2019年08月21日

あなたはどの席に座っている?


座る位置でわかること

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私の担当する研修では、その時間のほとんどが
ペアワーク(二人で話し合う)か、グループワークです。

講師からの一方的な解説でなく、
そのテーマに関する自分の経験・出来事、あるいは考え方、
捉え方を他者と共有することで
気づきや強化に大きくつながるからです。

グループワークでは、島形式(机を向かい合わせに並べる)
の席に、受講者が自由に座っていただくことがあります。

どの席に誰が座るか、って結構面白いのです。

「ビジネス心理学100本ノック」榎本博明著(日経文庫)では、
座席の座り方について面白い解説があります。


■ 空間行動

空間行動とは。
他者とどのくらいの距離を置いて
コミュニケーションするのが快適かとか、
「電車・バス・映画館・飲食店」などの公共スペースで
どの座席に座りたくなるかとかいった
空間利用に関する行動のこと。

距離の取り方や座席の取り方などの空間行動は、
相手との関係性によって決まってくる面もあるが、
本人の意向や性格を反映している面もある」

そこで、テーブルのどの席に座るかでその人の
性格などがわかるというのです。


■ 長方形テーブルで座るときの心理

長方形テーブルを囲んで集団で話し合う場面、
座る席によってリーダーの心理がわかるというのです。

・短い一辺に座るリーダー
課題中心のリーダーシップをとる

・長い一辺の中央に座るリーダー
人間関係を重視するリーダーシップをとる

・テーブルの角に座るリーダー
話し合いに積極的に参加したくない

これでリーダーの心理がわかりますね。

リーダー不在のグループ討議やミーティングでも
メンバーそれぞれの意識もわかります。


■ おわりに

グループ討議のとき、短い一辺、いわゆる「お誕生日席」に座る人。
気心の知れたメンバー同士なら、自然とその席に座る人がいます。
まさにリーダーシップを取る人(取りたい人?)、
リーダーを自覚している人ですね。

飲み会でも経験があります。
長いテーブルの真ん中に座る人。
みんなとおしゃべりしたいという意識がうかがえます。
あるいは、真ん中に座っておしゃべりのリードをしたい
といった深層心理も。

毎回の飲み会で、いつも真ん中に座る人、
いませんか?

あるいは、いつも端っこに座る人。
遠慮している? ほんとは参加したくない?

あなたはどのタイプ。

その時々のテーマに合わせて、
座る位置を変化させている方もおられるでしょう。

意識して、観察してみませんか?
そして座ってみませか?


posted by suzumura at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション