2018年09月22日

偶然を自分のものに


計画された偶発性を実践して、未来を切り開こう!


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本棚をチェックしていたら、
懐かしい本が目に留まりました。

クランボルツ著「その幸運は偶然ではないんです!」
ダイヤモンド社(2005年)


13年も前の出版ですね。
でもでも興味深いですよ。

今日はチョー簡単に説明します。
興味のある方は、ぜひAmazonで。


■ クランボルツ教授の計画的偶発性理論

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授は、
著名なキャリア理論
「計画された偶発性理論(プランドハップンスタンスセオリー)」
を発表しました。

キャリアについて学んでいる方は、ご存知かもしれませんね。

クランボルツ教授は
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的な事象によって決定される」
とし、

「その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこう」
と提唱しています。

いいですねえ。

ちょっとワクワクしてきます。

自分のキャリアを良いものにするために、
偶然を計画的に設計していこうとは、
すごくポジティブですね。

おっと、思い起こせば、私自身もこれまでのキャリアは、
偶然出会った出来事が大きく影響しています。
もしかしたら、すべてかも・・・。

ノリタケに入社したのも、
人事部に配属されたのも、
労務関係に携わったことも、
採用や研修を担当したのも、
広報へ異動したことも・・・。

東京へ転勤したこと、会社を退職したこと以外は、
すべて偶然の出来事であり、
それらの経験が今の土台になっています。
感謝。

それでは、その偶然を計画的に設計するためには?


■ 偶然を計画的に設計するための5つの要素

クランボルツ教授は、良い偶然を実践するために必要な行動指針を、
五つ掲げています。

・好奇心・・・たえず新しい学習の機会を模索し続けること
・持続性・・・失敗に屈せず、努力し続けること
・楽観性・・・新しい機会は必ず実現する、可能になると
       ポジティブに考えること
・柔軟性・・・こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
・冒険心・・・結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

では、これらの中で、あなたが「できている」「もっている」と
思えることは何ですか?

私的には、「好奇心」と「楽観性」です。

あなたが「不足している」「もっていない」と
思うことは何でしょう?

私的には、「柔軟性」と「冒険心」ですね。
私は頭が固く、思考も偏っていると思います。
また、とんでもないことに挑戦すること、
つまり先が見通せないことには二の足を踏んでしまいます。
でもまあ、「これだ!」と直感したことには、
周囲の反対を押し切って取り組むこともありますが・・・。


■ おわりに

一般的なキャリア開発理論では
「自分の興味、適性、能力、周囲の環境などを合理的に分析すれば、
目指すべき最終ゴールやそこへ至るステップアップの道筋までが明確になる」
はずと言われています。

でもそうとは限らない。

自分の経歴を分析して、保持している知識や経験、
自分の強み、弱点をピックアップしたところで、
「では、そんな自分の最適なキャリアは?」
との答えが出ないことも多いものです。

いくらキャリア開発を学習しても先が明確にならないあなたなら、
この「計画された偶発性理論」を
意識して、日々を過ごしてみませんか?

自分を信じ、自分の未来も信じて、
前向きに柔軟にいろんなことにチャレンジしてみる。

きっと、あなたにピッタリのキャリアが見つかる!
と確信しています。

私もそうでしたから。