2024年06月30日

セルフコーチング「6月をふりかえって」


6月も今日で終わり。
はやいですね。


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そこで、今日は、6月をふりかえってみましょう。

1.6月をふりかえって、特にうまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由はなんでしょう?
3.ではうまくいかなかったことは何ですか?
4.うまくいかなかったこと原因は何だと思いますか?
5.これらのことから、今後の教訓とすべきことはなんでしょう?
6.7月、どんな1か月になったら満足ですか?
7.それをなしとげるためにはどうしたらいいでしょう?

6月、お疲れ様でした。

7月も楽しく充実した日々になりますように。



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2024年06月29日

今週の教訓「必要な時に必要なモノが与えられる」


今週もイロイロありました。


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K製薬の報告遅れの件。社員の人たちの気持ちはいかばかりかと。
後手後手といわれるのは、企業として厳しいですね。
理由はいろいろあると思いますが。

一方、天皇皇后両陛下のイギリス訪問は、無事に完了しそうです。
よかったですね。

一方、バレーボールは男子も女子も、大活躍。応援しています。

東京都知事選挙はどうなるのか、興味津々です。

米国の大統領選。どうなるのか。
なんだかおじいさん同士の戦いと思うのは私だけでしょうか。
まあ、高齢者が活躍できることはいいのですが。


さて、土曜日は「今週の教訓」の日。

今日は、私事ですが、こんな教訓を考えました。
教訓<strong>「必要な時に必要なものが与えられる」

運命というわけではありませんが、自分に与えられるギフトも成功も失敗も、
すべてに意味があると考えると、
今の自分に必要なモノ、コトは、必要なときに与えられるのだろうと思っています。

この失敗は、今の自分に必要だから起こる、とか。
望むことが起こらないのは、今の自分には必要ではないから、とか。

焦ったり、不安にかられたり、しないで、今の状況を受け入れる。

そんな穏やかな人生でありたいと思う今日この頃です。






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2024年06月28日

フィードバックしていますか?



フィードバック、していますか?


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今、部下育成における「フィードバック」の重要さが注目されています。

さらには「フィードバックなき職場では若手社員が育つことはない。」とさえ、
言われるようになってきました。

実践されている方も多いと思いますが、
今日は、部下育成に必須の手法「フィードバック」について考えてみましょう。


■フィードバックとは

ビジネスにおける「フィードバック」とは、
相手の行動や態度、成果に対して評価や改善点を伝え、軌道修正や成長を促し、
より良い結果に導くための手法です。

最近は面談などの場面で、部下に対して行われることが多くなってきました。

フィードバックはもともと制御工学で使われている用語で、
出力結果を入力側に戻し、出力値が目標値に一致するように調整することをいいます。

このことから、求める結果とのずれを生んでいる原因を行動側に戻すことを、
「フィードバックする」と表現するようになりました。


■ フィードバックの目的

職場におけるフィードバックの重要な目的は、部下の成長を促すことです。

上司にありがちなのが、
部下の問題行動が目についたとき「指摘して改善させなければ」と思い、
「部下の問題点を指摘すること」のみに集中してしまうことです。

しかし、問題点だけを頭に置いたフィードバックでは、
相手の尊厳を傷つけてしまう可能性があり、改善に結びつかないばかりか、
部下との信頼関係が損なわれる場合もあります。

そこで、フィードバックを部下の成長につなげるには、適切な方法で行うことが重要です。

正しいフィードバックができれば、問題行動の改善に加えて、
モチベーションの向上、エンゲージメント向上といった効果も期待できます。

フィードバックを通して他者が介入することで、
客観的、俯瞰的な視点で物事を捉えることが可能となり、
より客観的でエラーのリスクの少ない判断をすることができるようになります。


■ 人材育成におけるフィードバックの効果

フィードバックは人材育成において、重要な取り組みの1つです。

上司と部下が1対1でフィードバックを実施することで、
上司は部下の現状を正確に把握することが可能になります。

また、部下も自身の抱える課題や仕事の悩みについて素直に相談することができるでしょう。

上司が部下に対し定期的にフィードバックを行うことで、
上司は適切なアドバイスができるようになり、部下の成長を促すことができます。

部下も自身の抱える課題や仕事の悩みについて素直に相談することができるでしょう。

フィードバックを重ねることによって、次の効果が期待できます。
•仕事に対して適切な対処ができる
•仕事の質が向上する
•モチベーションが向上する
•信頼関係が構築される


■ フィードバックがない場合

フィードバックは、人材育成のための大切なマネジメントの1つで、
最も避けたいのは、フィードバックを行わないことです。

例えば、部下が不適切な行動や発言をした場合、
上司からのフィードバックがなければ、
その不適切な言動は改善されることなく役職が上がっていく場合があります。

結果、リーダーになっても不適切な行動が改められないケースを目の当たりにすることがあります。

また、上司からフィードバックがない場合、仕事を任された部下が成長できないだけではなく、
最悪の場合、業務自体が停滞してしまうこともあるでしょう。

上司は部下の進捗を把握し、適切なフィードバックを行えるようにしておきましょう。

そのために、部下が担当している業務や進捗状況を把握できるようにしておくことが大切です。

さらに、チーム全体でもフィードバックを習慣化すると、
仕事の質や多様性への対応が向上する効果が期待できます。

フィードバックは人材育成や事業の成長に大きく貢献する手法です。
しかし、フィードバックをする側、受ける側の心理的な要素も関わるため、
実践においては日頃の関係構築や、フィードバックする側の客観的な観察力が求められます。

ということで
具体的な方法は、後日、紹介します。




posted by suzumura at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年06月27日

雑談を見直そう


雑談してますか?

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雑談の効用が見直されています。
私も、雑談が情報交換や情報収集、ネットワークづくりなどに効果的だと思っています。

ということで、雑談について、再度、考えてみましょう。


■ 雑談とは

雑談とは、とりとめのないことを気楽に話し合うこと。
職場において、仕事に関係のない話を短時間でキャッチボールしあうことは
とても効果的です。

昔は、就業時間内で仕事に関係のない話を続けることは、
ご法度とされている企業も多かったものです。

つまり、「さぼっている」という印象を与えていました。

でも最近は、この雑談こそが職場内の雰囲気をよくすると、注目されています。


■ 雑談のルール

職場内の雑談にはある程度のルールも必要です。
職場で、雑談を奨励する場合は、メンバー全員でルールを決めておくといいでしょう。

たとえば・・・
・相手の意見や考え方を否定しない。
・人の悪口を言わない。
・短時間(3分以内)で切り上げる。
・相手のプライベートに踏み込みすぎない。
・機密事項は話題にしない。

短時間で切り上げることも雑談のコツです。
話の途中でも切り上げるのです。
例えば、
「あっ、仕事に戻らなくちゃ」
「おっと、時間がきちゃった」
「じゃあ、またね」
などと言って切り上げます。

もし、もう少し話したい話題なら、
時間を決めて、あとで話す約束をしてもいいでしょう。


■ 雑談の効用

雑談にはこんな効果があります。
・人間関係が改善される。
・相手との距離感が縮まる。
・雰囲気のよい職場になり、チームワークも良くなる。
・アイデアが出やすくなる。
・ミーティングなど会議の場の空気がやわらぐ。

雑談はまさに距離を縮める効果があります。
ルールにのっとって雑談することで、相手は安心でき、気持ちがほぐれるというものです。


■ 雑談のコツ

雑談に慣れていない人に、コツをご紹介します。

・まずは、ごく短い会話から始める。
 一言二言程度の短い会話を繰り返すことによって、徐々に相手と打ち解けることができる。
 ほんの数秒のやりとりで話が終わってしまったら、「じゃあまた」「では」などと言って
  その場を立ち去る。
・天気や季節の話から始める。
 「天気」や「季節」関係の話は相手を選ばず、いくらでも展開できる。
・あいさつにひと言加える。
 あいさつは雑談を進めるための絶好のきっかけ。
 あいさつにひと言加えよう。相手へのプラスの声掛けは、距離を縮める。
・聞き上手になる。
 最初のフリは自分からだとしても、相手の話を聞こう。
 どんな話にも熱心に聞いてくれる態度は好感がもてる。
・結論、オチを求めない。
 雑談で大事なのは話の中身ではなく、楽しい会話。
 オチもなく、テーマがアチコチ飛んでいくのが雑談のコツ。
・ネタを仕込んでおく。
 新聞やニュース番組から旬の情報を集める。


■ まとめ

雑談が得意なのは、女性といってもいいでしょう。
ただ、ちょっと長引いてしまったり、他者の悪口に発展してしまう場合もあるかもしれません。

不思議なもので、他者の悪口、陰口というのは、盛り上がってしまいます。

また、「ここだけの話」など狭い空間の話は、より距離感を縮めるのですが、
よくありませんね。
要注意です。

雑談ルールもメンバー全員で決めるとより効果的です。
全員で決めることによって、納得ができ、ものです。
雑談は、異動してきた人の緊張感を和らげる効果もあります。
ぜひ、あなたから雑談してみませんか?



posted by suzumura at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年06月26日

改めたい言動は?



今、あなたが改めたい言動とは?

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人間、習慣化されている行動や言動があるものです。

でも、ちょっと待ってください。
その習慣化された言動に、もしかして良くないこともあるかもしれない・・・。

誰しも、薄々感じているものです。

「ああ、やっちゃったな」とか、後悔すること。

そこで、今日は、「今、自分が改めたい言動」を確認してみませんか?

特にビジネスシーンでのことを、考えてみましょう。

例えば、部下からの相談に対し、部下の話をじっくり聞くことなく、すぐにアドバイスをする。
例えば、つい、自分の過去の成功体験、つまり自慢話をしてしまう。
例えば、自分が仕事や会社に嫌気がさしていて、それが顔や行動に出てしまう。
例えば、部下の良くない言動を、パワハラと言われることが心配で、見過ごしてしまう。


もちろん、プライベートでも、改めるべき言動も、ありますよね。

気づくことで改善されます。

まずは、自分の日頃の言動をふりかえり、気づき、そして改めてみませんか?


ちなみに私は・・・。
研修講師としては、「情報を詰め込み過ぎがちになる」ことです。
受講者のみなさんには申し訳ありません。
つい、イロイロ伝えたくて・・・

改めます。




posted by suzumura at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月25日

今の自分にとって大切なことは?


今日も、ふと考えました。

今の自分にとって、大切なことは?

忙しい雑務に追われる日々。
本当に大切なこと、忘れていませんか?

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posted by suzumura at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月24日

働くことの意味


働くことの意味を考える

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働く意味合いは人によって違います。
もちろんどれが良くてどれが悪いということはありません。
またその強さも人によって違い、1つだけではなく複合的に重なり合って
仕事の価値観になります。

自分の働く意味、仕事の価値観をふりかえってみましょう。

参考文献:見波利幸「劣化するシニア社員」日本経済新聞社


1.次の中で「働くことの理由」として、
自分に当てはまると思われるものすべてに「」をつけてください。

■経済的理由
(  )1.今の生活を少しでも豊かにしたい
(  )2.自宅のローン返済までは、働き続けたい
(  )3.子供が社会人になるまでは、働き続けたい
(  )4.年金が支給されるまでは、働き続けたい
(  )5.今後の病気などの治療費として残しておきたい
(  )6.子供に介護の負担をかけたくない
(  )7.老後の蓄えを少しでも多くしたい
(  )8.子供に少しでの資産を残してやりたい
(  )9.孫のために使えるお金を用意したい
(  )10.退職後、豊かに過ごしたい

■仕事上の理由
(  )1.自分をもっと成長させたい
(  )2.やりたい仕事がまだ残っている
(  )3.成し遂げたいことがある
(  )4.自分の目標を達成したい
(  )5.自分の技術や経験を伝承していきたい
(  )6.責任を果たしたい
(  )7.自分のミッションを成し遂げたい
(  )8.役割をまっとうしたい
(  )9.キャリアをもっと広げたい
(  )10.自分の功績を残したい
(  )11.自分のスキルに磨きをかけたい
(  )12.退職後のために必要なスキルを身につけたい
(  )13.自分の能力を証明したい
(  )14.今まで働くことができた会社に恩を返したい
(  )15.働くこと自体が楽しい
(  )16.仕事以外、何もすることがない

■他人との関係性
(  )1.社会とつながっていたい
(  )2.仲間を作りたい
(  )3.仲間とともに仕事したい
(  )4.仕事の喜びを仲間とともに分かち合いたい
(  )5.みんなの役に立ちたい
(  )6.みんなから頼りにされたい
(  )7.みんなから敬われたい
(  )8.みんなから慕われたい
(  )9.家庭にいたくない

■上記以外の意味があれば、自由に書いてみましょう。



2.「」の中から、特に自分にとって大切だと思えること、3個程度に○をつけてください。
それがあなたの今の「働く意味、働くことの価値観」といえます。


■ 解説

どの価値観が良いとか悪いというものではありません。
どのような価値観であれ、その意味がその人にとって大切であればあるほど働く土台となり、
働くその人の強さとなります。

仕事の意味づけがしっかりとできていれば、
一時の不安や悲しみを抱えながらでも仕事に肯定的に仕事に取り組むことができます。

他にも「人生の意味づけ」や「家庭の意味づけ」などがしっかりしていれば、
精神的な健康に比例していくでしょう。

仕事を通して、あるいはその職場から「何を得たいか」「何を大切にしたいのか」
を踏み込んで考えることも大切です。


■あなたは今後、仕事を通して、あるいは自分の職場から「何を得たい」と思っていますか?
そしてそのために「何を大切にしたい」と思いますか?


posted by suzumura at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる

2024年06月23日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


6月も残り一週間。

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あっというまに2024年の半分が過ぎ去り、
2024年度の第一四半期も終わります。
まったく、はやいなあ・・・。

あて、日曜日です。
セルフコーチングの日。
今日も定番「この一週間をふりかえって」です。

1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.6月残りの1週間、やるべきことはなんでしょう?
7.やり遂げるためにどうしますか?


私自身、やり残していることが2件あります。
来週中にやり遂げたいです。
気持ちを強く持って。



posted by suzumura at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月22日

今週の教訓「伝える力と非言語」


伝える力 内容も非言語も大事


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今週もイロイロありました。

大谷選手の活躍、藤井さんの7冠、政治のゴタゴタ、梅雨入りなどなど・・・。

そんな中、東京都知事の七夕選挙も注目されています。
特に、女性同士の戦い。

東京都知事という大都市の首領を、女性同士が戦うというこれまでなかった構図が
クローズアップされています。

私も、ついつい二人に注目してしまいます。
・・・ほかにも、多くの人が立候補していますが。

小池さんの会見は、イロイロ練られた内容を堂々とし、
かつ落ち着いて、余裕のあるものでした。
さすがですねえ。

一方、蓮舫さん(れんぽうさんと言う人がいますが・・・)は、舌鋒鋭く切り込んでいます。

そこで、思うのが「伝える力って、大事だなあ」と。

大舞台では、きっと専門のアドバイザーなどがいて、
都民に訴える発言内容を指南しておられるでしょう。

発言内容のみならず、身だしなみをはじめ、声の調子、表情、態度も大切です。

蓮舫さんは、切り込むためか、厳しい表情が気になりました。
が、その後、笑顔もありました。
アドバイスがあったのでしょうか、自分で気づいたのでしょうか?

いや、もしかして、厳しい顔つきと笑顔も戦略なのかも・・・。

いずれにしても、伝える力、つまり話の内容をふくめ、
表情や態度など非言語も大事だなあと、再確認しました。

「自分は他人からどう見られたいか」を確認することからですね。

・・・あなたはどう見られたい?


posted by suzumura at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2024年06月20日

今の自分にアドバイスをするとしたら?


今日はシンプルに。

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今の自分に自分がアドバイスをするとしたら?

人生、迷うことが多々あります。
もしかして、日々迷っているかも・・・

困難なときは、おおよそ、自分が渦中にはまり込んでしまっていて、
自分を見失っているかもしれません。

そこで、客観的、俯瞰的に自分を見つめなおすために、
こんなセルフコーチングが効果的です。


今の自分に自分がアドバイスをするとしたら?


客観的にみることができ、
何か突破口が見いだせることができるでしょう!!



posted by suzumura at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月18日

メンタル不調者への声掛け


「いつもと違うと感じたら」

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ビジネスシーンにおけるメンタル不調は、
かれこれ15年以上前から問題になっています。

企業では、「ストレスチェック」を実施したり、
産業医や保健師などによる相談窓口を開設して対応しています。

とはいえ、経営環境、職場環境の激変により、
緊張やストレスが高まる場面は、前以上に増えているでしょう。

少し前の日経ビジネス(2024.04.15)では、「メンタルクライシス」をテーマに、
現状や対策を取り上げています。

参考になると思われる部分を引用します。


■ 労働者の8割「強い不安」・・・増えるメンタル不調予備軍

記事には、
「デジタル化・グローバル化の進展で事業環境の変化が目まぐるしくなり、
付加価値の生み出し方も変わった。
仕事の内容が年々複雑化し、緊張やストレスが高まる場面が増えている中、
20年には新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけた」とあります。

確かに、昨今の経営環境、職場環境の変化は激しくなっています。
さらに、
「コロナ禍で普及したリモートワークで、上司、同僚や顧客との意思疎通が難しくなり、
ストレスは高まらざるを得なくなった」とあります。

そんな中、
「ストレスチェックだけでは把握しきれない、適応型うつ病も植えている」
と指摘しています。

適応障害とは、生活の中で生じる日常的なストレスに
うまく対処することができない結果、
抑うつや不安感などの精神症状や行動面に変化が現れて社会生活に支障をきたす病気のこと。

確かに、ストレスや緊張が高い状態が続くと、対応できなくなってしまう場合もあるでしょう。

そこで、日経ビジネスでは、
「職場で仲間がいつもと違うと感じたら」声をかけようと提案しています。


■ メンタル不調者声掛けマニュアル

記事には「不調は突如として現れるのでなく、必ず前兆がある」としています。

本人が自覚していない場合も多いので、
職場の同僚や上司がそのサインを確認しようと提案しいています。


■「本人が自覚していないケース」
・体・・・頭痛、慢性的なだるさ、不眠、吐き気、食欲低下、下痢、便秘
・心・・・理由もなく涙が出る、新しいことに関心を持たない、趣味などを楽しめない、
    他人の行動にイライラする
・行動・・・仕事でミスが増える、仕事のペースが遅くなる、飲酒量が増える、オンライン会議で顔を出さない

・・・実は、オンライン研修で顔を暗くして表情がつかめない受講者がいました。
  もしかしたら・・・


■ メンタル不調者にかけてよい言葉、悪い言葉

記事には
「もし、自分の周囲にこのような『不調サイン』を出している仲間に気づいたら、
どのように声をかけて、対処すればいいだろうか」とし、
かけてよい言葉、悪い言葉を紹介しています。

<OKワード>
・体調どう?
・最近ちゃんと眠れている?
・顔色悪いけど何かあった?
・具合悪そうだから病院行ってみたら?

<NGワード>
・病んでいる?
・鬱っぽいね
・ストレス耐性ないね
・メンタル弱いね
・繊細だね
・精神科受診したら?

「まずは、体調を気遣う言葉をかけてみる」
「ただ、間違っても『メンタルが弱い』『繊細』といった、
 精神的に弱いことを指摘することはNG。
 そのとたんに心を開かなくなってしまうケースも考えられる」
と指摘しています。


■ おわりに

「気遣う」言葉かけは、大切ですね。
上司や同僚から、優しく気遣ってもらうたけで、ほっとすることができるものです。
あなたの一言が、相手を救うかもしれません。
そのためにも、マネジャーは部下たちを日ごろからよく観察することが大事ですね。

・・・おっと、「実は自分こそ気遣ってもらいたい」ですって?
お疲れ様です。



posted by suzumura at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年06月17日

コミュニケーション・ギャップ


コミュニケーション・ギャップは常にある

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言い間違い?聞き間違い?

指示したのに、指示通りにやっていない部下。
そんなときの部下の常套句は「聞いていませんが」。

事程左様に「言った・聞いてない」という行き違いはどこでも起こっています。
話し手と聞き手で、理解の仕方や内容に食い違いが生じることは
日常茶飯事かもしれません。

そんなコミュニケーションの食い違いを「コミュニケーション・ギャップ」といいます。

コミュニケーション・ギャップについては、このブログでも何度も紹介しています。
今日は、こんな理論はいかがでしょう。


■ 選択的知覚・選択的記憶

「ビジネス心理学100本ノック」榎本博明著(日経文庫)からの引用です。

コミュニケーションの食い違い、すれ違いが起こる理由とは
「だれもが自分に都合よく知覚し、記憶している」からという理論です。

「食い違いやすれ違いが起こる理由には、人間の自己中心的性格が絡んでいる。
実は、だれもが、自分に都合よく物事を知覚し(選択的知覚)、
自分に都合よくものごとを記憶している(選択的記憶)」というのです。

本書には
「たとえば、納期と決めたとしても、早く手に入れたいと思っている側は、
もっと早い納期だったような気がしてくる。
納期がキツイと思っている側は、もっと遅い納期だったような気がしてくる。
そこにすれ違いが生じる」とあります。

ということで
「このように記憶は都合よく変容する。
そのため、コミュニケーション・ギャップを防ぐには、
メールなどを使ってその都度確認したり、記憶を共有しておくことが不可欠である」
としています。


