2019年12月19日

ダイアログで情報共有


ダイアログで語り合おう!

20191210どうダンつつじ紅葉.JPG

先日、とある研究会で、
「ダイアログ」形式で話し合いをしました。

設定されたテーマに対し、気ままに話しあう「ダイアログ」の効果を
実感しました。

なので、簡単にご紹介します。


■ ダイアログとは

ギリシャ語で「会話」の意味。
建設的な話し合い。対話。

米国の物理学者「デヴィッド・ボーム博士」が
中心になって開発されたもの。

ちなみに、
いろいろな進め方がありますが、
私が一番わかりやすいと考える方法をご紹介します。


■ 組織における話し合い「ダイアログ」

共通するテーマについて、気軽にできる話し合いです。

意見をまとめる必要はなく、
ルールを守り、お互いに尊重しあって
じっくり話し合うことで
状況や意味や、意識、気持ちなどが共有できます。

自分が発した言葉の中から、あるいは他者の言葉の中から、
新たな気づきや学びが生まれてきます。

会社での会議や、研修などで取り入れられています。


■ ダイアログの効果

目標達成や自分の成長、向上のためには、
経験からの学びが大きいといわれています。

経験から気づきを得て学びをより深めるためには、
他者との深い対話、つまり「ダイアログ」が効果的なのです。

ダイアログを通して、他の人の考えやモノの見方、とらえ方などを
分かち合うことによって、
問題解決の考え方や行動の参考にすることができます。


■ ダイアログの心得

ダイアログの心得は、ルールとともに、
事前に全員が共有しておきましょう。

1.体験談や主観をオープンに話す。
2.聴き手は話を否定せず、良いところは素直に承認する。
3.質問をして、より深い想いに耳を傾ける。 
4.意見や考え方などの違いがあったら、それを楽しむ。
5.結論を無理に決める必要はない


■ ダイアログの5つのルール

・相手の話や相手の考え方を否定しない
・問いかけて掘り下げる
・答えたくないこと、わからないことは答えなくていい
・自分で(自分たちで)できることを見つけ出す
・聞いた話は他言しないこと

この「心得」と「ルール」を事前に全員で共有し、
ルールなどを守ることを意識することが大事です。


■ ダイアログの進め方

進め方も諸説ありますが、
私の進め方についてご紹介します。

1.まず、話し合いのテーマを決定する。
例:「今、職場で一番問題だと思っていることは?」
 「職場のコミュニケーションを活発にするにはどうすればいいか?」
 「仕事で困っていることは?」
 「チーム目標を達成するには?」「働きやすい職場にするには?」

・・・テーマ決定は、事前に決めておいても、
当日出し合って挙手などで決めてもいいですね。

2.テーマについて、現状や経験談、その時感じたこと、
などをメモする。

・・・メモすることで確実に、全員が発言しやくなりますので、
  メモはお薦めです。

3.グループ内で、話し手がメモした内容に基づいて、
出来事やその背景、思ったこと、気づいたこと、
苦労したこと、困っていることなどを、じっくり語る。 

※グループは少なすぎても多過ぎても効果が少なくなります。
4人から5人がいいでしょう。

4.聴き手たちは、話し手の「経験や成果、物の見方、考え方など」
をルールに従ってじっくり受け取った上で、
質問やフィードバックを行い、相互理解を深める。

5.時間は、一人当たり15分〜20分〜30分。
じっくり時間をとって語り合うことが効果的です。
一人が語り終えたら、次の人が語ります。

6.ダイアログ終了後、感想や気づき、学びなどをふりかえり、
グループ内で共有する。

・・・結論を求めないので、ただただ話し合うだけでOKです。


■ 実施例

とある企業様の研修で実施した例です。

まず、最初にグループの場を和ますワークをしました。
話しやすい雰囲気、気を許せる場を創造することが大切です。

結果は、最初はとまどってたものの
数分でスイッチが入り、熱心に語り合い盛り上がっていました。

感想として、「気づきや学びにつながった」、
「仲間意識も芽生えた」「語り合うことが楽しい」
などの意見がありました。

ときには腹を割ってじっくり話し合うこと、
大事ですね。


■ まとめ

どんな人にも、自分にとって参考になる意見、
刺激を受ける見解がある。
だから、どんな人の発言に、耳を傾けるメリットはある。

無口な人も、饒舌な人も、
居丈高な人も、遠慮している人にも、
すべての人に、
他者に影響を与えるものがある。

これが、私の持論です。

年末。
少し時間を作って、
チームの課題について、自由な発言の場を設けませんか?

もちろん、話し手の話を否定しない、相手を尊重する
などのルールも必要です。

Netにもいっぱい情報があります。

「課題」は、メンバー全員から自発的に
出されたものから選ぶといいでしょう。

もし課題が思いつかなければ、
「今の職場で一番問題だと思っていること」を
テーマにしてもいいと思いますよ!


posted by suzumura at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり