運動は抗うつ剤と同様の効果あり?
引き続き「タル・ベン・シャハ―」著「人生を変える授業」からの引用です。
運動は、医者にとって「夢のような治療法」というのです。
■ 運動の効果
書籍では、大学の研究結果を紹介しています。
「うつ病と診断された患者の大半にとって、
週3回、1回30分間の運動を行うことは、
抗うつ剤を服用するのと同じような効果がある」
・・・ほお〜〜!そうなんだ。ですね。
タル先生は
「人間は体を動かすようにできている。
私たちはもともと昼食のために草食動物を追いかけ、
自分たちがライオンの餌食とならないように
走って逃げるようにつくられている」
としています。
・・・ああ、確かに確かに。納得です。
そして
「運動をしないと私たちの体は不調をきたし、
ビタミンやたんぱく質の不足と同じように、
なんらかの症状が現れる」
更に
「運動はうつ病に深く関連する不安や、パニック障害、
そしてストレス全般に効果がある。
運動は精神疾患に最も重要な効果のあるノルアドレナリン、
セロトニン、ドーパミンといった神経刺激伝達物質の放出を促す」
というのです。
更に更に
「自己評価や思考力、免疫力を高める、寿命をのばす、
よりよい睡眠がえられるといった副次効果がある」
・・・おお、これは、いいですねえ。
今の状況にピッタリです。
■ まずは
そして、このように提案しています。
今月、まずは週3回、10分間のウォーキングから始める。
翌月は運動する時間を少し伸ばし、
最終的には1回につき45分の運動を週4回できるようにしよう。
・・・そうなんですね。
まずはできることから初めて習慣化し、そして徐々に伸ばしていく。
これも、今にピッタリ!!
■ おわりに
今のstay home時期。
より運動することが求められます。
通勤もしないし、社内であちこち動くこともありません。
営業の方なら、顧客訪問といった動きもなくなりました。
ところで、
知人はテニスが趣味ですが、テニス場もクローズしているとか。
だから、ストレスが溜まると。
しかし、ウォーキングは好きではないと言っていました。
それでも買い物など外出する際にあえて歩くとか、コンビニまで歩く、
というのも手ですね。
あるいは室内で、踏み台昇降運動をする。
この季節、サイクリングもいいですね。
ぜひ、今日から、できることから始めてみませんか。
早朝ウォーキングは、超お薦めです。
朝の空気は気持ちがいいですし、ほとんど他者とすれ違うこと
ありません。