2019年04月03日

不安は自分を守る安全弁


不安でも、大丈夫!

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新年度がはじまりました。

人事異動、組織変更など身の回りの変化が
多い時期です。

新しい環境では、不安や緊張はつきもの。
疲れますよね。

そんな変化の多いこの季節にピッタリの記事が
先日(4月1日)の日経新聞に載っていました。

精神科医で有名な「大野裕」先生の
「心の健康学」というシリーズです。

・・・大野先生、雅子妃殿下の主治医といううわさも???
 雅子様、回復基調でよかったですね。
 もうすぐ、皇后さまになられますし。

さて。

そのタイトルは
「不安は自分を守る安全弁」

大野先生は
この時期のように「新しい環境では緊張や不安を感じるものだ」
とし、
「どんな環境でもいつも通り元気に自分の力を
発揮する人を見ると、うらやましくも思える」

しかし
「新しい環境で不安を感じないというのは、
必ずしも良いことではない」
というのです。

つまり、
何の不安も感じないでいると、
思いがけない失敗をする可能性もある。

だから、
「慣れない場所では、
むしろ良くないことが起きる可能性を考えて
慎重に行動した方が安全だ。

私たちは不安を感じるからこそ、
良くない事態に備えて準備しようと考える。

緊張するからこそ、
集中して、しかも慎重に問題に対応できる


としています。

そして
「不安や緊張を感じたときは
それらは、自分を守る安全弁の働きをしているという
自分の力を信じて、
今自分にできることに集中するようにしてほしい」
と、結んでいます。

先日、私も、
「防衛的悲観主義」という理論をブログで紹介しました。

榎本博明著「ビジネス心理学100本ノック」
の中にあります。

<不安の強い人の方が、仕事ができる>という説です。
かいつまんでいういと、
不安だからこそ用意周到になれ、その結果うまくいく。
これを「防衛的悲観主義」といいます。

たぶん、大野先生もこの「防衛的悲観主義」を
引用されていると思われますが、どうでしょう。

総合すると、
不安とか緊張は必ずしも悪玉ではない、
ということ。

誰しも、不安になったり緊張したりします。
でも、それは自分を守ってくれるもの、
そう受け止めることで、
視界も開けてきますよね。

自分が不安に陥ったときは、
そんな「防衛的悲観主義」という視点を思い出してみましょう。

もし、近しい人が不安な様子なら、
「その不安は、自分を守ってくれている安全弁なんだよ。
大丈夫だよ」
と、教えて、励ましてもいいですね。


ちなみに・・・私事ですが
不安を感じなくなった最近は、
とんでもない状態に!・・・トホホ
人間て、やっかいですなあ。


posted by suzumura at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方