あなたは?あなたの職場は?大丈夫
先日(3月17日)の中日新聞「サンデー版」は、
パワーハラスメントがテーマ。
最近は、
本人がパワハラだと訴えても、
他者から該当しないと判断されるケースも
あるようですが。
いずれにしても、
相手のあること。
上司であるあなたの言動が、
知らず知らずのうちにパワハラになっているかもしれません。
ということで、
セルフチェックしてみましょう。
■ 私のパワハラ危険度
イロイロなチェック項目がネットには出ていますが、
この中日新聞の記事を転用します。
YES、NOでおこたえください。
・部下や年下から意見を言われたり、口答えをされると
イラっとする
・自分が間違っていたとしても、部下や後輩に謝ることはない
・自分は短気で怒りっぽい
・期待した結果が得られないと、感情的になりやすい
・自分の考えていることを察して、部下や後輩は
あうんの呼吸で動くべき
・厳しく指導をしないと人は育たない
・仕事のできない人には仕事を与えない方がよい
・結果を出すためには終業時刻になっていても
残業を要請するのは当然
・仕事の目標を達成できない人は、
職場にとってお荷物
・学校やスポーツで体罰する指導者の気持ちは
理解できる
記事には、「ひとつでも『YES』があればふりかえり
カイゼンしましょう」
とあります。
あなたは、いかがでしょう?
・・・会社勤務時代の私をふりかえると、
いくつか「YES」が・・・トホホ
さらに、新聞には、職場環境についてもチェックリストが
あります。
■ 私の職場環境は?
・朝夕のあいさつをする人がほとんどいない
・情報の伝達はたいていメールのみで、
顔を合わせて対話することがほとんどない
・人は厳しく指導することで育つという意識が強い職場だ
・今の職場には失敗やミスが許されない雰囲気がある
・業務上のノルマが厳しく求められ、
目標を達成できなかった人が責められる雰囲気がある
・上司に対して、意見や反論は言えない雰囲気だ
・職場の誰かが困っていても助け合える雰囲気ではない
・職場内での問題について職場内で話し合って
解決しようという雰囲気がない
・正社員やパートと、アルバイト、派遣社員などさまざまな
人が働いているが、上下関係が絶対的で、
立場を意識した発言が散見される
・人の陰口や噂を耳にすることが多い
職場環境も、パワハラに影響するのですね。
■ パワハラを受けたら
記事に対処方法が載っていました。
まずは信頼できる同僚や上司に相談を。
改善されない場合や相談できる人がいない場合は、
社内相談窓口や人事部に。
窓口がない場合は、
会社のある地域の労働局、または労働基準監督署に
総合労働相談コーナーがあり、
電話でも相談できる。
■ おわりに
もしかして、
あなたのまわりにも、パワハラやセクハラで
悩んでいる人がいるかもしれません。
自分は、上司や先輩の叱責に耐えられるけれど、
耐えられない同僚や後輩がいるかもしれない。
そんな悩んでいる同僚や後輩に気づいて、
声をかけることも必要ですね。
・・・これ、「ゲート・キーパー」って言います。