2019年04月18日

相手に好感をもってもらう「単純接触効果」


接触すればするほど好意的感情が湧く

私の日課、早朝ウォーキングでは、
よく出会う人が数人います。

2019418葉桜.JPG


すると、挨拶を交わすようになり、
さらには、ちょっとおしゃべりをしたり。
先日は、お花をいただきました。

しょっちゅう顔を合わせると、
なんだか親近感がわいてきますよね。

それを「単純接触効果」といいます。


■ 単純接触効果とは

(Wikipediaから)
1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが発表。
彼の名にちなんで、
ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則とも呼ばれる。

初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、
何度も見たり、聞いたりすると、
次第によい感情が起こるようになってくる、
という効果。

たとえば、よく会う人や、
何度も聞いている音楽は、好きになっていく。

図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、
いろいろなものに対して起こる。

広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。
CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、
よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。

・・・ああ、確かに!!


■ 単純接触効果の使い方

たとえば「営業の基本は、取引先にしょっちゅう顔を出すことだ」
と耳にしたこと、ありませんか?

「ビジネス心理学100本ノック」榎本博明著(日経文庫)
では、
「さらっと挨拶するだけでも好感度は上昇していく」
としています。

「やり手の営業担当者は、用もないのに顔を出すことで、
単純接触効果が働くことをねらっている」と。

そして
「相手も忙しいのにむやみに顔を出すのは迷惑かもしれない。
そんなときは仕事の邪魔にならないように、
さらっと挨拶するにとどめること」

また、一般的に
好きな人に好印象を与えるときも、
頻繁に会ったりすると効果的だともされています。

TVのCMや、雑誌、新聞等の広告でも、
なんども目にすると印象に残りますよね。

タレントさんでも、
露出度が多い人は、記憶に残ります。

NETで何度も目にすると、記憶に残ります。


■ 思い出したこと

この「単純接触効果」で
思い出したことがあります。

私がまだ若いころ、
他部署の新入社員A氏が、
同期のいる我が人事部へ毎日のように顔を出していました。

同期とおしゃべりをするのですが、たわいもないお話。
そしてその前後に、必ず人事部長や人事課長に
それこそサラッと挨拶をしていました。

その後、新規プロジェクトの人選をしていた人事部長と人事課長は、
そのA氏を推薦したのでした。

これこそ、単純接触効果のお話ですね。
A氏はたぶん人事部に顔を売っておくことのメリットは知っていたのでしょう。


■ おわりに

さあ、この単純接触効果をどのように使いましょうか?

あなたが営業担当なら、やはり客先へせっせと顔を出す。
「ちょっと近くまで来たので、ご挨拶を」などと言ってね。

社内で異動したい部署があるなら、
やはりせっせと顔をだして挨拶するとか。
社内営業ですね。

転職したいなら、
転職先の企業説明会に何度も顔を出すとか?

あなたなりの使い方、考えてみませんか?




posted by suzumura at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション