2019年10月08日

大人の発達課題 クリアして生き抜こう!


今の発達課題を確認し、乗り越えて成長しよう!

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人生に悩みはつきもの。
子供の頃も学生時代も、社会人のときも、
そして老人になっても・・・。
その時々に、さまざまな悩みが沸き上がってきます。

そんな悩みの中に、「発達課題」といわれる
成長に必要な課題が含まれているのです。

子供の特有な課題だと思っていたら、
大人にも発達課題があるのですね。


■ 人間には8つの発達段階がある

米国の発達心理学の権威「エリク・H・エリクソン」は
人間には8つの発達段階あることを提唱しました。

そして、人間の発達は前段階の「発達課題」を達成することで
次の段階に進むと考えたのです。

8つの発達段階は、次のように分けられています。

1.乳児期(0歳〜1歳半頃)
2.幼児期前期(1歳半〜3歳頃)
3.幼児期後期(3歳〜6歳頃)
4.学童期(6歳〜13歳頃)
5.思春期・青年期(13歳〜22歳頃)
6.成人期(22歳〜40歳頃)
7.壮年期(40歳〜60歳頃)
8.老年期(60歳以降)


■発達課題

それぞれの段階に応じた課題は諸説ありますが簡単に説明します。

「乳児期・幼児期(0歳〜6歳ごろ)」
・好奇心の制限
 子供の道徳的な心を育てること
・仲間との遊び
 仲間との遊びを通して生活能力を習得していくこと
・愛着関係の形成
 親との安定した愛着関係を築くこと

「学童期(6歳〜13歳頃)」
・劣等感との戦い
 友達と自分を比較したり、喧嘩をしながら社会に適応する検索する
 (親が劣等感を植え付けていないか注意!)

「青年期(13歳〜22歳頃)」
・同一性の確立
 自分を孤立した一人の人間として確認すること
 不安定な時期で周りの環境に振り回され、感情の起伏も
 激しくなりがち。
 この時期や不安や苦しみを受け止める姿勢が重要。


■大人の発達課題

では、私たちの発達課題を見てみましょう。

「成人期(22歳〜40歳頃)」
・自分の幸せの基盤を見つけて安定を求める時期
安心できる環境、安心できる自分の居場所を
自分で努力して作ることが、成人期の最も大きな課題。
親密な関係を求める傾向が強く見られる時期であり、
それがうまくいかない場合もある。
そんな時は、傷つくことを怖れない勇気が大切。

「壮年期(40歳〜60歳頃)」
社会の中に自分の安心できる居場所が見つけることが可能になる時期。
例えば、新しい家族を持ち、子供を育てるなど、
未来の世代への関心も高まる時期で、充実した時期といえる。

その一方、将来の不安も生まれる。
これまで自分が生きてきた道のりを、ふと振り返るときがやってくる。
これの不安を乗り切るには、
これまでの人生を振り返った後、ただ落ち込むだけではなく、
また新たな一歩を踏み出す気持ちを抱くことが非常に重要。

「老年期(60歳以降) 」
多くの人が仕事を定年退職し、子育てからも解放され、
自分のためだけに生きようとする時期。
現代は高齢化社会を迎え、60歳といっても若々しい人も多く、
生き生きと仕事を続けている人も増えている。

しかし、
老年期になると「死」という人生の重大なテーマから逃れることができなくなる。

老年期は壮年期よりももっと深く、自分の人生を振り返る時期だといえる。

そんなときに役に立つのが、
幸せだった昔の記憶や、自分がイキイキと過ごしていた記憶を
思い出すことである。

昔の幸せや充実感がよみがえると、自分の人生に肯定的な意味を見出し、
精神的な元気を取り戻せることがある。


 まとめ

俗に言われるのが
「私たちは生まれ落ちた瞬間から、死に向かって生きている」

この事実をきちんと受け止め、
自分の人生をどのように生きるかを考えなければならない。

大人の発達段階には「これから自分らしくどのように生きるのか?」
という重大なテーマが課せられている。
なりたい自分になるために、将来を真剣に考えてみよう。


■ おわりに

最近、私も「死」というものを、強く考えるようになりました。

有名人の逝去を耳にするたびに、
「ああ、いつかは自分も・・・」
とか
「今も、向かっているんだなあ・・・」とか。

それでも、与えられた寿命は全うしなければならない。
とすると、やはり最期まで、
充実し、幸せを感じる生き方をするしかない。
そんな生き方でありたい。

って、思うのです。

有名人のように、大きなことはできなくても、
自分なりにって。

これから自分らしく、どう生きますか?




posted by suzumura at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方