■ おわりに

確かに私たちは、自然と自分に都合の良いように解釈しがちですね。
あるいは、自分に都合の悪いことはなぜか耳に入ってこない、なんてことも。

リーダーは、誰にもこの「選択的知覚」と「選択的記憶」があることを念頭において、
部下に指示、命令する必要があります。
「聞いていません!」と言われないようにね。



posted by suzumura at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年06月16日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


6月も中盤。早いですね。
そんな日曜日はセルフコーチングの日です。

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今日も定番「この一週間をふりかえって」です。
その前に、「ふりかえりの効果」を確認しましょう。

■ 日常的なふりかえりの効果

・今まで意識していなかった細かい作業の改善点がわかり、業務改善につながる。
・自分の癖や行動を認識することができる。
・日常的な作業にも意味づけを行うことができる。
・よくない点だけではなく、よかった点も確認できるため、
 自分の成長を実感でき、前向きになり、挑戦意欲が高まる。
・より深い学びや気づきに繋がる。

イロイロな効果がありますね。

ちなみに、私の担当する研修では、最後に振り返りの時間を設けています。
でなければ、忘れてしまうでしょうから・・・。

ということで、この一週間をふりかえってみましょう。

1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.「教訓」にするとしたら、どんなことでしょう?
7.これからの6月後半、やり遂げるべきことはなんですか?
7.やり遂げるためにどうしますか?

蒸し暑さに負けずに、心身共に元気でのりこえましょう。


posted by suzumura at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月15日

今週の教訓{鋼のメンタル」


教訓「鋼のメンタル」

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「強いなぁ〜」と思う人がいます。
ひとりは・・・首相。

ほんと強いですね。
支持率とか、マスコミの評価とか、いろいろ逆風が強いと思うのですが、
なんだか馬耳東風?のような。
「鋼のメンタル」とも評されています。

うらやましい?
どうかな・・・?

自分が失敗したり、うまくいかなかったときに、
落ち込みすぎないように、気持ちを立て直し、気持ちを切り替え、前向きに考える、
この姿勢は、今の人生ではとても大切ですね。

なんせ、ネガティブな刺激が多い世の中ですから。

一方、トップの立場で、周囲の評価がイマイチだとか、
反論や反発が強かった時の場合はどうでしょう?

「鋼のメンタル」で乗り切るのか、そもそも「風や空気が読めないのか?」。


いずれにしても、心は強い方がいいですよね。一般的には・・・








posted by suzumura at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2024年06月13日

今、一番大切なことは?


日々、業務に追われる毎日ですね。

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様々な案件が、次々に降りかかっています。
解決しなければならない問題も、多岐にわたっています。

そんな中、ふと、冷静に、客観的にふりかえってみませんか?


今の自分にとって、大切なことはなんでしょう?


ぜひ、自問してみてください。


posted by suzumura at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月12日

「副業紹介」詐欺


今日(2024年6月12日)の新聞(日経、中日)に、
衝撃的な記事がありました。

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「副業紹介」19億円詐欺が

・・・ああ、流行りの「副業」でも、詐欺が行われていたのですね。
今や、イロイロな詐欺があります。
振り込め詐欺とか、国際ロマンス詐欺とか・・・
e-mailには、イロイロな方面からの疑わしい確認メールが届きます。
それも、何度も。
固定電話には出ません。

そして、今や厚労省が推奨し、ビジネスパーソンが注目している「副業」にも、
詐欺が横行しているとは・・・

私も、「副業」はいい制度だなあと思っています。

先がどうなるかわからない世の中です。
ビジネスパーソンが会社や国に頼らず、自分自身でキャリアを積んでいくためには、
副業が大きな経験になるでしょう。

その副業でも、詐欺が出るとは。
しかも、今回の詐欺の額が、2021年1月〜23年9月に、
約8,600人から、約19億円を詐取しているというのでう。

ああ、私同様、副業に興味を持つ人が多いのですねえ。
そこに付け込むとは、なんと頭のいい・・・なんて思ってしまいます。

ほんと、跳梁跋扈(悪人がはびこるさま)の時代ですねえ。

しかもその副業とは
「他人の相談に乗るだけで報酬がもらえる」というもの。

実は、私自身「こんな副業なら、私にもできるかもなあ〜〜」なんて、
思ったりして。
しかも、TVで紹介されていた記憶もあります。

まったく、この世の中、うかうかしていられませんね。
まあ、渋ちん(物や金を出し惜しみする人。 けちな人をいう俗な言葉)な私なので、
たぶん、大丈夫かも・・・
ちなみに、「国際ロマンス詐欺」には、
きっと、だまされないと思うのですが・・・

人生、なにがあるか、わかりませんが・・・



posted by suzumura at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の新聞

2024年06月10日

「人見知り」が多いそうな



「人見知り」な若者が増えている?

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先日(2024年6月4日 日経新聞)の「就活のリアル 上田晶美著」に、
興味深い記事がありました。

かいつまんで言うと、
著者が講義を担当する大学2校で、
「自分のことを人見知りだと思うか」と質問したところ、
ほぼ全員が手を挙げた、というのです。

それも、女子大でも共学校でも同様だったとか。

今時の若者は、人見知りだと思う人が多ということなのですねえ。
著者も「はやりなのだろうなのか」と驚いています。


■ 人見知りとは

Wikipediaによると
「人見知り(ひとみしり)とは、
従来は子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることである。

大人の場合は「内気」・「照れ屋」・「はにかみ屋」・「恥ずかしがり屋」の
言葉をあてるのが標準的である。

社会心理学では、シャイネスが「人間の持つ個性のひとつ」として捉えています。

シャイネスは単に対人関係に消極的なだけでなく、
緊張や気後れといった対人不安を伴う特徴がある、としています。

・・・「個性のひとつ」としてとらえるということは、前向きですね。

以下、多くの学者が「シャイネス」について論じています。

例えば、リアリーはシャイネスを「他者から評価されたり、評価されると予測することによって
生じる対人不安と行動の抑制によって特徴づけられる感情-行動症候群」と定義しています。

行動の抑制とは、口数が少なくなる、視線を合わせないなどの回避的行動や
過剰な微笑や同意といった防衛的な行動を指す、としています。

・・・ああ、口数が少ない、や視線を合わせないといった回避行動をとるのか・・・。
逆に、過剰な微笑や同意といった防衛行動もとることがあるのですねえ。


新入社員が馴染んできた6月中旬。
配属されてきた新人にも、こうした「人見知り」や「回避行動」、
「防衛行動」に気づくかもしれません。

そんなときどうするのか?

私的には、その人への声掛けや雑談を頻繁に行い、
距離を縮める方法がいいと考えます。
自己開示(自分のことを話す)も、効果的でしょう。
自分の新入社員時代の失敗談を伝えるとか・・・。


■ おわりに

この記事のテーマは「短所の書き方にはご用心」です。

つまり、「エントリーシート」の短所欄に「人見知り」と書き込まない方がいいという指摘です。
ほかにも「人づきあいが苦手」とか「友達が少ない」といった表現も
考えた方がいいとしています。

「採用側がそうした人を採用するか」というと、やはり厳しいといえるでしょう。
「なぜならば、ES(エントリーシート)で疑問があると面接によばれないかもしれない。」
・・・確かに、採用側となると、避けてしまうかもしれませんね。

そこで、「短所の書き方は、短所をカバーした書き方がよいのでは」、としています。

例えば、
「エンジンがかかりにくいが、本気になると長続きする」とか、
「一見明るく見えないが、実は友達が多い」などの例を挙げています。

・・・そうか、エントリーシートの短所欄は、気を付けた方がいいようですね。
「ものも言いよう」ですから。

それにしても、人見知りな人が増えているって、驚きですね。

なお、ネットには、自分が「人見知り」と考えるなら、その対処法がイロイロでています。

やっぱり、組織で働くなら、ある程度のコミュニケーションは必要ですから。
コミュニケーションとはスキルの集合ですから、
意識してトレーニングすることで、身に付けることができるでしょう。

ちなみに、私はぜんぜん人見知りでなく、「物おじしない」タイプです。




posted by suzumura at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション

2024年06月03日

チームワークを確認する



チームワークを確認しよう

20240514南知多空.JPG


6月も3日。
新しい組織もそろそろ慣れてきた頃でしょうか。

そこで、今の自分の組織のチームワークについて、ふりかえってみましょう。

簡単に確認できるチェックリストです。
これまでなんども掲載しています。
が、時の流れとともに変化しているかもしれません。
今一度、ふりかえってみませんか?


■ チームワークチェックリスト30

自分のチームに当てはまる項目に〇をつけてください。

1.会社の方針や理念が明確になっている
2.チームの方針や目標が明確になっている
3.メンバー全員が、チームの方針や目標を理解し、名言できる
4.チームの目標を達成するための手段や方法が明解になっている
5.メンバーは、チーム目標達成のための手段や方法を理解している
6.メンバーは、チーム目標達成のための手段や方法を実践している
7.問題解決のステップが明確になっており、メンバーは理解している
8.目標達成のための様々なアイデアやそれを実現する方法をメンバーが提案している
9.メンバーの知識、技術や技能は、高い方である
10.メンバーの技術や技能を高める教育訓練は、十分に行われている
11.メンバーのそれぞれの役割は、はっきりしている
12.メンバーは、自分のすべきことを理解し行動している
13.メンバーはチームの目標達成のために、率先して問題解決にあたっている
14.現場の必要に応じて、メンバーは役割以外の働きを行うことがある
15.メンバー全員、自分が何らかの責任を負っていることを認識している
16.自分のチームは、会社や他部署から認められている
17.自分やメンバーは、メンバー全員がチームに貢献していることを認めている
18.メンバーは、チームの成果を認めている
19.メンバーは、他のメンバーから認められ、支持されていると感じている
20.メンバー全員、自分は尊重されていると感じている
21.メンバー全員、お互いに積極的にコミュニケーションをとりあっている
22.メンバーが意見を述べるとき、他のメンバーはいつも熱心に聞いている
23.メンバー同士、お互いの意見の違いを尊重している
24.チーム内では、思いやりや他人を受け入れる気持ちが素直に表現されている
25.チーム内では、時には本音をぶつけ合うことができ、お互いに認めている
26.メンバー同士、協力し合っている
27.メンバー全員が、前向きに仕事に取り組んでいる
28.メンバーは自信に満ち、やる気にあふれている
29.メンバー全員が、今の仕事に誇りを持っている
30.自分のチームは、団結力が強い


■ おわりに

詳細にわたるチェックでしたが、いかがでしょう。
なにか、気づいたこともあるのではないでしょうか。

もちろん、これらすべてができていることは、理想像といえます。
チェックすることで自チームができていることには自信がもて、
モチベーションに繋がります。
できていないことに対しては、意識して取り組むこと。
今、できることから取り組みましょう。

また、メンバー全員にチェックしてもらい、
その後、どうしたら自チームのチームワークをもっと強固にするか、なんて
話し合ってもいいですね。

posted by suzumura at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2024年06月02日

セルフコーチング「5月をふりかえって」


5月をふりかえる


20240601野草.JPG


6月。
この6月もあっという間に過ぎ去るのでしょうね。
そして2024年の半分が終わる、ってこと。
ウカウカしておられませぬ。

さて、6月初めの日曜日。恒例セルフコーチングです。
今日のテーマは、「5月をふりかえって」
1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由は何だと思いますか?
3.ではうまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何だと思いますか?
5.次回うまくいくようにするためにはどうしたらいいでしょう?
6.6月を迎え、特に、やり遂げたいことはなんでしょう
7.やり遂げるためにどうしますか?

6月も、公私ともに充実した日々でありますように。


posted by suzumura at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2024年06月01日

今週の教訓「正直に話すべき」


今週の教訓「正直に話すべし」


20240514南知多海.JPG


今週もイロイロありました。
私事でも、イロイロありました。
考え深い出来事があったのです。

知らん顔しているか、言うべきか、と迷う案件です。
知らん顔していても、相手は何も言わないでしょう。
でもな・・・。
では、言ったとしたら、相手はなんと思うだろう?
言い訳をしているように映ってしまうし・・・。
腹を立てて、縁が切れるかも。

じゃあ、どうしたらいいのだろう?
などなど、あれこれ迷っていました。

そこで、どうなることが「理想?」
つまり、ありたい姿はなに?と自問してみました。
例の、問題解決技法です。

ありたい姿は、相手とこれまでのように良い関係が続くことです。

そこで、最終的に、話そうと思いました。
言い訳ではなく、事実を正直につたえようと。
そして、正直に伝えました。

すると、相手は、怒ることなく、参考になる情報を教えてくれたのです。
そこで、改めて今週の教訓です。
「正直に話すべき」。

人生でも、ビジネスシーンでも、そんな状況あるのではないでしょうか。

もし自分が、
相手から正直に伝えられたら、怒ったり、罵倒したりするのではなく、
事実を受け入れ、対応策を提案するものです。

今週の教訓「正直に話すべし」です。
この年になって、やっと、知りえたことでした・・・

posted by suzumura at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