2018年10月10日

部下への質問の重要性


質問の重要性のおさらい

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職場における情報収集や状況把握には、
相手に「質問」することが不可欠です。

最近は部下育成の場面でも、
「質問」は重要な要素とされるようになってきました。
今日は「質問」の重要性について再確認してみましょう。


■ 質問の重要性

部下に答えを与えるより、
問い(質問)を共有する組織は伸びると言われています。

答えを与えれば部下はそれに即した行動を起こすでしょう。
基本動作を徹底させるときには、もってこいです。

ところが答えを与え続けると、
部下は自分で考えることをしなくなります。

したがって、これまでと異なるケースや不測の事態に出会ったとき、
部下は自分で判断できずに行き詰ったり、
お手上げ状態になったりします。


■ 質問は「思考のスイッチ」

質問をすると、相手は反射的に答えようとするものです。

質問は「思考のスイッチ」と言われ、
答える前には数百倍のスピードで考えます。
すごいスピードで考えるのですね。
確かにそうだわ!と納得できます。


上司が質問することで部下は様々な考えをめぐらすことになります。

質問と答えを繰り返す中で部下の思考は刺激され、
想定外の事態が発生した場合に、
自身で考え判断することができるようになります。

質問され続けられることで、
自分では想定していなかったアイデアが口に出ることもあり、
気づいていなかった自分の可能性を知る機会にもなります。

口に出すことは自分との対話の時間でもあります。

さらには、自分で考えた答えを上司に話すことによって
「他人事ではなく自分事なのだ」という、
自分主体の発想になっていきます。

この「自分事」になるは、上司として覚えておきたいことです。


■ 上司の覚悟

上司としては、
部下の成長をサポートするために
「本人に考えてもらう必要がある」という考えを持ちことが
大切です。

質問に慣れていない部下に質問をすると、
「そんなこと上司が考えることじゃないですか!」
など反発してくる部下もいるでしょう。

そんなときは、
「あなたには考えてほしいから質問するのだ。
あなたへ質問することよって、
あなたの未来志向の視点や視野を広げるサポートを
することができるからだ」
なんて、優しく伝えるといいでしょう。


■ 質問に慣れるコツ

部下から相談されたときもすぐにアドバイスや指導をする前に、
ひと言
「ちなみに、君はどうしたらいいと思っているの?」
と尋ねてみましょう。

また、日報や週報、レポートを提出してきたら
「今回の結果についてどう思う?」
とか
「今回、一番伝えたいことはなにかな?」
など、簡単な質問をします。

これを繰り返すうちに、
部下は「次回も質問されるだろうな」と想定でき、
おのずと回答を考える習慣がついていきます。


■ まとめ

質問は難しいスキルとされています。

とはいえ、質問スキルを学んでいなくても、
自然に問いかける習慣、特にオープン質問(自由回答質問)が
習慣になっているリーダーもいます。
すばらしい!

質問しあう文化。
考え、それを伝える文化。

そんなチームは、メンバーも組織も成長し続けることでしょう。


posted by suzumura at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 働きやすい職場づくり