2023年03月29日

最近の若手社員@


最近の若手社員??

20230307満月.JPG

3月もあと3日。
あっという間に、4月、つまり新年度がスタートしますね。

新入社員をはじめ、人事異動の準備も着々と進んでいる事でしょう。

そんな中、ちょっと気になった出来事がありました。

とある、お店。
レジをしてもらおうとすると、若いスタッフさんがレジで戸惑っている。
レジがうまくいきません。
何度もやり直す。
が、うまくいかないのです。
そこへ、先輩スタッフが通りかかりますが、その若いスタッフさんはスルー。
見かねたおせっかいの私は、「レジがうまくいかないようですが」と、先輩スタッフに声をかけてしまいました。

ちょとしたアドバイスで、事なきを得ました。

そこで、思い出したのが、「最近の若手社員は質問しない」。

新年度で、新入社員、若手社員を迎える職場も多いことと思います。
最近の若手社員について、調べてみようと思いました。

詳細は、今後。



posted by suzumura at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2023年03月27日

仕事のモチベーションをあげるもの「外発的動機づけ・内発的動機づけ」


仕事のモチベーションをあげるものは?外発的動機づけ・内発的動機づけ

20230327満開桜?.JPG

まだまだ、WBC優勝の熱気が冷めやまぬ月曜日です。
選手の熱意や努力とともに栗山監督のリーダーシップについても、
次々に裏話が出てきていますね。

中でも栗山監督のメンバーのモチベーションをあげる力、素晴らしいですね。

そこで、思い出すのが、仕事のモチベーションをあげる要因として有名な
「外発的動機づけと内発的動機づけ」理論です。
「ビジネス心理学100本ノック」榎本博明著(日経文庫)からの引用です。


■ 外発的動機づけと内発的動機づけ

本書では、心理学者マレーの理論を紹介しています。
「探索行動や遊びのように、何ら報酬なしに、活動それ自体のためにとられる行動に着目し、
外発的動機づけと内発的動機づけを区別する必要がある」とし、
「私たちは、外からの報酬や罰に関係なく動く性質がある」と指摘しています。

これをビジネスの場面にあてはめ「給料、賞与、昇進、賞賛、表彰など
外的報酬によってモチベーションを高めることを外発的動機づけ」としました。

一方「好奇心、使命感、達成感、責任感、成長感、熟達感、充実感などの
内的報酬によってモチベーションを高めることが内発的動機づけ」です。

いつもいきいきと働いている人は、内発的動機づけされているとしています。

「仕事にやりがいを感じるから厳しさにも耐えられる、
仕事をしていると自分の成長が感じられる、
仕事をしていると時間を忘れ充実したときを過ごせる」
このような思いで仕事に当たっている場合は、
やりがいや成長感、充実感、達成感が仕事を動機づけていることになるとしています。

そうした内発的動機づけがあるからこそ、仕事の厳しさや、収入の少なさにもかかわらず、
熱心に仕事に取り組める、
という訳ですね。


■ 今のあなたは?

そこで質問です。
今のあなたのモチベーションを刺激しているのは「外的報酬」ですか?
それとも「内的報酬」ですか?

もちろん、生活をし続けるためには、給料は必須です。
でもそれだけではなく、使命感や達成感、成長感も大きいですね。

特に、今回のWBCの選手たちは、なによりも使命感や責任感などの
内的報酬が大きいでしょう。

あるいは、WBC選手に選ばれたという「賞賛感」や、
ここで活躍したらさらに評価が上がるという、これも他者からの評価も大きいでしょうね。

私的には、身も心も自由も休憩も犠牲にして有名になって億万長者になるって、
あまり興味がありません。
・・・だから今の状態なんだよ!って突っ込みが入りそう。
ま、普通に生活できて幸せを感じられる日々が続けばそれでいいと、
今は考えています。


■ おわりに

まずは、自分のモチベーションをあげる要因を考えてみましょう。
外的報酬の方が大きいか、内的報酬が大きいのか?
その中身はなんなのか?

次に部下たちのモチベーションを高めるためにどうしたらいいか。
個別に考えた方がいいかもしれません。
価値観が多様化している昨今、いろいろな考え方あるのでしょうから。

さらには、ミーティングなどでメンバー全員で共有しても面白いでしょう。
お互いの理解が深まるというものです。

それにしても、WBCのいろいろな舞台裏、面白いですね。
ずっと聞いていたい感じ。
彼らはすでに本拠地に戻り、これまでの生活、試合に黙々と取り組んでいます。
頭がさがりますね。


posted by suzumura at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | モチベーション

2023年03月26日

セルフコーチング「大切なことは?」


はや、3月も後半です。

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春待っただ中ですが、雨の週末でした。
桜、どうなってるかな?


今回の土日はWBCのふりかえり満載。
あたしもTVから次々に出てくる裏情報に興味津々で、観つづけていました。

そんな日曜日、セルフコーチングの日です。

今日は、シンプルに。

「今のあなたにとって大切なことは?」

ときどき、立ち止まり、
客観的に考えてみるのもいいのではないでしょうか。

人生、限られていますし・・・



posted by suzumura at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月25日

今週の教訓「WBCから」


WBCの何を教訓とする?


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まだまだ熱冷めやらぬ、侍ジャパンの優勝の軌跡。
さまざまなトピックスは、何度見ても飽きません。
さらに、コメンテーターの解説も納得です。

そんな土曜日のテーマは「教訓」です。

とうぜん、WBCに関わる教訓となります。
あなたは、どんな教訓を得ることができましたか?

私としての教訓、2点に絞りました。
「適材適所」と「説明責任」です。

1.適材適所
まったく、栗山監督の采配は素晴らしかった。
この場面ではこの選手のこの力、得意技を活かして勝つ。
すごく明解であります。
かつそれを導き出すためにすごく調査、観察のでしょう。
そのうけで状況に応じて、人材を配置する。
これ、マネジメント力の極意ですね。

ビジネスの現場では、「帯に短したすきにながし」的な状況でしょうが。
それでも、ここぞという場面では、適材適所をしたいですね、

2.説明責任
日本代表ですから、当然、日本中の実力者を集めています。
誰もが力を発揮できるでしょうし、そうできるように調整もしているはず。

とはいえ、上記の適材適所の観点から、状況に応じて、選択せざるを得ない。

そこで、
日本で一流と言われている選手が、選ばれないこともある。
栗山監督は、その選ばれない選手に対して、きちんと説明したというのです。

大切なことですね。
なぜ、今、自分は選ばれないのか・・・。
その人が納得できるように、きちんと向き合って、説明する必要があります。
だから、腐ることなく、一丸となって優勝を喜べる。

ネガティブ情報は伝えにくいものです。
特に日本人は。
それでもマネジャーとしては、その部下の将来にむけて
きちんと説明すべきですね。


■ おわりに

もちろん、今回の侍ジャパンは、実力者ばかりを集めています。
我々の日常マネジメントとはちょいとちがう。

それでも、縁あって預かった部下の能力を最大限引き出し、
部下の将来を見据え、部下の力が発揮できる分野に登用する。

大切です。

加えて、状況に応じて登用できないとか、
意見を取りあげることはできない、
希望しない部署に異動させる、
といった場面も多いでしょう。

そんなとき、決断した理由をきちんと説明することも大切です。

学ぶこと、多いですよね。

・・・栗山監督の新しいリーダー論の本も出版されるかも

posted by suzumura at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2023年03月24日

部下との信頼関係


部下と信頼関係を築く


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WBC優勝から2日目ですが、今日も朝からTVで楽しんでいます。
各局での捉え方、舞台裏の取材、コメンテーターなど、
いつまでも観ていたい、にわかファンの私です。

ほんと、イロイロなストーリーがありますね。

そして、
昨日もアップしましたが、今回の侍ジャパンの活躍から、いろいろなことが学べます。

特に、メンバーとの信頼関係構築の大切さを再確認しています。
ということで、今日は、部下との信頼関係構築をおさらいします。


■ 部下から信頼される行動

・率直に話す
・まずは耳を傾ける
・約束を守る
・言行一致
・他者を尊重する
・他者を信頼する
・透明性を高める
・間違いを認める
・間違いを正す
・忠誠心を示す
・コミットメントし続ける
・目標達成とチーム運営に情熱を傾ける
・結果を出す
・より上を目指す
・現実を直視する
・期待を明確にする
・決断する
・実践する
・説明責任を果たす
・新しいことにチャレンジする


■ おわりに

他にもイロイロあるでしよう。

今、部下から信頼されていますか?

部下から、あるいは上司から、取引先から信頼されるためにどうしたらいいのか、
今一度考えてみませんか?



posted by suzumura at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2023年03月23日

WBCからの教訓


今日(3月23日)も、WBC一色でしたね。
急ぎの仕事がないあたしは、今日もTV漬けでした。

20230301鉄塔.JPG


各局、いろいろな面から取材されていて、すごく楽しいです。
そして、メキシコ戦、米国戦は、何度見ても感動します。
(今、15:29、記者会見がスタートするようです)

宮崎合宿から、イロイロあり、考えさせられることばかりでしたよね。
そこで、思うのです。

今回のWBCの戦いから、自分にとって教訓となることはなんだろう?と。

そこで、ビジネスシーンでも役立つことをピックアップしてみました。
・選手ファースト(部下ファースト)
・夢は見るもんじゃない、叶えるものだ
・選手を信じる(部下を信じる)
・選手との信頼関係(部下との信頼関係)
などなど

他にもイロイロありますよね。

さあ、あなたは今回のWBC優勝から、どんな教訓を得ることができましたか?

そういえば、大谷選手の「憧れを捨てよう」もよかったですね。
素晴らしい人格者です。

私が一番得られた教訓は、土曜日に・・・

・・・

記者会見で、岡本和馬(最高でーす!)の発言について、
後ろにいる清水雅治コーチが笑っているのが、印象的です。
岡本選手、おもろいですねえ。

いずれにしても、WBCの監督、選手、コーチ、スタッフ、ありがとう!!


posted by suzumura at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2023年03月22日

侍ジャパン、優勝、おめでとう!!


すばらしかった!!
感動、感激。
涙もでちゃう。

すごかったですね。

で、あっという間に彼らは帰国。

イロイロ考えさせられる、WBC侍ジャパンの戦いでした。

教訓もあります。

さて、明日から正常運転か・・・

posted by suzumura at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年03月21日

セルフフィードバック


今のあなたに、あなたがフィードバックするとしたら? 

20230319御嶽山.JPG
(最近の御嶽山です。立派ですねえ。春霞のなかでも見ることができました)


春分の日です。祝日です。
自由業のあたしも、昨日からなんだかウキウキ。
その理由は、祝日ということと、WBCがあるから。
侍ジャパン、ガンバレ!!

トヨタ系のお会社では、今日は出勤日でしょうね。
お疲れ様です。
ま、他に連休が、ワンサカあるのでプラスマイナスO?
というか、プラス、つまりしっかり休日があるのがトヨタ系ですねえ。
羨ましい。賃上げもそうだし。

さて、そんな春分の日ですが、今日はこんなセルフコーチング、
ならぬ「セルフフィードバック」なんていかがでしょう。

今のあなたに、あなたがフィードバックするとしたら?

フィードバックについて、おさらいします。

■ フィードバックとは

ビジネスにおけるフィードバックは、
目標を達成するための行動やその結果について指摘する場面で使われます。
上司と部下や、マネージャーとメンバーなど、
1対1でフィードバックを実施するのが一般的です。
なお、フィードバックでは、主観による判断で相手の人間性を否定してはいけません。
根拠となる情報を提示したうえで、改善点を明確に伝える必要があります。


■ フィードバックの2つの方向性

フィードバックには、主にポジティブ・ネガティブという2つの方向性があります。
相手や状況によって使い分けが必要です。

(1)ポジティブフィードバック
相手の行動について「良い点」を評価し、
肯定的な言葉で成長を促すフィードバック方法です。
「まずは部下の努力をねぎらいたい」「部下に自信をつけさせたい」
などの狙いでフィードバックを行います。
前向きな内容なので、相手に前向きな気持ちになってもらえます。
部下は自己肯定感を強め、高いモチベーションで次の業務へ臨んでいくでしょう。

(2)ネガティブフィードバック
相手の行動について「改善すべき点」を指摘し、
成長や向上を促すフィードバック方法です。
「効果的でない行動を改善してほしい」
「現状維持ではなく、さらに上のパフォーマンスを期待したい」
など成長を促す狙いで行います。


■ フィードバックを効果的にする4つのポイント

@目標に結び付けて ➁具体的に ➂行動可能な Cタイムリーに
ただ単に、行動を指摘するだけでなく、上記の要素を踏まえたフィードバックが
効果的です。


■ セルフフィードバック

それでは、やってみましょう。
1.今のあなたの良い点、良い行動についてポジティブフィードバックをしてください。
(例)
・日々努力を続けている
・部下に対して常に笑顔で接している
・何事にも前向きにとらえ、積極的に行動している
・困難な事案にも愚痴を言わず挑戦している

2.次に、あなたの改善点についてネガティブフィードバックをしてください。
・落ち込むと顔に出る
・気分にむらがある
・投げやりな言葉が出ている
・好き嫌いで部下や上司と接してしまっている
・疲れたと言い過ぎる
・最近、心から休めていない


■ おわりに

いかがでしたか?
セルフコーチングもいいですが、
客観的に自分の行動をふりかえり言葉にするフィードバックもいいと思います。
きっと、気づきがあるはずです。

くどですが
侍ジャパン、ガンバレ!!
選手たちの努力と心が、伝わってきます!!

posted by suzumura at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月20日

賃上げは嬉しいことだけど


賃上げは嬉しいけど、他の満足感も必要

20230319レンギョウ.JPG


このところの物価上昇などを踏まえ、賃金を上げる企業が増えています。
いまのところ、大手企業が報道されていますが、御社はいかが?

社員にとっては、すごく嬉しいことですよね。
なんだかワクワクしますし、仕事へのやる気も上がる、というもの。

そこで思い出すのが、仕事に対する満足要因と不満要因という有名な理論です。
これは、
米国の臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した「二要因理論」なるもの。


■ 二要因理論「衛生要因と動機付け要因」

ハーズバーグは、
業務に対する不満をもたらす要因と満足をもたらす要因は異なるとし、
不満をもたらす要因を「衛生要因」、
満足をもたらす要因を「動機づけ要因」と定義しました。

・動機付け要因
仕事の満足に関わるのは、「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」
「責任」「昇進」など。
これらが満たされると満足感を覚えるが、
欠けていても職務不満足を引き起こすわけではないとされる。

・衛生要因
仕事の不満足に関わるのは「会社の政策や管理方式」「監督」「給与」「対人関係」
「作業条件」「職場環境」など。
これらが不足すると職務不満足を引き起こす。
とはいえ、満たしたからといっても満足感につながるわけではない。
単に不満足を予防する意味しか持たないとされる。


■ まとめ

ハーズバーグは、このように仕事に対する満足と不満足をもたらす要因は異なっており、
不満足の原因(衛生要因)に働きかけて職場の不満を取り除いても、
真の動機づけにはならない。
動機づけ要因への働きかけが重要であると指摘し、
「職務充実=動機づけ要因」の必要性を説いています。

したがって、賃金を上げたとしても、
喜びやモチベーションアップは一過性のものであって、
その高くなった賃金が当たり前となり、
その後さらに高い賃金を望むようになるでしょう。

モチベーション・マネジメントの観点からは最低限、衛生要因を満たすのが必須の条件として、
その上で動機づけ要因を満たすように、
仕事の与え方や業績評価お仕方を工夫する必要があるということになります。

なおハーズバーグは、「職場の人間関係」を衛生要件に位置づけていますが、
関係性を大切にする私たち日本人にとって、職場の人間関係は非常に重要であり、
職場の人間関係がモチベーションアップの要因となっています。


■ おわりに

確かに、「人間関係」は重要ですね。
いま注目のWBC日本選手団も、
チーム内の関係をよくする工夫を先輩選手が率先してやっていますね。

今回、賃金が上がって社員は喜んでいるでしょう。
けれど、それ(衛星要因の改善)に加えて、
動機づけ要因にも再注目する必要がありますね。


posted by suzumura at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2023年03月19日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


「この一週間をふりかえる」

20230310飛行機雲.JPG


今日の日曜日は暖かいです。
晴天なので、なんだか嬉しい。
昨日は午前中雨で、しかも寒くて、やはり身も心も縮こまって、
家籠りで何もできませんでした。

3月も後半に入ろうとしています。
先週に引き続き、WBC、がんばってほしい!!

そんな日曜日、セルフコーチングの日です。
今日も定番で行きます。

この一週間をふりかえって
1.うまくいったことは何ですか?
2.うまくいった理由はなんだと思いますか?
3.では、うまくいかなかったことは何でしょう?
4.うまくいかなかった原因は何でしょう?
5.3月も後半です。
  新年度が始まります。
  ということで、この3月末までにやり遂げるべきことはなんですか?

  
暖かで、桜も咲き始めた今日。
明日に向けて、充実した休日にしたいですね。

posted by suzumura at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月18日

今週の教訓「ターニングポイント」


教訓「ターニングポイントはいつかきっとやってくる。
これまでのように」


20230310満開モクレン.JPG


今週もイロイロありました。
やはりWBCですね。
連勝して、準決勝進出しました。
チョー早寝早起きの私も、夜更かしして応援しました。
ちょいと生活習慣がグダグダ。

野球に疎い私ですが、にわかファンにならざるをえません。
有名な選手のみならず、各球団で活躍している人もそろっていますね。

そんな中、注目を集めているのが「ヌートバー選手」。
活躍といい人柄といい、人を惹きつけます。
そんな彼も、1年前は全くの無名。
今回の日本招聘が彼のターニングポイントになったようです。

ことほどさように、人生にはターニングポイントがある。
転機、チャンスといってもいいでしょう。

お笑い芸人さんをみても、ターニングポイントを感じざるをえません。
特に「M1」。
優勝というターニングポイントがいかに大きいものか。

そこで思うのです。
人にはいつでもターニングポイントが訪れる
これが今週の教訓です。

ところが、与えられたターニングポイントやチャンスを生すためには、
やはりこれまでの努力が必要ですね。

ヌートバー選手もそうですが、招聘されたすべての選手を見ていて、
努力の必要性を改めて感じました。
その時がきたら、活かすために。

もう一度言います。
「人には必ずターニングポイントが訪れる」

日頃の努力で、そのターニングポイントをチャンスにする。
もちろん、ターニングポイントの後も、努力は必要ですね。

あと、2戦です。


posted by suzumura at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2023年03月17日

ホワイトボード、有効に使ってますか?


ホワイトボードでミーティングを活性化

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ビジネスシーンでは、対面でもリモートでも、
ミーティングや打合せ、会議って多いですよね。

生産性が高くないような会議も多いようで、
「時間のムダ」と感じている方も多いのではないでしょか。

そこで質問です。
会議でホワイトボードをうまく使っていますか?
特に単なる報告のための会議ではなく(多くありますが)、
なにかを決めるための会議では、ホワイトボードはとても有効です。
昨今、定着しつつあるリモート会議でもホワイトボード機能を使うことができます。

ただ私の経験では、例えば研修でグループ討議時にホワイトボードを使うように
お願いしていますが、有効に活用できていないケースが多いように見受けられます。

たとえば、出された意見をそのまま記入するだけとか、
板書役が書きに徹して発言しないとか・・・。
これでは効率的な会議運営とはいえないですね。

何度もアップしている「ホワイトボードの使い方」ですが、
改めてホワイトボードの有効な活用法を確認したいと思います。

ホワイトボードを上手く活用することで、時間を削減できたり、
生産性が数倍にもなるとも言われていますよ!!


■ ホワイトボードは会議に不可欠!

生産性の高い会議を行うためには、
参加者の間で目的や会議の進捗、そして結論の共有が大切です。
たくさんの意見が飛び交っても、全員が同じ方向を向き、
流れを共有していなければ有意義な会議にはなりません。

ホワイトボードで重要な情報を共有することで一体感が生まれ、
会議に集中できるというメリットもあります。

1.無駄な発言をカットできる
発言された意見をホワイトボードに書いていくため、似たような発言が出なくなる。
また、似たような発言でも、ホワイトボードに可視化されているため、
すぐに確認して次の話に進むことができる。
⇒ ちなみに、参加者全員に発言を求めたい場合は、
  似たような内容だとしても発言に耳を傾けること。
  異なる見解がある場合は加筆する。

2.すれ違ったままの議論がなくなる
ホワイトボードで議題や意見を確認することができるため、
議論の前提や方向性、認識が理解、共有されやすくなる。
5Wも利用して認識違いを防止しよう。

3.全員が参加しているという一体感を作り出せる
ホワイトボードに意見を書きながら議論すると、
全員の視点がホワイトボードに集まる。
全員が一点を見つめながら話し合うことにより一緒に考えているという一体感が生まれ、
「合意」の結論にも達しやすくなる。

ほかにも、「参加者が顔を上げる」と言う効果もあります。
紙の資料だけでは、みな資料を見て下を向きっぱなしになりがち。
顔を上げることで議論が活発になる。


■ ホワイトボードの役割

@ 会議の目的やゴールを共有する
最初に会議の議題やゴールなどを書いておくことで、
会議の目的やゴールを共有することができる。
口頭のみで説明するよりも、内容が頭に入りやすい。

A 会議の流れを可視化する
議論の流れを可視化するという役割もある。
話し合うべき議題がどの段階まで進んでいるかを全員が共有することができる。

B 決定事項を共有する
決定した内容や、今後の課題や改善策などをホワイトボードに書いておくことで、
決定事項を全員で共有できる。
参加者の誤解や確認漏れを防ぐこともできる。
また、会議終了後のホワイトボードを写真などで残しておくことによって、
議事録の代わりにもなる。


■ ホワイトボードに書いておくべき事項

これは大切です。以下の項目を書いておくだけで会議の質は向上します!
・会議名
・本日のテーマ
・所要時間(開始時間と終了予定時間)
・ゴール(出したいアウトプット)
 
これらを始めに書いておくだけで、脱線や結論が出ないといった問題が減る。
参加者の意識も共有できる。


■ 見やすくてわかりやすくするための書き方


1.発言をそのまま書くのではなく要点だけを書く
よくあるのが出された発言をそのまま書いていくケース。
これでは時間がかかり、議論が中断してしまう可能性がある。
また、言いたいことのポイントがわからなくなることもある。
そこで、要点だけをまとめて簡潔に書く。
発言内容を、一言一句書く必要はなく、箇条書きしながら簡潔になるように工夫する。
ただし、後から見ても内容がわかるように意見をまとめる力も必要。
まとめることが苦手な場合は、まずはキーワードをピックアップし
意図が伝わる程度の文章で書く。
発言をしばらく聞いて、ある程度意図がつかめてから書き始めるといい。
なお、書出したことについて、発言者に内容の確認をとることも効果的。
いずれにしても、発言者が「何と言ったか」ではなく、「何を言いたかったか」を汲み取ることがポイント。

2.見やすい文字で書く
ビジュアル的に「見やすく」書くことも大切。
文字は大きすぎず、小さすぎず、最後列の人が認識できる大きさで。
ホワイトボードに書く文字は「斜体」は見にくい。
あえて丸い文字、あるいは角ばった文字で書くように意識するといい。

3.マーカーの色を使い分けて書く
通常の発言は黒で、重要事項は赤や青などに変えるなど工夫することで
わかりやすくなる。
後から見直しても、何が重要か一目でわかる。

4.強調の技術を用いる
・文字を大きく書く、太字にする
・文字を囲む、下線を引く
・マークをつける
・図やグラフを用いて情報をわかりやすく整理する。


■ おわりに

ダラダラで結論が出ない、誰が何をやるのか決まらない、
など会議の非効率さは、多くのビジネスパーソンが思っていること。

そんな会議の不具合をカイゼンするために効果的なのがホワイトボード。
「スピード」「モチベーションコントロール」「議論の発散と収束」などを意識しつつ、
ホワイトボードを有効活用することが必要ですね。  

また、自分がホワイトボードを使って議論をまとめることによって、
確実にリーダーシップも身につきます。

たとえ失敗したとしても、大丈夫。
しっかりとふりかえることで改善し、かつトレーニングだと認識しましょう。

ということで、あなたも、あなたの部下にもホワイトボード書きを指名してみませんか?

・・・この、ホワイトボードの使い方、レクチャーとワークしたいです!!

posted by suzumura at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーシップ

2023年03月16日

いよいよ準々決勝「負けたら終わり」


ここまで順当に勝ち進んできた、侍ジャパン。

先週からTVでは、特集で大盛り上がり。

さすがに、飽きるかなあ・・・と思っていたけれど、
さすがTV。
あれこれ、選手に関する話題を提供してくれています。

さあて、今夜はどうなるか。

負けたら終わり。

・・・ちょいと、選手などのいいところばかり報道されすぎでは・・・
なんて、思っちゃいますが。

がんばれ、日本!!


posted by suzumura at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2023年03月12日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


この一週間をふりかえる

20230306ミモザアカシア.JPG


3月も中盤。
巷ではWBCで盛り上がっていますね。
あたしもにわかファンで、つい熱くなっています。

一方で、花粉症がひどい。
特に昨日はひどくて、一日中ぐったりでした。
今日はそうでもない。

今日、日曜日はセルフコーチングの日です。
今日も定番で行きます。

1.うまくいったことは何か?
2.うまくいかなかったことは何か?
3.うまくいかなかった原因は何か?
4.もし冒険するとしたら、なにをする?



今夜は、ニュージーランド戦です。
がんばれ!!

posted by suzumura at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月11日

今週の教訓「慧眼」


適者をみつける


20230301梅.JPG


今週もイロイロありました。

大きな出来事がH3。
がんばっていたのにねえ・・・
結果には原因がある。
で、失敗から、何を学ぶ?

その他に、大きなことは、やはりWBC。
野球に興味のないあたしも、昨夜は観ていました。

そこで思うこと。
栗山監督って、すごいね。
今や、日本国民の人気者「ヌートバー選手」。
よく、見つけてきたよね。

まさに、慧眼(けいがん)。
慧眼とは物事の本質や真偽を見分ける洞察力。
その根底には、暑い情熱、たくさんの想い・・・があるのでしょうね。
頭が下がります。

組織のマネジメントには、慧眼力も必要です。

さあ今日は、チェコ戦。
がんばってほしい。
村上様も、がんばって!!

あたしは、今日は「花粉症」真っただ中で、お疲れぎみです。
な〜〜んもしたくないです。



posted by suzumura at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2023年03月10日

自分へのアドバイス


ほんと、暖かくなって、身も心もほどけています。

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巷では、WBC一色?
大谷選手、ヌートバー選手、ダルビッシュ、村上様などなど、
期待。
期待しすぎ?
と思うくらいの報道です・・・

そして、明日3月11日は、東日本大震災の日。

色々ありますねえ・・・

そんな中、今朝、ふと思いついたことがあります。

ずばり、
「今の自分に、自分がアドバイスするとしたら?」


あなたも、あなたにアドバイスしてみませんか?

なにかしら、道が開けると思います。


今の私なら・・・
「せっかくだから、ちょいと冒険してみたら」
なんてね。

posted by suzumura at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月08日

幸せを構成する要素


こんな時代だからこそ、幸福を考えてみる

20230211菜の花.JPG


世の中、大変な状況が続いています。
コロナ禍もあり、ウクライナ侵攻もあり・・・

そんな今だからこそ、幸福を実感してみませんか?

そこで、
ポジティブ心理学の第一人者「マーティン・セリグマン」の提唱したモデルを
紹介します。


■ 幸せを構成する5つの要素

セリグマン先生は5つの要素を「PERMA(パーマ)」として提唱しました。
最近、ここにバイアリティを加えた方がいいという議論があるようです。

P=Positive Emotion (ポジティブ感情)
E=Engagement (熱中)
R=Relationship (人間関係)
M=Meaning (意義)
A=Achievement (達成感)
+X=Vitality (身体的活力・健康・生命力)


詳しく見ていきます。

・ポジティブ感情
文字通り、前向きで明るい感情をもつこと。
出来事に対してポジティブ感情を持つことは幸せにつながります。

・熱中
時がたつことを忘れるほど、何かに没頭すること。
熱中することがあると幸せですね。
ちなみに、没頭する状態をフローといい、幸せに深く関係します。

ただ、フローと何も感じないほど熱中している状態なので、
フローになったときに幸せな気持ちが湧くわけではありません。

・人間関係(他者との関わり合い)
人は誰かとの結びつきを感じられるとき、幸福感が増大します。
職場に尊敬できる上司や先輩、頼もしい同僚がいてくれれば、勇気づけられます。
親しい友達とおしゃべりをしたり、恋人と過ごしたりするときは
楽しい気分を味わえます。
また、つらい経験をしたときや悩んでいるときは心の支えとなってくれることでしょう。
大切な家族との結びつきが感じられた時は、安心感に包まれます。

・意義(意義を見い出すこと)
人は嫌なことや何の意味も感じられないことをやり続けているとストレスがたまり、
体調を崩してしまうこともあります。
しかしどれほど大変でも、苦しいことでも、それを上回る意味や意義があれば、
幸せを感じることができます。

たとえば、受験勉強など気の進まないことでも
自分が行きたい大学へ合格するためなら、
気持ちが前向きになりがんばることができます。

・達成感(何かを達成すること)
仕事でも趣味でも、目標をもって取り組み、それをやりとげたとき、
大きな達成感が得られます。
やり遂げたことが自信になり、新たなことに挑戦する勇気が湧いてきます。
そして次なる目標に向かって、また挑戦し続けます。

このサイクルを繰り返すことで、私たちは少しずつ成長することができ、
そして幸せを感じることができます。

・身体的活力
いわば健康な状態であり、活力ある生活を送れること。
幸せを感じる基本ですね。


■ おわりに

今のあなた、上記の6つの幸福の要素、どれぐらい満たされていますか?
大変なご時世ですが、そんな中でも幸福を感じられるよう、
意識を変えて日常と向き合ってみてもいいのではないでしょうか。


2023年03月06日

マネジメントサイクル「PDCA」


マネジメントの基本「PDCA」


20230301梅.JPG


マネジメントのみならず、新入社員からベテラン社員まで、
ぜひとも身につけておきたいのが「PDCA」サイクルです。

ご存知の方も多いでしょう。
今日は、この「PDCA」をおさらいしてみましょう。


■ PDCAとは?

仕事を、
Plan(計画)⇒ Do(実行)⇒ Check(検証・評価)⇒ Action(改善・工夫)
の順番で進め、
仕事の効率と質を向上させること。
マネジメントサイクル、デミングサイクルとも呼ばれています。

米国の統計学者「ウィリアム・エドワーズ・デミング」が提唱したとされ、
今や経営や仕事をマネジメントする基本となっています。

仕事を着実に進めるためには、明確な目標と周到な計画が必要です。
それを十分に理解した上で、計画にそって実行していくのが効率よく仕事を進める要です。
さらに大切なのは、仕事をやりっぱなしにせず、成果や進め方を検証することです。
うまくいかなかったにしろ、うまくいったにしろ、
計画ややり方について改善や修正を施し、
同じような失敗をしないために、あるいはもっとうまく進めるために、
得られた教訓を次の計画に反映させていきます。

このサイクルは、一度回して終わりではなく、
何回も繰り返す中で継続的に仕事が改善されていきます。

ことに昨今の経営環境の変化が激しい時代では、
日々ふりかえることと改善、修正することが必須といえます。


■ PDCAサイクルの目的

 社員には、与えられた仕事を、指示に基づいて期限までに、
ミスなく遅滞なく確実にやり遂げ、目標を達成することが求められています。
 更に、目の前にある仕事を指示された通り黙々とこなすだけではなく、
チャレンジ精神をもって仕事のやり方を自ら考えだし、
作業効率の向上や作業の質、結果の質を高め、より高い目標達成を目指すという、
自発的、主体的な働き方(自立型社員)も求められています。

これらを実現するためには、
Plan(計画)⇒ Do(実行)⇒ Check(検証・評価)⇒ Action(改善・工夫)
のサイクルを回しつづけることが必要です。


■ PDCAの実践ポイント

1.Plan(計画)のポイント
@まずは、仕事の目的や方針、目標を明らかにするとともに、
 QCDSM(品質、コスト、納期、安全、士気)を把握する。
A現状を正確にとらえる。
 目標達成に必要な5W2H(誰が、何を、いつまでに、どこまで、どうやって、
 どれくらいなど)を確認して、わかりやすい計画を立てる。(見える化)
B数値目標を立て、なぜ、何のためにその目標を立てるのかを考え、
 検討を重ねながら、できるだけ具体的かつ現実的なアクションプランを考える。
C最後に、この計画で目標が確実に達成できるかを再検討する。

2.Do(実行)のポイント
@計画にそって着実に実行しながら、計画の進捗度合を測る。
A単にプランを実行するだけではなく、この方法で本当にいいのか、
 ほかに有効な方法はないのかを考えながら進めることも大切。
B期限内に完了するよう効果的、効率的な業務遂行を意識する。
 ムリ・ムダ・ムラの排除
C途中でミスやトラブル、不具合が発生したら、すぐに関係先に報告し対策を打つ。
 バッドニュースファースト ⇒ 計画の修正・協力の依頼。
Dチーム内での協力や声のかけ合いなど、コミュニケーションも必須。
 わからないことは、躊躇せず積極的に「質問」しよう。
 *「ホウ レン ソウ」+5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の視点

3.Check(検証・評価)のポイント
@成果の達成度ややり方を検証、評価し、成功や失敗の原因を分析する。
 目標が達成できたか、計画通り仕事が進んだかなど、問題や不具合を検証する。
A計画通りに実行できた場合はその成功要因を、計画通りに行かなかったので
 あればどこに原因があったのかを分析して洗い出し、検証を行う。
 *三現主義「現地・現物・現実(現認)」で評価。
B目標、計画、作業の進め方、協力などが効果的、効率的であったか、検証する。
 「5S、ムリ・ムダ・ムリ排除」の視点で検証する。
C目標が達成できなかった場合は、不具合を発生させている原因を追求して、
 真因を把握する。(なぜ、なぜを5回)
*仕事の途中でcheckすることも必要 ⇒ 計画・目標の変更あり

4.Action(改善)のポイント
@「Check」で洗い出した成功要因や失敗要因について、どうすればできるようになるか、
 どうすればうまくいくのかなど「改善策」を考える。
Aうまくいった点は、更にうまくいく方法を考える。
B目標や計画、進め方などをどうしたらもっとレベルアップできるかを考える。
C場合によっては「やめる」(PDCAサイクルを止める)という判断を行うこともある。
D改善点は、できるかぎり文書化して共有する。(標準化)

そして・・(P)計画を立て直す。
このようにしてPDCAサイクルを回し続けていきます。

■ PDCAがうまくいかない原因と対応法

PDCAがうまくいかず失敗してしまう原因は、
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の各ステップにあります。
途中で壁にぶつかったり、頓挫しそうになったりしたら、
以下の項目をチェックしてみてください。

1.Plan(計画)
・目標や計画が曖昧。
・設定した数値目標が高すぎて計画倒れになっている。
・目標に至るまでのアクションプランが描けていない。
 (ヌケモレがある。あるいは具体的なアクションをするには具体性が欠けている)
・目標や計画がメンバーで共有されていない。

目標を設定したら、実現可能かどうかを自分なりに検証したうえで、
抜け漏れのないよう計画を立てることが大事。

2.Do(実行)
・「絵にかいた餅」状態になっていて、実行されない。
・計画がきちんと立てられていない。
・実行イメージができていない。
・おおよそできたところで実行や止めてしまう。
・途中で検証せず最後まで進めてしまう。

いわゆる「見切り発車で始めてしまう」「ただがむしゃらに頑張る」というケース。
Planの段階でしっかりアクションプランを立てられていれば防げる失敗。
まずはしっかり計画を立て、それに沿って行動することを意識する。

3.Check(評価)
・やりっぱなしで、検証も評価もしない。
・目標や計画が曖昧で、検証できない。
・曖昧な検証で主観的な評価が多い。
・原因追求が責任追及になってしまう。

評価をおざなりにするケースが多い。
また、早く成果を出したいあまりに、「おおよそこれで大丈夫だろう」と
抽象的で主観的な評価を下すケースも少なくない。
評価があいまいでは改善もできない。
事前に立てた数値目標を基準に、定量的な観点で客観的に評価することを意識する。

4.Action(改善)
・改善する内容が明確になっていない。
・失敗や反省が次に活かされない。
・改善策が間違っている。
・やり方を改善せずにガンバリズムに陥った。
・上っ面の改善策でお茶を濁した。

的確な評価を行い、改善点が明確になったとしても、
実際に改善が成されなければ意味はない。
改善につながる方法を複数考えて実行し、トライアンドエラーを繰り返すことが重要。


■ PDCAのメリット
・目標ややるべきことが明確になる
・行動に集中しやすくなる
・業務の一連の流れをシンプルに4段階に分けてあるので実行に移しやすい。
 個人でもPDCAに沿って行動すれば、業務改善を実現し成果を上げることができる。
・PDCAを通して現状の課題が明らかになる。
・PDCAを回す中で、必然的に不足している点や課題点が明らかになり、
 打つべき策が見えてくる。
・PDCAを通して、計画を立ててから実行することの大切さ、
 やりっぱなしではなくしっかり振り返り検証することの大切さ、
 そしてそれをもとに改善することの重要性が理解できる。

■ PDCAのデメリット
PDCAには、「ゴール」という視点が欠けている。
・ゴールを意識することで、事前準備に時間を使うようになり、
 変化にも臨機応変に対応できるようになる。
・計画ではなく、本来のゴールに対して振り返りを行い、次回以降に活かす、
 といった好循環を生み出すことができる。
・ゴールを設定せずに見切り発車的に業務に着手してしまうことで、
 たくさんの手戻りを発生させ、同じ失敗を繰り返すという悪循環につながる。

そこで、より有効なのはG(Goal)-PDCAだという考えもある。


■ おわりに

イロイロ効果のあるPDCAサイクルですが、
今や「時代遅れ」とか「古い」ともいわれるようになってきました。

<理由>
1.「Plan(計画)」の部分に時間をかけすぎ、スピード感に欠ける。
IT技術の発展に伴い、スピード感を持って効率的に業務をこなしていかないと、
競合他社に遅れをとってしまう時代になりました。
ニーズや価値観が目まぐるしく変化していく現代において、
計画に時間をかけてしまうと実行しようとしたときには既に流行が変わっている、
なんてことも起こってしまうのです。

2.経営環境の変化が激しく、計画通りにはいかない。
IT技術の発展によって世の中がVUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)の状態に
なっていると言われています。
このような状況の中で、まず計画を立てる必要のあるPDCAサイクルは
計画の段階から勧めなくなる可能性が高く、
時間やコストがかかると言われるようになってしまいました。

確かに、PDCAは、計画に時間をかけすぎるきらいがあり、
時間をかけている間に、市場、業界はどんどん変化していく、
といったこともありそうです。

また、今や計画通りに進まないのが経営。
社内のみならず、国内、海外、自然災害など、
いつなんどき計画変更をせざるを得ない状況が増えています。

とはいえ、基本的なマネジメントサイクル「PDCA」は、押さえておくほうがいいでしょう。
その上で、外部環境、内部環境の変化にもスピード感を持って対応できる仕組みづくり、
組織作りも大切ですね。



posted by suzumura at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり

2023年03月05日

セルフコーチング「この一週間をふりかえって」


一週間をふりかえる

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ひな祭りもおわり、3月も5日。
3月もあっという間に過ぎ去り、新年度が始まるのでしょうね。

すでに、人事異動、組織変更の内示が出されているお会社もあるでしょう。
新しい上司を迎える人も、新しい部下を迎える人もいるでしょう。

そんな日曜日、セルフコーチングの日です。

今日も定番で行きます。

1.うまくいったことは何か?
2.うまくいかなかったことは何か?
3.うまくいかなかった原因は何か?
4.次の一手は何か?



あっという間に過ぎ去るであろう3月です。
ちょいと気合を入れて、充実した日々にしたいですね。


posted by suzumura at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング

2023年03月04日

今週の教訓「記者会見はとても重要」


今週の教訓「記者会見」


20230101実.JPG


今週もイロイロありました。
惨い事件もありましたね。

高齢者の運転は、本当に注意しなければなりません。
少年の心の闇? 時々発生しますね。
そういう衝動を持つ人間、いつもいるのでしょうか?

そんな中。
「あ〜〜あ、やっちまったな」と思ったのが、老舗温泉旅館の記者会見です。

正直というか、状況を読めていないというか。

準備とかリハーサルとか、想定問答していなかったのか?と思ったのですが、
どうやら資料を見ながら発言しています。
ということは、想定問答集を作成している?

それにしても、
記者会見なら、こういう質問があり、それにはこう答える、
と事前に対策を打つはずですが。

誰か、助言する人、いなかったのかな〜。

不祥事は、どこでもいつでも起こりうる問題です。

日頃から、他社事例を参考にして、しっかり準備をしておくことが必要です。


ところで、温泉によっては、温泉水を飲むところもありますが、大丈夫でしょうか?
ヌルヌルも・・・?


posted by suzumura at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓

2023年03月02日

マネジメントの機能


マネジメントの機能

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3月が始まりました。
2022年度も最後。
すぐに2023年度が始まります。あっという間です。

そんなこんなで、今日はマネジメントの機能を再確認してみましょう。


■ マネジメントの機能

1.目標達成管理の機能
・経営理念や会社方針、会社目標などを踏まえ、職場目標を設定する。
・職場目標の達成のために、何をどうすべきかを十分に考え、
 具体的な計画を立てる。
・計画・手順・目標・目的などを明らかして、具体的に部下に指示を出す。
・期限内に仕事を確実に完了させるよう、全体の進み具合を管理・監督する。
(PDCAを回す)

2.職場の問題解決の機能
・必要な情報や事実を収集し、現場状況を常に把握する。
・状況変化や問題発生に対し、本質を明らかにして的確な解決を図る。
・発生した問題を繰り返さないように、改善策を徹底する。
・業務上の問題だけでなく、人間関係の問題も解決に取り組む。

3.職場運営とチーム作りの機能
・職場の目標やありたい姿を部下にわかりやすく伝え、
 メンバー全員が同じ方向を向くよう導く。
・メンバー全員が、仕事にやりがいを感じ、前向きに取り組むように働きかける。
・新しいことにチャレンジする意義を部下にわかりやすく説明し、促進する
・チームの活性化に向けて仕組みづくりを行う。

4.部下の指導育成の機能
・部下の技能や技術、意識レベルに合わせた指導を行う。
・部下の成長に合わせて、段階的、計画的、重点的な育成を行う。
・部下の能力やスキルを高める機会を与える。


■ おわりに

上記4つの機能は、マネジメントの基本機能です。
今一度、マネジメントの機能、
できているかどうかを再確認してみませんか?




posted by suzumura at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる