働く意味を考える
三連休真っただ中。
自由業の私も、まったり、ほっとした気分です。
ということで、今日も「年末年始セルフコーチング」です。
今日のテーマは「働く意味は?」
働く意味を感じられなければ、働く意欲は非常に脆弱になります。
仕事へのモチベーションも低下し、
さらにはイヤイヤだとか、やらされ感覚で仕事場に向かうでしょう。
これでは、働くこと、会社に行くことが苦痛になってしまいますね。
そんな人もいるかもしれませんが。
たとえば、「たまたま受かった会社に入った」「これといった目標はない」
「自分のやりたい仕事は特にない」「将来、これをやりたいという強いものはない」。
こうした思いは、今の40代以降のビジネスパーソンに多いのではないでしょうか。
強い意味を持たないまま働き続ければ、難しい問題を避けてしまったり、
不平不満を口にだしていたり、無責任な言動をとってしまう原因になるでしょう。
それでも、最近の「人生100年時代」により、
改めて、自分の働き方を考え直している人もいるでしょう。
また、最近の新入社員をはじめ若手社員は、
「働く意味」や「働く目的」を非常に意識する傾向にあるといわれています。
そこで今日は、「自分にとっての働く意味」を考えていませんか?
働く意味合いは人によってそれぞれ違います。
もちろんどれが良くてどれが悪いということはありません。
働く意味の強弱も人によって異なり、
1つだけではなく複合的に重なり合って仕事の価値観になっています。
あるいは、時間を経て、変化していくものでしょう。
■ 働く意味セルフチェック
「働く意味」を考えるうえで参考になる、セルフチェックです。
1.次の中で「働くことの理由」として、
自分に当てはまると思われるものすべてに「」をつけてください。
<経済的理由>
( )1.今の生活を少しでも豊かにしたい
( )2.自宅のローン返済までは、働き続けたい
( )3.子供が社会人になるまでは、働き続けたい
( )4.年金が支給されるまでは、働き続けたい
( )5.今後の病気などの治療費として残しておきたい
( )6.子供に介護の負担をかけたくない
( )7.老後の蓄えを少しでも多くしたい
( )8.子供に少しでの資産を残してやりたい
( )9.孫のために使えるお金を用意したい
( )10.退職後、豊かに過ごしたい
<仕事上の理由>
( )1.自分をもっと成長させたい
( )2.やりたい仕事がまだ残っている
( )3.成し遂げたいことがある
( )4.自分の目標を達成したい
( )5.自分の技術や経験を伝承していきたい
( )6.責任を果たしたい
( )7.自分のミッションを成し遂げたい
( )8.役割をまっとうしたい
( )9.キャリアをもっと広げたい
( )10.自分の功績を残したい
( )11.自分のスキルに磨きをかけたい
( )12.退職後や転職のために必要なスキルを身につけたい
( )13.自分の能力を証明したい
( )14.今まで働くことができた会社に恩を返したい
( )15.働くこと自体が楽しい
( )16.仕事以外、何もすることがない
<関係性の理由>
( )1.社会とつながっていたい
( )2.仲間を作りたい
( )3.仲間とともに仕事したい
( )4.仕事の喜びを仲間とともに分かち合いたい
( )5.みんなの役に立ちたい
( )6.みんなから頼りにされたい
( )7.みんなから敬われたい
( )8.みんなから慕われたい
( )9.家庭にいたくない
2.「」の中から、特に自分にとって大切だと思えること、
3個程度に○をつけてください。
それがあなたの今の「働く意味、働くことの価値観」といえます。
■ 解説
どの働く意味、どの価値観が良いとか悪いというものではありません。
どのような意味、目的、価値観であれ、
それがその人にとって大切であればあるほど働く土台となり、
働くその人の強さとなります。
仕事の意味づけがしっかりとできていれば、
一時の不安や悲しみを抱えながらでも仕事に肯定的に仕事に取り組むことができます。
他にも「人生の意味づけ」や「家庭の意味づけ」などがしっかりしていれば、
精神的な健康に比例していくでしょう。
仕事を通して、あるいはその職場から「何を得たいか」「何を大切にしたいのか」
を踏み込んで考えることも大切です。
■ おわりに
繰り返しますが、
最近の若手社員、新入社員は、「働く意味」「働く目的」「働く価値」を意識しています。
若手社員を育成するうえでも、
上司として自分自身の「働く意味」を明確に持つことが必要でしょう。
そして、人生100年時代において働き続けることが求められる昨今、
しっかりした働く意味をもつことは大切ですね。
■ あなたは今後、仕事を通して、あるいは自分の職場から「何を得たい」と思っていますか?そしてそのために「何を大切にしたい」と思いますか?
■おわりに
人生100年時代。
定年延長もあり、70歳まで働き続けるという時代の
到来です。
ならば、自分にとっての働く意味合いを明確にして、
前向きに、イキイキと働き続けたいものですね。