2019年06月20日

どんなときに幸せを感じますか?


幸福感もイロイロ

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最近、ポジティブ心理学を学んでいます。

ポジティブ心理学とは、
ポジティブ・シンキングとは異なり、
科学的に根拠のある学問。

ルーツは古代ギリシアの哲学者が探求した。
1998年、アメリカンの心理学者
「マーティン・セリグマン」によって提唱されました。

ポジティブ心理学とは「幸福度を高める方法」と
定義されています。
これまで多くの研究者によって、
さまざな幸福について研究され続けています。

たとえば、
・フローで有名な「ミハイ・チクセントミハイ」
・ハーバードの人生を変える授業の「タル・ベン・シャハ―」
・ポジティブ感情の「バーバラ・フレドリクソン」
などなど。

今日は、ポジティブ心理学で提唱されている、
2種類の幸せをご紹介します。

幸せには「ヘドニア」と「ユーダイモニア」の
2つの種類があります。


■ ヘドニア(Hedonia)
感覚的な快楽のこと。
古代ギリシアの享楽主義に由来。
五感を通して得られる幸せ。
日々の生活の中で体感しやすい。
短い期間で消えてしまうものもある。
ヘドニアには、
ポジティブ感情が高まり、ネガティブ感情が消える効果もある。
ヘドニアの幸福度は、
感情の濃度と頻度によってさらにアップする。


・美味しいものを食べた。
・仲の良い友人とごはんに行って、楽しいおしゃべりをした。
・海に行って、潮の香り、波の音、そよぐ風を感じた。
・好きなアーティストのコンサートに行った。


■ ユーダイモニア(Eudaimonia)

自己実現や生きがいを感じることで得られる幸せ。
古代ギリシアのアリストテレス哲学に由来。
自分の強みを生かして意義あることに打ち込む過程で感じる幸せ。
目標に向かって努力を重ねる行動と、
困難を乗り越えるときの充実感から発生する。
比較的、長く幸福感が続く。
一定期間打ち込むことで体感しやすい。
ユーダイモニアは、苦難と試練が幸福度をアップさせる。


・試験に合格するために、熱心に勉強に取り組むとき。
・優勝をめざして、トレーニングにはげむとき。
・指導員としてサッカーの普及に貢献しているとき。
・ボランティア活動に参加する。
・好きなスポーツに打ち込む。


■ へドニアとユーダイモニアは両方とも必要

人が幸せに生きていくためには、どちらも必要であり、
その最適なバランスは、人によって異なる、
といわれています。

人は、へドニアを感じているとき、心地よい気分になります。
ネガティブ感情はあまり持たなくなり、
ポジティブ感情が上がってきて、物事に精力的に取り組む
力も湧いてきます。

一方、ユーダイモニアは長い人生を考えたとき、
最終的な満足感は高くなる傾向にあります。
ユーダイモニアを追求している間は、
楽しいことばかりではなく、苦労することもつらい思いをすることも
あるでしょう。
そんなとき、
へドニアがやる気を復活させてくれるでしょう。


■ ワーク「あなたのヘドニアとユーダイモニアは?」

自分がどのようなときに幸せを感じるのか、
その傾向を知ることができます。
それぞれ、思いつくまま書き出してみましょう。

・あなたがヘドニア(心地よさ)を感じるときは?

・あなたがユーダイモニア(意義あることに打ち込む)
を感じるときは?


「へドニア」と「ユーダイモニア」の
どちらがスラスラと出てきましたか?
どちらの方が数多く出てきましたか?


■ おわりに

人は誰でも幸せになりたい。
幸せに暮らしたい。

「へドニア」と「ユーダイモニア」。
自分が幸せに感じるときの行動を把握しておくことも、
自分の幸せを高める参考になりますね。



posted by suzumura at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方