2018年12月04日

スピーチ上手になろう


スピーチの構成を再確認

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先日、講師を担当したコミュニケーション研修で、
受講者から、こんな質問がありました。

「社長の前で2分間スピーチをすることになったのだけど、
うまくできる方法はありますか?」

スピーチやプレゼンテーションの方法は、
ネットにイッパイ出ていますね。

私がおすすめする「三段構成法」をご紹介します。


■ 三段構成法とは?

「3部構成法」とか「序・本・結法」とか呼ばれる、
スピーチの基本構成です。

1分〜3分程度のショートスピーチに適していますが、
構成によっては30分の講演にも応用できます。
とっても簡単ですよ。

伝えたいこと、
例えば経験談とか、自分の見解表明を
「テーマ ⇒ 話題・事実+補足 ⇒ 結び」
の三段で構成します。

・テーマ :自分の一番言いたいことを簡潔にまとめる。
・主要話題:テーマを生んだ話題と補足話題(主題を補足する別の話題)
で説得力を持たせる。
・結び  :スピーチの最後に、話の要約を繰り返し
印象深くする。


■ 具体的には?

それでは、順を追って説明します。

1.テーマの紹介
最初に、これから話すことを紹介します。
聴衆の興味を惹くような事実や、スピーチの目的などを
簡潔にまとめます。

<例>
おはようございます。
今日は、声でその人の印象が変わる、という経験を
お話したいと思います。


2.主要話題と補足話題
この部分では、冒頭で紹介したテーマについて
具体的に話していきます。

スピーチの持ち時間によって、内容を調整します。

<例>
最近、違う場所である二人に遭遇しました。
お二人とも、外見からは想像がつかない声のトーンだったのです。

一人は男性で、小柄で柔和そうな紳士でした。
ところが話し出すと、声がすごく大きく、
しかも、だみ声だったのです。
議論になると、その声は、相手を威圧する雰囲気を
出していました。
私は、この声で注意されると萎縮してしまうなあと
思ったのです。

もう一人は中年の痩せ型の女性で、神経質そうでした。
ところが話し出すと、すごくかわいらしい声で、
落ちついた話し方でした。
私は、親近感と安心感を抱きました。


3.結び
最後に、テーマや主張を繰り返し、
これまで話してきたことをまとめます。

聴衆はスピーチの内容をすべて覚えているとは限らないので、
最後にもう一度、要約して繰り返すことで、印象深くなります。

<例>
このように、声の大きさやトーンで、
相手に与える印象が違ってくることを実感したのでした。

ちなみに、早口の私は、
せっかち、焦っている、緊張しているという印象を
与えていると思います。

説明するときや相談にのるときなど、
状況や相手に合わせて、
自分の声の調子に気をつけたいと思ったのでした。


■ まとめ

例文の文字数は400字程度。
1分間で話せる文字数です。

持ち時間が長くなれば、
話を膨らませたり、他の事例を引用するなどすると
いいでしょう。

人前で話すことが苦手、という人は、
結構多いですね。
ちなみに、私もそうでした。

それでも、
場数を踏む、声を出してリハーサルをすることで、
必ずうまくスピーチができるようになります。

そして、話のネタを日頃から仕込んでおくことも
必要ですね。

スピーチがうまいと、
その人の評価もあがりますから。
posted by suzumura at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション