2019年04月30日

平成30年間のキャリア・グラフを描く


この30年間をふりかえって

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いよいよ平成も今日限り。

あっという間の30年間でしたね。

令和はどんな時代になるか?
自分にとって令和をどんな時代にしたいか?
そんなことをぼんやりと考えているあなたにぴったりの、
ワークをご紹介します。

自分のキャリアに重点を置いたものです。


■ キャリア・グラフ

キャリア・グラフとは、
俗にいう「ライフチャート」とか「自己分析チャート」とか
「モチベーショングラフ」というものを、
キャリアに特化したものです。

これまでの自分のキャリアをふりかえり、
かつ細かく見ていき、
自分の強みや価値観などを確認する。

すると、これからのキャリアも展望できる、
というものです。


■ キャリア・グラフの作り方

・縦軸と横軸の記入
A4サイズの紙を横に置き、  
左側に縦軸を描きます。
縦軸は、下に5pくらい開けて描いてください。

縦軸は、仕事上の充実度を表します。
上に行くほど充実度、満足度が高く、
下に行くほど充実度、満足度が低いと
見ます。

その縦軸の真ん中から左へ横軸を引っ張ります。
この縦軸は時間軸となります。

今日は平成最後の日ということなので、
平成元年から平成30年までと、
この30年間をふりかえってみましょう。

子どもだった、学生だったという人は、
アルバイトを始めたことからスタートしてください。

平成元年から今の平成30年までを5年間で区切って、
その横軸に自分の年齢を記入します。

働いた日数が少ない場合は、1年ごとで結構です。


・仕事での充実度ラインの記入
仕事で充実度や満足度の高低の流れを
ラインで描きます。

たとえば、充実していたと感じたときは高くなり、
うまくいかなくていやだったときは低くなります。

・成果や出来事の記入
充実度ラインに合わせて、
そのときに担当した仕事やキャリアに関係する出来事、
成果などをグラフに書き加えます。

充実度ラインが高いときも低いときも、
上昇のときも、下降のときにも、
何かしらの出来事があるものです。

思い出して詳しく描いてみましょう。


■ 理由の探索
 
キャリア・グラフを見るときには、
高い部分、低い部分の出来事や理由を見ることも大事ですが、
充実度の低い状態から反転して上昇に向かったターニングポイント、
あるいは高い状態から低い状態に反転したポイントも
キャリアを考える上でとても重要です。

そこで、用紙の下の空欄に、
それぞれの時期に、なぜそう思ったのか? なぜそう感じたのか?
を内省し、理由や要素を記入します。

例えば私の場合、
30年前は、充実感が高い時期です。
人事部に在籍し、仕事が覚え実践できるのが面白く、
役割を任されるようになった時期です。

自分の「成長」が実感でき、かつ周りからも「評価」も
嬉しいときでした。

しかしやがて、充実感は下降をたどります。
その理由は、「成長」や「やりがい」を感じられなくなり、
閉塞感も感じていました。


■ 価値観の明確化

充実度ラインの高低や成果、出来事、自分の思いの探索をすると
おのずと自分が価値をおいているものが見えてくるはずです。

そんな自分の価値観をキーワード化して、
一番下に書き加えます。

例えば、私の場合は「成長」「評価」「自由」でした。


■ 自分の資源の明確化

時間があれば、それぞれの時期に手に入れることができた、
自分の資源を書き加えてみましょう。

自分の資源とは「能力」「知識」「技能・技術」「資格」
などです。

例えば私の獲得した資源は「リーダーシップ」「マネジメント」
「コーチング」「プレゼンテーション力」
などです。


■ 全体の検証

このキャリア・グラフを作成して、
気づいたことはなんでしょう?

一般的な「キャリア・デザイン」では、
価値観=WILL、と資源=CAN
を明確にした上で、
MUST=果たすべき役割、目指すべき方向
を考えます。

価値観や資源が明確になると、
これからの自分の方向性も明らかになってきます。


■ おわりに

キャリア・チャートの縦軸は、今回の充実度のほか、
モチベーション、気分のポジティブ・ネガティブなどに
することもあります。

自分の書きやすい切り口がいいですね。

30年間も続いた平成。
時代は変わりました。

そしてこれからの令和も、今まで以上のスピードで
変化していくでしょう。

この連休、
これまでの自分をじっくりふりかえり、
令和の時代を充実した人生にしたいですね。



posted by suzumura at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる