで、期限を〇〇まで延ばしていただければ、お受けできると思います」
B案「そこで、私の担当を□□のみとし、あとの○○は△△氏に委任するなど
   分割して担当するなら、期限までに間に合うと思われます」
4.提案への選択をうながす
 「いかがでしょうか? 
  私の今のご提案でよろしければ、お受けすることができ、
  ご満足いただける内容になると思いますが」

■事例2
「矢継ぎ早に指示を出してくる課長に対して、ガマンしないで今の状況を素直に伝える」
1.客観的に事実を伝える
 「大変申し訳ありません。今、先日ご指示されたA案件とB案件で手一杯です。
  特にA件は、部長肝入りの企画ということで重点的に取り組んでいるところなので、
  今回のご指示を受けることはできそうにもありません」
2.自分の意見や感情を伝える
 「私としては、お引き受けしたいのは、やまやまですが、
  このまま引き受けてしまうと、期限に間に合いそうもなく、
  結果的にご迷惑をかけてしまいます」
3.相手の求めているものを解決策として提案する
A案「そこで、明日中なら、お受けできると思います」
B案「そこで、私の担当を□□のみとし、あとは△△氏に委任するなど
   分割して担当するということなら、期限までに間に合うと思われます」
4.提案への選択をうながす
 「いかがでしょうか? 私のご提案でご了承いただけるならお受けすることができますが」

■ 事例3
「ミスの多い部下A」

1.客観的に事実を伝える
 「いつもがんばってくれてありがとう。助かっているよ。
  ところで、最近、ミスが多いようだね」
2.自分の意見や感情を伝える
 「私としては、Aさんには来年の新入社員の指導役になってもらいたいと期待しているんだよ。
  ただ先輩のAさんのミスが多いとなると、Aさんにとって後輩指導も
  うまくいかないのではないかと心配だ」
3.相手の求めているものを解決策として提案する
 「そこで、数字も文章についても、〜〜のように再チェック、ダブルチェックをすると
  ミスを発見できるようになる。
  また、自分がこれまでミスをした箇所を書き出すことで、
 すぐにミスに気づくことができたり、意識して取り組むようになるのでミスも少なくなると思うよ」
4.提案への選択をうながす
 「どうだろう。
  Aさんが今できること、やってみたいことは、何かな? 
  ほかにもAさんが考えるミス防止策があったら、提案してみてくれないか。
  全面的に応援するよ!!」

■事例4
「現場でヘルメットをかぶらない部下」

1.客観的に事実を伝える
 「いつもがんばってくれるね。ありがとう。助かっているよ。
  ところで、Aさん、現場でヘルメットをかぶっていないようだね」
2.自分の意見や感情を伝える
 「ヘルメットを使用する一番の理由は何だと思う? 
  Aさんがケガや事故に合わないためだ。
  私としては、Aさんにケガをしてもらいたくないし、事故にも合ってもらいたくはない」
3.相手の求めているものを解決策として提案する
 「そこで例えば、ヘルメットの形が自分に合っていないとか、
  他のヘルメットならいいとかあったら、申し出てもらいたい。
  Aさんの希望に沿うように考えるよ。
  安全を踏まえた新しいヘルメットが導入できれば、職場も業務にもいい影響があるからね。
  もしかして、他の理由があるなら教えてほしい」
4.提案への選択をうながす
 「どうだろう。Aさんの意見、聞かせてもらえないだろうか。応援しているよ!!」

■事例5
「いつも遅刻をする部下」

1.客観的に事実を伝える
 「いつも作業がんばってるね、ありがとう。助かっているよ。
  ところで、Aさん、最近、よく遅刻をしてくるよね。朝礼に間に合わない日もあるようだね」
2.自分の意見や感情を伝える
 「そもそも時間厳守は、社会人として最低限のマナーだと思っている。
  Aさんが遅刻をすることで、一日のスケジュールを全員で共有、確認できないなど、
  チームへの影響も結構あるんだよ。
  また、先輩であるAさんが遅刻をすることで、後輩への指導もうまくいかなくなる」
3.相手の求めているものを解決策として提案する
 「そこで例えば、『5分前』を意識してみたらどうだろう。
  仕事のある日の朝だけ、すべてを5分前に前倒して行う、という作戦だ。
  5分前ならできるんじゃないかな。
  5分前が定着すれば、自然と遅刻はなくなると思うよ。
  遅刻する理由があれば教えてほしい。相談にのるよ。
  また、Aさんが考える遅刻しない方法があれば言ってほしい。考えてみないか」
4.提案への選択をうながす
 「どうだろう。Aさんの意見、聞かせてもらえないだろうか。応援しているよ!!」


■ DESC法

実はこれらの方法は、アサーションの代表方法である
「DESC法」という自己主張スキルをアレンジしたものなのです。

「DESC」は以下の4つの単語の頭文字をとった言葉です。
1.D(Describe):描写する
2.E(Express):説明(表現)する
3.S(Specify):提案する
4.C(Choose):選択をうながす

私流にまとめると
1.客観的に事実を伝える。
  起こった事実のみを冷静に客観的に伝えます。
  最初にクッション言葉を添えるといいですね。
2.自分の意見や感情を伝える。
  その事実についての自分自身の意見、考え、感情を淡々と伝えます。
3.解決策を提案する。
  相手の気持ち、感情、立場を踏まえた上での、自分なりの解決策を提案します。
  あるいは、特別な理由があるかもしれないので、それらを確認することも必要です。
4.最後に、相手に選択してもらいます。
  さらに、相手の率直な意見を尋ねることも大事ですね。


■ おわりに

上記の5つの事例、アサーションの時間、つまり話す時間はたった1分前後。
コンパクトにまとまっていますね。

相手が得意先なら、日ごろのご愛顧の感謝をこめて。
上司なら、日ごろの自分へのご指導やご鞭撻(強い励ましを込めて厳しく指導すること)
への感謝をこめて。
部下なら、日々がんばってくれていることへの労いや感謝をこめて。

つまり相手へのリスペクトをこめて、心から伝えるといいですね。

さて、今のあなたは、誰のどんな難題にどうアサーションしますか?
ちょいと、シミュレーションしてみてはいかがでしょう?

あの、会議で発言しないのに陰でコソコソ批判や悪口を言う部下に対しては・・・?



posted by suzumura at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年11月19日

アサーションを身につけよう


自分の本音をうまく伝える

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先日のとある研修で、
受講者から「上司(部下)に対し、自分の意見をうまく伝えられない」という声がありました。

自己主張がうまくできる人もいれば、つい黙ったり、同意してしまう人、
あるいは強く自分の意見を言い張る人。
それぞれですね。

ストレスの多い世の中、職場でもストレスはつきもの。
そのストレスの多くの要因は「人間関係」だと言われています。

特に「言いたいことが言えない」状況は強いストレスとなるでしょう。

そこで、今日は「自分の言いたいことをうまく伝える『アサーション』」について考えてみましょう。


■ こんなときどうする?

ある日、あなたは昼食のため同僚たちと定食屋に行きました。
店は混んでいてなかなか注文した料理が出てきません。
ところが、やっと運ばれてきた料理は、自分の注文した品と違っていたのです。
そのとき、あなたはスタッフに対しどんな反応をしますか?

@ 「頼んだものと違うじゃないか!すぐに作り直せ!」と怒鳴り、謝らせる。
A 「違うけれど、時間もないし仕方がないなあ」と考え、そのまま食べる。
B スタッフをこっそり呼んで、「これは私が頼んだものと違うようです。
  作り直してもらえますか?気をつけてくださいね」と知らせる。


■ 解説

@アグレッシブ(攻撃的)タイプ
思ったことをズバズバ言ったり、大声を張り上げたりと自己主張が強く、
自分の意志を全うしようとするタイプ。
勝ち負けで物事を決める傾向があり、いわゆるマウンティングを好み、常に優位に立とうとする。
自分の思ったことをはっきりと伝えられるのでその場は満足かもしれない。
しかし、相手の気持ちを無視し、自分の考えを押し付けてしまいがちなので、
後味が悪くなることがある。

また相手や周囲から反発を買ったり、結果的に賛同や協力を得なくなったり、
組織の中で浮いてしまうこともありうる。

昨今では、年齢や役割が上の人や権力がある人が、
その地位や力を意識的、無意識的に使って弱い立場にいる人に自分の意向を押し付けると、
「パワハラ」「セクハラ」と指摘される。
このケースの場合は、「カスハラ」と捉えられる可能性もある。

こうした言動の人は、堂々としているように見える割に、
どこか防衛的で、必要以上に威張っていたり、強がっていたりして自分に不正直であるといえる。

Aノン・アサーティブ(非主張的)タイプ
自分よりも、相手や周囲を優先してしまうタイプ。
その場はうまく収まるかもしれないが、自分自身は不満や怒りをため込みやすくなる。

また、他人の態度や気持ちを頼りに行動してしまう傾向があるため、
おのずと言い訳が多くなってしまう。

自分に自信がなく、いつも相手の態度や気持ちをうかがってしまうため、
自分の気持ちや考え、意見を表現しなかったり、しそこなったりする。

また、非主張的な言動をしたあと、「自分はやっぱりだめだ」といった劣等感や
「どうせ言っても分かってもらえない」といったあきらめの気持ちがつきまとう。

更には、相手に対しては「譲ってあげたんだ」という恩着せがましい気持ちや、
「人の気も知らないで」といったうらみがましい気持ちが残る。

このような不快な体験が重なると、不快感は欲求不満や怒りとなって心の中に溜まっていく。
溜まった怒りは、何度も同じ思いをさせている相手への恨みとなり、
あるいは関係のない人への不当な八つ当たりや意地悪となって表現されることがある。

いわゆる「キレる」という行動は、非主張的な言動が積み重なり、
ある日突然、攻撃的になるという場合がある。

逆に、不快な体験をじっと我慢して耐え続ける人もいるが、過剰なストレスがかかるため、
頭痛や肩こり、心身症やうつ状態になったりする。

Cアサーティブタイプ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)
相手や周囲の人を大事にしつつ、
自分の主張をしっかりと伝えることができている理想のタイプ。
このような自己表現を「アサーション」という。

その場にふさわしい表現を選んで自己主張ができ、時には衝突するような場面でも、
お互いの主張を出しあって、最終的な合意に導く事ができるのが特徴。

互いに率直に話をすれば、自分の意見に相手が同意しない場面や、
相手の意見に賛同できない場合もある。
そんなとき、すぐに同調したり、相手に同意させようとするのではなく、
面倒がらずに互いの意見を出し合って、譲ったり、譲られたりしながら、
双方にとって納得のいく結論を出そうとする。

このような言動は、余裕と自信に満ちており、自分が清々しいだけでなく、
相手にも爽やかな印象を与える。


■ まとめ

「アサーション」は他者との信頼関係が生まれやすく、
たとえ意見が違っても感情的な言い合いになることなく建設的に話し合いができます。

これにより、人間関係のストレスを感じにくくなるでしょう。

「アグレッシブ」な表現をする人は、「自分の思い通りに物事を進めるべき」とか
「言わないと任されてしまう」という考え方が根底にあります。

また「ノンアサーティブ」な表現をする人は、「自分が我慢していればいい」
「言ったら嫌がられるかもしれない」という考え方が潜在しているといえるでしょう。

これら自分の考え方の「クセ」に気づき、
日常的に意識することで、適切な「アサーション」につながるでしょう。


■ おわりに

今のあなたは、
アグレッシブタイプ? ノン・アサーティブタイプ? アサーティブタイプ?

実は、職場と家庭など環境によって対応が異なるかもしれません。
たとえば、強い人には弱く、弱い人には強く、気の置けない人なら・・・。

周囲や相手の意見を素直に受け取り、
そのうえで、自分の意見をうまく伝えるようになるといいですね。

このようにして、メンバー全員が、爽やかな自己主張ができ、
全員がそれらを受け入れ、
ストレスの少ない働きやすい職場にすることもマネジャーの役割です。






posted by suzumura at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年11月18日

セルフコーチング「今の自分にアドバイスをするとしたら?」


何かに迷ったとき、
出口の見えない状況になったとき、
すごく落ち込んだとき・・・などなど

そんな、どうしょうもないような時に、有効なセルフコーチングがあります。

「今の自分に、自分がアドバイスをするとしたら?」


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すると、自分のことを客観的に観ることができるようになります。

そして、
自分が納得できるような、アドバイスが浮かんでくるでしょう。

さあ、
今の自分にアドバイスをするとしたら、
どんなアドバイスをしますか?



posted by suzumura at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月17日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


11月も、はや中盤。


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暖かい日が続いていましたが、明日からはぐっと冷え込むとか。
寒暖差疲労、気を付けたいですね。

兵庫県知事選挙、どうなるのでしょう?
あれほど批判されていた前知事が、いつの間にか人気者に。
何なのでしょうねえ?
米国の大統領選挙といい、何が起こるか分からない時代です。
地元ではありませんが、興味、あります。
一方、名古屋市長戦は?

さて、日曜日はセルフコーチングの日。
今日も、恒例、「一週間をふりかえって」で行きます。
一週間をふりかえることで、気づきや学びに繋がるといいですね。

この一週間をふりかえって、
1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.うまくいったこと、うまくいかなかったことから、気づいたことはなんですか?
7.そこから学べることはなんでしょう?

11月の後半、やり残しがないように、計画的に進めましょう。


posted by suzumura at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月16日

今週の教訓「デメリットもあるが、メリットもある」


教訓「デメリットばかりではない」


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今週もイロイロありました。

名古屋市長選も始まりました。
結果はいかに?

私事ですが、今回も、期日前投票する予定です。

そんな中、注目されているのは、米国の次期大統領。
トランプ氏がまさかの(?)、圧勝となりました。
二回目ということもあり、周囲を固める布陣も盤石だとか。
そして、言われているのが、日本にとってはどうなのか?

イーロンマスク氏の行動も要注意です。

政府としても、企業としても、どうなるか戦々恐々です。

デメリットも取りざたされています。
が、一方で、メリットもあるようです。

世の中、デメリットばかりではないと思っています。

そこで、今週の教訓。
「何事にも、デメリットもあろうが、メリットもある」。

生き方として、デメリットに対応することも大事ですが、
メリットにも着目することも大事ですね。




posted by suzumura at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2024年11月15日

部下から信頼されていますか?


部下から信頼を得られない言動


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PC内の資料を整理していたら、興味深いチェックリスト発見。
マネジャーとして現在の自分をセルフチェックしてみてください。


■ 部下から信頼を得られない言動

@ 「自分が若い頃は今よりもっと大変だった」と言って、部下のガンバリを認めようとしない。
A 部下の話を聞こうとしない。
B 部下の話を最後まで聞かずに指示やアドバイスをする。
C 発言と行動が一致しない。
D 理由や目的を伝えることなく、場当たり的な指示を出す。
E 人を傷つけるような言葉を平然と口に出す。
F 「いや」「しかし」「でも」で、話を始める。
G なにかというと自分の過去の成功話をする。
H 他人と比較する。
I 聞かれない限り、情報を教えない。
J 自分の価値観を押し付ける。
K 本人のいないところで批判する。
L えこひいきする。
M 自分が間違っていることがわかっても謝らない。
N 「理屈はいいから、とにかくやれ」と言う。
O 感謝の気持ちを表さない。
P 責任回避する。
Q 人を決してほめない。
R いつもイライラ、不機嫌な態度をしている。
S 感情が表情や態度に出る。


■ おわりに

いかがでしたか?

もしかして、当てはまることがあったとしたら、見直してみませんか?

部下から信頼される上司でありたいですね。



posted by suzumura at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年11月13日

目的も共有しよう


目標と共に、目的も共有しよう

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2024年度の下期も1か月半経過。
下期の目標達成の進み具合はどうでしょうか?

職場では、1年間、半年間、あるいは四半期ごとに目標が立てられています。

それをメンバーに伝え、共有し、理解してもらうことはマネジャーの役割ですね。

と、同時に、業務の目的も共有することも大切です。

わかりやすく言えば「何のためにこの仕事をするのか」。
あるいは「何のためにこの仕事があるのか」。

組織の意義や、仕事の目的が分かれば、責任感ややりがいをもって仕事に向かうことができます。

最近の若者は、「仕事の意義や意味、目的を知りたがる」といわれています。

自分の所属する組織の意義、仕事の意味、
そして、方針を変えた場合の意味や目的をマネジャーとしては押さえておく必要がありますね。

そして、それをわかりやすい言葉にして、部下に伝える力も大切です。

ちなみに、今の担当する組織や業務の目的、理解していますか?


posted by suzumura at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年11月12日

副業や兼業を希望する若手は約7割


キャリア形成のため「副業・兼業を経験したい若手」約7割



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副業や兼業が定着しつつあるようですね。
世の中変わりました。

(公)産業雇用安定センターは、2024年7月
「大企業で働く若手・中堅社員(26〜35歳の総合職)のキャリア形成に関する意識調査」
(WEB調査)の結果を発表しています。


■ 調査結果のポイント

●転職等に対する考え方
「今の会社に定年までいたい」51.4%。
「他社に転職したい」42.4%。
「起業/独立したい」3.6%。
・・・定年まで働きたい人は半分程度、という訳ですね。
  昭和世代とは様変わり。

●希望する働き方に一番近い働き方
「昇進等にこだわらずに働きたい」が49.4%。
「専門職・スペシャリストとして活躍したい」が28.3%。
「役員・管理職まで昇進したい」が22.1%。
・・・管理職への昇進希望者も減少しているようです。

●自らのキャリアアップのため企業にあってほしい人材育成メニュー
「資格取得のための支援」が「大いにそう思う」と「まあ思う」合わせて72.4%。
「副業・兼業の推奨」が同63.9%。
「グループ外の企業との人事交流」が同55.4%。
・・・キャリアアップのために、資格取得はもとより、
副業や兼業の推奨や、他企業との人事交流を望む声が多いですね。

ちなみに、
「国内の大学院等への就学支援」(46.4%)。
「海外の大学院等への留学制度」(42.5%)
「これらはいずれも半数に満たなかった」という解説でした。

●将来のキャリアのために、「副業・兼業」を希望するか?
「積極的に経験したい」(36.9%)
「希望する企業・部署等であれば経験したい」(32.9%)
双方合わせて希望者が約7割という結果。
一方、「経験したくない」は3.4%ということでした。

●将来のキャリアのために、グループ外の企業との人事交流として他社で働いてみたいか
「積極的に希望したい」(21.3%)と「希望する企業・部署等であれば希望したい」(37.3%)
が合わせて約6割となった。
「希望しない」はわずか2.8%にとどまった。


■ おわりに

人生100年時代の到来や、キャリア開発が注目される中、
自分のキャリアは自分が創造するといった意識が定着してきているようです。

時代が変わってきており、昭和世代には理解できないところもあるかもしれません。

いずれにしても、若手社員のこうした意識について、人事部としても上司としても、
それらを受け入れ、何らかの施策を打っていかなければならない時代ですね。



posted by suzumura at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2024年11月11日

職場でのコミュニケーションセルフチェック


自分の日頃のコミュニケーションをチェックしてみよう


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久しぶりに、職場での自分のコミュニケーション状態を点検してみませんか?

・・・ちなみに、このセルフチェックは、何度もブログにアップしています。
月日が経つと状況も変わってきているので、イロイロ変化もあるでしょうから。


■ セルフチェック

今の職場での自分に当てはまると思われる項目にチェックを付けてください。
1.周りの人とのコミュニケーションはあまりとれていない方である。
2.気分で仕事をしてしまうことがある。
3.相手の話を途中でさえぎることが多い。
4.部下をうまく叱れない。
5.担当した者がやるのは当たり前で、感謝することはない。
6.部下や後輩、業者などに八つ当たりすることがある。
7.自分と違う意見を言う部下(上司)を、無視したり否定したりする。
8.自分はいつも正しいと思っている。
9.何かと会社や上司のせいにする。
10.良くないと思いながらも、好き嫌いで周りの人に接してしまう。
11.間違いに気づいても、自分から謝る方ではない。
12.気分や調子が悪いと、顔や態度に出る方である。
13.部下の指導、育成が十分ではないと感じている。
14.社会人としてのマナーやエチケットは、正直、自信がない。
15.気の合わない部下や上司の悪口を、つい言ってしまうことが多い。
16.部下の小さなことに、イチイチとりあっていられない。
17.関係する部署との関係は、正直あまり良くない。
18.最近、自分から明るく元気な挨拶ができていない。
19.人をほめることは、苦手である。
20.やらされ感や被害者意識を感じている。
21. 上司の言いなりになり、部下を守らないことがある。
22.問題社員は、早く異動させるか、辞めていってほしい。
23.つい先入観で、人を判断している。
24.たまにパニックになり、取り乱すことがある。
25.いきなり怒鳴ることがある。

いかがでしたか?
アルアル!と気づいた項目もあるのでは?


■ チェック結果の評価


チェックをつけた数を合計してください。
合計数によって、次のような判定結果となります。

・0個 コミュニケーション度 100%
あなたは周囲と積極的によいコミュニケーションがとれています。
周りの人はあなたと一緒に働くことを嬉しいと感じていて、
あなたは理想のリーダーといえます。

・1〜7個 コミュニケーション度 70%
概ねよいコミュニケーションがとれています。
ただ、あなたの態度に少しストレスを感じている部下や後輩がいるかもしれません。
そのことを意識して、コミュニケーション力を高めましょう。

・8〜13個 コミュニケーション度 50%
部下たちはあなたの態度に応じて、
コミュニケーションをどうとったらよいかを考えてしまう場合があります。
良いコミュニケーションがとれるよう、努力が必要です。

・14〜19個 コミュニケーション度 30%
部下たちは、あなたと仕事以外の接触をできるだけ避けたいと感じています。
会話は事務的なものだけになり、
あなたを取り巻く雰囲気は味気ないものになっているかもしれません。
今すぐ、自分を変える一歩を踏み出しませんか。

・20〜25個 コミュニケーション度 0%
仕事はできても、
あなたは職場で話したくない上司になっているかもしれません。
人間関係をよくするためにも、働きやすい職場にするために、
自分からコミュニケーション力を高める努力が必要です。
まずは、できることからスタートしましょう。


■ ふりかえりワーク

チェック結果も参考に、自分の職場でのコミュニケーションについて
考えてみましょう。

(1)あなたが、特にうまくできていることは?

(2)特にできていないと思うことは?

(3)職場でのコミュニケーションについて、
   リーダーとしてはどこをどう改善すべきでしょう?



■ おわりに

いかがでしたか?
気づいたこともあるのではないでしょうか。

こうしたセルフチェックは、定期的に実施するといいですね。

組織や上司やメンバーが変わったり、業務内容も変わっていく昨今。
自分自身も、立場や役割、外部環境によって変わっているかもしれません。

セルフチェックは、自分をふりかえる絶好のツールです。


posted by suzumura at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年11月10日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


11月も10日です。
まったく、あっという間ですねえ。

すぐにクリスマス、そして年末。
2025年もすぐに始まるでしょう。
気を引き締めて過ごしたいものです。

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日曜日はセルフコーチングの日。
今日も定番でいきます。
この一週間をふりかえって、気づきや学びを確認したいと思います。

この一週間をふりかえって、
1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.うまくいったこと、うまくいかなかったことから、気づいたことはなんですか?
7.それらから教訓とするならどんなことでしょう?

・・・私事ですが、私にとってこの一週間は、結構がんばりました。
月が替わったこともあり、涼しくなったこともあり、気合を入れてイロイロやりました。
まあ、溜まりに溜まった雑務ばかりですが。

これからの一週間も、満足できる日々にしたいですね。

重要だけれど緊急でないので、やり残していることも、
時間を作ってやり遂げたいですね。




posted by suzumura at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月09日

今週の教訓「実は〜〜だった」


教訓「実は〜〜だった」


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大注目の米大統領選挙は、トランプ氏が圧勝状態。

当日、ここ日本でも、巷ではこの話題で持ちきりでした。

事前の日本での報道では、トランプ氏とハリス氏は拮抗しているとされていました。
まれにみる、大接戦だと。

が、早々とトランプ氏の勝利が告げられ、びっくりでした。

そしてその後、ハリス氏の敗北原因について専門家たちが、熱心に解説しています。

それらを聞いていると、
「ハリス氏は〜〜だった」、「ハリス陣営は〜〜だった」という、
これまで耳にしなかった事実がアレコレ出てきているように感じます。

そこには「実は・・・」という前置きがある。

つまり、
事実はイロイロあるのだけれど、
報道の視点が偏っていて、肝心な点は見逃されていた、
とも思えます。

世の中、この「実は・・・」って、よくあること。

ということで、今週の教訓は「実は〜〜だった」です。

ビジネスシーンでも、よくあります。
結果が出た後になって、表に出ていない事実が明るみになるってこと。

会社経営も、戦略も、組織変更も、人事異動も、
社長の言動も、上司の態度も、部下の不審な行動も、
その背景には、事実がある。
あるいは事実が隠されている、とも言えるのかもしれません。

ならば、マネジャーとしては、
さまざまな場面でアンテナをはりめぐらせ、小さな情報をもキャッチすることや、
経営センスを磨いて必要な情報を見落とさないことが必要となります。

日産自動車の不振やリストラも、その背景には「実は〜〜だった」があるのでしょう。

ちょっと気がかりなのは、いつも大谷選手の良いところばかり報道されていること。
あとになって「実は〜〜だった」なんていうことにならなければいいのですが・・・。




posted by suzumura at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2024年11月08日

職場で元気になる方法?


話すと元気になる同僚、何人いる?


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職場が楽しくない。
職場では元気になれない。

多くのビジネスパーソンは、
仕事量が増え、責任を持つ範囲も増え、「楽しい、元気」、なんて言っていられない状況です。

一部で、「仕事は楽しくないけれど、職場は楽しい」という若手社員もいますが。

それはさておき、少し意識を変えることで、職場で元気になれるかもしれません。

出典:「ビジュアル3分間シンキング」
ミカエル・クロゲラス他著 講談社

■ 職場で元気な人とは?

本書によると。

「MITメディアラボの調査研究によれば、
他の人とよく話をする人は、仕事だけに集中している人よりも、
幸福度が高く、生産性も高い傾向にあるという。

相手に理解や共感を示してもらえることで、仕事に対するやる気が高まるのだろう。
共感や理解はジェスチャーや声の調子といった『微細なシグナル』によって伝わる」

とあります。

つまり、
「職場で気の合う人と雑談し、相手に理解、共感してもらうことで元気になる」
ということのようです。


■ 職場でのコミュニケーションチェック

ちょっとシビアな質問ですが、考えてみませんか。

同じ部署やチーム内の同僚、あるいは他部署の人、
業者の人など、あなたのまわりにいる人について、
思い当たるところ(人数か人名)をメモしてみてください。

1.何度も話して嫌な思いをした人は?
あるいは、何も感じなかった人は?(何人or誰?)

2.何度話しても、明るい気持ちになった人は?

3.少し話しただけで、いやな思いをした人は?
または何も感じない人は?

4.少し話しただけで、明るい気持ちになった人は?


■ 職場で元気になるために 

1.あなたは、職場の誰と話すと元気になりますか?
 
2.その人のどのようなところが、あなたの元気を引き出すのでしょう?
(パワーが落ちていると感じた時は、その人と連絡をとってみましょう!)

3.コミュニケーション頻度は高いのに効果が小さい人、
頻度は低いけど効果が高い人には、
今後どのようにしたら、職場生活がもっとうまくいくと思いますか?


■ おわりに

職場での他者とのコミュニケーションの現状について、
確認してみました。
いかがでしたか?
・・・嫌な思いをする同僚や上司もいることでしょう。

ストレスのたまる職場生活。元気に過ごせたらいいですね。
仕事の楽しさ、やりがいを追求することも、自分を元気にする手法ですが、
話して元気になる人を見つけることも手ですね。

思い起こせば、私も会社員時代、話して楽しくなる人がいました。
そうでない人もいましたが。

ところで、あなた自身は、話して相手を元気にさせるような人ですか?



posted by suzumura at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年11月07日

本当に大切なことは?


イロイロあります。

20241005.空.JPG


米国では、これまでの予想に反して、
トランプさんの優勢勝ち。

一方、日本の自動車業界は厳しくて。
減益もあれば、今夜は人員削減の報道も。

そんな中、思うのです。

世の中も、自分の周りにも、激動の時代。
そんな不確実性の中で、
では、「自分にとって、本当に大切なことはなに?」

本当に大切なことを見失っていないか?
自分にとって、今、本当に大切なことはなにか?

自問してみませんか?




posted by suzumura at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月06日

オンボーディングの取り組み


オンボーディング


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10月中頃のこと。
このブログに、新入社員が退職代行を利用する件と、
それを防ぐために、「オフボーディング」に取り組むことをアップしました。

「オフボーディング」に対になる取り組みが、
最近注目されている「オンボーディング」です。

今日は「オンボーディング」について考えてみましょう。


■ オンボーディングとは

「オンボーディング」とは、「船や飛行機などに乗る」ことを意味する
「on-board」を由来とし、新しい仲間の順応を促進する取り組みです。

人事用語では、新しく会社・組織に加わった人材にいち早く職場に慣れてもらうことで、
組織への定着・戦力化を促進するための取り組みのことを指します。

入社後に組織風土や仕事に対してギャップや違和感があり、解消できないままでいると、
持っている力を発揮したり、早期に成長したりすることができず、
離職につながる原因にもなりかねません。

そのため、人事だけでなく、
上司や先輩が積極的にオンボーディング支援を行えるように
入社前から計画しておくことが重要となります。


■ オンボーディングの目的と必要とされる背景

オンボーディングの目的は、新入社員や中途入社者の早期離職を防止し、
定着率を上げることです。

近年では、新入社員の3割が3年以内に離職するといわれており、
離職率の高さの背景には、「転職市場の活発化」だけでなく、
「入社前と入社後のギャップ」や「人間関係の問題」などのネガティブな要因もあります。

コストをかけて採用や教育を行った人材を短期間で失わないために、
「組織に馴染めない」という課題を解決するオンボーディングが注目されているのです。

また、オンボーディングには、会社のルールやシステム、人間関係に早く適応させることで、
成長のスピードを速めるという目的もあります。


■ オン・ボーディングと従来からの新入社者研修との違い

一般的に新入社員研修は、入社直後に1ヵ月から3ヵ月程度の期間で行われます。
社会人としての自覚を持たせるべく、職務や業務を遂行する上で必要な知識
(業務内容、企業風土・企業理念、就業規則など)、ビジネスマナー、
コミュニケーション能力などの基本を習得させることを目的としています。

これらの研修は、主に人事部が担当します。

研修が完了すると、多くの新入社員は各部署へ配属されます。
その後の育成は現場でのOJTなどに委ねられ、
研修では学ばなかった実務に必要な知識を学びます。

そのため、配属先の文化や上司・先輩社員の性格などによって、
育成方針が大きく異なることもあります。

一方、オン・ボーディングは基本的には、
定期的な面談やモニタリングなどが継続的に行うこととされています。

新卒者はもちろん、中途転職者も、長期間にわたって誰かにサポートしてもらえることで
安心感を持つことができます。


■ オンボーディングとOJTの違い

オンボーディングとOJTは、共に人材育成の手法ですが、その目的が異なります。
OJTは「仕事を通して業務知識を得てスキルアップすることで、即戦力として実務にあたること」
を目的として行われるのに対して、
オンボーディングは「組織に馴染ませること」を目的としています。

そのため、OJTでは業務に関するレクチャーが行われますが、
オンボーディングでは、企業独自のルールや文化も含めて、
組織に馴染むために必要なサポートが広く提供されます。


■ オンボーディング実施のポイント

1.人事の担当者が事前にコミュニケーションを取っておく

現場と新入社員の双方の期待値のズレを最小限にすることで、
オンボーディングもスムーズに実施することができます。

一般的に、入社前の新入社員とのコミュニケーションは人事の担当者が行うことが多いため、
窓口となる人事担当者はオンボーディングの事前準備であることを意識して、
入社予定者と接するとよいでしょう。

また、現場との事前のすり合わせも重要です。
オンボーディングの実施計画が正しく伝わっていないと、
新入社員に不安を感じさせてしまうこともあるため、社内での事前準備はしっかりと行います。

2.多方面からのサポート体制を整備する
組織に馴染むことを目的とするオンボーディングは、
新入社員と直属の上司だけでなく、組織全体で新入社員をサポートする
風土を醸成することが重要です。
業務上は直接関係のない社員であっても、積極的な声掛けを行うことが望まれます。

また、入社当初は「誰に相談していいか分からない」と悩むことも多いため、
相談できる社員を複数人紹介しておくと、人間関係の構築もスムーズになります。

さらに、誰にも聞けない状況も想定し、マニュアルなどの情報の格納場所を伝えておくと、
新入社員も安心できるでしょう。

3.上司・同僚との多様なコミュニケーション

同僚・上司・役員など、さまざまなポジションの社員と
面談やランチミーティングなどを通じてコミュニケーションをとることも、
オン・ボーディングにおいて重要です。

別の部署の先輩社員など、実務で話す機会が少ないメンバーと実施するケースもあります。

コミュニケーションの場を設けることは、新入社員の心理的な不安を和らげることにつながります。
また、新入社員の意見を聞き出すことは、
オン・ボーディングの改善余地を見いだすきっかけにもなります。


■ おわりに

今や転職は世間に受け入れられるようになりました。
各界も転職や、人材の流動化を推奨している時代です。

一方、企業側は人手不足が経営課題となっており、
手間暇かけて入社させた若手社員の早期退職にも頭を痛めています。

そんな中「オンボーディング」という施策を取り入れ、
全社を挙げて、新入社員に早く職場や会社に慣れてもらうことを考えてみてはいかがでしょう。

そもそも、日ごろからの積極的なコミュニケーションや個別面談を実施し、
不安を少なくすることや本音を引き出すこと、大切ですね。

そして、なによりも信頼関係の構築が一番です。

自社や自部門でできることから始めてみませんか?


posted by suzumura at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年11月04日

すべては自分しだい


自分の人生は自分しだい


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今年最後の三連休ですね。
穏やかな秋の一日です。

さて、
月初、ウォーキングをしていると、いつも、つくづく思うことがあります。

つまり、月の初めは、私なりに、これまでを改めて新しい気持ち、意識で進んでいこうと
自分に言い聞かせる訳です。

そこでつくづく思うのは、「すべては自分しだいだよなあ〜」と。

自分の人生は、すべて自分しだい。

どんなことが起ころうとも、どんなミスを犯そうとも、どんなにうまくいかなくても、
その出来事をどうとらえるか。
他の誰でもない、自分自身がどう捉えるか、どう考えるか、
そしてその後どう行動するか、それらの繰り返しで、自分の人生が決まってくると。

人生、どんな時でも、できるだけ前向きにとらえて、前向きに進んでいきたいものです。

自分しだいで、人生、いかようにも変わりますから・・・





posted by suzumura at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方

2024年11月02日

今週の教訓「あきらめない」


教訓「あきらめない」


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今週もイロイロありました。

衆議院議員選挙の結果に対し、各党の駆け引きが続いています。
どうなるのか?
いずれにしても、より良い日本を創造していってほしいです。

北朝鮮兵のウクライナ派兵も、気になります。
すごい世の中になりましたね。
派遣される北朝鮮の人たちは、どう感じているのか?

闇バイトも。
結局、捨て駒。
そして、逃げられない。
哀しいです。

もうひとつ、米国の大統領選挙の行方も気になります。
結局は、日本の首相と米国の大統領がうまくいった方がいいようです。

そして、大注目の米国野球ワールドシリーズ。
まさかの大逆転で、ドジャーズが優勝しました。
日本国民にとっても、嬉しい結果でした。

最後の試合。
誰もが「今日は、ダメだ」と思っていたのに、なんと、逆転しました。

すごい!!

そこで思うのです。

どんなときも「あきらめない心」って、大切だなあと。

「あきらめない」これが今週の教訓です。

人生、うまくいかないとき、万事休すと確信するとき、ありますよね。

でも、あきらめない。

特にこれまでの大谷選手のインタビューでは、「あきらめない心」が現れていました。
すばらしいなあ!!

その結果、うまくいかなかったとしても、最後まで精一杯、
努力したことは今後に活かされるでしょう。
報われることもあるでしょう。

いつなんどきも、いくつになっても、「あきらめない心」、持ち続けたいですね。

私もあきらめずに、精一杯、取り組みたいです!!


posted by suzumura at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年11月01日

11月powercard「準備」


11月が始まりました。

先月の10月から、月初にはその月を象徴する「powercard」をしたためています。
今月のpowercardは、「準備」。

20241101準備.JPG


「準備」の意味は、
あらかじめ、前もって必要なものをそろえたり態勢を整えたりして用意をすること。

その「準備」といえば、大活躍の大谷選手。
ずっと、今回のために準備をしてきた。
高校生のときから?とも思います。

政治家先生たちなら、選挙に向けて日々準備をしていることでしょう。

市民の私たちの今の準備といえば、「年末の準備」。

ビジネスパーソンも、日々、準備を怠らない方がいいですね。
たとえば、急なオファー。
どこそこの工場長になってほしい、部長に推薦したよ、役員の声があるよ、などなど。
そのとき、オタオタしないように、日ごろからの準備が必要です。

あるいは昨今なら、キャリア開発とか、キャリアデザインとか。

キャリア開発とは、中長期的な計画に基づいて、個人が能力や役割の開発を行うことを指し、
目的や意図をもって主体的にキャリア形成を進めること。

キャリアデザインは、自身が望むライフスタイルの実現に向けて
ライフプランやキャリアプランを設計すること。

キャリアプランとは、自分が将来どのようになりたいかという具体的な目標を持ち、
そのための計画を立てること。

いずれも、昨今注目されている概念です。

自分の社会人としての人生、あるいは人生そのものを、
会社や国に頼ることなく、
自分の充実した人生のために、自分自身でキャリアを考え、実行する時代です。

なにごとも、準備をしておくことが必要です。

自分が転職するときのために、あるいはリストラされるときのために・・・。
そういえば、中高年の転職でも最近はお給料がアップする事例も出されています。
世の中、ドンドン変わっていますね。

長々と書きましたが、
言いたいことは、自分の人生のために、あるいはキャリア開発のために、準備が必要である、
ということ。

実は、私も、10月までの多忙な時を経て、ちょっとヒマ。
でも、ウカウカしておれないと思っています。
今後、訪れるかもしれないチャンスに出会ったときに、転機がもたらされたときに、
自信をもって臨めるように、「準備」が必要だ、とつくづく思う今日この頃です。

「準備」していますか?


posted by suzumura at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | powercard