2020年02月03日

目的を明確にする


その行動の目的は、なんなの?

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新型コロナウィルスの脅威。
TVもほとんどこの話題です。
状況が刻々と変化しています。
早く収まってほしいものですね。

そんな昨日、TVでとある専門家の方が苦言を呈していました。
簡単にいうと、
「武漢の日本人を帰国させるために政府はチャーター機を用意した。
その目的はなんだったのか?」
という指摘です。

つまり、目的が明確でなかったのでイロイロ不手際が起こったのでは
ないか?
ということ。

確かに。
相部屋とか・・・

事程左様に「目的」を明確にすることと、
その「目的」を全員で共有することって大切ですよね。

さて、私の失敗談も聞いてください。

先日、久々に恩師にあたるような人、Aさんと会いました。
20年以上前に受講したセミナーの講師の方で、その後も交流を続けていました。
尊敬する人物の一人です。

先の年末、年賀状を書いていたら、
ふとどうしても会いたいなと思い、
5年以上ぶりに電話をしたのでした。

喫茶店で、お話をしました。
今どうしているの?などなど。

私の現状の話になり、あれこれ最近の状況を話すと、
アドバイスをしてくださいます。

私が
「そのことはもう前のことで、今はなんとも思っていません」
と伝えても、
なぜかそのテーマにそってあれこれアドバイスをしてくださるのです。
Aさんは私の参考になればと、色々考えてくださっていました。

2時間弱でお暇しました。

帰路、考えたのでした。

「私は、どうしてAさんに会いたかったのだろう?」と。

つらつら考えてみるに
「Aさんに突然お電話したのは、
人生の先輩であるAさんの生き様を聞きたかったから。
年を重ねていく過程で、どのように考えて生きているのかを」

つまり、Aさんと話をしたかった目的とは、
アドバイスをいただくことではなく、
ずばりAさんの生き方、人生の楽しみ方を知りたかったのです。

でも私は、はじめにその「目的」を伝えることなく、
背景や状況の説明から始めたのでした。

従って講師でもあるAさんは、それを受け取って、
良かれと思って「アドバイス」をしてくださったのでした。

やっちまった!
です。

特に、今回のような恩師にあたるような人、
昔の上司の人と久々にお目にかかるときは、
まず自分自身の中に、「目的」を明確にしておくべきでした。

ただ楽しいおしゃべりをして楽しむ「雑談」が目的なのか、
自分の悩みを聞いてほしいのか、
アドバイスがほしいのか、
相手のことを知りたいのか・・・。

自分の中で目的が明確になっていないと、
ついつい状況説明から入ってしまいます。
すると相手は、それを受け取り、役に立つ話をしようとする。

ビジネスシーンでも、話す目的を明確にしてから話すべしです。
・・・私自身、研修の中で伝えているのですが。

ということで、考えさせられる時間でした。

特にビジネスシーンでは、
すべてのことがらに「目的」、
簡単に言うと「なんのために」を明確にして臨んだ方がいいですね。

もちろん、部下、後輩たちとも、目的を共有しておくことも必要です。

目標も大切ですが、目的も大切。
「目的を明確にして話をするべし」
「目的を明確にしてことに当たるべし」
という教訓でした。



posted by suzumura at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 教訓