2019年07月16日

エビングハウスの忘却曲線


最適な復習のタイミングとは?

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記憶力が低下してきています。
(加齢により・・・トホホ)

たとえば人の名前。

不思議なことに、
すぐに覚えられる人もいますが、
何度確認しても忘れてしまう人もいます。
だから、関係書類にメモしておきます。
こっそり見ながら名前を呼びます。

なんせ、「名前で呼ぶ」という行為は、
相手を承認している証ですから。
距離も縮まりますしね。

この覚えられると覚えられないって、
「好み」もあるのでしょうか?

とある男性のことですが、
私はすぐに名前を覚えることができましたが、
友人は忘れるようで、
何度も私に確認してきます。

つまり、好みのタイプの人の名前は覚えるのも早い?
友人は、どうもその人のことが苦手のようで・・・。

話をもとに戻します。

仕事柄、新しい情報を記憶する必要がある私です。

でも、すぐに忘れてしまうことも多いのです。

そこで、思い出したのが有名な
「エビングハウスの忘却曲線」という理論。

ちょっと復習してみましょう。


■ エビングハウスの忘却曲線とは

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが
発表しました。

ネットによると
「エビングハウスは、無意味な音節を記憶し、
時間と共にどれだけ記憶したことが頭に残っているかを数値化し、
グラフに表した」
そうです。

・・・詳細は省きます。
ネットにはいろいろ出ていますので、
詳しいことを知りたい方は、ネットチェックで。

時間と共にどれだけ記憶したことが頭に残っているか
とは、
言い換えれば、
時間とともにどれだけ忘れるかということですね。

それが次のような理論です。

人が何かを学んだ時、
•20分後には42%忘れる
•1時間後には56%忘れる
•9時間後には64%忘れる
•1日後には67%忘れる
•2日後には72%忘れる
•6日後には75%忘れる
•31日後には79%忘れる

おお、たった20分後に、半分も忘れてしまう。
まあ、嫌な記憶なら忘れたいですから
それもありか。

とはいえ、
この実験は「無意味な音符の記憶」というもので、
無意味なことは覚えていられないことが多い、
という解説があります。

つまり、自分にとって意味あることならもっと覚えている、
という訳です。

そこで、記憶するためのポイントがあります。


■ 記憶するポイント

・何かを学ぶ時、
その知識が自分にとって意味のあるものであったり
重要なものであったりした場合、暗記は楽である。
逆にその内容が自分にとって意味のないものであれば、
すぐ忘れる。
・・・つまり「意味づけ」をすることで覚えられる
ってことですね。

・学習に時間をかけると、吸収できる情報量も増える。

・一度目の学習より二度目以降の学習の方が簡単になる。
復習を重ねるごとに忘れにくくなる。

・一度にたくさん学ぶよりも、
時間をかけて何度かに分けて学んだ方が、学習効率は上がる。

・学んだ直後から物忘れは始まる。
最初は一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになる。

・・・人の名前でいうと、
研修受講者の名前を覚える必要がある場合が多い私です。
だから、それぞれの名前を「自分にとって印象深い人」を
イメージして覚えることにしています。


■ 最適な復習のタイミング

カナダのウォータールー大学の研究結果によると、
最適な復習のタイミングがあるようです。

・学習した後24時間以内に10分間の復習をすると、
記憶率は100%に戻る。

・次回の復習は1週間以内に、
たった5分すれば記憶がよみがえる。

・次は1か月以内に2〜4分復習すれば、
また記憶は復活する。

・・・つまり、定期的に復習することで
記憶が復活するという訳ですね。


■ おわりに

人の名前も、材料名、商品名も、
そして知識も、
覚えなければならないこと、
覚えておいた方が絶対いいことって、
ありますよね。

復習することがいいようですが、
この復習のタイミングの時間さえも、
うっかり忘れてしまいます。

そこで、便利なスマホアプリ「i暗記」が
あるようです。
便利な世の中ですね。
まあ、私はいまだにガラケー派ですので、
使えないか・・・

年々劣化してくる「記憶力」。

自分にとって意味のあるものととらえ、
時間をかけて、
何度かに分けて、
何度も復習するといいですね。

がんばります!



posted by suzumura at 05:58| Comment(0) | TrackBack(0) | セルフコーチング