2019年04月08日

よい目標


目標設定の基本フレーム「SMART」

成長には目標設定が欠かせない

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企業にとって、事業の継続と成長のためには、
目標設定が不可欠です。

組織やメンバーが目標を共有することで、
一丸となって進むことができます。

同様に、個人にとってプライベートでも
自己の成長のために目標設定は必要です。

目標があるからこそ、それに向かって努力を続けることができ、
その努力は自己の成長につながります。

目標がなくても成長することは可能ですが、
目標があった方が、より大きく、より効果的な
成長がもたらされます。

今日は、その目標設定に効果があるといわれている、
定番で有名なフレーム「SMART」を
ご紹介します。

ご存知の方も多いと思います。
なお「SMART」という各頭文字については、
さまざまなバリエーションが提唱されています。

今の自分にピッタリな、
あるいは自分のチームにピッタリな解釈がいいでしょう。


■ SMARTとは?

SMARTの法則を最初に提唱したのは
ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)氏です。
1981年に発表されたといわれています。
また、GE社が考案したという説もあります。

望ましい目標を設定するための5つの要因の
頭文字をとって「SMART」と呼ばれます。


■ SMARTの5つの成功因子

S=「Specific」
M=「Measurable」
A=「Achievable」
R=「Relevant」
T=「Time−bound」

・Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で表す。

たとえば、
「一流ビジネスパーソンとしての実力をつける」
という目標を立てたとしても、
「一流ビジネスパーソンの実力」とは
何かを定義できなければ、何をすれば良いのかわかりません。

一流ビジネスパーソンの実力をつけるという目標を、
「今の会社で売上1位の営業員になる」
「税理士の資格を取る」
など、具体的な目標にします。

漠然とした目標ではなく、
明確で具体的な目標を設定することによって、
パフォーマンスの向上が期待できます。

<バリエーション>
Stretch = 少し背伸びした、手を伸ばせば届く目標
Simple = わかりやすく、端的な目標

・Measurable(測定可能な)
成果が測定できる目標であること。

たとえば、
今の会社で一番の営業マンになるという目標を立てたとしても、
会社一とは売上金額、成約件数、収益額、顧客満足度など、
何で一番になるのか決めなければPDCAを回せません。

組織においては、目標の達成度合いが、
本人にも上司にも判断できるよう定量化します。

・Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、達成可能であること。

目標を設定する際にあまりにも非現実的な目標を設定すると、
うまくはいきません。
たとえば、
年間100冊以上のビジネス書を読むという目標を立てたとしても、
働く時間や寝る時間などの時間を除くと、
読書できる時間は限られてくるでしょう。
さらに、速読スキルを用いたりしても、
目を通すだけの読み方では身につくはずもありません。
突拍子もない目標ではなく、達成可能な目標設定にします、

<バリエーション>
Attainable = 目標に到達できるか
Agreed upon = 同意は取れているか
Action-oriented = 行動を促せるか

・Realistic(現実的な)
今、置かれている環境や背景との整合性があること。
あるいは、いつでもどんな場面でも有効な目標であること。

たとえば、
「今の会社の社長になる」という目標を立てたとしても、
同期や年齢の近い先輩や後輩のなかに、
自分よりも優秀な人材がいるかもしれません。
あるいは、企業のM&Aという事態もないわけではなく、
他社出身者が社長になるという可能性もあるでしょう。

<バリエーション>
Reasonable = 合理的な目標であるか
Rewarding = やりがいのある目標設定になっているか
Related = (経営目標などに)関連しているか

・Time-bound(期限のある)
目標を達成する期限を決めること。
いつまでにその目標を達成するか、その期限を設定する
必要があります。


■ おわりに

すでに、2019年度の目標は設定されていると思います。
その目標は「SMART」フレームに合致していますか?

私的には、RをRewardingとして
「やりがいのある目標」と解釈しています。

自分自身や自分のチームに合った
オリジナル解釈の「SMART」を創ることもいいですね。

ところで、
あなたの人生の目標は?


posted by suzumura at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で自分を育てる