働きやすい職場づくり
まずは信頼関係をつくろう
「働きやすい職場づくり」は、今日でもリーダーのテーマのひとつです。
これから、働きやすい職場をつくるための7つのステップを紹介します。
1.信頼関係の土台をつくる
2.部下からの信頼度をチェックする
3.職場の働きやすさを診断する
4.部下のやる気を引き出す
5.メンバー同士の理解を深める
6.組織の一体化を図る
7.情報共有のしくみをつくり活用する
今日は、
「信頼関係の土台をつくる」です。
■ 部下からの信頼度をセルフチェックする
まずは、部下からの信頼度について、セルフチェックしてみましょう。
当てはまるものに〇をつけてください。
1.部下の意見を聞かないことが多い。
2.嫌な仕事を部下に押し付ける傾向にある。
3.部下とのコミュニケーションがあまりとれていない。
4.いきなり怒鳴ることがある。
5.自分の保身が何よりも重要だと思う。
6.気の合わない部下の悪口を、つい言ってしまうことがある。
7.話を大きく広げたり、気分で仕事をしてしまうことがある。
8.部下の業績を自分のものにしたことがある。
9.良くないと思いながらも、好き嫌いで部下に接してしまう。
10.たまにヒステリックになり、取り乱すことが多い。
11.自分と違う意見を言う部下を馬鹿にする。
12.部下の小さなことには、イチイチとりあってはいられない。
13.部下を大声で威圧することがある。
14.ライバル社員や会社、社長の悪口をよく口にする方である。
15.問題社員は、早く異動させるか、辞めていってほしいと思う。
16.自分の言うことをよく聞く部下ほど、正直、かわいい。
17.何かと、会社や社長のせいにする。
18.部下に八つ当たりすることがある。
19.□ 部下の話は、全部聞かなくても大体わかる。
20.自分は、いつも正しいと思う。
■ チェック結果
「0個」信頼度 100%
部下はのびのびと自分の能力を発揮しており、
あなたが上司であることによるストレスをあまり感じていません。
部下にとって理想の上司と言えます。
「1〜5個」信頼度 70%
あなたが上司であることに、ストレスを感じている部下がいます。
そのことを意識して部下に接することが必要です。
「6〜10個」信頼度 50%
部下は案件に応じて、あなたに報告や相談するかどうかを判断しています。
部下を観察する努力を怠ると、情報不足等によるトラブルが生じます。
「11個〜15個」信頼度 30%
部下は案件に応じて、あなたに報告や相談するかどうかを判断しています。
部下を観察する努力を怠ると、情報不足等によるトラブルが生じます。
「16個以上」信頼度 0%
仕事はできても、あなたは職場で話したくない上司になっているかもしれません。
働きやすい職場にするために、
自分からコミュニケーション力を高める努力が必要です。
まずは、できることからスタートしましょう。
■ おわりに
もちろん、これはセルフチェックですから、
実際に部下はどうみているかはわかりません。
それでも、定期的にセルフチェックをすると気づきにつながります。
今日、気づいたことありますか?